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音楽で拡がる輪

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2018年2月 4日 (日)

即興が即興を生む 『Lucus / Thomas Strønen's Time Is A Blind Guide』

Lucus

ノルウェー、オスロ出身のドラマー、コンポーザーのトーマス・ストレーネンの新作。
前作『Time Is A Blind Guide』のタイトルをそのままバンド名にして、ストリングスを入れた構成も同じ。ピアニストが、Nakamaで新潟にも演奏にいらしたノルウェー在住の田中鮎美に変わりました。Nakamaをはじめ、北欧で即興演奏の中で研鑽を積んでいる彼女の加入はポイントが高そうですね。
1曲目の「La Bella 」を除く曲は、本人のオリジナル。「La Bella 」は、ストレーネン、ヴォーガン、オーセの共作。

オープナーは、ストレーネン、ヴォーガン、オーセの3人の共作「La Bella 」、即興的、実験的な演奏が続く。美しく、クラシカルで弦楽器が様々な形で空間に現れ、消える…このアルバムのプロローグにぴったり。弦楽器を中心にしたエモーショナルな「Friday」、硬質なピアノとメンバーが静かに呼応する「Release」。一瞬、冒頭のピアノに日本的な情緒を感じた「Lucus」。それは、幻だったような美しさ。弓引きの音が気持ちを遠くに遠くに運んでくれる「Fugitive Places」、静謐で美しい空間。
一転、鳴り響くドラムにアヴァンギャルドに呼応するメンバー。「Baka」は、それまでとガラリと雰囲気が変わります。ちょっと、フォークっぽい明るさのある「Wednesday」。低音鳴り響くベースから始まる「Tension 」、緊張感漂う中フィーチャーされるピアノ、透明感ある硬質なタッチ、ダークな雰囲気でドラムとやりとりが迫力満点。
「Truth Grows Gradually」、弦楽器同士のやりとりが面白い。本当に色々な音がでますよねぇ。
ヴァイオリン、ピアノ、ドラムの即興から即興を生む自由な演奏が素晴らしい「Islay」。
終演は、その自由度が各自もっと高まる「Weekend」。自由を謳歌する奏者たち。

自国贔屓というわけではないのですが、田中鮎美のピアノが素晴らしい。
音、即興、感情表現、鍛えられたしなやかな筋肉美をみるようでした。
そして、トーマス・ストレーネン、恐るべし! 昨今、どこの国でもドラマーから目が離せませんよね!!


1. La Bella
2. Friday
3. Release
4. Lucus
5. Fugitive Places
6. Baka
7. Wednesday
8. Tension
9. Truth Grows Gradually
10. Islay
11. Weekend

Thomas Strønen (ds)
Ayumi Tanaka (p)
Håkon Aase (vin)
Lucy Railton (vc)
Ole Morten Vågan (b)

今日のおまけは、レーベルのトレーラーですね。

ちょうど、新潟にお仕事でKanazawa Jazz daysのkenさまがいらしてて、いろいろとお話する機会がありました。
2人で、「田中鮎美すげぇ、最近の奏者すげぇ!!、本田珠也、、生で聴きてぇ。。」と、なったのでありました。笑
いや、他にも話したけどね。。(^_^;)

んじゃ、退散♪

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