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音楽で拡がる輪

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2019年5月25日 (土)

エモーショナルで濃厚な世界 『Mike del Ferro trio Live @ JazzFLASH (5/23)』

Mike del Ferro trio Live @ JazzFLASH (5/23)
 
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Mike del Ferro (p)  森 泰人 (b)  本間克範 (ds)
スカンジナビアン・コネクション第45回記念ツアーは、オランダのピアニスト、マイク・デル・フェローさまでした!
彼は、ジャズはもちろん、クラシック、ブラジル音楽、イタリアンソングなどを幅広いジャンルをカバーする奏者。
欧州ジャズの持つ叙情的な部分と、メインストリームの熱くグルーヴするエネルギッシュな部分を弾き分ける。
バラッドのような叙情的な曲では、端正なタッチで音数も控えめでひたすら美しく、繊細。
テンポの速い曲では、アグレッシブでこれでもかとパーカッシィブに駆け抜ける。
そして、どちらも、変幻自在で、とてもエモーショナルな世界で観客を唸らせる。
この日のセットリストも、緩急、甘辛、そのレンジの広さに驚かされた。
あとで、彼自身が話されていたのですが、「一つの分野だけに縛られてしまうのは嫌」なんだそうです。
 
 
前置きが長くなってしまいましたが、オープナーは、「Caravan」。
でも、曲が始まる前にベーシストがハプニングで所定場所につけなかった。するとスグに鼻歌風に曲を弾いて時間をつなぎ、、演奏準備ができると、そのメロディから「Caravan」のテーマがわきあがり、超軽快でエネルギッシュな演奏に。ハプニングをなんとも思わない百戦錬磨の強者。
これでもかと繰り返すミニマルなフレージングや両手が見えなくなるくらいのスピード、そして、低音が唸るベース・ソロ、バース交換のドラムのソロのときにもちゃんと「Caravan」のコンピング。1曲めから ドラムにも仕掛けてくる。地元のドラマーなので、彼の健闘ぶりに思わず笑みがこぼれる。独特のアレンジだけど、はっきりとテーマを練りこんでくるので、思わず掛け声もかかる。エキサイティングだね!
ジョビンのマイナーな曲を2曲つづけて演奏したのだけど、一転、しっとりと感情を押し殺すように弾き始めた、2曲目が大好きな「Chovendo Na Roseira(薔薇に降る雨)」だったのだが、<その繋がりもスームス。1音1音が空から降ってくる雨音のようにキラキラと美しい。ブラシで微かに色と香りをつけるドラム、優しく丁寧に音を合わせてくるベース。
1曲めとまったく異なったアプローチに息を潜めて聴き入る。ボーイングが重なってから叙情豊かに終わる。
はじまったのは、強いグルーブを持った「You and Me」、グイグイ惹きつける。力強く歌い上げるベースとは、トゥーツ・シールマンスのイタリアツアーからの20年近い間がら、阿吽。気がつくと ふわっと 寄り添ってる!
今日が初めてのお手合わせのドラムにもガンガンしかけて容赦ない、でも、2人ともとても楽しそう。ベースも急速テンポアップして3人で凄いことに。いやぁ、、もう、やんやですわ。
 
こんな感じで、1曲ごとに演奏の雰囲気はずいぶん変わります。
あ、確か1セット目のおしまいは祖国のオランダのプログレ・バンド、フォーカスの曲を盛大に打ち上げたんだったじゃなかったかな…。
 
休憩を挟んで、2セットも同じように緩急つけたセット・リストで濃厚な時間がどんどん過ぎていく。
最後は、アンコールに応えてスタンダードのバラッド。
ピアノ・ソロで始まって、トリオのしっとりした演奏で終演。
 
とても素晴らしい時間でした。
かなりハードボイルドな演奏もあり、かなり盛り上がりましたが、、
心に残ったのは叙情的なナンバー。丁寧に美音を紡いでいく姿が忘れられません。
 
演奏者の皆さま、フラッシュのお二人、サポートしてくれた土屋さま、、
どうも、ありがとうございました。m(_ _)m
 
んじゃ、退散♪

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