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音楽で拡がる輪

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2017年1月 6日 (金)

現在・過去・未来を繋ぐ音風景 『E.S.T. SYMPHONY 』

Estsymphonyalbumcover

新しい年にぴったりな、現在・過去・未来を繋ぐ壮大な音風景を。

E.S.T.のリーダー、エスビョルン・スベンソンが絶頂期にダイビングの事故で44歳という若さで亡くなったのは2008年の6月14日。
当時、ようやっと彼らの良さが分かり始めて来たばかりの私はびっくりして「e.s.t.のスヴェンソンが事故死。。。」を書きました。人が亡くなるということは、どんな人であっても周りは痛みを伴うのだと思いますが、、家族はもちろん、、この時のメンバーだった2人、ダン・ブルグルンドとマグヌス・オストロムの嘆きはいかばかりだったことか。この2人の喪失感は想像を絶するものかと。。
その後、2人は今回指揮を振ったハンス・エックとともに「project e.s.t. symphony」というe.s.t.の曲を交響曲風に演奏するツアーを2013年から始めます。
今回は、エスビョルン・スベンソンと所縁の深いACTミュージックからのリリース。
スウェーデンに本拠地を置く、「ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団」とACTの精鋭たちとのコラボによるスベンソン・ソング・ブック。

オープナーは「e.s.t. Prelude」で厚みと荘厳が押し寄せるドラマチックな始まり。堂々としたドラムがまるでオケを引っ張って行くよう。「From Gagarin’s Point of View」はイーロ・ランタナのピアノが美しすぎる。このプロジェクトでピアノの席に座るのは重責。とても素敵だと思う。低音のピアノリフが印象的な「 When God Created the Coffeebreak」の変身ぶりは驚き!人気曲の一つ「Seven Days of Falling 」、ダン・ブルグルンドのアルコも個性的、マリウス・ネセットのテナーが叙情的。タイトルそのまま「Wonderland Suite」。ヴェネレル・ポーヨラのテンション高いトランペットが飛翔する。
シンプルで印象的なメロディを持つ「Serenade for the Renegade」の美しい音の重なり。。
ロック的な要素も強く元々センセーショナルな「Dodge the Dodo」での鬼ドラム!
これでもかと心を揺さぶる「Eighthundred Streets by Feet 」。哀しみ深い「 Viaticum Suite 」。
終演は、ベースソロから始まる「Behind the Yashmak」。全員で一つの星を目指す一体感。

ベースとドラムの活躍はご想像通り。管弦楽団と個々のミュージシャンの役割もぴったりハマって想像を上回る素晴らしいさ。
トリオやコンボでは表現不可能なダイナミックで表現力豊かな音風景が。
エスビョルン・スベンソンの音楽を通して、現在・過去・未来が繋がってゆく…。

1. e.s.t. Prelude
2. From Gagarin’s Point of View
3. When God Created the Coffeebreak
4. Seven Days of Falling
5. Wonderland Suite
6. Serenade for the Renegade
7. Dodge the Dodo
8. Eighthundred Streets by Feet
9. Viaticum Suite
10. Behind the Yashmak

Royal Stockholm Philharmonic Orchestra

Hans Ek (conductor)
Marius Neset (sax)
Verneri Pohjola (tp)
Johan Lindström (pedal steel)
Iiro Rantala (p)
Dan Berglund (b)
Magnus Öström (ds)

今日のおまけはレーベルが出している「Making of E.S.T. SYMPHONY」。

お正月休みも終わって、もうすぐ成人の日の祝日ですね。
3連休は何をしますか?

んじゃ、退散♪

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コメント

 今年になって「E.S.T.Symphony」を取りあげるブログがチラホラ出てきて、ウーンと唸りながら拝見しているのですが、Suzuckさんも遂に取りあげていただいたのでしっかり拝見しています。私は彼らはそのトリオとしての前進的な演奏に極めて関心が強く感動もしてきましたので(勿論曲の良さも当然ですが)、ここに来てのSymphonyとなるとパスしていました。過去にロックのSymphonyというのも数多く試みられましたが、やはりオリジナル演奏に勝ったものは皆無と思っていますので。
 しかし「エスビョルン・スベンソンの音楽を通して、現在・過去・未来が繋がってゆく」というお話に・・・・これはやっぱり聴いておかねばと思うところにもなってきました。いやはや主体性の無い話ですが、そんなところなんです。あの「Leucocyte」の後が重要と思ったままで空しく今日まで来たのですが、とにもかくにもE.S.T.の話題というだけでも嬉しいです。

風呂井戸さま、少し視点を変えてみては如何でしょう?

「オリジナル演奏に勝ったものは皆無」
この気持ちはとても理解できるのですが、、
たぶんですね、、前進的な音楽を模索していたスベンソンさまは、、
こういう音風景を自分でもつくりだしたかったのではないかと思うのですが。
彼の意思を継いだ作品だと思ってます。

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