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音楽で拡がる輪

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2018年4月28日 (土)

浪漫の伝道師 『Shades of Sounds / Alessandro Galati Trio』

Shades_of_sounds


澤野工房から『OUTER GOLD, INNER LORD.』の新作が出たばかりのアレッサンドロ・ガラティが、またまた、レギュラーでのピアノ・トリオの新作をだしました。
今度は、寺島 靖国氏の寺島レコードから。録音、ミキシング、マスタリングはステーファノ・アメーリオ。ピアノは、ファツィオリ。
ガラティの敬愛する、エヴァンスの曲、コルトレーンの曲の他に、カエターノ曲、イスラエルの民謡等も入ってます。オリジナルは、名盤『Traction Avant』からガラティファンに親しまれている「Andre」で9曲。

オープナーは、イスラエルの民謡「After You Left 」。深く、哀愁を秘めたメロディ、そして、甘く濡れたような輝きのピアノ。存在感あるベースの響き、少音で空間を彩るドラム。全てが揃いました、と、いう感じの幕あけ。ロマンチシズム溢れストレートに歌う「Stella By Starlight」、ゆったりしたテンポで魅せる三位一体。郷愁の権化のようなメロディと情感こもった演奏「You'll Walk In The Field」もイスラエル民謡。
エヴァンスの「Blue In Green」。間(はざま)を大切にする彼らの「Blue In Green」には、、寒色系の美しい様々なブルーとグーリンが現れ、消える淡麗な演奏。カエターノ・ヴェローゾの「Coracao Vagabundo」、ブラジル音楽の持っている郷愁とイタリア人の心に大きく占める「愛」が溶け合って滑らかな踊りに。
今回、唯一のオリジナル「Andre」。一緒に収められている美旋律の名曲に、全くひけをとらない美メロを繊細にしっとりと奏でる。
ベースのソロから始まるエヴァンスの「The Two Lonely People」。穏やかな曲調のなかで繰り返される転調が心模様のようにも、世間模様のようにも感じ聴き入ってしまう。スタンダード「Nobody Else But Me 」、歌心とスリリングを兼ねあわせたピアノと楽しそうな3人の会話でハッピーな気分。
終演は、コルトレーンの「Moments Notice」。高揚感をもったあのメロディを優雅にちょっとアンニュイに。インタープレイに入ると流麗なフレーズを次々繰り出し、三位一体もお見事。

全編ロマンチシズム満載、でも、インタープレイのスリリングな場面も楽しめちゃう、お得盤。美音で情感豊かに歌い上げるピアノ、太くしっかりしたベースが活躍し、ドラムの音の美しさにも感動。で、ガラティさまの選曲のお目利きには感涙。メロディに長けた人は良い曲しってますね。ガラティ流浪漫に浸ってください。

1. After You Left
2. Stella By Starlight
3. You'll Walk In The Field
4. Blue In Green
5. Coracao Vagabundo
6. Andre
7. The Two Lonely People
8. Nobody Else But Me
9. Moments Notice

Alessandro Galati (p)
Gabriele Evangelista (b)
Stefano Tamborrino (ds)

今日は、ちょうど良さそうな動画がみつかりませんでした。
残念。。

ゴールデンウィークが始まりましたね。
あなたのゴールデンウィークは??

んじゃ、退散♪


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コメント

 Suzuckさんの感想と批評にうなづいて拝見しています。
 まさに今年を飾るアルバムになるであろうAlessandro Galati のピアノ・トリオ作品。このトリオ・メンバーも板についてきて、まずもって隙の無い演奏に痺れます。それもガラティの美旋律ピアノがあってのことと思ってますが・・・。
 そしてステファノ・アメリオの録音とミックスが聴く者に快感を及ぼしますね。寺島靖国はヴァンサン・ブルレの方に軍配を挙げてますが、私はアメリオ・ファンです。
 私はこのところ何日か出張していまして今日帰ってきました。既に何度かは聴いているのですが、これから更にじっくり聴いて感想書きたいと思っているところです。

風呂井戸さま、返事が遅くてすみません。m(_ _)m

そうなんですよね。
寺島氏は、以前からアメリオ氏のドラム(シンバルだだったかな)の音があまい、、
って、言ってたとおもうので、この企画盤はびっくりしました。
でも、甘い旋律も大好きなお方なので、まぁ、、なるほどぉ。。って。。

私の期待は、この勢いで、、来日して欲しいなぁ、、って、ことです。
あとで、そちらにもお伺いいたしますね。

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