2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

音楽で拡がる輪

« Andando el Tiempo / Carla Bley / Andy Sheppard / Steve Swallow | トップページ | 今日と明日は「第28回新潟ジャズストリート」が開催されます! »

2016年7月 9日 (土)

Miniatures / Glauco Venier

Miniatures

現在のNorma Winstone さまのグループのピアニストさまですね。
『Dance Without Answer / Norma Winstone 』にも参加で、来日にも一緒にいらっしゃいます。
ピアノソロなのですが、ご自身でパーカッション(金属系の音、ベルとか。。)もしています。
YouTubeを観るとオーバーダブというより、ピアノの周りに使用したい音をぐるりと並べてピアノの演奏と並行していろいろと音をだしてます。なので、リズムとかというより環境音楽的な使い方だとおもいます。達者な方だ。。

オープニングの「Ritual」、冒頭からベル?(多分、複数の細い金属の棒が触れ合う音)遠くでなるところから。選び抜かれたピアノ音と音の間が聴かせどころ。
静寂な空間はそのまま2曲目の「Tiziano's Painting」へ。最小限の音で奏でるメロディの哀愁あること。透明感とひんやりした感じは北欧のピアニストのようだけど、メロディの中にはイタリアの哀愁が潜んでいる。気がつくと3曲目、クラシックの曲「Asian Songs and Rhythms No. 40」も違和感なく静かに並ぶ。
少し、温度が高い曲もあるけれど、ひたすら澄んだピアノ音色にのせられた淡い情感が流れていく感じ。美しいオリジナル曲10曲の間にクラシックの曲を含むカーバー曲が配置されている。
それが、また美しくていいのですね。
彼がデュオのアルバムをだしているAlessandra Francoの「Gunam」。少し温度高めで叙情的で哀愁たっぷり。
「Madiba」とか、なんの音なんだろう?っておもいながら聴いていると、突然力強いピアノ演奏に…。一筋縄でいきません。1曲の中で選び抜かれた少ない音で音楽風景をがらりと変える「 The Temple - War - Litanies」。
時に力強い音も混ぜながら美しい演奏がたんたんと綴られて終演はGuillaume Du Fayの「Ce jour de l'an」。静かに幕は閉じられました。。

暑さと湿度でげんなりしているあなたに。風鈴が呼び起こすような涼やかな空間。
ノーマさまの選んだピアニストだけあって、美しさに長けています。
このアルバムでは一般的にジャズピアニストに求められる躍動感とかとは別世界に澄んでます。

1. Ritual
2. Tiziano's Painting
3. Asian Songs and Rhythms No. 40
4. Byzantine Icon
5. Serenity
6. Abstractio
7. Prayer
8. Gunam
9. Madiba
10. The Temple - War - Litanies
11. Krunk
12. Ave Gloriosa Mater Salvatoris
13. Visible Spirit
14. Deep And Far
15. Ce jour de l'an

Glauco Venier (p,gongs,bells,metals)

今日のおまけ。
不思議な演奏風景を観てみてください。

相変わらず、夏に弱くて。。
このところのブログアップのアルバム系列を眺めてると、、すでに夏バテしている私ですね。。

んじゃ、退散♪

« Andando el Tiempo / Carla Bley / Andy Sheppard / Steve Swallow | トップページ | 今日と明日は「第28回新潟ジャズストリート」が開催されます! »

コメント

Suzuckさん おはようございます。
この方は、アルバム"Intermezzo"がたいへん良かった記憶があります。
ご紹介いただいた"Miniatures"のほうも良さそうですね。
でも、このところ在庫過多気味で、しばらく注文は我慢しようと思います。

baikinnmannさま、私もいろいろと在庫過剰気味でございます。
なのに、とっても聴きたいアルバムが足止めを食っていたりいたします。

これ、ECMなので、その辺をよ〜〜く、、考えていただければ、決して損はなさらないとおもいます。

う~ん、いいですねえ。ソロ・ピアノにパーカッション的な音を鳴らす要素も加えて、というと、やっぱりECM的かもしれませんね。オリジナルだけではなくてグルジェフやコミタスも演奏しているあたり、まさにそうかも。けっこう気に入りましたです。

TBさせていただきます。

suzuckさん、こんにちはmonakaです。
この人試聴したら良さそうあので古いものを探しい行きました。ユーリと演ったトリオが素晴らしくてちょっと入れこみすぎました。
でもまあいい年なので、ECMでいくつかいいのを続けそうですね。

910さま、金属音効果は絶大ですよね。
夏は、ECMだけ聴いていたい誘惑にかられます。
って、夏バテですね。笑
カバー曲がクラシックだけでなくて、ちょっと哀愁の旋律のあるもがあったりと、、
この方の美学が貫かれてますね。

ブラザー最中さま、なんだかお久しぶりでした。m(_ _)m

ブラザーとbaikinnmannさまが仰っている『Intermezzo』の方が一般向けですよね。
一般っていっても、かなりアンテナ高い一般向け〜♪
皆さま、さすがです!

Suzuckさん,こんばんは。本作についてはコメントさせて頂いたつもりになっていましたが,してませんでしたね(爆)。

この人のピアノはNorma Winstonのアルバムで聞いていたこともすっかり失念していまいたが,いいピアノですねぇ。まさにECMらしい響きにしびれてしまいました。もっと早く聞いておくべきでした(笑)。

ということで,TBさせて頂きます。

閣下、お互い いろいろと健忘症気味ですよね。笑

さすが、ノーマさまが信頼をおくピアノだけあるとおもいます。
トラバ、ありがとうございました。
って、私、トラバしたっけ??

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1501936/66420614

この記事へのトラックバック一覧です: Miniatures / Glauco Venier:

» Miniatures - Music For Piano And Percussion/Glauco Venier [ジャズCDの個人ページBlog]
ECM新譜聴き2日目。新譜とはいえ、ちょっと前の録音が続きます、これは’13年録 [続きを読む]

» ECMカラーが加わって Miniatures / Glauco Venier [JAZZ最中]
予習で聴いた2007年のアルバム「INTERMEZZO」がとてもよくて、今年の現役JAZZピアニスト100人に登録願おうかと思い始めました。 ECMでの初ソロアルバムだそうですが、1962年生まれだから結構なお年、もう少し前からマークしておけばよかった。 ECMということで、レーベル・カラーが加わったと思われます。録音もアメリアで少しタッチがやわらかくなっている気がします。 1曲目、ベルの音か始まってこれはプロローグと言う感じです。 陰影度が「INTERMEZZO」より若干増した感じで進み... [続きを読む]

» ようやく聞いたGlauco Venierのソロ・アルバム [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
Miniatures:Music for Piano and Percussion Glauco Venier (ECM) これももはや新譜というにはリリースから時間が経過してしまったが,入手に手間取 [続きを読む]

« Andando el Tiempo / Carla Bley / Andy Sheppard / Steve Swallow | トップページ | 今日と明日は「第28回新潟ジャズストリート」が開催されます! »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ