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音楽で拡がる輪

JAZZ

2018年10月23日 (火)

白熱のデュオ 「武田 謙治 & 柳 隼一 Duo 新潟ツアー@ JazzFlash(10/22)」

武田 謙治 (g) 柳 隼一 (p)

Takeda_yanagi


珍しく、Jazz Flashの日曜日の昼のライブでした。
当日、古町でイベントがあったために、駐車場がどこも満車状態。
高いとか、安いとか言えず、、空いてる駐車場に。(T_T)

私は、お2人ともお初の方達でしたが、FBなどで繋がっていたので、挨拶していつもの席で観戦。いやぁ、いきなり熱かった!

オープナーは、パット・マルティーノの「Interchange」。不思議な浮遊感と圧倒的な音数で、音の洪水で幕あけ。続く「Rhythm-a-Ning」、超アップテンポで駆け抜ける。昨夜からのお疲れか?渡辺香津美の「Monday Blues」が、3回目で本編に突入になるも、始まると軽妙なやりとり、ピアノの左手がベースラインのようでかっこよかった。いやぁ、弾きまくったねぇ。

バラッド「Old Folks」では、ギターは空間系に響かせて望郷の想い夢見るように。ピアノもシングルノート中心に端正に。ファーストの最後は、パット・メセニーの名盤「80/81」からタイトル曲。超アグレッシブな互いに淀みないフレーズの応酬。途中いっぺんにいくつもメロディが聴こえてくるような錯覚に陥りました!

と、ここで、休憩。
ピアニストの新譜 『Play Standard / Shunichi Yanagi Trio』 を購入、サインをいただきましたよ。
そう、今回の演奏とは印象の違う演奏、美しく端正で 時折 ググッとくるブルージーな部分に惹きつけられました!
洗練された力強さが印象的でした!

セカンドのオープナーから、飛ばします。マルティーノの「The Visit」ジェット・コースターのような演奏が続きます。次曲もマルティーノ曲、ピアノのリリカルなこと。白熱の「There Is No Greater Love」、メセニーの「Travels」は、郷愁とともに。終演は、マルティーノの「The Great Stream」、キメキメ高速ユニゾン、丁々発止のやりとり、興奮しました!
アンコールは、躍動感ある「Some Day My Prince Will Come」、コール&レスポンスも楽しい熱演で終演。

パキパキと淀みなくフレーズが流れ出るギタリストと、それに情熱的に応え仕掛けていくアグレッシヴ&パーカッシヴなピアニストのまさに一騎打ち。選曲も、パット・マルティーノ、パット・メセニーやらって、そりゃ、燃えますよね。丁々発止、熱いパッションをガンガン感じました。
ギタリストの武田さまは、新潟出身だそうで、なんだか、新潟いいなぁ、的になってました。
この後、ジャム・セッションになったのですが、私はここまで…。

んじゃ、退散♪

2018年10月22日 (月)

待ってましたよ! 「ERIKA JAPAN TOUR 2018 Autum @ MONK’S MOOD(10/20)」

ERIKA JAPAN TOUR 2018 Autum @ MONK’S MOOD
ERIKA (vo)  鈴木よしひさ(g) ゲスト: 吉川ナオミ (vo.& cho)

Erika

ニューヨーク在住のパワーあふれるERIKAさま。
日本ツアーの合間に、韓国ツアーも成功させ、秋のお里帰りツアーも佳境。
ご一緒のギタリストは、名手、鈴木よしひささまとのことで、楽しみにしてました。

オープニングは、新潟でのライブの功労者、吉川ナオミさまとギターのデュオから。
「2人でお茶を」、「あの日にかえりたい」を歌い、会場が和みます。

ERIKA姫の登場、お気に入りのユーミン曲で年代がわかる、という、MCからすでにコント状態。笑
でも、歌えば一気に場が変わる。スタンダード「That Old Feeling」、しっとり情感こもった歌に聴き入ります。アップテンポのジョビンのサンバ「Someone To Light Up My Life」、ソロ・ギターのパフォーマンスのレベルの高さにあっけにとられる!カッティングが踊ってましたね。
ミルトンの名曲「Travessia」、英語とポルトガル語の詩の説明をしてくれて、始まった導入部のギターの美しいこと。英語で歌った後に、ポルトガル語でもエモーショナルに…。歳をかさねるとこう言う歌が心に沁み込んできますよねぇ。ギターのサポートも完璧!

11月に、「ポリ・パフォーマンス」という、独りでギター、足鍵盤とボイス・パーカッションという、人間業とは思えないパフォーマンスで、新潟ライブをするらしいのですが、ギターとヴォイス・パーカッションの独り演奏でその片鱗を聴かせてくれました!

去年せた新譜『Reflections』からタイトル曲の「Reflections」!前向きになれる良い曲、素敵な歌。めちゃくちゃパンチの効いたアニー・ロスの代表曲「Twisted」。伸びやかな声とキレッキレの高速スキャットとギターが楽しめる「Spain」。もう、大盛り上がりでファーストセット終了。

セカンドも楽しかったな。
ナオミさまの「Kiss of Life」に始まって、ERIKA姫が加わったバーデン・パウエルの名曲「Berimbau」は、闘志あふれるデュオ、空間を切り裂くギターソロが超かっこよかった。
その後も、アルバムに入ってる「Caravan」、「Moonlight Butterfly」、「Autumn In New York」、「Hikoukigumo」などなどをエモーショナルに。最後は、観客を巻き込んでの大盛り上がり。アンコールにセルジオ・メンデスの「Mas Que Nada」、会場は興奮の坩堝と化したのでした♪

ERIKA姫は、伸びやかな声で、ダッシュ力とパワー、繊細な感情の機微を持ち合わせた歌唱で私たちを夢の世界に。ポルトガル語で歌うブラジル曲、あぁ素敵だ。オリジナル曲やユーミン曲の日本語も泣ける、スタンダードはめちゃジャジーで気分はニューヨーク。お師匠さま(シーラ・ジョーダン)譲りのアグレッシヴなスキャットなど、今年も楽しいひと時でした。
ギタリスト鈴木よしひささま、巧いなぁ。様々な魅力に溢れたエリカさまのヴォーカルを、完璧にサポートしていきます。MCも含めて阿吽だ!
先週からヴォーカルの力になぎ倒されっぱなしなのですが、またまた、見事にノックアウトされましたよ…。

んじゃ、退散♪

2018年10月18日 (木)

繊細で瞑想的な世界 『The Dream Thief / Shai Maestro』

The_dream_thief


イスラエルのピアニスト、シャイ・マエストロのECMリーダー・デビュー作。
ペルーのベーシスト、ホルヘ・ローダーとイスラエルのドラマーのオフリ・ネヘミヤとのトリオ作で。オリジナル曲を中心に、祖国イスラエルのシンガー・ソング・ライターの曲など9曲。

オープナーは、ソロ・ピアノで彼の好きなシンガー・ソング・ライターの曲で「My Second Childhood」。好きというだけあって、体の中から滲み出てくるようにメロディを奏でる。繊細に、心象風景を描き出す。この後、6曲、シャイの曲がつづく。
トリオで演奏する「The Forgotten Village」は、内省的な演奏、そこはかとなく切なさが滲み出るメロディ。
そして、タイトル曲「The Dream Thief 」。ほんのりと甘さを漂わせながら、次第に細かなリズムでヒートアップ。3人のクールなやりとりが凄すぎる。夢のつづきのように始まった「A Moon's Tale」、悪夢のような場面展開も。優しくしなやかに、でも、力強く美しいピアノが聴ける「Lifeline」。
ソロ・ピアノで「Choral」、端正で慈愛に満ちた演奏。トリオに戻って、躍動感、疾走感のある「New River, New Water」。掛け声もかかって、超スリリング。
スタンダード「These Foolish Things」は、ソロ・ピアノで。硬質な音で、フレーズの一つ一つに感情がこもった演奏。
終演は、トリオでオリジナル「What Else Needs To Happen?」。ベースのソロからはじまるこの曲は、朗読付き。for Anaって、あるのですが、即興性の強い、ある種のメッセージ?なのだろうか?ご存知の方、教えてください。m(_ _)m

一本一本の細い線で丹念に描かれた絵画のように、繊細で美しい瞬間瞬間が収められている。
内省的で、深く深呼吸をした時のような瞑想的な世界。
以前より、独特の世界観であったけれど、ECMレーベルとの波長よく、ますます、シャイ・マエストロの独自の世界となっている。

1. My Second Childhood (solo piano)
2. The Forgotten Village
3. The Dream Thief
4. A Moon's Tale
5. Lifeline
6. Choral (solo piano)
7. New River, New Water
8. These Foolish Things (remind me of you) (solo piano)
9. What Else Needs To Happen?

Shai Maestro (p)
Jorge Roeder (b) except 1,6,8
Ofri Nehemya (ds) except 1,6,8

今日のおまけは、レーベルがあげていた新譜の案内から。

11月に、メンバーは違いますが、トリオで来日しますよね。
聴きにいけたら、悶絶ものだろうなぁ。。

んじゃ、退散♪

2018年10月17日 (水)

深まりゆく秋のごとき 『平賀マリカ、オータムライブツアー2018 @ Monk' s Mood (10/16)』

平賀マリカ、オータムライブツアー2018 @ Monk' s Mood (10/16)

Hiraga


平賀マリカ (vo) 荒武裕一朗 (p) 山下弘治 (b)

まずは、ピアノとベースのデュオで、「You're My Everything」、「Norwegian Wood」。

もう、1聴に超安定感のあるベースで、温かな音、で正確なピッチでバンバン弾いて行く。ピアノも小さな柔らかな音から、大きなエネルギッシュな音まで曲想を丁寧に紡ぎ、この2人のデュオを聴いただけでも今日のチャージ分ありです。はい。

歌姫登場、新潟とエリントンの関係をご存知で、1曲めはエリントンナンバー「Drop Me Off in Harlem」。軽快にスイングしながら、時に、スキャットも交えてカッコい!!
その後は、去年出た新譜の『Vintage』からの選曲を中心に。「September in the rain」のアレンジ素敵♪ 熟女の可愛いが詰まった「When you wish upon a star」。

ナチュラルな歌い方で、低音から高音までスムースに、品のある色香を感じる声を響かせます。ドラムレスを感じさせぬ、ピアノとベースの2人は、躍動感あって歌心の肝を抑えた演奏でサポート。

ルグランのシェルブールの雨傘を英語で「I Will Wait for You」、スイングする2人の熱い演奏に掛け声かえて盛り上げる。レディ・デイの「Good morning heartache」。歌詞の一語一語をしっかりと言い聞かせるように歌い上げる熱唱。いやぁ、沁みたわ…。
セットの終わりは、ラテン・アレンジの哀愁たっぷり「So in love」、スキャットが自然でかっこいい。

休憩中は、ご無沙汰していた方々にご挨拶などして、、
お買い上げした『Vintage』に、サインをいただきました!

2セットめも セットの初めに絶好調のデュオ演奏が2曲あり、その後、ヴォーカルがシット・イン。
新譜からも過去のアルバムからも選曲が素敵。押し付けがましくないのだけれども、心に染み込む歌の数々。
歌詞を大切にしながらも、3人の楽器的な絡みもたくさんあって、柔らかでしっとりだけど、現代のジャズ・ヴォーカルらしいなぁ、と、ジャズ・ヴォーカルの王道を楽しんだ秋の夜長の素敵な時間でした。
本当に全部よかったのですが、印象に残っているのが、日本語で歌った「Far Call」に痺れた。情感いっぱいの演奏に、胸がいっぱいになりました。いつか、日本語で歌うアルバムを出したい、って、仰る言葉を信じて待ちたいとおもいます。

アンコールにもエリントンのナンバー「Take the A Train」を選んでくれて、3人で 全開、最高!

打ち上げにもちょっと参加しちゃいまして、お誘い頂きありがとうございました!

この後、東北4県をまわるそうです。フライヤーをはりつけておきますね!

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んじゃ、退散♪

2018年10月13日 (土)

人生って素晴らしい! 『たなかかつこ&若林美佐 DUO @ Jazz Flash (10/11)』

たなかかつこ&若林美佐 DUO @ Jazz Flash (10/11)

たなか かつこ (p) 若林 美佐 (b)

Katsuko_misa


ニューヨークで活動しているピアニスト、たなかかつこ氏と、山形在住のベーシスト、若林 美佐氏のデュオにいってきました。
お二人とも関西出身で、キャリアの最初の頃からのお知り合いだそうです。でも、共演するのは、久しぶりなんだって。
でで、、なんと、私以外のお客さまは、男性ばかり! これって、はじめてだわ。

ファースト・セットのオープナーは、ピアニストの新譜からタイトル曲「Wish Board」、オシャレな前向きな明るい曲。とても、力強いタッチでゴージャスな演奏、ベースも小さな体から太く力強い音。二人とも見た目のか細さとは、裏腹な力強さが満載。スタンダード「Here's That Rainy Day」、表に裏にピアノとベースが交代しなが、、華麗に動く指が、ゆったりとした空気を。ピアニストのデビュー・アルバムからのオリジナルで「Shell」。関西で活動しているときに、創った曲なので、ベーシストも何度か演奏しているとのこと。ちょっと、マイナーな哀愁のある曲を、透明感あるピアノと腰の据わったベースで。とても品格を感じる二人の会話。力強く勢いのある演奏で、スタンダードの「Speak Low」。ファスートの最後は、しっとりしたオリジナルのバラッドで「A Midnight Talk」。情感豊かな美しい曲、大人の会話。

休憩中に、アルバムを買ったり、お話したり。。
私は、つい、、日本酒を追加してしまいました。。。

セカンド・セットも美しいスタンダード「It Could Happen To You」で、はじまり、「Poinciana」のリズムに似ているオリジナル曲、スタンダードやバラッドで「Body And Soul」を演奏し、最後は、オリジナルでゴスペル調の「Have Peace in Your Heart」で終演!
アンコールも受けてくださり、楽しいライブでした。

お二人とも、力強いタッチで芯のある演奏。そして、品格のある大人の会話。
「間」もかっこよくて、「人生って、素晴らしいなぁ」って、思った夜でした。

久しぶりのきぐちの打ち上げも楽しかった〜〜♪
呑みすぎ、食べすぎ、注意報でございました。

んじゃ、退散♪

2018年10月11日 (木)

進化は、止められない! 『Toward The 11th/外山安樹子 Trio』

Toward_the_11th


外山安樹子トリオが、結成10周年に出した2枚組の記念アルバム!

1枚目は、前作『Tres Trick』以降の新曲と新しくアレンジしたスタンダードが2曲入ったスタジオ録音盤。タイトル曲をはじめ、日常の中の感情の機微から生まれた美しいメロディが満載、10年間を共にした仲間との親密な時間が収められている。

オープナーは、軽快にスイングする「 It Would be Opened to you」。ベースとドラムとスリリングにやりとりしながら、爽やかなメロディに肉付けしていく。
「Hidden Currents」、少しマイナーな不安感を覚えるメロディと、躍動感と高揚感ある後半。
同郷の芸術家のガラス作品展を観てインスパイアされできた「Mystic Cathedral」。可愛らしいテーマメロディとワルツのリズムがぴったり。
佐渡の青い空に刺激されてできた「Sky Above Dazzling Ocean 」、大文字を追うと「SADO」となる、遊び心がニクい。ベース・ソロの誘われ、ゆったりと始まるバラード。静かに、音数すくなく心情風景を語るピアノ、叙情豊かに歌うベースが素敵。
ジャズ・ファンにお馴染み、スウェーデン民謡「Dear Old Stockholm」、哀愁あるメロディとリズムに変化をつけた演奏で現代的な感覚で。
哀愁あるメロディと裏腹にどんどんと世界が広がるスケールの大きさをかんじる「Harutooshi」。ベースのアルコがスパイスに。前半と後半の対比が面白い「The Time Begins to Walk」。おしゃれな曲ですね。
スタンダード「Speak Low」、優しくしっとりと囁く叙情豊かな演奏、ベース・ソロも情感あって決まってますね。終わりの終わりまで、感情の起伏を見逃せません。
ピアノで歌う「Song Without Words」。3人の付かず離れずの距離感が素敵。
1枚目の終演は、タイトル曲「Toward the 11th」。微妙に変化しながらの疾走感が未来に向かって突き進んでいく雰囲気。そして、明るい展開が現代的な曲調だけど、うまく感情ものっていてかっこいい。実は、11にちなんだ様々なトリックが隠されているのだって。彼女らしい知的な遊び心、演奏も力強い!


2枚目は、2018年の6月のtokyo TUCのライブを一発録りしたライブ盤。過去のアルバムやライブで人気の高い曲が並びます。ライブの演奏の熱さの定評通り、メーンバーとのコール&レスポンス、インプロビゼーションと観客を巻き込んでガンガン拍車がかかる。
美メロからスタンダードのアレンジまで、終始目が離せない。10年間を支えてくれたファンとの至福の時間が収められている。

ファーストのオープナーは、春の息吹と人の生命力の重なる「Springlake」。歌い上手なベースのソロが会場を盛り上げる。切なさと哀愁が交互する「Nostalgia」、ベースとのデュオ部分、じんわりきます。ドラムも加わると次第に情熱的に。ダイナミックなドラムの音から始まる「Frame in Frame」は、まさに「ワクワクする」躍動感ある展開、待ってました!ドラム・ソロ! 胸に押し寄せる大きな感情の波を感じつつ、じっくり耳を傾けたくなる「誰もいなくならない」。
即興から始まった「A Night in Tunisia」。聴き慣れたテーマを感じながら別世界に誘う。各自が己の限界に挑戦するような熱くトリッキーな演奏に会場のボルテージは上がる上がるっ。
ここで、ファースト・セット終了。

セカンドのオープナーは、ソロ・ピアノによるメドレーで「Under the Lilac Tree ~ Tres Trick」。特に後半の「Tres Trick」、緊張感高いアイディア豊かな即興重視の演奏。煌めく光景が浮かび上がる「May Journey」。スタンダード「You Don't Know What Love Is」は、ストレートに、ドラマチックに、永遠の人生の深い命題を浮かび上がらせる。
続くバラッドは、「Ballad of the Sad Young Men」、良い曲選ぶな。ベース・ソロが泣けますねぇ。最後の1音までしっとりと。
終演は、明るく華やかにお祭り気分を盛り上げる「Bassi Samba」。ドラムの千手観音ぶりが見えるよう。メンバー紹介で、終わります!大団円!!

ますます、磨きがかかった流麗で躍動感あるピアノと心惹きつけられる情感たっぷりのメロディ。
メンバーの阿吽のサポートもばっちりです。
彼女の欲しい音とフレーズが適所に溢れる歌い上手なベース。
音に拘り繊細さとダイナミックを兼ね備え、熱いグルーブを押し出しているドラム。
全員で、彼女の描き出す世界を肉付け、色付けしていく、三位一体ですね。

帯にある「進化は、止まらない。」 いえいえ、「進化は、止められない!」


Disc1 「New Works」
1. It Would be Opened to you
2. Hidden Currents
3. Mystic Cathedral
4. Sky Above Dazzling Ocean (SADO)
5. Dear Old Stockholm
6. Harutooshi(春遠し)
7. The Time Begins to Walk
8. Speak Low
9. Song Without Words
10. Toward the 11th

Disc2 「Live」
1. Springlake
2. Nostalgia
3. Frame in Frame
4. 誰もいなくならない
5. A Night in Tunisia
6. Under the Lilac Tree ~ Tres Trick
7. May Journey
8. You Don't Know What Love Is
9. Ballad of the Sad Young Men
10. Bassi Samba

外山 安樹子 (p)
関口 宗之 (b)
秋葉 正樹 (ds)

今日のおまけは、新譜のプロモーション・ビデオ。

新譜の正式リリース日は、9月16日の発売でしたが、新潟でのライブは9月14日
ツアー初日、満員お礼でした。
アルバムはライブで、購入すると3500円が、3,000円に!!もりろん、サイン付き!
この後、ツアーのある近隣の皆さま、どうか、会場にお運びくださいね。

んじゃ、退散♪

2018年10月 6日 (土)

ダイナミズムと静謐を併せ持った 『Live / Marcin Wasilewski Trio』

Marcin_wasilewski_live


音楽大国ポーランドのトップ・ピアニスト、マルチン・ボシレフスキ。
4年ぶりの新譜は、2016年の8月にアントワープで行われたジャズ・ミドルハイムというフェスティヴァルのライヴ盤です。
メンバーは、四半世紀活動を共にしてきた不動のメンバー、一緒に歩んできた彼らのテクニックもハイレベルで、音楽大国ポーランドの底力を感じる。
2014年にリリースされた『Spark Of Life』からの選曲に加え、彼らの人気曲「Night Train To You」も演奏。全7曲、6トラック、一時間超え。5曲がボシレフスキのオリジナル。

オープナーは、「Spark Of Life / Sudovian Dance」のメドレー。マレットの連打で静かに幕開け、ピアノが入ると、1聴に、ボシレフスキの透徹で美しい音に感動。人知れず静かに佇む湖のように深く神秘な色合い。哀愁ある旋律、流麗でエレガントなフレージングにもうっとり、シームレスに「Sudovian Dance」に進み、リリシズム溢れる演奏が続き、3人の息もぴったりで一気に惹きつけられてしまった。次第に小さくなる音を聴き逃すまいと耳をそばだててしまう。
ダークな色合い、スリリングな面持ちで始まったスティングの「Message In A Bottle」。孤独をテーマにした曲想にあったシリアスでスリリングな展開。素晴らしいベースソロの後の精密かつ大胆な3人の展開は凄い、ダイナミックなドラムソロも後押ししてボルテージ急上昇。
美しいピアノに聴き惚れながら始まる「Three Reflections」、3人で次第にヒートアップしていき、超高速だけれど決してワンパターンにならない10本の指に驚愕の拍手。
コンポーザーとしても評価の高いボシレフスキの曲でも人気の高い「Night Train To You」。ドラマ性を感じるメロディ、心の葛藤を表すような、互いに煽り合うような、激しい演奏へ。こんなダイナミックな演奏を目の前で聴けた観客は幸せだろうなぁ。収め方もうまいっ。
一転、ロマンチシズム溢れる「Austin」。本当に1音1音の美しいこと…。この静かな時間もこのトリオの特筆するべき音楽性。
終演は、ハービー・ハンコックの「Actual Proof」。エレクトリック・ファンクをアコースティックで、クールに。ベースとドラムが繰り出すビートにのって大胆に、畳み掛けるように!


ライブならではの躍動感があふれ、激しく情熱がほとばしる三位一体のプレイ。
もちろん、ピアノ、ベース、ドラム、各自のソロも素晴らしい。ボシレフスキって、本当に音が綺麗。
4000人の観客の興奮は半端なく、彼らも観客からエネルギーをもらい、ますます、演奏に拍車がかかる。
ダイナミズムと、美麗で静謐な部分を併せ持つピアニズムが堪能できるライブ。
全編、強い高揚感を感じる満足度の高い内容でした。ジャズ・ピアノ・トリオの真髄だ!

1.Spark Of Life / Sudovian Dance
2.Message In A Bottle
3.Three Reflections
4.Night Train To You
5.Austin
6.Actual Proof

Marcin Wasilewski (p)
Slawomir Kurkiewicz (b)
Michal Miskiewicz (ds)

今日のおまけは、2018年の jazzahead! 2018 の演奏。

連休はおでかけですか?
私は、父の三回忌。
日々に追われているせいでしょうか。。早いものですね。

んじゃ、退散♪

2018年10月 3日 (水)

ソロ・ベース演奏の既成概念を破壊した 「Björn Meye @ Jazz FLASH (10/2)」

Meye

(Facebookよりお写真拝借)

Björn Meye (6-string el-b , electronics)

ECMで活躍するニック・ベルチュのRoninのベーシストを長年務めた、ビョルン・マイヤーのライブでした!!

6弦エレクトリック・ベースとアコースティック・ベース・ギターを使用したソロ・ベースの作品『Provenance』は、とても幻想的なアルバム。多重録音もあり、一般的に思い浮かぶベースのソロアルバムとはかなり一線を画したものでした。まるでバリトン・ギターとエレクトロニクスを使ったアンビエントな音風景。

なので、新潟でライブがあるとアナウンスが入った時は、ライブはどうなっているんんだろう??って、興味津々でした。でも、親戚の不幸が入って、様子が読めなくなり、参戦表明は前日。
いつものように、開演時間にお伺いすると、、なんだか、知った顔がたくさんで、嬉しくなりました!

これが、思ったようにドツボで、新譜の世界を目の前で再現してくれました。
ライブでは、相棒とも呼べる6弦エレクトリック・ベース一本で、ループや残響を効かせ、ミニマルなフレーズを繰り返しながら、1音1音を大事に響かせる夢の中を彷徨うような世界。もう、寝ちゃいたいくらいいい感じ。
シームレスに、1セット45分を休憩挟んで2セット、そして、アンコールも演奏してくれた。
ものすごく美しいベースの音があって、そこに何層ものレイヤーをかけるようにして、様々な音の風景を作り上げていく。
エフェクターとコンピューターを使った1人アンサンブルは、相棒のベースの全てが分かっているよう。弦をチェーンでなぞったり、ボディを拳でハンマリングしたり、そういう音を、その場でループにしてサウンドの色彩にとりいれていく。こういうのって、家ではやってみる人も多いとおもうのだけど、もの凄い自身と技術がないとなかなかむすかしいですよね。
タッピング、両手弾き、フィンガーピッキング、ピックのピッキング、バリトン・ギターやガット・ギターを弾くようにメロディアスなサウンドをだったと思えば、突然、地を揺るがすごとく響き渡る歪んだ音、6弦を全て使った力強いカッティング…やれることは、全てやる、姿勢。もう、次から次に目の前に現れる風景に圧倒されっぱなし。
1度たりとも途切れない集中力と全身全霊のパフォーマンスに、会場の多くが魂を持っていかれ腑抜けの状態。あぁ、素晴らしかったぁ!
圧倒的な存在感、必聴、必見のライブでした。
6弦エレクトリック・ベースが、まるで生き物ように感じた夜でした……。

新潟に来てくれて、本当にありがとう!!

一緒に写真撮ってもらい、サインももらって大興奮。ステージが終わると、柔らかな物腰で、とても紳士で優しい方でした。
昔のRoninのアルバムの写真が、とても若くて、、ちょっと、照れていたのも可愛w。
樋口さま、フラッシュのマスター&女将、どうも、ありがとうございました。m(_ _)m

今日を含めて、ライブは続きます。ぜひ!

10/3 水 - 19:30 open 20:00 start 金沢 もっきりや
10/4 木 - 19:30 open 20:00 start 柏 Nardis
10/5 金 - 19:30 open 20:00 start 横浜 Airegin
10/6 土 - 19:30 open 20:00 start 新宿 Pit Inn

んじゃ、退散♪

2018年9月15日 (土)

さらなる飛躍 「外山安樹子トリオ「Toward the 11th」ライブ @ Jazz FLASH (9/14)」

外山安樹子トリオ結成10周年記念アルバム「Toward the 11th」リリースライブ @ Jazz FLASH(9/14)

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外山 安樹子 (p) 関口 宗之 (b) 秋葉 正樹 (ds)

外山安樹子トリオは、結成10周年だそうです。
おめでとうございます!
記念アルバム『Toward the 11th』は、二枚組。
一枚は、念願のライブ盤。ライブの熱さに定評ありますものね。アンケートなどとって人気曲をチョイスしました。なので、ベスト盤の様相もあります。
もう一枚は、前作より増え続けた新曲を中心にしたスタジオ盤。素敵なニューフェイスが並ぶNew Works盤です。

すでに、東京の「JZ Brat」でレコ発ライブをしていて、満席だったそうです。
楽しみ!!
と、たくさんの方のご協力で、新潟のライブも満席以上でしたぞ。

ライブのオープナーは、アルバムと一緒で「It Would Be Opened to You」。いきなり、軽快なにスウィング。テーマ終わったところで、もう、やんやです!各自のソロもフルスロットル!
深く味わい深い音から始まった「Speak Low」、ものすごく自然に、吸い込まれるようなえんそうだったけど、何気に5拍子。ライブ後に、気がつく。笑 叙情豊かで素敵だった。

2曲終わって、両方とも10分超え。やっぱり、この方達のライブは熱いな。
冒頭ラグジュアリーにピアノを聴かせる、「The Time Begins to Walk」。テンポを自在にあやつっての流麗な演奏に引き込まれる。
佐渡空の青、海の青から生まれた「Sky Above Dozzling Ocean (SADO) 」。ベースのスケールの大きな素晴らしいソロから始まった、美しい光景が浮かぶ演奏、曲。また、名曲が増えた予感…。歌心たっぷりのベースとピアノやりとり、そして、よりドラマチックに仕上げるドラム。
ファーストの最後は、フリー&アヴァンギャルドな展開からはじまった「A Night in Tunisia」。7拍子のチュニジアの夜は、互いに鼓舞しあってどこまでも突き抜ける!
大迫力のドラムソロも爆発。やんや!

と、この合間合間にMCをいれて、会場をよりあっためて盛り上げてくれました。
会場は、ミュージシャン率も高くて、盛り上げ上手。いいタイミングで掛け声が飛びます!
興奮冷めやらぬ雰囲気で、まさに飛ぶようにCDうれましたので、私もちょっと販売のお手伝い。緊張しますね。お金合わないと困るもん。。

セカンドは、スウェーデンの民謡が元になってる「Dear Old Stockholm」。すっごい斬新なアレンジ。必聴です。アルコの入った「Harutooshi(春遠し) 」、ベースが引っ張っていく3人の息のあった演奏など聴きどころ満載。
親知らずが抜けた喜びでできた「Bassi Samba」。ほんと、楽しい曲なんだけど、前に聴いたときよりお祭り感満載になっていて、3人でサンバカーニバルの楽隊のようです。はい。ドラムソロも技のデパート、次から次に音が繰り出されすっご!う〜ん、楽しいぃ!

ゆったりとすっごく美しいバラッド、ピアノとベースのやりとりがしっとり最高の演奏がはいって(タイトル失念)、終演曲は、アルバムのタイトル曲「Toward the 11th 」。微妙に変化しながらの疾走感が未来に向かって突き進んでいく雰囲気でよかったです。現代的な曲調だけど、うまく感情ものっている!

と、アンコールは、クリスタルの作品に刺激されて創った「Mystic Cathedral」。ワルツだった。外山さんの中で、ルバート演奏が来てるのかな? ピアノ堪能しました!
さいごは、新潟の皆さんにおなじみの「May Journey」につながって、皆さん大満足。ふぁん心理を読んでますね!

バラエティに富んだ新曲、さすがメロディメーカーの自負あり、いい曲が増えましたね。
そして、意表をつくスタンダードのアレンジ、演奏にかける意気込みが伝わってきます。
息のあった3人の演奏も素晴らしかったし、各自のソロも聴きごたえあった。
10年の時の流れを凝縮したような素敵な時間、至福でございました。

って、ことで、懇親会で大いに酔っ払いまして…以下省略。笑
(特に後半、ところどころ飛んでしまったのは、、。。)

ご参加いただきました皆さん、ご一緒できて嬉しかったです!ありがとうございました。m(_ _)m
マスター、あっこ女将、いろいろとお手数お掛け致しました。

Jazz FLASH40周年万歳!

なにより、熱演いただきました外山トリオのメンバーの皆さん、ありがとうございました。
さらなる飛躍を期待して居ますね。

この後もツアーは続きます。

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9月15日(土)富山「NEW PORT」
9月16日(日)長野「Cafe PLAT」
9月17日(月)越生「山猫軒」
ツアーが盛況でありますように!


んじゃ、退散♪

2018年9月 4日 (火)

百聞は一見にしかず、と言うけれど… 「Kurt Rosenwinkel Trio @ 丸の内 COTTON CLUB (9/3 1st)」

Kurt Rosenwinkel Trio @ 丸の内 COTTON CLUB (9/3 1st)

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Kurt Rosenwinkel (g) 須川崇志 (b) Mark Whitfield Jr.(ds)

来日直前に、ドラマーがGregory HutchinsonからMark Whitfield Jr.へ。
そして、ライブの当日、ベースがエレベのDario Deiddaからウッドの須川崇志へ。
結構バタバタでしたね。須川氏は「石若 駿 Cleanup Trio meets Kurt Rosenwinkel」で、一度共演しているので白羽の矢が立ったのかしら?
陰ながら、応援しちょります!

最初は、カート曲とミンガス曲は、ダークで浮遊感、そして複雑なことを楽々とメロディアスにやってしまう伝家の宝刀が冒頭から炸裂。急遽の代役のベースとかにもっとアイコンタクトとかしてやってよ、、って、心で思うも、皇帝はクールな表情。場は緊張感漂う…。
3曲め頭のところで聴き覚えのある美メロが顔を出す、やったぁ「Falling Grac」。
たぶん、私の遠征は今日はこれだけで報われてしまうのだ。
美しくも超高速フレージングで舞い上がるカートの演奏は、滑らかで淀みなく浮遊感と疾走感満載。静かにじっと聴き入ってた観客も、このあたりから拍手や歓声が湧き上がってくる。
ベースの全身を使った躍動感満載の長尺のソロも決まり、バンドもぎゅっと一体感が増す。
ドラムとの掛け合い中のカートの容赦なさっていうのが、、また、半端なくてワクワクする。
最前列で聴いていた奇天烈さまによれば、歌声が聴こえたそうです。まぁ、全部、口が動いてましたが…。そう、目も動いてました。弾きながら瞬きするんですよねぇ。

と、この後も、カバー多めで浮遊感あるのに、ダークな色彩で、どこからでもアクセル全開可能な高速の疾走感を目の当たり体感。超絶技巧、技の玉手箱の天才的プレイで圧巻されっぱなし。
ミステリアスなヴォイシングに、会場はケムを巻かれた感じですね。
ギターって、コード楽器といえ、ピアノに比べるといろんな制約が多いとおもうのですが、、
そういう既成概念をあちこちで乗り越えてる感じで、ギター弾きではないけど宇宙感覚のスケールの大きなソロにやられましたね。
終演は、ダイナミックなドラムソロからはじまった超高速「Confirmation」。パーカーの超絶をも超える猛ダッシュ。全員で駆け抜ける勢いは凄い、そしてやっぱりカート凄すぎる。ベースソロでのバッキングが、これまた不思議。
やんやで終了。
アンコールは、スタンダードをバラッドで美しく会場を魅了しておしまい。

百聞は一見にしかず、と、言うけれど、、見てもなんでそうなるのか、、そうなったのか、、よくわかりませんでした。。(恥)
やっぱり、現代ギターの最高峰の1人、皇帝の名前は嘘偽りないですよね。
美しい音色、高速フレージング、超絶技巧半端ない!
急遽代役の須川崇志も堂々としたプレイに拍手。どんどんと昇り調子でしたので、セカンド、そして今日、明日と楽しみだと思います!
ドラム、、あのマーク・ホイットフィールドの息子。まぁ、立派にそだっちゃって。って、母親目線ですみません…。
考えたら、彼も代役だったんですよねぇ。スタイルは違うといえギターのサポートはお手のものでしょうか?

しばらく、遠征の予定はないのですけど。。(寂)
でも、私の秋の音楽週間は、まだ続きます。
台風が最接近の今日でなくてよかった。。

んじゃ、退散♪

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