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音楽で拡がる輪

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2018年7月 8日 (日)

何処にもない世界 『Flowing out / 大柴 拓カルテット 』

Flowing_out


ギタリストの大柴 拓氏は、新潟市で「TrioMono」の演奏を聴いて以来、大ファンです。
クラシックで培った技術を中心に、南米音楽、ロックなどジャンルを超えた独特の感覚が好き。そんな、実力派のギタリストがリーダーとなって、これまた、独特の感性をもったピアノの伊藤 志宏氏、マルチ奏者の鈴木 広志氏、バンドネオンの北村 聡氏という豪華な3人とともに創り上げたリーダー作4枚目。クオリティ高く、どこにも無い世界。
全てがオリジナル曲で、7曲が大柴曲、2曲が伊藤曲。

オープナーの「陶器のワルツ」から、個々の演奏とアンサブルの素晴らしさにうっとり。
バンドネオンとサックスの2本の美しい流れが素晴らしい「枝」。まるで、男と女。
哀愁のタンゴを思い起こす「静かな東京」。おおらかな自然の光景をながめるような「瀧紫」。ノスタルジックな気持ちになる「風茜」。
ショーロのスタイルと取り上げた「黒塗りのショーロ」。どこか悲しみの込められた「白い足跡」。厳かな時間「明日」。
終演は、キメキメも多く各自の技術の高さが爆発する「水鏡」。

ワールドミュージック的な自由奔放さに、日本的叙情が加わった摩訶不思議な世界。
即興性と緻密に計算された部分のバランスがよく、美しさの中にも少し毒のある感じがたまらない。すっごく、洗練された音楽なのに、どこか昭和レトロを感じてしまう不思議さが癖になる。

最後に、この秀逸なジャケットは、ご本人がデザインしたもの。
不思議な大柴ワールドを表現した素敵なジャケットですよね。


1. 陶器のワルツ
2. 枝
3. 静かな東京
4. 瀧紫
5. 風茜
6. 黒塗りのショーロ
7. 白い足跡
8. 明日
9. 水鏡

大柴 拓(g) 
伊藤志宏(p)
鈴木広志(sax) 
北村 聡(bandoneon)

今日のおまけは、レーベルからの視聴動画。

西日本の大雨の被害のすごさに唖然。
心からお見舞い申し上げます。
新潟は、「潟」がつくように、水に囲まれた低い土地が多いところです。
とても、人ごととはおもえません。
どうか、くれぐれもお気をつけてくださいね。

んじゃ、退散♪

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