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音楽で拡がる輪

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2016年11月 9日 (水)

Rising Grace / Wolfgang Muthspiel 

Rising_grace


唐突に、、冬になりました。。(T_T)

オーストリアのギターリスト、ウォルフガング・ムースピールの新譜は、前作『Driftwood』のリズム陣、ラリー・グレナディア、ブライアン・ブレイドに、ブラッド・メルドー、アンブローズ・アキンムシーレを入れたちょう豪華なクインテット。一人、一人がリーダーアルバム出せるメンバーです。マヂなオールスターキャスト。
セッション的な要素もあるといえ、プロデュースがアイヒャーってことで、ECMマジック炸裂か?

メルドー作「Wolfgang's Waltz」を除くすべてがムースピールのオリジナル。
オープナーは、タイトル曲「Rising Grace」。叙情的で複雑に重なり合った音風景。素晴らしい!!
ギターソロで始まる「Intensive Care」。ベースソロを始めアコースティックな響きが美しい空間。その静寂な空間で、舞い踊るアキンムーシレの巧みな音のコントロール!綺麗な音色にうっとり。メロディアスで情感たっぷっりな「Triad Song」。リリカルなメルドーのピアノ。「Father And Sun」、哀愁と優しさを保ちながら時折熱くなる。寒色系なのに熱い。
メルドー曲「Wolfgang's Waltz」はメルドーの情感溢れるピアノから。メルドーが活躍するジャジーでミステリアスなサウンド。
5人で掛け合い風(雑談)の「Superonny」。全員で自由度の高い演奏を繰り広げる「Boogaloo」。名トランペッター、ケニー・ホイラーに捧げた「Den Wheeler, Den Kenny」。美しく儚い雰囲気のなかで朗々としたトランペットが素晴らしい。短いながらも息のあった演奏「Ending Music」。
終演は「Oak」。ゆったりと優しい音風景。静かに幕が閉じ行く感じ。

ご想像通り、全員巧い!笑
静謐なECM的美しさの中にも温度を感じる部分もあり、5人の演奏のバランスもいい感じにまとまってます。リーダーのムースピールは、曲によってアコギとエレキを持ち替え浮遊感あっていい。メルドーの全体を見据えた演奏、グレナディアの正確なピッチでのソロ、ブレイドのサウンドをまろやかに仕上げるドラム、、と、聴きどころ満載。
でも、一番のキモはアキンムシーレの音色と演奏。巧みにコントロールされた音で天国にいけます!


1. Rising Grace
2. Intensive Care
3. Triad Song
4. Father And Sun
5. Wolfgang's Waltz
6. Superonny
7. Boogaloo
8. Den Wheeler, Den Kenny
9. Ending Music
10. Oak

Wolfgang Muthspiel (g)
Ambrose Akimsire (tp)
Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Brian Blade (ds)

今日のおまけは、「Father And Sun」

今週末は、「大人のための絵本LIVE〜2016秋スペシャル」に行こうとおもってます。あの高瀬アキさまがゲストです。どんな展開になるのでしょう。。

んじゃ、退散♪

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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,こんばんは。

まさしく「セッション的な要素もあるといえ、プロデュースがアイヒャーってことで、ECMマジック炸裂」ですねぇ。私には,70~80年代のECMのアルバム的な響きが感じられました。Mehldauは抑制された弾き方ですね。

ここでの最大の収穫はAmbrose Akimsireのラッパだったかもしれないなぁなんて思っています。

ということで,TBさせて頂きます。

編成も、オーソドックスな、しかも豪華なクインテットで、ECM的な世界が前面に出ているので、けっこううれしいアルバムとなりました。入手が遅れて、品切れのところが多く、苦労しましたけど。

TBさせていただきます。

閣下、ニューヨークの部活、いいなぁ。。

私は、もともとムースピールの前作のファンだったのですが、、
なんと、メルドーが入ってるので、超期待大でした。
でも、終わってみれば、当然全員素晴らしく、なかでもダントツでアキンムシーレが良かったです。

トラバありがとうございました。

910さま、、とらばありがとうございます。

確かにECM的には、オーソドックスな編成ですよね。
メンバー買いのジャズファンも多かったとおもいます。
しかも、ECMの作品のなかでは比較的熱さもある作品で、満足度も高かったんじゃないか?
と、思ってます。
私は 大好き。。

最近のアヴァンギャルドへの傾斜からすると、スパイスが足りなくて物足りない。
だけど、しっかりド真ん中のECMですね。ECMにしては、案外、温度高めので柔らかい音色なので驚きました。それが面白かったです。

http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2016/11/13/130724

kenさまが、最近聴かれている音楽はスパイスありすぎですもの。笑

そうですよね。
温度も高め、そして 柔らかな音色で空間が彩られておりました。
多くの方々にオススメしたい気持ちがいっぱいです。

Suzuckさん、お久し振りです。
Suzuckさんのベスト3に入っていたこのアルバム、itunesで試聴して迷わず購入しました。
いつも毎年のベストアルバム参考にさせてもらっています。
ECMというレーベルは、時にこういう贅沢なマッチングをさらりとリリースするところが、素晴らしいですね。
いつも思うのですが、メルドーはサイドマンとして参加しているときの方が抑制が効いていて好きだなぁと思うんです。
素敵なアルバム紹介していただいてありがとうございます。

bleyasaさま、コメントありがとうございます。
しばらく、家を空けていまして、、返事がだいぶ遅くなってしまってすみませんでした。m(_ _)m

ベスト3に、メルドーさまは二枚に入っているんです。
でも、トリオ作のバラード集は入らなかった、、って、すごい活躍ぶりですよね。
メルドーさまは、いつだって全部を把握して演奏してるんだと思います。。

しかし、豪華なメンバーですわ。
このままのメンバーで来日して、日本縦断ツアーを希望します!

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