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音楽で拡がる輪

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2017年5月25日 (木)

魂を揺さぶる 『Tigran Hamasyan @ 浜離宮朝日ホール (5/24)』

Tigran Hamasyan @ 浜離宮朝日ホール
Tigran Hamasyan (piano, voice, synthesizer …)

Tigranhamasyan_2

アルメニア出身のピアニスト、ティグラン・ハマシアンの新作『An Ancient Observer』は、内なる太古と繋がる高揚感ある音楽でした。ソロの日本ツアーがあると知ってチケットを購入。
場所は、ポルタルとガリアーノの丁々発止のデュオを聴いた浜離宮のホールでした。懐かしい。。

その日のうちにとったと思うのですが、気がつけば前方の真ん中は売り切れていて、向かって左側の一階席真ん中くらいでした。意気込んでいたのに、なんで出遅れたんだろう。笑

ほぼ定刻に場内が暗くなるとともに開演しました。
舞台は、蝋燭のような光の演出があり、ティグランの姿がシルエットのように浮かびます。
いきなり背を向けてループ作りで始まった「New Baroque」の拡大ヴァージョンが荘厳に響き、、シームレスにピアノ演奏中心の「Fides Tua」に繋がりました。静謐と高揚を行き来するピアノにぐっと集中。。ここまで、15分くらいかな?もっとかも。
短いMCがあって、ヴォイスが入った神秘的な「The Cave of Rebirth」。美しくもあり神秘的でもあり、圧倒的な迫力で迫ってくる、、なんだか一種の宗教儀式のよう。。
この後も、新譜を中心に、でも、今日この時の音を鳴らし続けた。

とても不思議なピアノで、 人の喜怒哀楽のもっともっと奥にあるプリミティブな部分を直接震わせます。
これぞ、直に魂を揺さぶる音楽。
舞台の光の演出も効果的でとても不思議な気持ちになりました。
なんだか、洗脳されそうだったわ。

そして、本編約70分を曲の合間にお水を飲む以外は休憩もとらない集中力はすごかった。しかも、一曲、一曲がかなり長い。本編最後の「Nairian Odyssey」あたりは20分は超えていたのではないのでしょうか。。

拍手に迎えられたアンコールは3曲だったそうです。
残念ながら、 新幹線の最終の都合で最後の1曲は聴けなかったのですが、Twitterを観ていたら、最後は祖国アルメニアの1988年の大地震への追悼曲だったようです。その前、真ん中に演奏した「いつか王子さま」は、まるでアルメニアのちょっと怖い昔話しのようでした。過去最高クラスの怖い王子さまだった。。

なんとも美しいピアノの旋律を中心に、アルメニアの民族音楽、ジャズ、クラシック、エレクトロニカ、、いろいろな音楽が混じった美しく昂揚する音楽だった、、。今考えると、昨夜の演奏が丸ごとひと塊りになって私に迫ってきたきがします。得体の知れない大きな怪物に丸呑みされた気分でもありました。。
良い夜でした。

追記
この日のセットリストを見つけました。

New Baroque
Fides Tua
The Cave of Rebirth
Egyptian Poet
Marks and Markos
Nairian Odyssey
アンコール
Liac
Someday My Prince Will Come
Leninagone

んじゃ、退散♪

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