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音楽で拡がる輪

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2019年10月 6日 (日)

重厚で気品ある 『Ballades / Ahmad Jamal』

Ballades

御大アーマッド・ジャマル、1930年生まれの米国のレジェンド・ピアニストがキャリア初となるピアノ・ソロのアルバムがリリースされています。彼の70年近い長いキャリアの中でもピアノ・ソロの演奏はレア。ましてや、アルバムをリリースするのは初めてだそうです。10曲中3曲では、朋友のベーシストのジェイムズ・キャマックとのデュオ演奏を聴かせてくれます。それも、アクセント的にいい感じ。自身のオリジナル3曲を含んだバラッド集、スタンダードに混じって、彼のトレードマークの「Marseille」と「Poinciana」の2曲が入っているのも嬉しい。

 オープナーは、デュオの「Marseille」。デュオ、、というより、孤高の極みを聴くようなソロの演奏に近いゆったりした演奏で、冒頭からジャマルの強い意思を感じる。即興曲らしい「Because I Love You」は、自分語りを聴くような朗々とした演奏。可愛らしさと力強さが同居する「I Should Care」。名曲「Poinciana」、あたらためてメロディの持つ永遠さを感じながら、流麗なピアノのソロを堪能。エレガントで大胆な鍵盤使い「Land of Dreams 」。ドラマチックで華麗な「What’s New」。インティメントな雰囲気のデュオで軽快に「So Rare」。彼のオリジナル「Whisperings」陰影深く深遠な響き。ソロで「Spring is Here」を弾いた後に、ベースが加わりエヴァンスの「Your Story」へとメドレー。そこからの「Emily」は、強い思惑がありそうですよね。スケールの大きな演奏で終演。

力強いタッチで、ブロック・コードを多用し、シングル・ノートで空間を埋めるような独特な組み合わせ。陰影ある奥深い表現は唯一無二の世界。メロディの持つ叙情に流されず、自分自身をしっかり持った演奏の数々。重厚で気品ある自信に満ちた演奏に脱帽でっす!

1. Marseille

2. Because I Love You

3. I Should Ca

4. Poincian

5. Land of Dreams

6. What’s New

7. So Rare

8. Whispering

9. Spring is Here / Your Stor

10. Emily

 

Ahmad Jamal (p)

James Cammack (b) #1,7, 9

 

今日のおまけは、ご本人があげていた「Poinciana」。

 

 

んじゃ、退散♪

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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん こんばんわ。
新作知りませんでした。
"レジェンド"凄いです。 89歳とは、驚きです。
これは入手しなくては‼️ 
いつも有用な情報発信ありがとうございます!!

baikinnmannさま!

リリースと同時に、手に入れて、、聴いてたのですが、、
なんだか、投稿しそこなってしまっていて!!
89歳とか、信じられないですよ。

三連休に九州に行く予定だったのですが、、、
台風が!!!!

Suzuckさん こんばんわ。
本日、無事届きました。
週末聴ければと思います。
台風タイミング悪いですね。
新潟→福岡フライトでしょうか?
なら、何とか飛んでくれそうな気がしますよ。

baikinnmannさま、、週末に聴けるといいですね。
九州は、直撃をまぬがれそうですよね。
畑仕事もできちゃうのでは?

そう、、新潟は午前中なら、、飛んだと思うんですが、、、
わけあって、、午後の便なのですよ。
って、ちょうど、、風が強くなった頃。。
ありがとうございます。。行けるといいなぁ。

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