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音楽で拡がる輪

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2018年9月

2018年9月15日 (土)

さらなる飛躍 「外山安樹子トリオ「Toward the 11th」ライブ @ Jazz FLASH (9/14)」

外山安樹子トリオ結成10周年記念アルバム「Toward the 11th」リリースライブ @ Jazz FLASH(9/14)

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外山 安樹子 (p) 関口 宗之 (b) 秋葉 正樹 (ds)

外山安樹子トリオは、結成10周年だそうです。
おめでとうございます!
記念アルバム『Toward the 11th』は、二枚組。
一枚は、念願のライブ盤。ライブの熱さに定評ありますものね。アンケートなどとって人気曲をチョイスしました。なので、ベスト盤の様相もあります。
もう一枚は、前作より増え続けた新曲を中心にしたスタジオ盤。素敵なニューフェイスが並ぶNew Works盤です。

すでに、東京の「JZ Brat」でレコ発ライブをしていて、満席だったそうです。
楽しみ!!
と、たくさんの方のご協力で、新潟のライブも満席以上でしたぞ。

ライブのオープナーは、アルバムと一緒で「It Would Be Opened to You」。いきなり、軽快なにスウィング。テーマ終わったところで、もう、やんやです!各自のソロもフルスロットル!
深く味わい深い音から始まった「Speak Low」、ものすごく自然に、吸い込まれるようなえんそうだったけど、何気に5拍子。ライブ後に、気がつく。笑 叙情豊かで素敵だった。

2曲終わって、両方とも10分超え。やっぱり、この方達のライブは熱いな。
冒頭ラグジュアリーにピアノを聴かせる、「The Time Begins to Walk」。テンポを自在にあやつっての流麗な演奏に引き込まれる。
佐渡空の青、海の青から生まれた「Sky Above Dozzling Ocean (SADO) 」。ベースのスケールの大きな素晴らしいソロから始まった、美しい光景が浮かぶ演奏、曲。また、名曲が増えた予感…。歌心たっぷりのベースとピアノやりとり、そして、よりドラマチックに仕上げるドラム。
ファーストの最後は、フリー&アヴァンギャルドな展開からはじまった「A Night in Tunisia」。7拍子のチュニジアの夜は、互いに鼓舞しあってどこまでも突き抜ける!
大迫力のドラムソロも爆発。やんや!

と、この合間合間にMCをいれて、会場をよりあっためて盛り上げてくれました。
会場は、ミュージシャン率も高くて、盛り上げ上手。いいタイミングで掛け声が飛びます!
興奮冷めやらぬ雰囲気で、まさに飛ぶようにCDうれましたので、私もちょっと販売のお手伝い。緊張しますね。お金合わないと困るもん。。

セカンドは、スウェーデンの民謡が元になってる「Dear Old Stockholm」。すっごい斬新なアレンジ。必聴です。アルコの入った「Harutooshi(春遠し) 」、ベースが引っ張っていく3人の息のあった演奏など聴きどころ満載。
親知らずが抜けた喜びでできた「Bassi Samba」。ほんと、楽しい曲なんだけど、前に聴いたときよりお祭り感満載になっていて、3人でサンバカーニバルの楽隊のようです。はい。ドラムソロも技のデパート、次から次に音が繰り出されすっご!う〜ん、楽しいぃ!

ゆったりとすっごく美しいバラッド、ピアノとベースのやりとりがしっとり最高の演奏がはいって(タイトル失念)、終演曲は、アルバムのタイトル曲「Toward the 11th 」。微妙に変化しながらの疾走感が未来に向かって突き進んでいく雰囲気でよかったです。現代的な曲調だけど、うまく感情ものっている!

と、アンコールは、クリスタルの作品に刺激されて創った「Mystic Cathedral」。ワルツだった。外山さんの中で、ルバート演奏が来てるのかな? ピアノ堪能しました!
さいごは、新潟の皆さんにおなじみの「May Journey」につながって、皆さん大満足。ふぁん心理を読んでますね!

バラエティに富んだ新曲、さすがメロディメーカーの自負あり、いい曲が増えましたね。
そして、意表をつくスタンダードのアレンジ、演奏にかける意気込みが伝わってきます。
息のあった3人の演奏も素晴らしかったし、各自のソロも聴きごたえあった。
10年の時の流れを凝縮したような素敵な時間、至福でございました。

って、ことで、懇親会で大いに酔っ払いまして…以下省略。笑
(特に後半、ところどころ飛んでしまったのは、、。。)

ご参加いただきました皆さん、ご一緒できて嬉しかったです!ありがとうございました。m(_ _)m
マスター、あっこ女将、いろいろとお手数お掛け致しました。

Jazz FLASH40周年万歳!

なにより、熱演いただきました外山トリオのメンバーの皆さん、ありがとうございました。
さらなる飛躍を期待して居ますね。

この後もツアーは続きます。

Image

9月15日(土)富山「NEW PORT」
9月16日(日)長野「Cafe PLAT」
9月17日(月)越生「山猫軒」
ツアーが盛況でありますように!


んじゃ、退散♪

2018年9月 9日 (日)

ノルウェーの色彩 『The Other Side / Tord Gustavs Trio』

The_other_side

大好きなノルウェーのピアニスト、トルド・グスタフセンがオーソドックスなピアノ・トリオのフォーマットで新譜を出しました。『Being There』以来ということで、約10年ぶり。
ドラムは、ずっと一緒に演奏してきた天才ヤーレ・ヴェスぺシュタ、新加入のスィッグァード・ホール。彼は、アルバムでの録音は始めてですが、2014年からマッツ・アイレットセンに変わってトリオのベーシストを務めています。
前回の『What Was Said 』も、私にはどツボでした。今回も楽しみにしてました!

オープナーは、北欧の空気感が満載のゆったりグレイな雰囲気「The Tunnel」。柔らかなメロディが心に沁みます。ベースもゆったりとした空気にぴったり。
静かなベースソロの向こうでやんわり電子音が響き、哀愁あるメロディがしっとり奏でられる「Kirken, deen er et Gammelt Hus」。
「Re-Melt」、暗くスリリングな音風景。残響のように遠くから聴こえるボーイングの音と電子音?がミステリアスな「Duality」、環境音楽のよう。ゆったりした時間の中にドラマチックな高まりを感じる「Ingen Vinner Frem Til den Evige Ro」。柔らかで静寂時間「Taste and See」。
バッハの曲もエキゾチックな世界へ「Schafes Bruder」。バッハのモテット「Jesu, Meine Freude」、ノルウェーのトラッド「Jesus, det Eneste」音は少なくとも敬虔で荘厳な雰囲気。
タイトル曲「The Other Side」は、深まりゆく秋の風景をみるような美しさ。
強い感情の起伏をみる「O Traurigkeit」、3人の気持ちの一体感がすごい。
透明でひんやりとした空気「Left Over Lullaby No. 4」。終演も静かに夜が更けていくような「Curves」。

ノルウェーのひんやりした空気が流れ込んでくるような静けさ。
秋の夜長にぴったりな夜更かし盤。ノルウェーの色彩をストレートに感じ、3人の相性がとても良いと感じました…。

1.The Tunnel
2.Kirken, deen er et Gammelt Hus
3.Re-Melt
4.Duality
5.Ingen Vinner Frem Til den Evige Ro
6.Taste and See
7.Schafes Bruder
8.Jesu, Meine Freude
Jesus, det Eneste
9.The Other Side
10.O Traurigkeit
11.Left Over Lullaby No. 4
12.Curves

Tord Gustavsen (p , electronics)
Sigurd Hole (b)
Jarle Vespestad (ds)

今日のおまけは、レーベルサイトがだしていたもので。

大阪、北海道と大きな災害が続きました。
心から、お見舞いを申し上げます。
早く、日常を取り戻せますように…。

んじゃ、退散♪

2018年9月 6日 (木)

驚異のピアニズム 「Kristjan Randalu @ Jazz Flash (9/5)」

Kristjan Randalu @ Jazz Flash (9/5)

Kristjan_randalu

Kristjan Randalu (p)

ECMから幻想的な『Absence』がでたばかりのエストニア出身ピアニスト、クリスチャン・ランダル。
初の日本ツアーはソロ・ピアノです。新譜の『Absence』のオリジナルを中心にジャズフラッシュを熱狂の嵐に巻き込みました!

ほぼ定刻、簡単に挨拶。なんと、ジャズフラッシュと同じ年なんだそうです。
最初は、、音を選ぶように静かにはじまりました。参考音源にあった「Silmast silma」。
やがて、左手が刻むミニマルなフレーズと右手の硬質で力強い饗宴がはじまる。びっくりするくらい情熱的に音を敷き詰めていきます。
速さ、テンションの高さが尋常じゃない。物凄い高揚感で一気に観客を虜に。
その後も、万華鏡のように美しく、妖しく移り変わっていく音風景が続きます。
芯に秘めた情熱を爆発させながらも、硬質で超精密しかも流麗な演奏。
曲によっては、内部奏法も交えフリーな展開もあれば、ラストで演奏したエストニア の子供の曲?のように、まるで弦楽器のように弦を奏でて、パーカッションのように叩いたりと変化をつけてた。
そういった中でも、メロディアスでエキゾチックな調べを奏で異国情緒にさそいましたね。
目の前で鍵盤の上を高速で動く手と指は、人間業ではありませんでしたね。

緊張感とぎれず一時間弾ききり、お疲れだったとおもいますが、
アンコールも受けてくれてとても嬉しかったです。

順番は違ったけれど、新譜からオリジナル曲はほとんど演奏したと思います。
が、ECMレーベル特有の残響感満載の静かな雰囲気とはまったく違った、沢山の音数と強い音圧で弾きまくる強烈な印象。生演奏を聴いてこんなに印象がちがったピアニストも少ないです。
ソロなので、多少は違うと思っていたのですが、想像以上に力強く残暑も忘れ音に聴き入りました。
『Absence』と『Helsinki Son』にサインをいただいて帰宅!

彼は、この後もツアーはつづきます。
・9/5(水) 19:00 開場 19:30 開演 - 新潟 Jazz Flash
・9/6(木) 19:00 開場 19:30 開演 - 上越 ラ・ソネ菓寮春日山店

9/7(金) 19:30 開場 20:00 開演 - 横浜 Airegin 
9/8(土) 19:00 開場 19:30 開演 - 柏 Nardis
9/9(日) 14:30 開場 15:00 開演 - 新宿 Pit Inn

ぜひとも、ご自身の耳で確かめにライブにいってください!

んじゃ、退散♪

2018年9月 4日 (火)

百聞は一見にしかず、と言うけれど… 「Kurt Rosenwinkel Trio @ 丸の内 COTTON CLUB (9/3 1st)」

Kurt Rosenwinkel Trio @ 丸の内 COTTON CLUB (9/3 1st)

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Kurt Rosenwinkel (g) 須川崇志 (b) Mark Whitfield Jr.(ds)

来日直前に、ドラマーがGregory HutchinsonからMark Whitfield Jr.へ。
そして、ライブの当日、ベースがエレベのDario Deiddaからウッドの須川崇志へ。
結構バタバタでしたね。須川氏は「石若 駿 Cleanup Trio meets Kurt Rosenwinkel」で、一度共演しているので白羽の矢が立ったのかしら?
陰ながら、応援しちょります!

最初は、カート曲とミンガス曲は、ダークで浮遊感、そして複雑なことを楽々とメロディアスにやってしまう伝家の宝刀が冒頭から炸裂。急遽の代役のベースとかにもっとアイコンタクトとかしてやってよ、、って、心で思うも、皇帝はクールな表情。場は緊張感漂う…。
3曲め頭のところで聴き覚えのある美メロが顔を出す、やったぁ「Falling Grac」。
たぶん、私の遠征は今日はこれだけで報われてしまうのだ。
美しくも超高速フレージングで舞い上がるカートの演奏は、滑らかで淀みなく浮遊感と疾走感満載。静かにじっと聴き入ってた観客も、このあたりから拍手や歓声が湧き上がってくる。
ベースの全身を使った躍動感満載の長尺のソロも決まり、バンドもぎゅっと一体感が増す。
ドラムとの掛け合い中のカートの容赦なさっていうのが、、また、半端なくてワクワクする。
最前列で聴いていた奇天烈さまによれば、歌声が聴こえたそうです。まぁ、全部、口が動いてましたが…。そう、目も動いてました。弾きながら瞬きするんですよねぇ。

と、この後も、カバー多めで浮遊感あるのに、ダークな色彩で、どこからでもアクセル全開可能な高速の疾走感を目の当たり体感。超絶技巧、技の玉手箱の天才的プレイで圧巻されっぱなし。
ミステリアスなヴォイシングに、会場はケムを巻かれた感じですね。
ギターって、コード楽器といえ、ピアノに比べるといろんな制約が多いとおもうのですが、、
そういう既成概念をあちこちで乗り越えてる感じで、ギター弾きではないけど宇宙感覚のスケールの大きなソロにやられましたね。
終演は、ダイナミックなドラムソロからはじまった超高速「Confirmation」。パーカーの超絶をも超える猛ダッシュ。全員で駆け抜ける勢いは凄い、そしてやっぱりカート凄すぎる。ベースソロでのバッキングが、これまた不思議。
やんやで終了。
アンコールは、スタンダードをバラッドで美しく会場を魅了しておしまい。

百聞は一見にしかず、と、言うけれど、、見てもなんでそうなるのか、、そうなったのか、、よくわかりませんでした。。(恥)
やっぱり、現代ギターの最高峰の1人、皇帝の名前は嘘偽りないですよね。
美しい音色、高速フレージング、超絶技巧半端ない!
急遽代役の須川崇志も堂々としたプレイに拍手。どんどんと昇り調子でしたので、セカンド、そして今日、明日と楽しみだと思います!
ドラム、、あのマーク・ホイットフィールドの息子。まぁ、立派にそだっちゃって。って、母親目線ですみません…。
考えたら、彼も代役だったんですよねぇ。スタイルは違うといえギターのサポートはお手のものでしょうか?

しばらく、遠征の予定はないのですけど。。(寂)
でも、私の秋の音楽週間は、まだ続きます。
台風が最接近の今日でなくてよかった。。

んじゃ、退散♪

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