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2016年2月 6日 (土)

Into The Silence / Avishai Cohen

Into__he_silence

2月は「光の春」って言うんだそうです。
確かに、外の空気は冷たくて体は寒さを感じているはずなのに、陽の傾きに気持ちのどこかで春を感じていますよね。
なぁんとなく、冷んやりな中に陽の光を感じる季節にぴったりな1枚。

前作『Dark Nights 』が大好評(少なくても私は大好き)だったトランペットのアヴィシャイ・コーエンのECMの初リーダー作品です。
全編アヴィシャイ・コーエンのオリジナルで彼の父との思い出に捧げられているようです。

オープナーは「Life And Death 」霧の中から立ち上がってくるようなミステリアスでジェントルなアヴィシャイのトランペットは叙情豊か。美しく寄り添う同国のピアニストヨナタン・アヴィシャイのピアノのソロがブルースフィーリングたっぷりでゾクゾクする。急展開する曲の終わりはスリリング。
「Dream Like A Child」強力なドラム、ベースの熱演もあり、サックスの影のような効果も大きく、全員で抽象的でダークな世界を描いていきます。
ビターで硬質、予断ならない展開が続くタイトル曲「Into The Silence」。ベースが繰り返すリフが違う世界に誘い込む「Quiescence」。アヴィシャイのビターなトランペットが冴え渡りテナーの好演も光る「Behind The Broken Glass 」。
終演「Life And Death - Epilogue」は、リリカルなピアノソロ。最後の〆を任されたヨナタンの端麗な音で幕が閉じます。

1曲1曲の中でストーリー展開を感じ、耽美的な静けさと強靭さを持つアヴィシャイ・コーエンの個性が花開いている。全体に彼のトーンでまとめあげられていて不思議な掴み所のない浮遊感がすごくいい感じ。。
結構ハードボイルドな演奏もあるのですが、全体の印象は響きや余韻、余白を味合う感じかな。

1. Life And Death
2. Dream Like A Child
3. Into The Silence
4. Quiescence
5. Behind The Broken Glass
6. Life And Death - Epilogue

Avishai Cohen (tp) #1,2,3,4,5
Bill McHenry (ts) #2,3,4,5
Yonathan Avishai (p)
Eric Revis (b) #1,2,3,4,5
Nasheet Waits (ds) #1,2,3,4,5

マーク・ターナーのECM作品『Lathe of Heaven』でも存在感あるペットで空間を彩っていましたものね。
ついにECMからリーダー作がでちゃったわけですぅ!

んじゃ、退散♪

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コメント

Suzuckさん、こんにちはmonakaです。
新しい年になって結構いいアルバムが続いていますね。
アヴシャイを初めて、それもECMからですから特異な始まりですが楽しめました。

ECMと普通とうまくマッチしながらアルバムを作ってほしいですね。

ブラザー最中さま、、良いアルバムや音楽に巡り会えるのは本当にありがたいですよね。
今年も年の初めから 素晴らしいアルバム三昧なのですが、、年末になってその評価をきちんと捉えることができてたかどうか。。楽しみのような、、こわいような。。
このアルバムは、彼の出したトーンが全てを決めるかんじですね。

Suzuckさん,こんばんは。

久しぶりに新譜の記事を書いたような気がしますが,このアルバムは完全にこれまでのAvishai Cohenのイメージを覆すものだったような気がします。こういう音楽もできる人だったんだということを認識してびっくりしました。

私は全面的にこの人を評価してきたわけではないですが,これはやはり抗い難い魅力を持つ音源だったと思います。ECMのマジックって感じかもしれませんね。

ということで,TBさせて頂きます。

閣下、やっぱりECMマジックとでもいいましょうか。。
新生ブルーノートに移ったロイドの変身ぶりをみていると、、
アイヒヤーの美学にそったレーベルなんだなぁ、、って、つくづく感じます。
で、とてもはまってます。
トラバ、ありがとうございました。

トランペット・プレイヤーとしては一流の彼は、トランペットのピアノレス・トリオが一番あっているのかと、ずいぶん昔のイメージから思っていたのですが、こういうECMサウンドでも、それに劣らずけっこういいのだと思い知らされました。はてさて、プレイヤーがいいのか、プロデューサーがいいのか。両方だと思いますが、いいものを聴けたなあ、と思います。

TBさせていただきます。

910さま、前作の『Dark Nights 』も、、とても良かったので、、
やっぱり、実力者ということですよね。(^-^)
本質的なものは変わることはなくとも、、この作品の印象からはECM流の美学が多く感じられると思います。
そうそう、、まぁ、両方いいのだとは思います。笑
次はどんな感じになるのでしょうねぇ。

トラバ ありがとうございました。

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