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音楽で拡がる輪

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2017年4月

2017年4月25日 (火)

『ジャズ批評 197号』がでました〜♪

『ジャズ批評 197号』がでました〜♪

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今回の特集は、、

「ジャズ100年の名曲&名演 」

1917年にジャズがレコードに録音されてから今年で100年。
「ジャズの歴史」は「曲の歴史」であるとも言えます。スタンダードからミュージシャンズ・オリジナルなど、100年の間に作られた名曲とその名演が紹介されています。
ジャズ録音100年の歴史、好きな曲トップ10アンケート、レコードプロデューサーが語る本音対談等。盛りだくさん!

さて、あなたお好きなナンバーは何ですか?


いつもの「新譜紹介」は、、4枚。


★ My Foolish Heart / Ralph Towner

お得意の12弦ギターの響きも幻想的で、最後の最後まで粒の揃った美音で彩られた演奏が堪能できる。真摯で敬虔な祈りにも似た空間は、沈む心にも弾む心にも心地よく響く音風景です。

★ Cold Sand / Alessandro Galati

音と音の間(はざま)にも彼らの想いを強く感じる。期待どおり、期待以上、心に広がる艶めく音風景。艶めき輝く感情の発露。「彼方なる天より滴る美音の雫」は、誇大広告ではありませぬ。

★ Guzuguzu / Helge Lien Trio

全8曲が彼の曲。多くの曲が、日本語の擬音言葉からインスパイアされたユニークな作品。
極光のような変幻自在さでノルウェーの大自然と繋がり、ますます進化した3人の世界!

★ You Already Know / Bungalow

個々の研鑽が積み上がり彼らにしか表現できない音風景。音楽を通して物事の本質を捉えようとする哲学的な空気を感じます。深化するバンガロー、リリースツアーが楽しみです!


「New Disc Pick Up」

★ A Different Truth / T-RIOT

強靭なグルーヴを持つ伊プーリャ発ピアノ・トリオ。
芳醇なフレージング、力強くソウルフルで明朗快活に歌い上げるピアノと機動力あるリズム陣の演奏に拍手喝采。
粋でいなせ硬派で漢気溢れる演奏です!痛快!!

んじゃ、退散♪

2017年4月20日 (木)

超絶楽しい!!「ラーメンな女たち / 矢野顕子x上原ひろみ@東京文化会館 (4/18)」

ラーメンな女たち / 矢野顕子x上原ひろみ@東京文化会館 (4/18)

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新譜がとっても気に入ったので、コンサートのチケットをとりました!
東京文化会館6列目♪
ステージ向かって右ブロックの中央よりなので、ひろみちゃんの手元ばっちり。
足踏み、肘打ち、ジャンプとアクロバティックな演奏姿も見逃すことなく、、
顕子さまのお顔は正面から、表情豊かに歌うその艶っぽさも堪能♪
終始、、テンションマックスでございました。

ライブは顕子さまのちょっと笑えるアナウンスから始まりました。

前半のオープナーは、ジャジーな味付けな「ラーメン食べたい Get Together編」。
低音がガンガンくる、お腹の底からラーメン食べたいと叫ぶ、、うねるうねる!
観客全員を一気にステージに釘付けですね。
自由奔放に歌い飛ばす「東京は夜の7時」。地球や時空を超える大きな広がり♪

「東京文化会館」のステージに立つのが夢だったと語る顕子さま。
明日からは、余生だそうです。笑
MCの楽しいこと楽しいこと。本当にチャーミング。

曲と曲をくっつけシリーズ「おちゃらかプリンツ」。動揺の「おちゃらかほい」とショーターの「Footprints」。
目の前で、「Footprints」に変わる瞬間の気持ち良さ!ひろみちゃんのピアノの凄さは折り紙つきですが、顕子さまのピアノも超絶凄い。
ひろみちゃんの肘打ちが、「ガン」とでると。。顕子さまも肘で「ちょちょちょん」と返歌。
二人のすごいんだけど、ちょっと笑えるやりとりがかっこいい。大歓声!

どんどん、できますのよ。なんでもおっけーです。
リクエストも受け付けてます。って。笑

次もひっつけシリーズ「真っ赤なサンシャイン」。ひばりさまの「真っ赤な太陽」とビル・ウィザースの「Ain't No Sunshine」。これが、渋くてエモーショナル。ひろみちゃんも顕子さまも自在すぎる!!
ソウルフルっす!

ひろみちゃんのオリジナル「Dreamer」。ひろみちゃんの「A LIVE」に入っていますね。
夢見るような柔らかなピアノ音、そして、歌詞がついた「Dreamer」、、なんて良い曲なんでしょう。。一緒に、ひろみちゃんの夢をみているような気分。大空に響き渡りましたね。

休憩前は「飛ばして行くよ」。もう、やったぁ!!って、気分です。
二台のピアノ呼応しあう、強い追い風となってぐんぐんいきます。
んん?ひろみちゃん、飛んでませんか??跳ねてませんか??
男も女も。すっ飛ばして勢いで進むことはあるもんだぜ。

さて、20分間の休憩の後は、、

まずは、上原ひろみのソロで「I Got Rhythm」。「I Got Rhythm」が、変幻自在に姿を変えて進むひろみ流。鍵盤の上を所狭しと両腕が、10本の指が目にもとまらに速さで動き回る!
アグレッシブ、パーカッシヴ、ゴムまりのような感性!
そして、矢野顕子のソロ「Super Folk Song」。いやん、もう、なんて可愛いの!ピアノの音色も優しい、ゆるく、、でも、情熱的。弾き語りながら、アドリブ満載。

で、ひろみちゃんがもどってきて、、ツアーグッズの宣伝タイム。お笑いコーナーです!

美しくのびのび「Children In The Summer」、光景が浮かびあげる。会話をしているような二人のやりとり。。
ひろみちゃん作曲の「こいのうた」は、顕子さまの音域を考えながらつくったとのこと。
独唱でまっすぐ、すとれーとに歌い上げます。☆素敵☆

くっつけシリーズ「ホームタウンブギウギ」。笠置シズ子の「東京ブギウギ」と「New York, New York」。弾むピアノと華やぐ歌。もう、体が動きっぱなし。
そして、最後は「シメはラーメンで、、」って、「ラーメンたべたい ラーメンな女たち編」。
スピードアップ、進化した「ラーメンたべたい」。思いっきり、濃〜い、合わせ出汁のラーメン堪能しました。え?替え玉は、、お腹いっぱいですわ。

拍手喝采で、アンコール。

まずは、「そこのアイロンに告ぐ」。もう、覚悟しちゃいます!!
で、最後も独唱で感動的な「Green Tea Farm」。
全員でスタンディングオベーションでした。

ひろみさまは、ピアノ超絶!で、可愛いっ!!
顕子さまは、めちゃめちゃお歌がお上手!で、ピアノももの凄く巧いっ!!
ひろみさまは、ひろみさまのまんまで。。
顕子さまは、顕子さまのまんまで。。
2人一緒になると併せ出汁でラーメンな女へ。変幻自在の濃〜〜いお出汁でした♪

心に残るコンサートになりました。
嬉しすぎて、何もいえません。。(ん?十分しゃべったね。。)

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この中に、私もちゃんと?写ってます!

4/18 東京文化会館 セットリスト

前半
1.ラーメン食べたい Get Together編
2.東京は夜の7時
3.おちゃらかプリンツ
4.真っ赤なサンシャイン
5.Dreamer
6.飛ばして行くよ

後半
1.I Got Rhythm (上原ひろみソロ)
2.Super Folk Song (矢野顕子ソロ)
3.Children In The Summer
4.こいのうた (矢野顕子独唱・上原ひろみピアノ)
5.ホームタウンブギウギ
6.ラーメンたべたい ラーメンな女たち編

アンコール
1.そこのアイロンに告ぐ
2.Green Tea Farm (矢野顕子独唱・上原ひろみピアノ)

んじゃ、退散♪

2017年4月15日 (土)

バンドサウンドに溶け込む超絶ギターも最高!「Kurt Rosenwinkel's Caipi Band @ ブルーノート東京 (4/14 1st)」

Kurt Rosenwinkel's Caipi Band @ ブルーノート東京 (4/14 1st)
Kurt Rosenwinkel(g,vo) Pedro Martins(g,key,vo) 
Olivia Trummer(p,key,vo) Frederico Heliodoro(b,vo)
Antonio Loureiro(per,vo) Bill Campbell(ds)

Kurt_1


皇帝カート・ローゼンウィンケルさまが、新譜『Caipi』のカイピバンドで来日!
思わず、予約しました。笑
会場時間に間に合いそうもなかったので、アリーナ指定席を。
なんとテーブル最前列カートが目の前のほぼ中央席でした。ラッキー♪
ちなみに、受付のフロアーでは、彼がお気に入りのWestvilleのギターが3機展示してありました。
そのうち、一機は、実際に彼が使用していたものらしいです。

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オープニングは新譜とおなじで「Caipi」。心地よいバンドサウンドに会場に一気にブラジルはミナスの風が!!そのまま、パドロの魅力が炸裂する「Kama」。色彩豊かなバンドサウンドに陶酔していると天空を駆け抜けるようなカートのギターソロ。すごいんですね、これが。。
次の曲が曖昧なんですけど、、アルバムの曲順のまま「Casio Vanguard」じゃなかったかと。。一緒に歌いたくなる。顰蹙だろうから口パクで体を動かす。笑
楽器と声の重なりで宇宙に飛んでいく感じ。ここでも、メロディアスで超絶なギターソロが!
だんだん怪しくなっていくのですが、、2.3曲あってその間には、ピアノ、ウクレレベース、ドラムとソロを回す場面などもあって、カートさまのメンバー愛をかんじるわけですね。しかしながら、私はこんなに楽しそうに、、でも、弾きまくるカートさまは初めてなので、念願叶ったこのバンドへの愛を強く感じました。
途中で、「Song X Jazz」への感謝の気持ちも語っていた。
後半で、キャッチーな「Little Dream」を聴けて幸せ感満喫。なんだか、一緒に走り出したくなる高揚感。バンドと一緒にラストを目指す一体感がいいわ。
最後は、アルバムのラストと同じで「Little B」。ライブへの満足感も伴ってひたすら気持ち良い。一度帰りかけて、アンコールに応えてくれます。ペドロ・マルティンズがギターソロで頑張ってました♪

どの曲でもカートの天空を駆け抜けるような超絶でメロディアスのギターと、、声と楽器の重なりが色彩色豊かなサウンドがうまく調和していて、とても気持ちいい。アンサンブルでもソロでもやっぱり凄いね。
カートさまが、、ブラジル・ミナス新世代と創造する桃源郷ですね!!
カートさまファンの方々、ちょっとでも気になったら是非行って行って。

んじゃ、退散♪

2017年4月14日 (金)

内なる太古に繋がる 『An Ancient Observer / Tigran Hamasyan』

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2006年に19歳で、「セロニアス・モンク・コンペティション」にて優勝したアルメニアの鬼才も29歳。母国アルメニアの音楽を取り入れた叙情的でドラマチックな作品。
Nonesuch第二弾は、ピアノ、ヴォイス、キーボード、エフェクトをこなす自作曲のソロアルバム。

オープナーは繊細でエキゾチック、そしてダイナミックも兼ねそなえるピアノが堪能できる「Markos and Markos」。
ヴォイスも交え幻想的な「The Cave of Rebirth」、心の奥の何かに呼応する。
新旧の扉が開いたりしまったり。。「New Baroque 1」。
繊細さと力強さが同居する「Nairian Odyssey」、ヴォイスパーカッションを使いながらも叙情性も失わない魅力。
幽玄なヴォイスの重なり「New Baroque 2」。リズミックな演奏&素朴なメロディ「Etude No. 1」。
ヴォーカルも入ってスピリチュアルな「Egyptian Poet」。哀愁とロマンが漂う「Fides Tua」。
アンビエントな音響とピュアなピアノの音が幻想的な「Leninagone」。
終演はメランコリーな「Ancient Observer」、多様な重なりが異次元的へ誘う。

ティグランは、故郷で見たもの、体験したものから、故郷の歴史に深く想いを馳せ、その結果このアルバムが生まれたそうです。

彼の独特なリズミックでパーカッシヴな演奏はそのままで、風土に繋がった抒情性とメロディアスさを失わず、ヴォイスもかさなりスピリチュアルな独創的な世界が出来上がってます。
濃密で極めて高い高揚感を感じる。不思議な世界が広がってました。。

1. Markos and Markos
2. The Cave of Rebirth
3. New Baroque 1
4. Nairian Odyssey
5. New Baroque 2
6. Etude No. 1
7. Egyptian Poet
8. Fides Tua
9. Leninagone
10. Ancient Observer

Tigran Hamasyan (piano, voice, synthesizer, electric piano, effects)

今日のおまけは「The Cave of Rebirth」。

ティグラン・ハマシアンは5月に来日しますね。
ソロのコンサートです。

ジャパン・ツアー概要

5月24日(水) 東京 浜離宮朝日ホール 音楽ホール
18:30開場 19:30開演

5月26日(金) 沖縄 がらまんホール
18:30開場 19:30開演

5月27日(土) 古民家SHIKIORIMAP
18:30開場 19:00開演
チケット:完売

5月28日(日) 屋久島 屋久島総合自然公園(鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦)
17:30開場 18:30開演

どう?行けそうなところがありましたか??

新潟は今週末で桜はおしまいですね。
んじゃ、退散♪

2017年4月12日 (水)

難解、寸止めの美しさ 「中村 真トリオCD発売記念ツアー @ ジャズフラッシュ(4月11日)」

中村 真トリオCD発売記念ツアー @ ジャズフラッシュ(4月11日)
中村 真 (p) 中村新太郎 (b) 大村 亘 (ds)

Nakamura1


去年の10月にトリオでジャズフラッシュにいらした中村真トリオが、『Makoto Nakamura Trio』という新譜の発売記念ツアーでやってきた。
前回と同じで、打ち上げでちょっと呑んじゃって、、セットリスト的なものが、、まったく頭にない。。切ないもんだ。

ライブはジョビンの「Triste」ではじまった。柔らかく優しく始まって途中からはピアノとベースが交互に引っ張って行く感じ。ベースもここぞとばかりにいっぱい歌う。前回もおもったけど、ピアノのタッチがとてもクリアで繊細。そして、知ってる曲がとても新鮮に聴こえる。3人のコンビネーションも良いなぁ、と、ドキドキしながら思う。
遠くに目的地をみながら、寄り道しながら進む「All The Things You Are」、奔放で挑戦的なピアノ、饒舌でアグレッシヴなベース、スリリングに音をしかけるドラム、三つの光が目的地を目指して放たれ、、アブストラクトに絡み合いながら刺激しあいながら着地。
爽やかで躍動感ある「A Beautiful Friendship」?「I Thought About You」?だったかな。。
ピアノもベースも軽快によく歌う。二人が気持ち良く歌える高揚感をあたえるドラムの音づくりが素晴らしい。ぎゅっとタイトで切れ味の良い音、ドラムが動くと空間が大きく広がって行く。
美しいバラードを。メロディを一度空間に投げ、そこから浮かび上がってくるメロディを拾うかんじ。珠玉のメロディの中でも、、一番大切な音が宇宙から降ってくる。
セットの最後は、スリリングでな高揚感ある演奏で大盛り上がり。3人の応酬がすさまじく胸躍りました。体が揺さぶられる!だめ押しで、スケールのでかいドラムソロで宇宙の果てまでぶっ飛ばされました♪

知っているスタンダードからは、想像のつかない世界が広がる中村トリオ。
難解の寸止めで、美しい演奏。うっとりするような小さな音をコントロールしたリリカルな演奏から、ハードアクションで引き倒すスリルまで味わえました。
「一音から満ちる宇宙 」、、キャッチのとおり私の内なる宇宙もピュアな音に満たされました。
スリリングで切れ味よい演奏に時の流れも忘れた至福の春の宵。。

ツアーの前半は今日までで、、後半はこの土曜日からはじまります。

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お近くのライブをみつけてくださいね。

んじゃ、退散♪<

2017年4月 9日 (日)

出た!新生バンガロー第2弾♪ 『You Already Know / Bungalow』

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前作『Unseen Scenes』から、フロントがオーストラリアの気鋭サックス奏者マイク・リベットに変わったバンガロー第二弾、再びの飛躍を期待してる。
そのマイク・リベットは、去年(2016)オーストラリアの「National Jazz Awards」で、最優秀賞を受賞!メンバーの個々の研鑽が積み上がってバンガローにしか表現できない音楽のつまった『You Already Know』をリリース。全曲、メンバーのオリジナル。

オープナーは、大村曲「Santa Cruz」。疾走するマイクのサックスに、思わず「巧いっ!」と、感嘆するリスナーは多いだろう。伝統を踏まえたモダンな曲調にコンテポラリー・ジャズの遊び心の見え隠れする演奏は硬派でインテリジェンスを感じる。
師匠デイヴ・リーブマンの言葉思い出しながらハーモニーを重ねることを真ん中に置いたマイク曲「Gravity Snap」。空気の歪みのようなイメージ♪
日本的情緒を感じる佐藤曲「Bombori」。タブラの音が鼓のように響く。ピアノ、ベース、タブラが点々と置いた音を霞のようなサックスが漂う。尺八を連想させる印象的なトラック。
即興曲「Led Astray」、冒頭のタブラとベースの絡みに気概を感じる。4人は、本当にクリエイティヴ!
エレクトロニクスも使って大村曲「Ephemeral」。カオスで緊張感ある空間にシンバルの金属音が美しい。
佐藤の好きな音楽家、レニー・トリスターノ、オーネット・コールマン、アン ドリュー・ヒル、クロード・ドビュッシーの頭文字をとった「TOAD」。その4人の音楽家のジャズへの情熱が彼らを通してビシビシと伝わってくる。
タイトル曲「You Already Know」は即興曲。2曲入っている即興曲はそれぞれ実験的なテーマがある。この曲のテーマは、リズム。全員が、何かを叩いたそうだ。そこにあるのはリズムだけ!
29とう数字に着目した大村曲「Day 29」。ちなみに29は10番目の素数。
タイトル通りの佐藤曲「Dark And Elegant」。「ハーモニーの響きはデューク・エリントンを意識し、演奏のアプローチはポール・ブレイにインスパイアされて…」と、いう贅沢な曲。
直木賞をとった「火花」のトリッキーな登場人物の名前からとった「KAMIYA」。
目紛しい現代社会を嘲笑うように、ゆったりとスイングする硬派な池尻曲「Test」。
メロディアスだけれども少しひんやりした感覚の「Sakhalin」骨太なベースの池尻の曲は男気を感じる。
終演は、大村曲「 Imagined Winte」。この暗さは明るい未来のために必要なシーンなのです。
たぶん、、きっと。。

一人ひとりの少しづつの進化が、4人が集まった時に一気に深化するバンガロー。
多種多様な中に、音楽を通して物事の本質を捉えようとする気概を感じる。
個々の研鑽が積み上がり、彼らの心を通して観る音風景は唯一無二。

すでにリリースツアーが愉しみ!でも、きっと、、彼らはここからも進んでしまっているのだろうな。

1. Santa Cruz
2. Gravity Snap
3. Bombori
4. Led Astray
5. Ephemeral
6. TOAD
7. You Already Know
8. Day29
9. Dark And Elegant
10.KAMIYA
11.Test
12.Sakhalin
13. Imagined Winter

Mike Rivett (ts, electronics)
佐藤浩一 (p, fender rhodes)
池尻洋史 (b, ukulele-b )
大村亘 (ds, Tabla)


今日は、ちょうどいいおまけがみつからなかった。。

バンガローを初めて聴いた時、ジャズフラッシュは35周年だったのですが、「個々の才気・才能がすごいので、、バンドとして存在してるのか、日本にいるのか、それはわかんないけど。。。ジャズフラッシュ50周年の時にも素晴らしい活躍をしてると、思える面々です。」と書きました。
この時とサックス奏者は変わりましたが、今もその気持ちに変わりありません。

今日は、母の50日祭。気持ちの区切りとはなんだろう。。

んじゃ、退散♪

2017年4月 7日 (金)

春雨のような 『Potsdamer Platz / Jan Lundgren』

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元祖ピアノの貴公子ヤン・ラングレンも50歳を超え、ベテランです。
最近は、母国スウェーデンのトラッドに根ざした洗練されたジャズの世界。
今回のリーダー作は、フィンランドを代表するサックス奏者ユッカ・ペルコの入ったカルティット。e.s.t.のベーシストだったダン・バーグランド、デンマークの音色の美しいドラマーモーテン・ルンドとくれば欧州ジャズファンは聴いてみたくなるのでは?
同国のギターリストの曲「Tväredet」以外は、ラングレンのオリジナル。

オープナーでタイトル曲「Potsdamer Platz」で、陽気に始まります。グルヴィでご機嫌!
一転、しっとりと美しいバラード「No. 9」、叙情的なメロディと演奏に胸がキュンとする。
スウェーデンのトラッドとジャズを邂逅させた夭折のピアニスト、ヤン・ヨハンセンへのリスペクトを強く感じる「Lycklig Resa」。三拍子でスィング、郷愁ある優雅なメロディにペルコのサックスが見事にマッチ。
4人で鋭く切り込む「Bullet Train」、トリオの息もぴったり。ダイナミックに盛り上がる「The Poet 」。
ロマンチックでリリシズム溢れる「Never Too Late」。転調とテンポチェンジを繰り返しスリリングな「Twelve Tone Rag」。柔らかでエレガントな「Song For Jörgen」。
エキゾチックなメロディとブギウギ風のピアノラインでがノリノリな「Dance Of Masja」。
ベースソロが沁みる美しく儚い「On The Banks Of The Seine」。
終演は、同国のギターリストの曲で「Tväredet」。哀愁ある素朴なメロディを奏でるソプラノが美しい。
ここまで、ラングレンの曲もとても素晴らしく捨て曲なし無しなのですが、そのラングレンが終演に持ってくるだけあって、とても美しい曲です。

ラングレンの故郷スウェーデンの風土に基づいた伝統の音とジャズの融合という感じ。
改めて、ラングレンのジェントルで柔らか、雑味のないセンスの良いピアノに北欧のピアノの貴公子たる所以を。
スウェーデンのジャズはどこか人肌の暖かさ柔らかさがあって、、今の季節に降る春雨のよう…。


1.Potsdamer Platz
2.No. 9
3.Lycklig Resa
4.Bullet Train
5.The Poet
6.Never Too Late
7.Twelve Tone Rag
8.Song For Jörgen
9.Dance Of Masja
10.On The Banks Of The Seine
11.Tväredet

Jan Lundgren (p)
Jukka Perko (as, ss)
Dan Berglund (b)
Morten Lund (ds)

今日のおまけは「Tväredet」。

雪国の春は、梅や桜、、水仙などの春の花が一気に咲きますよ。
春雨も匂い立ちますね。

んじゃ、退散♪

2017年4月 4日 (火)

音楽の妖精 『Esperanza Spalding @ ブルーノート東京 (3/29 2nd)』

このライブは3月末に聴いたものです。すでに、、4月、、曲や曲順とかは忘れてしまいました。
が、強烈に印象に残ったライブでしたので、、少し記憶をブログに書き留めておきます。m(_ _)m

Esperanza Spalding @ ブルーノート東京 (3/29 2nd)
Esperanza Spalding (b, vo)Matthew Stevens(g)Justin Tyson (ds)

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ベースを弾きながら歌うキュートな妖精、エスペランサ・スポルディングさま。
今回は、ギター、ドラムというシンプルな編成で突然ブルーノート東京に降臨。
思わず、予約をとってしまいました。笑

ウッドベースと5弦フレットレスベースの両刀遣い。しかも、ベースラインを弾きながら ギターと歌でユニゾンとか、お見事すぎる!
ベースだけでも 歌だけでも ハンパなく超一流なのに めっちゃキュートで可愛い笑顔、スタイルバツグン!神さま 随分と不公平すぎませんか。。汗

自由席の10番代ということで、ベストポジションとはいいがたいのですが、ど真ん中の前から二番目、エスペランサさまの目の前に座れました。
始まるまでの周りの会話を聞いていると、すでにエスペランサの公演になんども足を運んでいる方々に囲まれたようです。どうも、調子は日にひに上り調子とのこと。
そうであっても、なくても、、元のレベルがすんごく高いのだよなぁ、、などと思っていると、、定刻10分過ぎくらいに開始。見渡せば、超満員で臨時の席もめいっぱい出てます。

エスペランサは、白のオーバーオール風のパンツはくるぶしが見えみえのたけで、そこにとても仕立てのいい上着を羽織ってる。ファッション雑誌から抜け出てきたような洗練された可愛さ。
トレードマークのナチュラルなヘアースタイルは、動くと連獅子のアレみたいにふわふわゆれる。
1曲目は、ベース弾き語り?のぶっとんでる「Nothing Like You」。攻めてる。
歌もベースも攻めてる。あの妙竹林感をばっちし歌い上げてウッドベースもバッチリでいきなり目が点になってしまった。
次はエルメット・パスコアールの「Ginga Carioca」だったとおもう。スキャット?しながらベースラインを弾くだけでも充分すごいのにギターとユニゾンしていたと思う。もう、何者ななのだ、この人は状態です。笑
ギターのマシュー・スティーブンスは、ウネった感じでジョンスコみたいなんで、普通は一緒に歌うのだけでも難しいきがする。しかも、すごく頑張っていていい感じに変態。
ドラムのジャスティン・タイソンも、奔放に動き回るエスペランサに俊敏に反応し、タイトでカッコいサポート。
でも、ごめんなさい。エスペランサ、凄すぎるんです。。もう、目が釘付けで。。
もう1曲くらいウッドベースで歌った後に、5弦フレットレスベースにチェンジして「Cinnamon Tree」。フレットレスベースを抱えて歌いまくる、彼女は音楽の申し子。
アンコールも含めて約90分近く演奏してくれたのですが、可愛い笑顔と裏腹の凄まじいテクニックに圧倒された私でした。
ギタートリオだったんで、ピアノよりもっと自由度が高かったこともあるとおもいますが、笑顔で常に攻めまくっていたエスペランサは最高!

と、一人で満足したあとは、、新幹線も終わってしまい、各駅停車の旅となったのでありました。

んじゃ、退散♪

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