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音楽で拡がる輪

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2017年3月14日 (火)

極光のような変幻自在さ 『Guzuguzu / Helge Lien Trio』

Guzuguzu


最近ヘルゲ・リエンで一番驚いたことは、新潟のジャズフラッシュでライブを聴けたことです。この時は、長年応援していたベーシストのマッツ・アイレットセンとのダブルの公演で 本当にびっくりしました。大沢氏、樋口さま、マスター、本当にありがとうございました。m(_ _)m
去年は、アリルド・アンデルセンがリーダーの『The Rose Window』に参加し、アルバムメンバーで来日したのですが、、残念ながら聴きにいけませんでした。

新譜は『Badgers & Other Being』と同メンバーです。
全8曲リエン曲、タイトル曲を含め多くの曲は、日本語の擬音言葉を創作のモチーフにしたそうです。

オープナーは、桜の花の散る場面を思い起こすような日本的情緒を感じる「Gorogoro」。
どうやら、「thundering」とあるので雷鳴をイメージしたものらしいのですが、あまりに美しいピアノと深遠なアルコの重なりは私的には桜吹雪みたいでした。いやいや 美しさと深さのある演奏。
タイトル曲「Guzuguzu」、ダークな中に落ち着いたピアノの演奏が浮き上がる。多彩なドラムの的確なアクセントが素晴らしい!「moving slowly」なので、グズグズでいいのでしょうが、ゆっくりでも切れ味の素晴らしい「全くぐずぐずではない」演奏で〜す。
暖かな陽射しを思い起こすような優しいメロディ「Nikoniko」。もちろん、「smiling」。感情豊かなベースソロ、繊細なスティック音、あっという間の演奏。
ベースをフィーチャーした「Garari」。「completely」とあるので、がらりと変わる、、あの「がらり」? アルコ、ピチカート、ピアノの三色で場面場面を展開する。
神秘的な雰囲気「Jasmine」。
ドラマチックな展開で躍動感と冒険心のある「Chokichoki」。随分と大胆なカッティングですわ。。
高速フレージングをつなげてつなげて「Kurukuru」。3人でとても動きのある演奏ですよ。
終演は、、音を選んで選んでスペイシーな「Shitoshito」。静寂な中に柔らかな温度を感じる。雨の匂いが漂ってきそう…。どこか甘い雨の匂いのするメロディ。心の中にそっと降る雨はいつだって「Shitoshito」。

各人の素晴らしさはもとより、3人の創り出す世界がますます進化しています。
ありきたりの言葉ですが、透明感あふれる音、親しみやすく美しいメロディ、そして、ノルウェーの壮大な自然に繋がっている演奏、ヘルゲ・リエンが存分に堪能できます♪
特に後半3曲が大好き。。


1.Gorogoro (thundering)
2.Guzuguzu (moving slowly)
3.Nikoniko (smiling)
4.Garari (completely)
5.Jasmine
6.Chokichoki (cutting)
7.Kurukuru (spinning around)
8.Shitoshito (raining quietly)

Helge Lien (p)
Frode Berg (b)
Per Oddvar Johansen (ds)

今日のおまけは同じメンバーの前作から、、

今日は、ホワイトデー。
大事な人と過ごせますように!

んじゃ、退散♪

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JAZZ(Far North )」カテゴリの記事

コメント

そうなんですね・・・・これは一つの進歩なんでしょうね。
 彼の単なる抒情的メロディーの流れのみに飽き足らず、革新的という言葉が私は納得したんですが、そんな演奏に挑戦しているところに魅力があります。
 ピンク・フロイドがロックで誰もが立ち入れない一つの世界を築いたように、彼のジャズ世界でのピアノをもってして、トリオ・パワーによる倍加作用を大切にしつつヘルゲ・リエン・トリオ世界を構築してほしいです。そんなニュアンスの感ずるアルバムですから。

風呂井戸さま、トラバありがとうございます。

二作目になり、互いに息のあった、、というか、、精度が高まって
演奏のメリハリがパワーアップしましたよねぇ。
時に抒情的、時にアヴァンギャルドなほどにアグレッシブと
レンジの広いトリオですよね。

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ノルウェーから極東日本との更なる深まりが・・・・・・ <Jazz> Helge [続きを読む]

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