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音楽で拡がる輪

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2019年2月17日 (日)

北欧的ファンタジー 『And Then Comes The Night / Mats Eilertsen』

And_then_comes_the_night_2


先週の月曜日に、「春の陽射しが……」、、なんて、書いたら、、とても寒くなり雪がふりました。。
週末くらいから、少しずつ暖かくなった感じはしますが。
と、いうことで、、またまた、懲りずに早春譜のような??アルバム。笑

ノルウェージャズの牽引者で、確信的で洗練されたベーシストのマッツ・アイレットセン。
今回の新譜は、ピアノ・トリオ。
ピアニストは、前作『Rubicon』でも、透明感のあるピアノを弾いていたHarmen Fraanje(読み方がわからない) 。お師匠さんが、ケニー・ワーナーとフレッド・ハーシュだけあって、1音の可能性を非常に大事にしているリリカルなピアノ。
ドラマーは、ノルウェー在住の日本人のピアニスト、田中 鮎美が参加した『Lucus』も好評だった、これまた1音を大事にするトーマス・ストレーネン。
Hubroレーベルから出ている『Elegy』と同じメンバーですね。
タイトルは、アイスランドの作家の小説からで、全て彼らのオリジナル曲。

オープナーは、硬質で透明感あるピアノがしっとりと弾く美しいメロディが印象的。ゆったりと、間を生かした演奏の「22」。
3人名義の即興「Perpetum」、アイレットセンの弓引きも入ってミステリアス。
ピアニストの曲「Albatross」、静かな美しい曲をひたすら美しく。
煌めくようなピアノのフレーズとベースの響き、かすかに聴こえるスティック音が軽やかな「After The Rain」。
暗く不穏な音を叩き出すドラム、練り響かせるベース、その中を単音を静かに響かせるピアノ。大きな空間に引き込まれていく「The Void」。ピアノとベースのデュオで穏やかな道行き「Solace」。
金属音で空間を切り裂きながら美しくも哀愁のある「Sirens」。タイトル曲「Then Comes The Night」は3人名義で、物語性を感じる力強い即興。低音と高音が絶妙に混じり合うミニマムなピアニストの曲「Soften」。
終演は、オープナーと同じ「22」の別ヴァージョン。キャッチーなメロディが頭の中を巡ります。

個性豊かな3人が、美しさを追求しながらも、オーソドックスな表現ではあきたらないクリエイティヴな発想で創り上げた世界は、リリカルで静寂な中にも、、底深いところに力強さを感じる幻想的な世界。


1. 22
2. Perpetum
3. Albatross
4. After The Rain
5. The Void
6. Solace
7. Sirens
8. Then Comes The Night
9. Soften
10. 22

Mats Eilertsen (b)
Harmen Fraanje (p)
Thomas Strønen (ds)

今日のおまけは、ご本人があげていたコペンハーゲンでのこのトリオのライブ。
アイレットセン、、お姿もセクシー♪ また、新潟に来ないかなぁ。。

んじゃ、退散♪

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コメント

このアルバム、外ジャケに打痕があり、中のプラスチックケースが大きく割れていたので、通販で交換してもらったアルバムです。もちろん、返品前に聴いてしまいましたが(笑)。

美旋律のピアノ・トリオにフリー・インプロヴィゼーションを何曲かで、ECM的にいいバランスになっていて、なおかつ聴きやすいところが良かったです。ミュージシャンはもちろんですけど、アイヒャーの手にかかるとこうなるのか、というのも分かりました。

TBさせていただきます。

910さま こんにちは。
トラバをありがとうございます。

仰るとおり、フリーでの即興も美しく、
とても 聴きやすいアルバムだと思います!
ECMの 方々は ただ美しいだけでは 、、
物足りないないのでしょうね。

Suzuckさん,こんにちは。TBを頂きましたが,公開が間に合いませんでした。すみません。

このアルバム,いいですよねぇ。北欧的な響きが横溢していて,いかにも涼しげ。気が早いですが,これからの暑い時期にも役に立つかもしれませんね。

このいかにもECM的な響きは実によかったと思っています。

閣下、昨日は大変お世話になりました。
返事が遅くなって、申し訳ございませんでした。投稿したのですが、表示されなくて。
やり直しますね。

このアルバムはとてもいいです。
今回のココログの改正は最悪ですね史上最低。。
とりあえず、画像の貼り方はわかりました。
youtubeなどの動画は、エディターモードで入力しなおしました。。

って、ほぼ愚痴ですね。怒

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