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音楽で拡がる輪

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2016年11月11日 (金)

金曜日の夜に、まったく似合わない音楽 『Aziza 』

Aziza / Aziza

Aziza

ホランド閣下(デイブ・ホランド)の新譜は、久しぶりにクリポタが全面参加。
クリポタは、知力、体力の両刀使いですが、最近はリーダー作は知力に寄った作品が続いてますので、彼のサックスの演奏を全面的に楽しめるかなぁ、、と。
しかも、ギター入りのカルテット。小編成でのクリポタ(クリス・ポッター)がたのしめる企画。メンバーそれぞれ2曲づつ提供していて、Azizaのグループ名でのプロデュースとはないいているけど。でも、メンバーを招集したのはデイブ・ホランドだよね〜♪
ギターのリオーネル・ルエケは、アフリカ出身の超個性的なコンテンポラリー・ジャズギターリスト。アフリカの土着的な匂いも強い演奏は唯一無二。好き嫌いがはっきりするところ。危険因子ですが、今回はホランド閣下の指揮下で民族臭は控えめ。

オープナーは、ルエケ曲「Aziza Dance」。冒頭からファンク魂炸裂。
エフェクターで歪んだギターの音がカッコよくはじける。わぉ、予想通り。これでもかのクリポタ節も全開。
クリポタ曲「Summer 15」。夏のイメージか軽快なカリビアン・ソング。ソプラノでメロディアスに。ハイレベルなやりとりが続くテクニカルな演奏だけど実に楽しそう!
ホランド閣下曲「Walkin' the Walk」、ダークでエキゾチックな曲調のゆったりした曲。ホランド閣下の力強いソロ。そこからのクリポタの高速フレージング、ウネるような長尺ソロ。そして、極め付けはエリック・ハーランドの素晴らしいドラミング。
ハーランド曲「Aquila」、ぶっといクリポタのサックスを中心に熱く。
クリポタ曲「Blue Sufi」、13分超えの大作だけど、初めから終わりまで全員で異常な緊張感、濃密な時間!いやいや、もう、凄い!って、降参するしかない。笑
ホランド閣下の曲「Finding the Light」、キャッチーでエキゾチック。やっぱり、変拍子なんだけど、スムースに高速のソロをとるメンバー。ハーランドの今にも破れてしまそうなドラミングがスリリング。
ハーランド曲「Friends」、優しいバラード。後半は高揚感もありエキサイティング。
終演はルエケ曲「Sleepless Night」。ルエケはヴォーカルでも参加。ハーランドの叩き出すリズムがアフリカを感じさせる。ルエケとクリポタのバトルは複雑に絡み合って高速ユニゾンもあり聴きごたえたっぷり。

やっぱり、変拍子満載、複雑な構成な曲。で、、そんなことはなんとも思ってない超絶ミュージシャンによる変態サウンド。秀逸な個人プレイの積み重ねの団体演技。オール金みたな。笑
個人的には、全編で吹きまくってクリポタ節がちょう嬉しい!!

1.Aziza Dance
2.Summer 15
3.Walkin' the Walk
4.Aquila
5.Blue Sufi
6.Finding the Light
7.Friends
8.Sleepless Night

Dave Holland (b)
Chris Potter (ts, ss)
Lionel Loueke (g, vo)
Eric Harland (ds)

今日のおまけは、「Sleepless Night」

癒されてください。爆!!
もう、めちゃくちゃ体が熱くなりまるぅ。

んじゃ、退散♪

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コメント

なかなかいい1枚ではありました。ところが、私はその高度でスムーズな演奏を文章にする方法が今回はうまくできなくて、苦労しました。まあ、こういうときもあるさという事で。でもその良さは皆さんに知ってほしいですね。確かに好き嫌いが分かれるアルバムかもですが、好きな人はとことん好きって割合が多いんじゃないかと思います。

TBさせていただきます。

910さま、トラバありがとうございます。

続く、このアルバムもオールスターですよね。
こちらは、現代ジャズでかっこいいことはやれるだけのことはみんなやった感が満載です。

私は当初からクリポタ目当てなので、この吹きっぷりには大満足です。
クリポタに歌心がないようにいう人がいますが、メロディアスな場面では歌心だってたっぷりだとおもってます!

Suzuckさん,こんばんは。

おっしゃる通り,私にとってもLionel Louekeは「アフリカの土着的な匂いも強い演奏は唯一無二。好き嫌いがはっきりするところ。危険因子です」というのが懸念事項でありましたが,Apple Musicで試聴したところ,それほど気にならないということを把握した上で,ディスクを買いました。

それにしても,Dave Hollandのリーダーシップって凄いと思います。個性と技量を併せ持つミュージシャンを集めて,機能させるというのは大したものと思います。

ということで,TBさせて頂きます。

ところで,NYCの部活はまだ現地のライブ・スケジュールが未定の部分が多いので,はっきりしていませんが,何とかKrantzに55 Barに出て欲しいと思っています(最近は木曜日に出ることが多いので,12/8に期待しています)。Krantzが無理なら別のライブに行くだけですが。但し,昼は仕事ですので,お間違いなく(笑)。/

閣下、トラバありがとうございます。

私もクリポタがいるにもかかわらず、、試聴をしてしまいました。。
が、この度は、ルエケばっちりはまってますよ。
このアルバムではきっとユーバンクスより良いのでは?とおもいました。
とにかく、このバンドで来日を願ってますわ♪

NYCでの部活報告は楽しみにしています。
クリスマスシーズンなので、そちらの夜景などもよろしく!

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