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音楽で拡がる輪

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2018年3月21日 (水)

心通い合う世界 『Live In Healdsburg / Anat Cohen & Fred Hersch』

Live_in_healdsburg


デュオの名手でもあるフレッド・ハーシュの今回のお相手は、イスラエルのマルチ・リード奏者、アナット・コーエン。トランペットのアヴィシャイ・コーエンの妹で、3兄弟でも演奏活動をしている。ヒールスバーグ・ジャズ・フェスティヴァルに出演した際のライヴ録音で、クラリネットを演奏。ハーシュ3曲、コーエン1曲を含む8曲。
先月の丸の内COTTON CLUBのソロ・ピアノのライブの時に先行発売してたので、ゲットしてきました♪

オープナーは、ハーシュ曲「A Lark」。静寂な空間に落ちるハーシュの美音から。この瞬間に心奪われる!そこに加わる芳醇なコーエンのクラリネット。
ハーシュ曲「Child's Song」も、繊細なハーシュのピアノで始まり、コーエンも膨よかな音色で応える。全神経を集中し、互いの音を聴き、全身全霊で応える。
コーエン曲「The Purple Piece」、少しエキゾチックなメロディから沸き立つような艶っぽさ。ふたりの優雅な会話。ビリー・ ストレイホーンの「Isfahan」は遊び心いっぱい!
ハーシュ曲「Lee's Dream」は、丁々発止。
ジミー・ローズ美メロ曲「The Peacocks 」は、アブストラクトなピアノからあの美しい世界へ。情感こめてメロディを奏でるコーエンの表現力の巧みさ。透明感あるピアノとのコントラストがより美しい曲を際立てます。力強いやり取り。幼い子どもたちの隠れんぼのような楽しいワァッツ・ウォーラーの「Jitterbug Waltz」。
終演(アンコール)は、エリントンの「Mood Indigo 」、ロマンチックな夢の中にいるように…。喝采!

まさに、親しいもの同士の楽しい会話。
互いに相手の音を聴いて、全身全霊で想像力豊かに創造していく世界。
血の通った、心通い合う音楽ですね。


1. A Lark
2. Child's Song
3. The Purple Piece
4. Isfahan
5. Lee's Dream
6. The Peacocks
7. Jitterbug
8. Mood Indigo (Encore)

Anat Cohen (cl)
Fred Hersch (p)

今日のおまけは、2016年のジャズ・アット・リンカーン・センターでの「Child's Song 」。

お中日ですね。
暑さ寒さも彼岸まで。そうなるといいな。

んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん,こんにちは。

先日出たトリオの新作ライブはそのよさはわかるものの,音楽面でのストイックな姿勢が強く感じられて,今一歩没入できない部分があったことは否めません。そして,それと並行してストリーミングで聞いたこのアルバムが,なんと心地よく響いたことよ,って感じです。

リスナーなんてわがままなもので,自分の持つイメージをミュージシャンに再現してもらうことを期待してしまうことがあるのは事実ですが,ここで交わされる二者の対話は,こちらの期待に応えるものだったと思いますし,選曲もいいですよね。暫くはこっちの方を愛超しちゃいそうな予感(笑)。

ということで,TBさせ知て頂きます。

閣下、トラバをありがとうございます。
新譜、すっごいハイレベルな仕上がりで申し分ないとおもうのですが。。
まぁ、こっちの方が好きなんです。
ハーシュ様が、元気で精力的に活動していることを喜んではおりますけど。

ハーシュはもちろんですが、アナット・コーエンが素晴らしいですよね!

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Live in Healdsburg Anat Cohen Fred Hersch(Anzic) 2月にFred Herschが来日した時に先行してCotton Clubでも売っていたCDであるが,実 [続きを読む]

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