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音楽で拡がる輪

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2017年1月

2017年1月31日 (火)

ジャズでメタル愛 「『New Heritage Of Real Heavy Metal ll / NHORHM』@ 新宿ピットイン (1/28 昼)」

『New Heritage Of Real Heavy Metal ll / NHORHM』@ 新宿ピットイン (1/28 昼)
西山 瞳(p) 織原 良次(Fretless-b) 橋本 学(ds )

Nhorhm


随分と出遅れましたが、先週の土曜日に昼ピットで、西山 瞳ピアニストのメタル曲をジャズで演奏する二枚目のリリースツアーに行ってきました。
私の中では、西山ピアノは情感ある繊細なピアニストのイメージだったんで、1枚目がリリースされた時はびっくりしました。が、その後、色々な発言を読んでいると、高校時代からメタルにハマってギターヒーローを追っかけていたそうで、この企画はハメラレタものではなく自身からハマった(笑)ものだとわかりました。そして、メタルの知識も半端なく、彼女たちがリスペクトしているメタルレジェンド達やメタラー、そしてジャズファンを満足させるべく研究に研究を重ね、1枚目、2枚目の発売となったようです。しかも、3枚目もすでに予定されているようで凄いエネルギッシュな方々です!
で、、まぁ、以前から 一度 生演奏を聴きたかったのですが 念願叶ってやっと聴いてきました。
35番の整理番号だったけど、気がついたら(笑)前から二列目のピアノもベースもよく見える席。残念ながら、ドラムが人影に隠れるのですが、右に左に体を動かせばちゃんと見えます♪

メタル曲には 疎い私ですが、MCでも仰っていたのですが、、短調曲が多いせいか ジャズアレンジでピアノトリオで聴くと とてもメランコリックな味わいで、普通に素敵。美しい宝石が散りばめられた様式美の世界。
メタルの重さをピアノトリオで出すための工夫を凝らしたメタルを知り尽くした人ならではの選曲・アレンジなのが良くわかりました。
このライブから地元ライブも含めて三連ちゃんだったので、なんか、、ぐずぐずしてしまい、今日Twitterを見たら西山ブログにセットリストが。貼り付けておきます。基本、2枚目の新譜が中心です。でも、ホーンセクションやヴォーカルは居ないので、その曲はしないのかな?と思ったら、「The Gift of Music」は演奏してた。しかも、かなりかっこよかったです。

そう、1曲目のオリジナルから「カッコいいぃぃ」を心の中で叫んでました。笑
フレットレスベースって本当に大好き。今回も目のまで聴けて面白かったなぁ。
びよぉ〜〜ん、ってサスティン効かせたり、子供用のバイオリンの弓でボーイングしたり、当然、ジャズ的な発想にはないものが多い。でも 一番カッコいいのは弾むような音での歌うベースライン。きゃーって叫びそうです!
そして、重たい音と音数でメタルの輪郭をガッチリ叩きだすのがドラム。鬼ですなっ!時々、立ったまま凄い音の嵐を叩き出します。当然、すっごいタイト。痺れる。
で、西山リーダーは、そんな2人に笑顔で容赦ない。これぞというリフを繰り返し場面をヒートアップさせます。物凄くパーカッシブでアグレッシブだけど どこか爽やかさがでるのはご人徳のたまものというか、本人は全く意図しないところなんでしょうが。。メタル愛がバシバシ伝わってきました!
メロディアスでテクニカル。疾走するピアノ、文字通りうねるベース、煽るドラム。
ピアノとベースの役割分担が特に面白い。
アンコールもあって、終演後には二枚のアルバムに全員のサインいただけました♪

いやいや、とても面白かった!
メタルに疎い私ですが、機会があったら是非ともまた聴きたいな。

西山ブログにあったセットリストです。
1st
P.C.P. (H.Nishiyama)
Kings Of Metal (Manowar)
Over the Hills and Far Away (Gary Moore)
South of Heaven (Slayer)
Sarah (Thin Lizzy)
Speed (Loudness)
2nd
Sails of Charon (Scorpions)
Mystery of Babylon (H.Nishiyama)
Iron Man (Black Sabbath)
The Gift of Music (Dream Theater)
The ONE (BABYMETAL)
All Over the Nations (Helloween)
En
Walk (Pantera)

んじゃ、退散♪

2017年1月27日 (金)

Tore Brunborg Slow Snow Quartet @ Jazz FLASH (1/26)

Tore Brunborg Slow Snow Quartet @ Jazz FLASH (1/26)

Tore Brunborg (ts,p) Eivind Aarset (g)
Steinar Raknes (b) Per Oddvar Johansen (ds)

Slow_snow


昨夜は、去年から楽しみにしていたノルウェーのバンドTore Brunborg Slow Snow Quartetでした。
実力派ぞろいのメンバーは、自身のバンドも含めて各自色々なバンドで活躍。
特に、リーダーのTore BrunborgはECMのアルバムを始め多くのバンドで吹いてます。今回は、ACTミュージックから出ている『Slow Snow』のオリジナルメンバーでの来日。

エフェクターを使ってコズミックな音空間の中進行して行く。
オルガンのロングトーンのようなギターの音の歪み響きが美しく、その中を力強いベースと綺麗なシンバル音が組み込まれ、異次元空間へ誘う。
メロウなギターフレーズで始まる「Tune in」。Tore Brunborgの角の取れた柔らかな音。ソロは朗々と吹き上げる。ポップでキャッチ。ベースのバッキングが効果的。
繰り返されるベースパターンが印象的な「History」。テナーサックスの奏でるメロディは、素朴でロマンチック。ウッドベースが自由奔放に熱くクールな演奏。スムースに4人で創り上げて行くメランコリックな空間。

メンバー紹介のMCがあったのですが、声も喋り方もサックスのように優し買ったな。。

「Tree Strong, Tall Swaying, Swinging, Sighing 」が始まった。とてもスムースで穏やかな演奏、曲なんだけど、、何気にリズムチェンジと複雑に入っていて、この人たちって、羊の皮をかぶった狼だな、、なんて思うのでした。
1曲、1曲に高揚感をもたらしてくれるギターの美しい空間系の色付けが素敵すぎるっ!ベースもボーイングにエフェクターかけてもう宇宙遊泳ですよ。
一段、一段とヒートアップして行くドラムソロから始まった。ドラムソロの高揚感を生かして、実験的な音がガンガンまじるフリーな展開に。そこから、美しいメロディが発生して、、多分、、「Lost And Found」へ。感傷的で綺麗。
躍動感あふれるベースソロをイントロダクションにして、素朴でどこか懐かしい「Liquefied」。
そして、ラストソングはプログレシヴロックそのままの「Light A Fire Fight A Liar 」。ウッドベースが強靭なリズムを刻み、ドラムがプッシュ、ギターがギンギンに叫んで、サックスが吠える。かっこよすぎる!

と、拍手とアンコールの声が飛んで。。

リーダーから「Slow Snow」の声。淡々と雪の降る風景か?情感あるピアノで静かに、、でも、ドラマチックに終演。

Tore Brunborgフレーズというかメロディがとてもロマンチック。バンドサウンドの中ではエフェクターなどもかけメンバーとともに大きな空間を創り上げていました。ピアノも弾くのですが これがまた歌心がある。
ギターがほぼ全開でエフェクターかけてトレモノレバーを握りしめてたのでロックサウンドそのもののような演奏もあったけど、あんな美しい空間系で色付けるギターが聴けるなんてなんて幸せだと。。
ベースもウッドベースを自由奔放に鳴らしとても熱くクールな演奏。私たちのベースのイメージを大きく変えるものでした。北欧のベーシストって自由な発想が素敵だと思った。
そして、大奥に繊細な綺麗な音でグルーブを叩き出すドラムが居て、4人で創り出す音風景はジャズを超えて壮大。何気ないリズムチェンジなどもさらりと成し遂げスムース、素晴らしい音楽体験をさせてもらいました。
私には即興?のようにみえた曲はTore Brunborgのオリジナル。
何でしょうか、大地に呼応するような素朴で居て心に沁みる素敵なメロディだったな。

って、ことで、、サインもたくさんいただきました。
その後、、地元の 北欧ライブの友人たちちカクテルで乾杯・・呑みすぎ。。
樋口さま、大沢さま そして 新潟までいらしてくださったメンバーの皆さま 本当にありがとうございました。m(_ _)m

まだ、ツアーは続きます。ぜひぜひ!!

1月28日(土) 19:30 開場 20:00 開演   
新宿 Pit Inn 自由席 前売 4,500円 当日5,000円 drink 込 入場時整理番号付

1月29日(日)13:00 開場 13:30開演 
柏 Nardis 前売 4,000円 当日 4,500円 drink 別

1月29日(日) 19:30 開場 20:00開演 
横浜 Airegin 前売 4,000円 当日 4,500円 drink 別

んじゃ、退散♪

2017年1月26日 (木)

西口明宏 トリオ @ 新宿ピットイン (1/25 昼)

西口明宏 トリオ @ 新宿ピットイン(1/25 昼) 

西口明宏(sax) 須川崇志(b) 石若 駿(ds)

Nishiguchi1


昨年の夏に前橋でこのトリオにピアノのMichel Reisが入ったライブを聴きました。怒涛の攻めの態勢に痺れまくった私です。
なので、ぜひこのトリオを聴いてみたかった。今回は お得チケットを使ってプチ遠征。

1セット一曲めは新曲だそうですが、なんか即興って感じで、ソプラノつかったフリーでアヴァンギャルドな演奏。
いや、初めからとばします。
テナーに持ち替えて、怒号のサックス、俊足瞬発持久力のドラム、強靭なベースと三位一体の見せ場続く。
もう迫り来る音の波が半端じゃない!
特に1セット目最後に演奏した「Campfire」は、サックスとドラムがもろ対面形式で、サックスがステップ踏んで煽ります。
ドラムと真っ向勝負。その強烈な音に絡むベースの凄いこと。
ぐらぐらに揺さぶられてきました。。
そう、モンクの「Pannonica」以外はオリジナル。1セット、手に汗握る展開。

休憩中に、石若ドラマーの新譜に石若ドラマーのサイン、海野ドラマーの新譜に西口サックスのサインをいただきました。

2セット目も最初はソプラノ。1セット目以上にフリーキィーに嗚咽。
力強くフレーズをリフレインしながら燃え上がる。
もう、、「Scarecrow」と凄かった〜〜♪
最高レベルのサックストリオを堪能しました。
昼ピットなのですが、注目度が高いようでたくさんのお客様がいらしてました。
そして、アンコールもあった!
なんと、スタンダードの「Body & Soul」。
テナーサックス、、ものすごくいい音で空気を震わせていました。かっこええ。

と、
コードレスの大きな空間を3人で複雑な模様でぎっちり埋め尽くした圧倒的なサウンドが大迫力で迫ってきました。いや、、また、聴きに行きたい。。

んじゃ、退散♪

2017年1月24日 (火)

春を待ちながら…『Pentagon Tapes / Dag Arnesen Trio』

Pentagon_tapes


『Norwegian Song』3部作でお馴染み、ノルウェーのピアニスト、ダグ・アルネセンの新作。
アルネセンの表情豊かなオリジナル曲6曲と、スタンダード、ポップス等で全11曲。

オープナーは、しっとり詩情豊かメランコリックな「Morris」。ベースもドラムも繊細にサポート。一転、ドラムが活躍の躍動的な「Grynte」。
トラッド「 Bonden I Bryliupsgarden」では、ベースを中心に北欧の空気感、途中からヒートアップしたトリオの演奏に。
リリカルで美しいメロディ、透き通った「Summer Morning Mist」。エレガントで柔らかな「Yellow Feather 」。
ダイナミックでドラマチックなコール・ポーターの「What Is This Thing Called Love」。
ブルーベックの「In Your Own Sweet Way」はミステリアスに。
ポップで色彩豊かな風景が流れる「Svendsen Ordner Alt 」。
歌心たっぷりに「Love Me Tender 」。メランコリックでエッジの効いた「I Remember This」。終演は、ノルウェーの作曲家の作品「Lille Maltrost」。甘く、素朴でロマンティックな演奏。


ロマンティックでエレガントだけど、甘すぎず、時にダイナミックな演奏もあって様々な表情。
欧州のピアノトリオらしい透明感。詩情豊かなメロディと美しいハーモニーで花の香りが漂う春待ち盤。

1. Morris
2. Grynte
3. Bonden I Bryliupsgarden (traditional)
4. Summer Morning Mist
5. Yellow Feather
6. What Is This Thing Called Love (Cole Porter)
7. In Your Own Sweet Way (Dave Brubeck)
8. Svendsen Ordner Alt
9. Love Me Tender (George R. Poulton)
10. I Remember This
11. Lille Maltrost (Finn Ludt)

Dag Arnesen (p)
Ole Marius Sandberg (b)
Ivar Thormodsaeter (ds)

今日のおまけは、同じメンバーで「Lille Maltrost」

またまた、市内も雪がつもりました。
今週は、ダグ・アルネセンと同じ国の勇士たちがジャズフラッシュにやってきます。

★Tore Brunborg Slow Snow Quartet 1月26日(木)ジャズフラッシュ ★


Tore Brunborg(sax)Eivind Aarset(g)
Steinar Raknes (b)Per Oddvar Johansen(ds)

これは、万難を排していかねばならぬ!

んじゃ、退散♪

2017年1月22日 (日)

真夜中に身を置くなら 『Danse / Colin Vallon Trio』

Danse


スイスのピアニスト、コリン・ヴァロンの新作。
相変わらず、テンション低め、少し仄暗くひんやりした空間。


3人連名の1曲、ベーシストが1曲。あとはモノトーンの印象だけど、繊細な光彩を感じるコリン・ヴァロンの作曲。

オープナー「Sisyphe 」から穏やかでシンプルな響き。透明感あるリリカルなピアノを中心に3人で淡々と音風景を創り上げる。ミニマルな響き「Tsunami 」。

少しづつ少しづつ変化を重ねる「Smile」。タイトル曲「Danse」の緊張感!湖面のさざ波を観るような「L'Onde」。
互いが耳を研ぎ澄ませる即興「Oort」。
柔らかなメロディ「Kid 」と とても短い「Reste」。ベースのパトリス・モレ「Tinguely」エレクトロニクスのような発信音とドラムのジュリアン・サルトリウスのスティックさばきが印象的。透徹な美しさ「Morn」。終演は再び短い「Reste (var.)」へ。この静けさ、穏やかさが彼らの心情なのかしら。

とてもシンプルで繊細な響き。
緩やかに変化していくサウンドの中には、互いを感じ取る緻密なインタープレイが忍んでいます。
真夜中、、独り静かな時間にどうぞ。


1. Sisyphe
2. Tsunami
3. Smile
4. Danse
5. L'Onde
6. Oort
7. Kid
8. Reste
9. Tinguely
10. Morn
11. Reste (var.)

Colin Vallon (p)
Patrice Moret (b)
Julian Sartorius (ds)

今日のおまけ。

昨日は、新潟ジャズストリートでした。
音楽の向こうには、人の想いがあるわけで、、今回はその思いに触れられず、、とても残念でした。
夏は頑張ろう。。

んじゃ、退散♪

2017年1月20日 (金)

明日1月21日(土)は第29回新潟ジャズストリートです!

明日、1月21日(土)は、第29回新潟ジャズストリートが開催されます!

Njs29


1000円のフリーパスチケットで各会場でジャズ三昧!
パンフレットを早めに手にいれて、計画的に回りましょう♪
古町を中心に、昼から夜中までジャズに酔いしれることができます。
ぜひぜひ、ご参加くださ〜い。m(_ _)m

新潟ジャズストリートHP

会 場:市内30会場(無料会場1箇所)

時 間:12:00~23:00(演奏時間は会場により異なります)

ライブ総数 157組 
出演者総数 923名

ライブ内訳 コンボ(小編成) 145組 651名
      社会人ビッグバンド  4組  71名
      学 生ビッグバンド   6組 166名
      団体(ゴスペル、他)  2組  35名
     

料 金 フリーパスチケット1000円(中学生以下無料)
    店舗会場では、希望される方に飲食を提供しています(1ドリンク500円~)

んじゃ、退散♪

2017年1月18日 (水)

雪降る夜の 『Up And Coming / John Abercrombie Quartet』

Up_and_coming


浮遊感あって船酔いしてるような揺らぎを感じる独特なタイム感のギターリストジョン・アバークロンビー。オリジナル曲も演奏もECM的な要素が強く、耽美プレイのお得意なマーク・コープランドとは相性ぴったしです。楽しみ♪
「 Nardis 」以外は、ジョンアバのオリジナル5曲、コープランド2曲の全8曲。

オープナーから4曲ジョンアバオリジナル。「Joy 」、寂寥感あるメロディを訥々と2人で紡ぐ。このタイトルの意味はなんなんだろう?
ウォーキングベースとシンバル音が気持ちいいアップテンポの「 Flipside」。
「Sunday School 」、浮遊感ある独特のタイム感で別世界へ。
タイトル曲「Up And Coming 」。フロント2人の絡みに繊細なスティックワーク、そして、安定していてお洒落感あるベースソロ。静かに、でも、熱い演奏。
2曲コープランドの曲が続きます。まずは、しっとり淡々とした内省的な「Tears」。
続く「Silver Circle」は、少しテンション高く、ドラムのジョーイ・バロンが活躍の外向きの演奏。
超スローテンポで始まるマイルスの「Nardis」は繊細で叙情的。
終演は、ジョンアバオリジナル「Jumbles」。微妙なバランスを保ちながら静寂な雰囲気を持った熱い演奏。

ジョン・アバークロンビーの水面が揺らぐような独特な感覚が満載の異次元空間。
あまり刺激的な部分はないのだけれども、それなりの熱さがあって惹きつけられます。

1. Joy
2. Flipside
3. Sunday School
4. Up And Coming
5. Tears
6. Silver Circle
7. Nardis
8. Jumbles

John Abercrombie (g)
Marc Copland (p)
Drew Gress (b)
Joey Baron (ds)

今日のおまけは、、ちょっと古いのですが同じメンバーでの演奏で。

雪国新潟は、、このところちょっと雪で凹みがちです。
雪国でないところでも、雪のせいで凹んだ地域が多かったようですね。
雪景色は綺麗だけど、雪のために我慢しなければならないことは、、とても多いですよね。。

もうすぐ、冬の新潟ジャズストリートなので、雪はほどほどにしてほしいです。今回は、残念ながら参戦できそうにありません。。

んじゃ、退散♪

2017年1月13日 (金)

CHARLES LLOYD & THE MARVELS featuring BILL FRISELL @ ブルーノート東京(1/12 1st)

CHARLES LLOYD & THE MARVELS featuring BILL FRISELL @ ブルーノート東京(1/12 1st)
Charles Lloyd (ts,afl) Bill Frisell (el-g)
Reuben Rogers ( el-b) Eric Harland (ds)

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(ブルーノート東京のTwitterより 佐藤拓央氏のお写真拝借)

ECMの後期では幽玄で枯た仙人のようだったのですが、新生ブルーノートに移ってからのロイドの想いは有色人種への差別などの歴史にもより強く及び、元来の?強面のテナーに。今回は、フリゼールという自由な翼を持った最強の理解者を得て、若手の強靭なリズム陣と老練な仕掛け師の描くアメリカーナの世界を体感しに。

始まりは、アルトフルートで「Of Course, Of Course」リズミカルにあっためてくれました。テナーに持ち替えてディランの「Masters Of War」。去年でた『I Long to See You』でも核となる強いメッセージを持った演奏でしたが、生で聴く「Masters Of War」は、、また格別。咽び泣くような老練なサックス、バックでもソロでも美しいフレージング連発のフリゼール。若手の強靭な演奏におされて(特にハーランドのドラムソロは聴きごたえたっぷり。)、圧巻でした。
「Barche Lamsel」?の後に、ゆったりした哀愁でビーチボーイズの「In My Room」なんて演奏してました。びっくり。揺らぎがいい塩梅。一転して、ハーランドのドラムがビッシと効いてる「Tone Poem」??。メンバー全員で刺激しあいグッとまとまってヒートアップ。終演。

で。。アンコールでは、ほぼほぼフリーゼールとデュオの「Abide with Me」。
いやぁ。。美しかった。。最後の方で ほんのすこしだけハーランドがマレット使って色をつけて終演
これが、、また、センスよくて綺麗。ハーランドは音量ゼロからマックスまでコントロールしてました♪
パワーで押し倒すことのないフロント2人の浮遊感ある美しいハーモニーは絶品!!
本当に相性の良い2人ですよね。

と、早く終わったけど、サイン会もなく、、急いだら11時前についてしまいました。
新潟市内は、雪ではなくて冷たい雨でした。。

ずっと、神さまだったロイドさまと お気に入りのフリゼールさま、、
ロイドさまは、特にお疲れのようだったけど(ジェットラグだったらしい)、生音が聴けて大変嬉しゅうございました。

んじゃ、退散♪

2017年1月 8日 (日)

ボウイの誕生日にボウイを偲んで 『Blackstar (★) / David Bowie』 を。

今日は、デビッド・ボウイの70歳の誕生日!

Blackstar


去年の1月8日に、ツイッターでマーク・ジュリアナやグレッチェン・パーラトが彼のスーツ姿の写真をあげてボウイのお誕生日のお祝いメッセージをTweetしてた。
そして、その日はこのアルバムのリリース日。お祭りムード満載。前の年にYouTubeにあがった曲、「Blackstar」の映像があまりにかっこよくてリリースを楽しみにしていた。
『Blackstar』が我が家に到着した日にデビット・ボウイは鬼籍に入った。この世からは居なくなった。
リリース日からAppleMusicでナマナマしく聴いていたので訃報にびっくり。というか、理不尽な感じでいっぱいだったきがする。

追っかけていたわけではないけど、みんなと同じように不思議な寂しさに囚われた。
「星に帰ってしまったんだなぁ。。」って、感じ。
TwitterやFacebookは追悼モードだったんで、ボウイの知らないことをいっぱい知りました。知らなくてもイイこともいっぱい知りました。ダーリンが買った本も読んでみた。が、未だに謎のスターです。

今という瞬間を常に世の中と繋がって生きてきた彼は、、脱皮を繰り返しこれからも繰り返していったハズである。と、思う。

全世界で色々な意味で注目されてしまった『Blackstar』は、ジャズ好きの間ではそのメンバーで注目。前作のマリア・シュナイダー・オーケストラと組んだジャズ寄りの姿勢は受け継がれ、ドニー・マッキャスリンの『Fast Future』メンバーとベン・モンダーのギターという、ジャズ界のまさに旬で超絶技巧な人選。

超人タイトなマーク・ジュリアナのドラム、フリーキーで感情的なマッキャスリンのサックス、ジェイソン・リンドナー、ベン・モダーの巧みな彩り、ソロパフォーマンス。そんな時代を超越したバンドサウンドの中で、淡々と自分の歌を歌うデビッド・ボウイの姿はクール。時代を飛び越えたロックスター!

どの曲も聴きどころ満載だけど、後半の「Girl Loves Me」〜「Dollar Days」〜「I Can't Give Everything Away」に超興奮する私です。はい。
たぶん、、皆さまも何度も聴いたアルバムだとは思いますが、この連休に再び引っ張り出してみません?
ご一緒いたしませう♪


1.★
2.'Tis a Pity She Was a Whore
3.Lazarus
4.Sue (Or in a Season of Crime)
5.Girl Loves Me
6.Dollar Days
7.I Can't Give Everything Away

David Bowie (vo, g, harm, strings arr)

Donny McCaslin (sax, fl, woodwind)
Ben Monder (g)
Jason Lindner (p, org, key)
Tim Lefebvre (b)
Mark Guiliana (ds, perc)

今日のおまけは、しびれまくった「★」。


明後日の10日は一周忌ですね。
新潟ではシネ・ウインドで「地球に落ちてきた男」を上映しています。行きたいなぁ。。
デビッド・ボウイ大回顧展も今日から始まりましたね。
これは、絶対行きたい。。

んじゃ、退散♪

2017年1月 6日 (金)

現在・過去・未来を繋ぐ音風景 『E.S.T. SYMPHONY 』

Estsymphonyalbumcover

新しい年にぴったりな、現在・過去・未来を繋ぐ壮大な音風景を。

E.S.T.のリーダー、エスビョルン・スベンソンが絶頂期にダイビングの事故で44歳という若さで亡くなったのは2008年の6月14日。
当時、ようやっと彼らの良さが分かり始めて来たばかりの私はびっくりして「e.s.t.のスヴェンソンが事故死。。。」を書きました。人が亡くなるということは、どんな人であっても周りは痛みを伴うのだと思いますが、、家族はもちろん、、この時のメンバーだった2人、ダン・ブルグルンドとマグヌス・オストロムの嘆きはいかばかりだったことか。この2人の喪失感は想像を絶するものかと。。
その後、2人は今回指揮を振ったハンス・エックとともに「project e.s.t. symphony」というe.s.t.の曲を交響曲風に演奏するツアーを2013年から始めます。
今回は、エスビョルン・スベンソンと所縁の深いACTミュージックからのリリース。
スウェーデンに本拠地を置く、「ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団」とACTの精鋭たちとのコラボによるスベンソン・ソング・ブック。

オープナーは「e.s.t. Prelude」で厚みと荘厳が押し寄せるドラマチックな始まり。堂々としたドラムがまるでオケを引っ張って行くよう。「From Gagarin’s Point of View」はイーロ・ランタナのピアノが美しすぎる。このプロジェクトでピアノの席に座るのは重責。とても素敵だと思う。低音のピアノリフが印象的な「 When God Created the Coffeebreak」の変身ぶりは驚き!人気曲の一つ「Seven Days of Falling 」、ダン・ブルグルンドのアルコも個性的、マリウス・ネセットのテナーが叙情的。タイトルそのまま「Wonderland Suite」。ヴェネレル・ポーヨラのテンション高いトランペットが飛翔する。
シンプルで印象的なメロディを持つ「Serenade for the Renegade」の美しい音の重なり。。
ロック的な要素も強く元々センセーショナルな「Dodge the Dodo」での鬼ドラム!
これでもかと心を揺さぶる「Eighthundred Streets by Feet 」。哀しみ深い「 Viaticum Suite 」。
終演は、ベースソロから始まる「Behind the Yashmak」。全員で一つの星を目指す一体感。

ベースとドラムの活躍はご想像通り。管弦楽団と個々のミュージシャンの役割もぴったりハマって想像を上回る素晴らしいさ。
トリオやコンボでは表現不可能なダイナミックで表現力豊かな音風景が。
エスビョルン・スベンソンの音楽を通して、現在・過去・未来が繋がってゆく…。

1. e.s.t. Prelude
2. From Gagarin’s Point of View
3. When God Created the Coffeebreak
4. Seven Days of Falling
5. Wonderland Suite
6. Serenade for the Renegade
7. Dodge the Dodo
8. Eighthundred Streets by Feet
9. Viaticum Suite
10. Behind the Yashmak

Royal Stockholm Philharmonic Orchestra

Hans Ek (conductor)
Marius Neset (sax)
Verneri Pohjola (tp)
Johan Lindström (pedal steel)
Iiro Rantala (p)
Dan Berglund (b)
Magnus Öström (ds)

今日のおまけはレーベルが出している「Making of E.S.T. SYMPHONY」。

お正月休みも終わって、もうすぐ成人の日の祝日ですね。
3連休は何をしますか?

んじゃ、退散♪

2017年1月 2日 (月)

☆ 2017年 みっつの願い (*^_^*) ☆

2017年もよろしくお願いしまあす。


★今年は酉年でーーす★

Sanka_hakuu


Sanka Hakuu 山下白雨 / やまや

毎年、冒頭を飾るアルバムは、女性ミュージシャンの本人がジャケットになっているアルバムを選んできました。ことしは、艶やかな振袖姿の女性3人のお写真です。
それぞれ名前に「山」の文字がつくので「やまや」というユニット名になったそうです。
で、各自が音大でクラシックを学んだ共通性を大切にした楽器編成もヴィヴラフォン、チェロ、ピアノといったちょっと変わった編成。曲は、3人の持ち寄りです。


オープナー「Stay close to my heart」は、ゆったりとチェロの奏でるメロディから始まり、ヴィヴラフォン、ピアノが悠久の時を奏でる。後半の高揚感は胸が締め付けられる。
3つの曲からなる「プーライ小組曲」。
タイトル曲「Sanka-Hakuu」は、即興中心の冒険心に溢れてる。移り行く音風景「The turn of the season」。とても可愛らしい曲調「東から西へ」。
ジャジーでかっこいい「やまやブルース」。光溢れる「Ceria」。端正な「エチュード」。
微笑みがこぼれる「やさしい歌」。終演は、お正月にぴったりおめでたい「Happy Lucky Happy」。もう、一緒に歌ったっちゃいましょ。一年間がこんな明るさと幸せに溢れるといいね♪

全体に優しく優雅な時間。でも、時に力強い音!
やっぱり、女性は強く優しくですよね♪
打楽器がヴィヴラフォンだけでなく、マリンバ、パーカッションと使い分けているのが効果的。
色彩をより豊かにしています。


1. Stay close to my heart
2. プーライ小組曲
 夜明けのプーライ
 哀しみのプーライ
 旅立ちのプーライ
3. Sanka-Hakuu
4. The turn of the season
5. 東から西へ
6. やまやブルース
7. Ceria
8. エチュード
9. やさしい歌
10. Happy Lucky Happy

山崎ふみこ (vib, mar, per)
平山織絵 (cello)
山田 貴子(p)


では、懲りずに今年も。。。


すずっく的ジャズの2017年みっつの願いでっす。

1.今年こそクリス・ポッターに自分のバンド来日してもらい、かぶり付きで参戦!

2.ブラッド・メルドーのソロピアノを目の前で聴きたい。

3.ティエリー・ラング トリオを地元で歓迎したい!

去年のみっつの願いはあまり当たらなかったのです。。
今年こそは!!

最後に、、

皆さまが大きく羽ばたく年であることを祈ってます。そして「大空を舞う鳥のように自由な気持ちに満ちた年」になることも願ってます!

今年もよろしくお願いいたします!m(_ _)m

んじゃ、退散♪

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