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音楽で拡がる輪

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2019年6月 1日 (土)

へびロテっ!! 『Finding Gabriel / Brad Mehldau』

Finding_gabriel_1
 
現代ジャズ界を牽引し続ける鬼才ブラッド・メルドー。
新譜は、話題になっていますね!
去年の彼は、ソロ名義で『After Bach』、トリオ名義で『Seymour Reads the Constitution! 』、そして、チャーリン・ヘイデンとのアーカイブ音源で『Long Ago and Far Away』をリリースしています。絶好調♪
 
そして、今年になって入ってきた情報が、このアルバム。
随分前から、ネット上で2曲を聴くことが可能だったのですが、今回は久しぶりに次世代ジャズでの大ジャンプです。
こういったいわゆるジャズとはかけ離れた路線は、5年ぶりの共演となる、天才ドラマー、マーク・ジュリアナとの『Mehliana: Taming the Dragon』あたりから顕著で、来日ライブも聴いたのですが、、いつかまたここに戻ってくるだろうなぁ、って、思ってましたよん。。
満を持して、その時が来ました!いやぁ……一大スペクタルです!
 
オープナーから、心地よいシンセの音、ドラムが機械のように刻むリズムで不思議な世界がる。男女のヴォーカルが重なると一気に天上の音風景に。雲の上をふわふわ漂うかと思えば、高速のドラミングとトランペットの天を切り裂くようなフレーズで覚醒。レディオヘッドの曲を彷彿させる「The Garden」。
多重録音、メルドーの独り舞台、聖書の意味深い言葉がリフレインしそうな悲哀にみちたメロディ「Born to Trouble」。ヴォイスとメルドー&ジュリアナの比較的シンプルな編成、どこかたんたんとした虚無感を感じる「Striving After Wind」。
またまた、ヴォイスまで自前の独り舞台、不安感と焦燥感溢れる「O Ephraim」。
ストリングス、ヴォイス、様々なかさなりが不安を煽る「St. Mark Is Howling in the City of Night」。
トランペットの他に様々な木簡楽器を使いパワー全開の「The Prophet Is a Fool」。サックス・ソロが高圧的で怒りの感情に支配されてる。
柔らかな光に包まれた「Make It All Go Away」、ベッカ・スティーブンとカート・エリングのヴォイスは言葉になっていなくても深い情感を感じる。
美しいピアノのフレーズをシンセサウンドがゆらゆら包み込む「Deep Water」。ヴォイス・パフォーマンスがめちゃかっこいい「Proverb of Ashes」。
終演は、タイトル曲「Finding Gabriel」。マーク・ジュリアナの正確無比なドラミングを聴いているとボウイの遺作も思い出す。
 
 
タイトル通り、「聖書」をとりあげたコンセプト・アルバム、
ピアニスト、鍵盤奏者、ブラッド・メルドーが創ったアルバムというより、、
総合芸術家としての真骨頂発揮、彼の主義主張を音楽で表現した世界、って感じでっすよね。
 へびロテ決まりっす!
 
1.The Garden
2.Born to Trouble
3.Striving After Wind
4.O Ephraim
5.St. Mark Is Howling in the City of Night
6.The Prophet Is a Fool
7.Make It All Go Away
8.Deep Water
9.Proverb of Ashes
10.Finding Gabriel
 
 
Becca Stevens (vo) 
Gabriel Kahane (vo) 
Kurt Elling (vo)
"Snorts" Malibu (vo)
Ambrose Akinmusire (tp) 
Michael Thomas (fl,as) 
Charles Pillow (ss,as,b-cl) 
Joel Frahm (ts) 
Chris Cheek (ts,bs) 
Sara Caswell (vln) 
Lois Martin (vla) 
Noah Hoffeld (cello) 
Brad Mehldau (OB-6 Polyphonic syn,Therevox,Moog Little Phatty,p,vo,ds, el-p, Musser Ampli-Celeste,Morfbeats gamelan strips,Therevox,xylophone, Mellotron,org,shaker,handclaps) 
Mark Guiliana(ds, el-ds)
Aaron Nevezie(Korg Kaoss Pad)
 
 
今日のおまけは、レーベルがあげていた「The Garden」。
とても、内容はともかく、ジャケットも賛否両論らしい。
面白いジャケットだと思うのだけどな、ビデオクリップも最高!
 
 
どうでしたか?
ストリーミングでも聴けちゃうはずなので、
まずは、構えず聴き流してみると良いとおもいます!
で、気に入ったら買うのだ。笑
 
彼は、来日中ですよね。
トリオとソロでライブをします。
もちろん、両方ねらっています!!
楽しみですね!!
 
んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,こんにちは。

このアルバム,賛否両論となることは想定内でしたが,やはりって感じですね。気に入る人とそうでない人がわかれる類の音楽であることは仕方ないとは思います。

しかし,コンセプト・アルバムとしての本作でBrad Mehldauがやっていることも彼の一面であって,単なるジャズ・ピアニストというカテゴリーに閉じ込めることは難しくなっているのではないかと思います。最近はピアノ協奏曲も書いちゃってますしねぇ。

それでもこういう活動があって,ジャズ・ピアニストとしての活動の幅も広がると思えば,私はいいことだと思っています。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2019/05/post-27dcd0.html

閣下、コメントをありがとうござうます!

そうなんですよね。
彼が、この路線にいったきりになることもないんだとおもいますよ。
彼の中の一部とうか、、人はみんな多面的ですからね。

ジャズ・ピアニストとしても、、これからどういう方向に進んでいくのか、、
楽しみではありますね♪

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