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音楽で拡がる輪

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2018年12月 9日 (日)

シーズンお初のクリスマスは北欧冬景色 『Nordic Blue / Anders & Jens Johansson』

Nordic_blue


スウェーデンの伝説的なピアニスト、ヤン・ヨハンソン。その2人の息子が録音したクリスマス・アルバムです。代表作『Jazz på svenska』は、スウェーデンの伝統的な民謡をジャズアレンジし、ピアノとベースのシンプルな編成で演奏している。とても、クラシカルな雰囲気のする独特な音風景です。

以前に、クリスマス・アルバムをリリースしたスウェーデンのピアノ・トリオの作品『Jul Pa Jazzvis / Mathias LandaeusTrio』は、ヨハンセンへの敬愛が深くうかがい知れるクリスマス・アルバムでした。

で、今回の2人は、息子さんたち(と、いっても50代)。期待しちゃいますよね。
2017年に録音した8曲に、2018年に2曲を加え、さらに2013年のライブの音源をボーナストラックとして3曲加えています。
ただ、ネット上でわかったことは、普段はジャズ・ミュージシャンではなく、ヘヴィメタのドラム(今回はベースを弾いています)とキーボードを演奏してるようです。
さて、お父上の音源などをアルバムにしたりすることもしているお二人、、どんなアルバムになっているのか楽しみですね!

オープナーは、仄暗く朴訥とした演奏の「Staffan Var En Stalledräng」。
丁寧にメロディを弾き、優しくベースがバッキングする、「Stilla Natt」は、お馴染み「きよしこの夜」。イングランド民謡に歌詞がついてキャロルになった「Greensleeves」を、ブルージーに哀愁のあるスウェーデンの民謡のように。スコットランド民謡「Auld Lang Syne」も。一年を締めくくるような静かさにうっとりです。
「Tula Hem Och Tula Vall」、クラシカルでノスタルジックな雰囲気、暗く沈みこむようなピアノの音色。父の面影が浮かび上がる。
ノルウェーの曲?「Ola, Ola」も、仄暗く、胸に染み渡るノスタルジックなメロディ。
フィンランドのクリスマス曲「Kun Joulu On」、切なさがしみるのはなぜだろう。
なぜかイタリア曲「Sankta Lucia」、でも、しっかりノルディックブルーに染まっています。
サイモンとガーファンクルで有名な「Scarborough Fair」。メランコリックで深海に沈みそう。終演は、スウェーデンの古い曲で「Gammal Fäbodpsalm Fran Dalarna」。暗闇に溶け込んでしましそうな訥々とした演奏が沁みる。

ボーナストラックも、終始朴訥としてたんたんとした演奏。
でも、ライブなので拍手がはいります。

明るく楽しいクリスマス・アルバムを期待する人もいないだろうけど。。
まぁ、、真逆ですよ。北欧の風土にどっぷりつかりますね。
クリスマスにこそ、自分の心の内側を見つめ直したい人に。


1. Staffan Var En Stalledräng
2. Stilla Natt
3. Greensleeves
4. Auld Lang Syne
5. Tula Hem Och Tula Vall
6. Ola, Ola
7. Kun Joulu On
8. Sankta Lucia
9. Scarborough Fair
10. Gammal Fäbodpsalm Fran Dalarna
Bonus Tracks
11. Dalvisa
12. Trollmors Vaggsång
13. Mellan Branta Stränder

Anders Johansson (b)
Jens Johansson (p)

今日のおまけは「Staffan Var En Stalledräng」。

土曜日は、今年はじめて雪がつもりました。
クリスマスの曲がぴったりね。

んじゃ、退散♪

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