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2017年4月 9日 (日)

出た!新生バンガロー第2弾♪ 『You Already Know / Bungalow』

You_already_know


前作『Unseen Scenes』から、フロントがオーストラリアの気鋭サックス奏者マイク・リベットに変わったバンガロー第二弾、再びの飛躍を期待してる。
そのマイク・リベットは、去年(2016)オーストラリアの「National Jazz Awards」で、最優秀賞を受賞!メンバーの個々の研鑽が積み上がってバンガローにしか表現できない音楽のつまった『You Already Know』をリリース。全曲、メンバーのオリジナル。

オープナーは、大村曲「Santa Cruz」。疾走するマイクのサックスに、思わず「巧いっ!」と、感嘆するリスナーは多いだろう。伝統を踏まえたモダンな曲調にコンテポラリー・ジャズの遊び心の見え隠れする演奏は硬派でインテリジェンスを感じる。
師匠デイヴ・リーブマンの言葉思い出しながらハーモニーを重ねることを真ん中に置いたマイク曲「Gravity Snap」。空気の歪みのようなイメージ♪
日本的情緒を感じる佐藤曲「Bombori」。タブラの音が鼓のように響く。ピアノ、ベース、タブラが点々と置いた音を霞のようなサックスが漂う。尺八を連想させる印象的なトラック。
即興曲「Led Astray」、冒頭のタブラとベースの絡みに気概を感じる。4人は、本当にクリエイティヴ!
エレクトロニクスも使って大村曲「Ephemeral」。カオスで緊張感ある空間にシンバルの金属音が美しい。
佐藤の好きな音楽家、レニー・トリスターノ、オーネット・コールマン、アン ドリュー・ヒル、クロード・ドビュッシーの頭文字をとった「TOAD」。その4人の音楽家のジャズへの情熱が彼らを通してビシビシと伝わってくる。
タイトル曲「You Already Know」は即興曲。2曲入っている即興曲はそれぞれ実験的なテーマがある。この曲のテーマは、リズム。全員が、何かを叩いたそうだ。そこにあるのはリズムだけ!
29とう数字に着目した大村曲「Day 29」。ちなみに29は10番目の素数。
タイトル通りの佐藤曲「Dark And Elegant」。「ハーモニーの響きはデューク・エリントンを意識し、演奏のアプローチはポール・ブレイにインスパイアされて…」と、いう贅沢な曲。
直木賞をとった「火花」のトリッキーな登場人物の名前からとった「KAMIYA」。
目紛しい現代社会を嘲笑うように、ゆったりとスイングする硬派な池尻曲「Test」。
メロディアスだけれども少しひんやりした感覚の「Sakhalin」骨太なベースの池尻の曲は男気を感じる。
終演は、大村曲「 Imagined Winte」。この暗さは明るい未来のために必要なシーンなのです。
たぶん、、きっと。。

一人ひとりの少しづつの進化が、4人が集まった時に一気に深化するバンガロー。
多種多様な中に、音楽を通して物事の本質を捉えようとする気概を感じる。
個々の研鑽が積み上がり、彼らの心を通して観る音風景は唯一無二。

すでにリリースツアーが愉しみ!でも、きっと、、彼らはここからも進んでしまっているのだろうな。

1. Santa Cruz
2. Gravity Snap
3. Bombori
4. Led Astray
5. Ephemeral
6. TOAD
7. You Already Know
8. Day29
9. Dark And Elegant
10.KAMIYA
11.Test
12.Sakhalin
13. Imagined Winter

Mike Rivett (ts, electronics)
佐藤浩一 (p, fender rhodes)
池尻洋史 (b, ukulele-b )
大村亘 (ds, Tabla)


今日は、ちょうどいいおまけがみつからなかった。。

バンガローを初めて聴いた時、ジャズフラッシュは35周年だったのですが、「個々の才気・才能がすごいので、、バンドとして存在してるのか、日本にいるのか、それはわかんないけど。。。ジャズフラッシュ50周年の時にも素晴らしい活躍をしてると、思える面々です。」と書きました。
この時とサックス奏者は変わりましたが、今もその気持ちに変わりありません。

今日は、母の50日祭。気持ちの区切りとはなんだろう。。

んじゃ、退散♪

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