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音楽で拡がる輪

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2019年10月12日 (土)

緊張感の連続! 『Roma / Enrico Rava / Joe Lovano』

Roma
 
1960年代から演奏を続けるイタリア・ジャズ界の重鎮トラペッター、エンリコ・ラヴァ。
1975年『The Pilgrim and the Stars』がECMデビュー。
片や、ルーツがシチリアだというニューヨークで活躍する重鎮サックス奏者、ジョー・ロヴァーノ。初リーダー作は、今年リリースされた『Trio Tapes』
 
そんな2人が双頭バンドのローマでのライブ。
ご本人たちは、以前から意識?はしていたとのことだが、私的にまさかの共演にびっくり!
大物2人の共演とあって、バンド・メンバーも、新進気鋭の若手が集まり、超豪華版。
現在、ラヴァのバンドのピアニストであり、ECMで躍進する叙情派若手ピアニスト、ジョヴァンニ・グイディ。現代ジャズ界で八面六臂の活躍の天才ドラマー、ジェラルド・クリーヴァー。そして、ブラック・アメリカンの伝統を濃く受け継ぐ怒涛の勢いのベーシスト、デズロン・ダグラスと若き才能が並ぶ……!
 
オープナーは、ラヴァのダークなオリジナル「Interiors」。ロヴァーノに重なるように始まるラヴァ。気だるく哀愁をしのばせながらも難解な曲をそれぞれのソロも交えながら、山超え谷超え、アクロバティックに、おしまい部分が洗練されていておしゃれ。
続く「Secrets」もラヴァのオリジナル、冒頭から彼の絶好調の演奏が続き、ドラムが炸裂。ロヴァーノも雄叫びを。
シームレスに始まるロヴァーノも「Fort Worth」。前半のユニゾン、中盤からのベースとドラムのタイトなリズムにのってのロヴァーノの快進撃、ラヴァの怪演と最後まで緊張感が続く。
次曲もロヴァーノ曲、斬新でドラマチックなドラム・ワークがかっこ良い「Divine Timing」。抽象的でフリーの世界を跨いでいる感じ。ダークでクール。
終演は、メドレーで18分超え。ベース・ソロで始まるロヴァーノのオリジナル「Drum Song」にはじまり、ジョン・コルトレーンの「Spritual」、そして、スタンダード「Over the Rainbow」。
ダグラスの力強いベース・ソロに始まり、クリーヴァーが創り出す緊張感の中、ハンガリーの民族楽器を使ったロヴァーノとラヴァの熱さ、グイディの端麗なソロと聴きどころ満載。混沌でモーダルな「Spritual」。清い水の流れのような美しいグイディのソロからの「Over the Rainbow」。ひたすら、ひたすら美しい。こういう流れは、彼のソロのライブの時にもあったので、巨匠たちも一目置いているのでしょう…静かにソロのまま終演。
 
リーダー2人のオリジナルを中心に、かなりの緊張感ある演奏。
若手メンバーの好演も後押しし、互いの美意識を共有、そして、スリリングな即興のを展開!
話題の若手の凄腕を聴くチャンスですね。
 
1.Interiors
2.Secrets
3.Fort Worth
4.Divine Timing
5.Drum Song / Spritual / Over the Rainbow
 
Enrico Rava (flgh) 
Joe Lovano (ts , tarogato)
Giovanni Guidi (p)
Dezron Douglas (b)
Gerald Cleaver (ds)
 
今日のおまけは、ご本人があげていた「Interiors」
 
 
台風、、、どうやら、上陸確定。
どうか、皆さま、お気をつけて!
 
んじゃ、退散♪

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