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音楽で拡がる輪

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2016年11月

2016年11月24日 (木)

Bobo Stenson Trio @ 安養院 瑠璃講堂(11/23)

Bobo Stenson Trio @ 安養院 瑠璃講堂(11/23)
Bobo Stenson (p) Anders Jormin (b) Jon Fält (ds)

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スウェーデンの巨匠ピアノトリオを聴いてきました。

3人別々のライブでは各自を聴いたことがあったのですが、今回はボボ・ステンソントリオとしての初来日でした。去年、聴いいたボボ・ステンソンのソロライブは、私の中に大きな足跡を残しました。音楽は、その人の人生そのものであること。それを心から感じた演奏でした。

今年は、3人で、来日してくださいました!
拍手で迎えられて始まった1曲めから、美しいメロディとインプロヴァイゼーションが満載でした。

実力ある人たちが、常にその状況で最適で最高の音を探し出そうとしている姿を、目の当たりにして感動!
3人でテンション高く極みを目指したり、緊張感高いフリーな空間で神経を研ぎ澄ませたり、素晴らしいとしか言えない演奏が続きました。

去年、ソロピアノの時には内省的で内向きな集中力ある演奏だったボボ・ステンソンは孤高のピアニストに思えました。
しかし、今年は何をしても心から愉しい!とう感じの人生を謳歌しているような外にむかって開かれた感じの演奏でした。演奏を、会話のように楽しんでいた。
真ん中で、ベースを操るヤーミンは両手でタッピングでもしているような超絶技巧の演奏から、不思議でエキゾチックな音所のボーイング、そしてボディをこすったりして忙しそう。でも、演奏中ずっとご機嫌な微笑みで、その微笑みの大部分がドラマーのヨン・フォルトへ向けられていました。
ヨン・フォルトは、何気にこのトリオの要かもしれない。
彼の音への挑戦的な精神には感動もので、ありとあらゆる音を演奏に出現させていました。そして、その音への2人の反応が、また次への反応を呼んで、どんどんと形をかえていく演奏の機動力の一つになっていたとおもいます。
なので、他の2人は温かな眼差しで彼を見守ってる感じ。
高齢のステンソンは、年の差のあるメンバーからインスパイアされるものもたくさんあるのかもしれません。

と、アンコールにも答えてくれて夢のような時間が終わったのでした。。
今回も、サインをもらい握手をしてもらいました。
ついでに、ヤーミンのお腹を突っついてみた。。。
主催してくださった皆様、、本当にありがとうございました。どうか、また!!

ツアーは、この後、福岡、沖縄と続きます。
今日は、東京は雪が降りました。この雪はボボ・ステンソンが連れてきたそうです。
住職様がおっしゃってましたもの、、間違いはありません。。

んじゃ、退散♪

2016年11月20日 (日)

冬の訪れと聴く 『Dreamsville / Roberto Olzer Trio』

Dreamsville / Roberto Olzer Trio

Dreamsville

美麗で定評のあるロベルト・オルサーが澤野工房からレギュラートリオで新譜をだしました。ロベルト・オルサー トリオの澤野工房からのアルバムは、どれひとつとして同じものはないのに、すべてが美しい雪の結晶のよう。今回も、期待通りの美しさです。
オルサーを支える、、いや、双頭ともいえるベーシスト名盤請負人のユーリ・ゴロウベフ。そして、ドラムも2人と同世代の達人マウロ・ベッジオ。

オープナーは、クラシカルで繊細なピアノから始まるオリジナル「Novembre」。哀愁を誘うユーリのボーイングとベースソロ。北風の囁きのようなスティック。タイトル曲ヘンリー・マンシーニの「Dreamsville」は、明るく優しい演奏。
イタリアのピアニスト・ランベルト・キアンマルギのリズミカルな曲「 Beau Piece」を軽快に。ユーリの超絶ソロのあるクラシックの作曲家アレクサンドル・グラズノフの「Violin Concerto」は、透明感の中に情熱を感じる。歌心たっぷりな「Ferragosto」。
ジョン・テイラーの気品ある「New Old Age」での硬質でフリーなやりとり。同国のランペッター、フルヴィオ・シグルタの「The Oldest Living Thing」の静けさと儚さ。
多彩な音でドラムが踊る「Unlikely Taiko」は、ドラムのマウロ・ベッジオの曲。
スティングの人気曲「Fragile」の郷愁。ブルージーに空間が染まる。プッチーニの歌劇トスカから「Com'è lunga l'attesa」流麗に。オルサーのオリジナル「Maybe Next Time」でも、クラシックを基盤とした美しいピアノに心奪われる。
終演は、リヒャルト・シュトラウスの「Morgen」。音を選び抜き、ゆったりとゆったりと幕が閉じます。

繊細で奥深い美麗な一枚。
すぅ〜っと、耳から体に入って、心の奥深くに浸透。
心のコラーゲンになりますね♪

1. Novembre
2. Dreamsville
3. Beau Piece
4. Violin Concerto
5. Ferragosto
6. New Old Age
7. The Oldest Living Thing
8. Unlikely Taiko
9. Fragile
10. Com'è lunga l'attesa
11. Maybe Next Time
12. Morgen

Roberto Olzer (p)
Yuri Goloubev (b)
Mauro Beggio (ds)

今日のおまけ
レーベルでの視聴です

このトリオで12月にライブがありますよ。
西宮公演
開催日:2016年12月16日 (金)
公演時間:19:00 (開場18:30)
会場:兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール

東京公演
開催日:2016年12月18日 (日)
公演時間:14:00 (開場13:00)
会場:イイノホール

貴方は、美の女神の微笑みを観に(聴きに)行きますか?

んじゃ、退散♪

2016年11月17日 (木)

佐藤浩一 "Melancholy of a Journey" スペシャルアンサンブル@かわさきジャズ2016(11/16)

佐藤浩一 "Melancholy of a Journey" スペシャルアンサンブル@かわさきジャズ2016(11/16)
佐藤浩一(p) 土井徳浩(cl,bcl) 市野元彦(g) 千葉広樹(b) 則武諒(ds)
special guest
市原ひかり(tp) 和田充弘(tb)須原杏(vln) 徳澤青弦(cello)

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ピアニスト佐藤浩一の 『Melancholy of a Journey』スペシャルアンサンブルを聴いてきました。
オリジナルメンバーだけでも個性的で頼りになる方々ばかりなのです。
佐藤浩一の今表現したい心象風景がつまった素晴らしい一枚なのですが、「かわさきジャズ」の為のスペシャルユニットでの演奏とのことで、メンバーの発表とすぐにチケット申し込みました!!
会場は、平日の早い時間ですが、ほぼ満席です。

最初は、オリジナルのメンバーで組曲になっている「The Railway Station」。
郷愁のあるメロディが流れると同時にそれぞれの心に風景が浮かび上がる。
生で聴く「The Railway Station」は、とても感動的、アルバムを聴いて思っていたように、繊細な音の重なり、楽器同士が美しく共鳴しあい、でも各自の心は自由な感じ。
そこに次曲の「The Railway Station 2 」からは、ゲストが加わります。
いやぁ、ここで全員の音が重なった時には、泣きそうになるくらい美しく高揚感がありました!

曲によって、メンバーを変えながら、時にはフリーとなったりするけれども、どんな時にも濁った音は全くなく、とてもメロディックな演奏で全編最高。
演奏している人たちの緊張も手に取るようにわかるのだけどれど、魅惑的な音を持つ達人たちの極上のハーモニーが鳴り響き、瞬間瞬間で私は昇天しそうでございました。官能的にまで美しかった。
しかも、もともと、佐藤曲は彼の心象風景や旅先での現実の風景にインスパイアされてできた曲なので、聴いている私たちも色々な風景や状況が頭に浮かんできます!

ピアノの演奏はもちろんのこと、、それぞれの演奏や音色の素晴らしいこと!!
きっと、彼が想い描いた音の風景が忠実に再現されているのでしょう。。
コンポーザーやピアニストとしての実力はもちろんアレンジャーとしても素晴らしい才能をお持ちなのだと、つくづく思った夜でした。

セットリストがありましたので、載せておきます。
真面目にどの演奏もよかったのですが、チェロフィーチャーした「morceau 」で、弦楽器3つでの市野ギターの音の選び方がツボにはまり息がとまりそうでした。
いや、皆さま、、すごい場面があるのですが、時間もなくなり、、とりとめもなくなってきましたので、、これでおしまい。。。

1. The Railway Station
2. The Railway Station 2
3.Dark And Elegant
4.morceau
5. Bird of Passage
休憩
6. Reverse Run
7. Heaven
8. Sognsvann
9. The Railway Station 3
10. Voyager
11. The Railway Station 4
Enc. First Cry

川崎の駅の周辺はクリスマスになっていましたよ。

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んじゃ、退散♪

2016年11月15日 (火)

冬色の空の下で 『Lull / 林 正樹』

Lull / 林 正樹

Lull

ラル、って読むんだそうです。
去年の晩秋に『Pendulum』でも、とても穏やかなピアノソロを聴かせてくれたピアニスト、コンポーザーの林正樹氏。
淡い色彩で統一されたジャケットやCDも冬色の空の下で聴くのにぴったり。
あ、スーパームーンは観えましたか??

9曲はもちろん林オリジナル。
陰影のある音で奏でられる曲たち。
モノトーンの映画を観ているような美しい音風景。
移ろいゆく音風景は、透明感あるピアノがゆったりと描き出す。
冬色の空の下でこぼれ落ちてくるメロディを心で受け止める。
音を抑えた空間に秘められた想い。
始まりから終わりまで穏やかなトーン。

「明日はいいことあるとおもうよ。」と、ピアノに背中を押される。
冬の準備にオススメの一枚♪

1. Analogy
2. Values
3. Cave
4. Terpsichore
5. Lull
6. Room
7. Elect
8. Fighter
9. Voyage

林 正樹 (p)

レーベルで1曲試聴できます!

林さまは岩川光トリオのメンバーでもあられるのですが。。
まぁ、そんなことは忘れちゃいそうなほどアンビエントな香りが漂ってますです。

んじゃ、退散♪

2016年11月12日 (土)

大人のための絵本LIVE〜2016秋スペシャル @ ジャズフラッシュ(11/11)

大人のための絵本LIVE〜2016秋スペシャル @ ジャズフラッシュ(11/11)

大人のための絵本LIVEのメンバー7人の朗読と、ベルリン在住の高瀬アキ (p)との出会いの場。

Ehon

大人も子どももたのしめる絵本。
大人になると「読む側」になってしまうのですが、「大人のための絵本LIVE」は文字通り大人のための読み聞かせ。笑
今回はスペシャルヴァージョンで、ベルリン在住のピアニスト高瀬アキが参加です。

7人の読み手が(紙芝居や詩の朗読も)お気に入りの絵本を読み上げます。
そこに 高瀬アキが音をつける。普通に弾くこともあれば、、内部演奏のこともあるし、効果音的に音のスパイスを叩くこともある。かなり、面白い。
ほぼ、打ち合わせなしとのことでしたが、、

さすが、即興の女王!

読み手のそれぞれ違ったリズムとムードに合わせて、場面場面で想像力豊かな音世界をつくりあげていました。

途中、休憩前か後に、、1曲ソロで「sakura」というドラマチックな曲を披露。
桜の美しさ、儚さ、そしてものの憐れのような複雑な感情がこもった聴きごたえずっしりの演奏!
来年には、サックス奏者David Murrayとデュオのアルバム「Cherry」がでるそうです。楽しみですね!

どの読み手とのコラボも面白かったのですが、「100万回生きたねこ」には、ミンガスの「Goodbye Pork Pie Hat」を物語の進行とともに演奏。
この曲調と物語の内容がびったり合って、心にズシんと響きました。
ジャズフラッシュの明子女将の読んだ「月夜のみみずく( Owl Moon)」では、オリジナル曲の「ミネルヴァのふくろう」でした。朗読歴も、ジャズ愛好歴も長い彼女は、曲の特徴もよくとらえた朗読で深みがありました。彼女自身が曲をリクエストしたそうですので、しっくりとした内容でしたね。
最後は、「あいさつがいっぱい」を7人で代わる代わる登場。
その場で、どのあいさつにするかをひいた即興パフォーマンス。皆さんの素敵な声をもう一度聴けた素敵なアイディアでした!

大人も子ども真ん中にあるものは一緒。素敵な音楽と絵本の朗読は、、まさに「大人のための絵本LIVE」は、楽しい2時間でした!

12月9日にジャズフラッシュで開催する「Mistletoe Magic Tour 」のクリスマススペシャルライブでも、新潟の野澤美穂ピアニストとジャズフラッシュの明子女将のクリスマス絵本朗読のコラボを予定してます。題材は「トムテ」という心静かな名作です。
また、案内をだしますので、お近くの方は是非いらしてくださいね。

んじゃ、退散♪

2016年11月11日 (金)

金曜日の夜に、まったく似合わない音楽 『Aziza 』

Aziza / Aziza

Aziza

ホランド閣下(デイブ・ホランド)の新譜は、久しぶりにクリポタが全面参加。
クリポタは、知力、体力の両刀使いですが、最近はリーダー作は知力に寄った作品が続いてますので、彼のサックスの演奏を全面的に楽しめるかなぁ、、と。
しかも、ギター入りのカルテット。小編成でのクリポタ(クリス・ポッター)がたのしめる企画。メンバーそれぞれ2曲づつ提供していて、Azizaのグループ名でのプロデュースとはないいているけど。でも、メンバーを招集したのはデイブ・ホランドだよね〜♪
ギターのリオーネル・ルエケは、アフリカ出身の超個性的なコンテンポラリー・ジャズギターリスト。アフリカの土着的な匂いも強い演奏は唯一無二。好き嫌いがはっきりするところ。危険因子ですが、今回はホランド閣下の指揮下で民族臭は控えめ。

オープナーは、ルエケ曲「Aziza Dance」。冒頭からファンク魂炸裂。
エフェクターで歪んだギターの音がカッコよくはじける。わぉ、予想通り。これでもかのクリポタ節も全開。
クリポタ曲「Summer 15」。夏のイメージか軽快なカリビアン・ソング。ソプラノでメロディアスに。ハイレベルなやりとりが続くテクニカルな演奏だけど実に楽しそう!
ホランド閣下曲「Walkin' the Walk」、ダークでエキゾチックな曲調のゆったりした曲。ホランド閣下の力強いソロ。そこからのクリポタの高速フレージング、ウネるような長尺ソロ。そして、極め付けはエリック・ハーランドの素晴らしいドラミング。
ハーランド曲「Aquila」、ぶっといクリポタのサックスを中心に熱く。
クリポタ曲「Blue Sufi」、13分超えの大作だけど、初めから終わりまで全員で異常な緊張感、濃密な時間!いやいや、もう、凄い!って、降参するしかない。笑
ホランド閣下の曲「Finding the Light」、キャッチーでエキゾチック。やっぱり、変拍子なんだけど、スムースに高速のソロをとるメンバー。ハーランドの今にも破れてしまそうなドラミングがスリリング。
ハーランド曲「Friends」、優しいバラード。後半は高揚感もありエキサイティング。
終演はルエケ曲「Sleepless Night」。ルエケはヴォーカルでも参加。ハーランドの叩き出すリズムがアフリカを感じさせる。ルエケとクリポタのバトルは複雑に絡み合って高速ユニゾンもあり聴きごたえたっぷり。

やっぱり、変拍子満載、複雑な構成な曲。で、、そんなことはなんとも思ってない超絶ミュージシャンによる変態サウンド。秀逸な個人プレイの積み重ねの団体演技。オール金みたな。笑
個人的には、全編で吹きまくってクリポタ節がちょう嬉しい!!

1.Aziza Dance
2.Summer 15
3.Walkin' the Walk
4.Aquila
5.Blue Sufi
6.Finding the Light
7.Friends
8.Sleepless Night

Dave Holland (b)
Chris Potter (ts, ss)
Lionel Loueke (g, vo)
Eric Harland (ds)

今日のおまけは、「Sleepless Night」

癒されてください。爆!!
もう、めちゃくちゃ体が熱くなりまるぅ。

んじゃ、退散♪

2016年11月 9日 (水)

Rising Grace / Wolfgang Muthspiel 

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唐突に、、冬になりました。。(T_T)

オーストリアのギターリスト、ウォルフガング・ムースピールの新譜は、前作『Driftwood』のリズム陣、ラリー・グレナディア、ブライアン・ブレイドに、ブラッド・メルドー、アンブローズ・アキンムシーレを入れたちょう豪華なクインテット。一人、一人がリーダーアルバム出せるメンバーです。マヂなオールスターキャスト。
セッション的な要素もあるといえ、プロデュースがアイヒャーってことで、ECMマジック炸裂か?

メルドー作「Wolfgang's Waltz」を除くすべてがムースピールのオリジナル。
オープナーは、タイトル曲「Rising Grace」。叙情的で複雑に重なり合った音風景。素晴らしい!!
ギターソロで始まる「Intensive Care」。ベースソロを始めアコースティックな響きが美しい空間。その静寂な空間で、舞い踊るアキンムーシレの巧みな音のコントロール!綺麗な音色にうっとり。メロディアスで情感たっぷっりな「Triad Song」。リリカルなメルドーのピアノ。「Father And Sun」、哀愁と優しさを保ちながら時折熱くなる。寒色系なのに熱い。
メルドー曲「Wolfgang's Waltz」はメルドーの情感溢れるピアノから。メルドーが活躍するジャジーでミステリアスなサウンド。
5人で掛け合い風(雑談)の「Superonny」。全員で自由度の高い演奏を繰り広げる「Boogaloo」。名トランペッター、ケニー・ホイラーに捧げた「Den Wheeler, Den Kenny」。美しく儚い雰囲気のなかで朗々としたトランペットが素晴らしい。短いながらも息のあった演奏「Ending Music」。
終演は「Oak」。ゆったりと優しい音風景。静かに幕が閉じ行く感じ。

ご想像通り、全員巧い!笑
静謐なECM的美しさの中にも温度を感じる部分もあり、5人の演奏のバランスもいい感じにまとまってます。リーダーのムースピールは、曲によってアコギとエレキを持ち替え浮遊感あっていい。メルドーの全体を見据えた演奏、グレナディアの正確なピッチでのソロ、ブレイドのサウンドをまろやかに仕上げるドラム、、と、聴きどころ満載。
でも、一番のキモはアキンムシーレの音色と演奏。巧みにコントロールされた音で天国にいけます!


1. Rising Grace
2. Intensive Care
3. Triad Song
4. Father And Sun
5. Wolfgang's Waltz
6. Superonny
7. Boogaloo
8. Den Wheeler, Den Kenny
9. Ending Music
10. Oak

Wolfgang Muthspiel (g)
Ambrose Akimsire (tp)
Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Brian Blade (ds)

今日のおまけは、「Father And Sun」

今週末は、「大人のための絵本LIVE〜2016秋スペシャル」に行こうとおもってます。あの高瀬アキさまがゲストです。どんな展開になるのでしょう。。

んじゃ、退散♪

2016年11月 5日 (土)

#11@ 新宿Pit inn (昼 1st)

#11@ 新宿Pit inn (昼 1st)
Fabio Bottazzo (g) 木村秀子 (p) 土村和史 (b) 嘉本信一郎(ds)

11


フレッド・ハーシュの予定日を一日ずらして、昼ピットのこのライブも観戦してきました。
前後しましたが、とても楽しかったのでブログアップ。
Fabioが新潟在住なので、四人が揃って演奏することは、なかなか難しい。
でも、定期的に演奏を重ねていて、メンバーのオリジナルを演奏しています。
以前は、「越後コネクション」ってユニット名だったはずです。
と、いうことで、、積み重ねてきた音は信頼関係が見える糸で繋がっています。

オープナーは軽快でわくわく感がたっぷりのピアニスト曲「Happy hour」。
ギターを中心にノリノリ♪ 
Fabio曲が2曲続きます。まずは、イタリアの作曲家Nino Rotaに捧げた叙情的な「Remembering Nino Rota」。しっとりした中にちょっとユーモラスな感じもあってあたたかい感じ。一転、ベースの低音から始まった「African November」は、ベースとドラムの強烈なリズムで乾いたアフリカの大地を感じさせる意欲的な演奏。
ベース曲ワンコーラス11章節の「November song」。皆さんでユニット名と11月の11にこだわった曲を選んでるわけですね。牧歌的な哀愁と夢のある曲調でした。
1セット目最後の曲は Fabio曲の「#11」。
元メタルバンドのギターリストだったFabioが顔を出した、テクニカルで疾走感ある曲。
ベースもエレベに持ち替えて全員で 一気に駆け抜けました。

この日が今年のツアー最初の日だったので。この後またまた変化して深まっていくのでしょうね。多彩なオリジナルを積極的に表現していく姿は素晴らしい。そして、メンバーの多彩な曲を 様々な手法で彩ったのはドラムの嘉本ドラマーかっこよかったです。12月には楠トリオで新潟のフラッシュにいらっしゃいます♪ 今から、楽しみだぞ。


さて、、余談。。休憩時間は、珍しく曲名をメモった!!笑
FB繋がりの方とお話しできて、彼女の優しい人柄にふれられました。
こりらも嬉しかったです!ありがとうございました。m(_ _)m

で、東京メトロで新宿3丁目から東京に戻るはずが なんと 逆方向に乗ってしまった。
しかも、終点まで気がつかないというアホさ加減。。
1時間近いロスのおかげで、コットンクラブに着いたときには開場直前。
すでに、30人近い人が並んでいて 意気消沈した私です。
おまけに、ロビーでwelcome drinkをぶちまけコップを割るシマツ。。。。もう、涙が出そうな雲行きでありました。。

んじゃ、退散♪

2016年11月 4日 (金)

Fred Hersch Trio @ 丸の内COTTON CLUB (11/2 1st)

Fred Hersch Trio @ 丸の内COTTON CLUB (11/2 1st)
Fred Hersch (p), John Hébert (b), Eric McPherson (ds)

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(写真は演奏が始まる前です。ドラムの調整に余念がないEric McPherson)

ピアノの詩人を聴きにいってきました。。

拍手で迎えられた3人。
オープナーは、最新作『Sunday Night at the Vanguard』と同じく、リリカルなピアノが堪能できた「A Cockeyed Optimist」。低音をしっかり支えるベース。ピアノと呼応してグルーブを作り出すドラム。もう、ハーシュ・ワールドに酔いしれます!!
叙情的にはじまった「Sarabande」。ベースソロが素晴らしい!とても しっかりしたピッチで気持ちいい。素敵な演奏だったな~~♪
軽快なやりとり「The Optimum Thing」!!
で、内省的なジョビン曲。素晴らしいベースソロ。そして、ドラムソロも圧巻でした!
1曲アップテンポな曲を挟んで、
ソロで静かに始まったのは、、「The Wind」は、やがてテンションの高い演奏となり、、そのままベースとドラムがシットインして個人的に白眉な「Moon and Sand」へ。
そして、これまた内省的で美しいビートルズ曲「For No One」、アルバムのヴァージョン以上に進化した「We See」。
全員退場の後のアンコールは、彼のオリジナルで「Valentine」をソロで。
会場の全員が一音も聴きもらすまいと耳を凝らした時間でした。。感動的な演奏!!

繊細でダイナミクスのコントロールに長けたハーシュ。その指先から生まれる音の柔らかで滑らかなこと。。
彼の演奏を知り尽くした歌心たっぷりのベースと小さな音を積み重ねて熱いグルーブを作り出すドラム。
この2人との気心のしれた演奏は、ソロやデュオとはまた一味違います。
印象的だったのは、ベースソロをしているときのピアノとドラム。お互いに呼応しあって非常に小さな音でサポートしている姿は、トリオのサウンドをとても大事にしてるんだろうな、、と、感じました。
息をこらして聴き惚れたライブでした。

そして、お疲れなのに、ファーストセットからサイン会をしてくれて丁寧に対応してくれたハーシュに頭がさがります。
また、来てくださいね!

んじゃ、退散♪

2016年11月 1日 (火)

Trio Bungalow @ Jazz Live Bar Birdland (10/29 1st)

Trio Bungalow @ Jazz Live Bar Birdland (10/29 1st)
佐藤浩一 (p) 池尻洋史 (b,ukulele-b) 大村亘 (ds,tabla)

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じゃーん、ブルーノートの大西順子から、、北千住のバードランドにトリオ・バンガローを聴きに行きました。
6月に新潟でライブをしたBungalowは、テナーサックス奏者Mike Rivettの入ったカルテット。
Mike Rivett は、現在オーストラリア在住なので、彼が日本にいないときは「Trio Bungalow」として3人で演奏してます。
形態的にはピアノトリオなのですが、もともとが3人とも枠にとらわれない自由な発想で演奏する人たちなので、3人だけのサウンドも変幻自在でかっこいいと聞いてました。
ウクレレベースやタブラを使ったピアノトリオってだけでも興味津々ですよね。
なので、一度聞いてみたかったのです。

まずは、現代的なジャズのビターな感じと美しさが同居したベーシスト曲「Gauge」。3人でグルーヴィに駆け抜けた。誰かがソロをとっているときの他の2人のバッキングが秀逸で、通り一遍の反応でない。もう場面がどんどん広がります。わくわく!!
力強く低音が効いたクラシカルなピアノソロから始まった2曲目はエリントンとポール・ブレイを頭においたダークな曲調のピアニスト曲。心の奥にどんと届きます。
小さな箱なのでドラムは音のコントロールが難しいと思うのですが、多彩なドラミング。ドラムとピアノが複雑に重なり合った不思議な空間が印象的。
ピアニストが「又吉直樹の火花」の登場人物からインスパイアされた曲「かみや」。
鬱々とした気持ちとそれを一気に発散させるような力強く音が渦巻いた演奏。3つの太い縄がのたちうちまわって暴れているような狂気すら感じるアヴァンギャルドな演奏。ええわ。
インテリジェンスある美しいピアノを押し上げるベースとドラム。一体となって浮かび上がるクールで密度濃い空間。タイトルは「サハリン」。
ドラムがタブラに変わって29拍子の「Day 29」。一転、異国情緒が生まれるのですが、ピアノとウクレレベースと3人で表すサウンドは現代ジャズ。29拍子などわかるはずもない私ですが、体の線と思考が捩れそうな気分に。
1セット目の最後は、ピアニストが眠れぬ朝の7時に作った7拍子の曲。最初ハンドクラップも入ってたんだけど、次第にヒートアップして三位一体となって最後まで駆け抜けました。

いやぁ。。面白かった。3人が何やってるのか、私にはわからない。笑
でも、でてくるサウンドは多彩で印象的なものばかり。決して飽きません。
この方達にとって、テナーサックスMike Rivettの存在は、魔界に行ったきりになる狂気の沙汰を多少抑制することになっているきがしました。笑
そのMike Rivettオーストラリア最大のジャズフェスが主催するジャズ賞、National Jazz Awardsで堂々の1位を受賞したそうです。
「Congratulations Mike Rivett !」

って、ことで、大村さまにお願いしてたCDにサインをいただいて、大急ぎでディープな街・北千住を去ったのでした。

Trio Bungalow は、現在、話題の小沼ようすけギターリストとのコラボも定期的に継続しています。今度は、このライブも観戦したいな。。

初めて行ったJazz Live Bar Birdland は、とても居心地が良かったです。
ビールもおつまみも美味しかった!スケジュールをチェックすると話題の人たちのライブが並んでましたよ!

んじゃ、退散♪

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