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音楽で拡がる輪

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2016年2月

2016年2月29日 (月)

ダイアナ・クラール DianaKrall@ 東京芸術劇場 (2/27)

ダイアナ・クラール DianaKrall@ 東京芸術劇場 (2/27)

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去年リリースした『Wallflower』が大ヒットしたピアニスト&ヴォーカルのダイアナ・クラールのコンサートに行ってきました。東京公演は3公演、土曜日が追加公演で売り出されたので家族で。追加公演をキャッチするのが遅くて東京芸術劇場の二階席。

黒のミニのバルーン型のワンピース。2児の母とは思えないスタイルの良さ。
でも、やっぱり、、小さいぞ。。。遠いぞ。。。。
編成は、左からピアノ、ベース、ドラム、ギター、フィドル(バイオリン)、キーボード。
ダイアナ・クラールは全曲ピアノの椅子に座っていて、インスト部分がかなり長い演奏でも、ピアノから離れず、バンドの様子を見ながらノリノリな感じ。
ギターとフィドルをフィーチャーしたバンド演奏も好演でソロも回しドラムとのバース交換もあってバンドとのコミュニケーションを大事にしている。
特に、ラッセル・マローンの後釜でアルバムにも参加しているギターのAnthony Wilsonがかっこよく、フィドルのStuart Duncanもソロでも観客を沸かせていました。フィドルは弓引きはもちろん、ピチカートもしてました。
Deed I Doで始まって、スタンダードからは「How Deep Is The Ocean」や彼女の好きなナット・キング・コールの「Just You, Just Me」、「Frim Fram Sauce」などがよかった。そして、ジョビン曲や新譜からの「California Dreamin' 」「Wallflower」、トム・ウェイツの「Temptation 」などを選曲。
今までの彼女のアルバムとは少し違った感じのカントリーやフォーク色のかかった感じのアレンジが多かったです。

メンバーが退場し、独りで弾き語りした「The Look of Love」はやはり感涙もので、普通のジャズアレンジの演奏がもっと多いといいのにな。。と、ちょっと思ったりしました。
それでも、声の調子の悪さを謝りながらも歌、ピアノ、弾き語りで満席の観客を魅了。
いつもより、ハスキーな声で家族への想いを込めてしっとり唄うラブソングはジンとくるし、ピアノをハードバピッシュに演奏している姿もカッコよかった。
でも、、ピアノもいいのですけど、、やっぱり、ヴォーカルがぐっとくる。美声でもないし、音域が広いわけでもない彼女の歌に魅了されるのは、真剣に気持ちを込めていることが伝わってくるからでしょうか。
最初は遠くに観えたダイアナ・クラールがダンダン大きく観えてくるのだから不思議。最後はメガさっちゃんくらいなイメージ。笑
アンコールにも一生懸命応えてくれてますますファンになってしまいましたとさ!

結果的には、『Wallflower』からの選曲は少なめで、アレンジはカントリーやフォークの色合いの強いものが多かったので、「Wallflower ツアー」って、命名はどうよ?っておもいつつも、彼女の音楽のルーツに触れられてよかったとおもいます。でも、今度は、ライブハウスでお願いしま〜す。笑

で、、この後にワイン三昧、お喋り三昧、、したわけで、、記憶が曖昧でゴメンなさい。m(_ _)m

んじゃ、退散♪

2016年2月26日 (金)

ジャズ批評 190号がでました〜♪(ジャズオーディオ・ディスク大賞)

ジャズ批評 190号がでました〜♪(ジャズオーディオ・ディスク大賞)

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今回の特集は

*ジャズオーディオ・ディスク大賞2015 発表
*マイ・ベスト・ジャズ・アルバム 2015


ジャズオーディオ・ディスク大賞2015 発表

インストは、アレッサンドラ・ガラティが二連覇!
そして、ヴォーカルは新星キアラ・パンカルディが常連組を抑えました。
いろいろ書きたいことがあるのですが、、今日はここまで!

インストの金銀銅

金 On a Sunny Day / Alessandro Galati Trio

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銀 Live at the Village Vanguard / Christian McBride

銅 Le But, C'est Le Chemin / Georges Paczynski Trio

ヴォーカルの金銀銅

金 I Walk a Little Faster / Chiara Pancaldi

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銀 Butterfly Blue / Halie Loren

銅 Jazz A Go Go / MAYA

銅 MY ROOM side3 / ウィリアムス浩子

私の最終選考は以下です♪
インスト
1.10 Years Solo Live Brad Mehldau
2.Imaginary Cities / Chris Potter Underground Orchestra
3.Break Stuff / Vijay Iyer Trio
4.Solo / Fred Hersch
5.On a Sunny Day / Alessandro Galati Trio
6.Everyday / Yaron Herman
7.Now This / Gary Peacock Trio
8.Peace Hotel / Paolo Recchia
9.No Way Out / Giovanni Mirabassi Quartet
10.Squaring the Circle / Claudio Filippini Trio

ヴォーカル
1.Yesterday I Had The Blues / Jose James
2.Sings Standard / Sinne Eeg
3.Vinicius canta Antonio Carlos Jobim
4.For One to Love / Cecile Mclorin Salvant
5.Just The Two Of Us / Cæcilie Norby & Lars Danielsson
6.I Walk a Little Faster / Chiara Pancaldi
7.MY ROOM side2&side3 / ウィリアムス浩子
8.津軽弁ジャズ ジャズだべ!/ 伊藤君子
9.Wallflower / Diana Krall
10.Tenderly / Stacey Kent


マイ・ベスト・ジャズ・アルバム 2015

ジャズはどんどん細分化されています。そして、ジャンルの垣根をこえております。
そんな中で、一年間の個人のベストアルバムを眺めるのはすっごく興味深いです。
お店のセールスのベストを眺めるのも好き。ダイアナ・クラールが破竹の勢いでした〜。


リンクさせて頂いてる方では、いっきさまのベストはワンは私の大好きなクリポタ!ありがとうございます♪
高野 雲さま二番目は話題になったウェザー・リポートの四枚組!!
新潟の舟田 敏さまの1番はもうすぐ来日するSquaring the Circle / Claudio Filippini Trio
。舟田さま、来日をご存知だろうか。。
そして、ネット繋がりの菅原 徹さまは読者投稿に『Clear Day / Emilie-Claire-Barlow』『MY ROOM side2&side3 / ウィリアムス浩子』『Connecting Sprits / Roberta Gambarini Sings The Jimmy Heath Songbook』。毎日、沢山お聴きになってる中からの珠玉の3枚ですね。
あ、私のベスト5は年間ベストと同じです。

そして、新譜の紹介コーナーに2枚!!

Have You Heard ? / Carrefour Saxophone Qua

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Peace Hotel / Paolo Recc

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最後に「夜光雲」は、「春遠からじ」ということで、、お花のジャケットから厳選いたしました!!
って、いつになったら春がくるんでしょう。。雪の新潟から。。。

On a Sunny Day / Alessandro Galati Trio

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Poesia / Joyce Moreno, Kenny Werne

Poesia

Lotus / Mike Moreno

Lotus

明日は、ダーリンと上京いたします。
ダイアナ・クラールにいくぞぉぉ!! わーいわい♪

んじゃ、退散♪

2016年2月20日 (土)

Man Made Object / GoGo Penguin

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イギリス!はマンチェスター出身のピアノトリオ、「ゴーゴー・ペンギン」。
すでに2枚のアルバムをリリースしてますが、3枚目は新生ブルーノートからのリリースです。
編成も楽器も奇をてらわない「ピアノ」「ウッドベース」「ドラム」の一見普通のピアノトリオ。でも、その演奏は予想超えた世界。
1聴に多くの人が「エレクトロニカ」だろうな、って、思うと思うのです。
でも、彼らは一切電子音を使用しておらず、自らを「アコースティック・エレクトロニカ」と呼んでいるそうです。

美しく端正なピアノとベースの響き。タイトで打ち込みのようなドラムが入ると場面が一転する「All Res」。「Unspeakable World 」ドラムが叩き出す複雑なリズムとメロディアスなピアノの重なりは、今時ジャズ。各楽器の音の重なりの美しさを感じる「Branches Break」。
世界の中心にビートがあると叫びたい「Weird Cat 」。ミニマルな「Quiet Mind」はデジャブを誘う。高速テクノ風で疾走する「Smarra」。エキゾチックでキャッチーなメロディが印相的な「Initiate 」。
夜の静寂に入り込んだような「GBFISYSIH 」。内省的な「Surrender To Mountain 」。
終演もやっぱり複雑なビートの中で変化していく「Protest 」。

日本版なのでボーナストラックとして静かに疾走する「FADING : FEIGNING」、ミニマリズムの見本のような「GREEN LIT」が入っています。
私の知らない音楽の分野もふくめて様々な音楽の融合のような感じ。
真ん中を貫くタイトなビートで身も心も一緒に疾走できます。


1.All Res
2.Unspeakable World
3.Branches Break
4.Weird Cat
5.Quiet Mind
6.Smarra
7.Initiate
8.GBFISYSIH
9.Surrender To Mountain
10.Protest
日本版 ボーナストラック
11.FADING : FEIGNING
12.GREEN LIT


Chris Illingworth (p)
Nick Blacka (b)
Rob Turner (ds)

日本版のボーナストラックが要るかどうかは、、あれなんですが、、
原雅明氏のライナーはすごく役にたちました。
どうやっても電子音にしか聞こえない音をどうやってだしているかとか、どんな音楽に影響されてるとか。。影響されてる音楽がジャズから外れているのも興味深かった。
どんどん進化するジャズ。ついていけないものも多いのですが、これはとても気持ち良かったです。

今日のおまけは「All Res」。

このトリオは、随分前に名古屋のお姫様が騒いでいたので興味をもったのですが、
今回からはブルーノートからのリリースとのことでAppleMusicでも全曲聴けますよん。
四月には来日だそうですが、すでに予定があるので残念!って感じです。

んじゃ、退散♪

2016年2月16日 (火)

Gfonds(ジーフォンズ)@ジャズフラッシュ (2/14)

Gfonds(ジーフォンズ)@ジャズフラッシュ (2/14)
楠直孝 (org,p) FabioBottazzo (g) 嘉本信一郎 (ds)

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コード楽器2つ。しかも、楠さまはかなり手数も多く饒舌。ファビオさまとの絡みも楽しみでしたが、この2人にドラムがどうやって参入するか。。めちゃ、ワクワクしておりました。
丁々発止というのはまさにこういう感じでしょう。。しかし、この音符が雨あられと降る中、嘉本さまのドラムがタイトで繊細でかっこ良かったぁ。

オルガンとギターの相性って 本当にいいですよね。
そこに 身体の動きを余す所なく、全て音にしてしまうドラムの参加。予想以上にファンキーで高いグルーブをキープしためちゃ楽しい演奏でした。ベース音を入れながら機械操作も交えながら一時もおやすみないオルガンすご~~い。そして、ファビオ のってるねっ!!
そして、お二人のオリジナルが心に沁みました。ファビオオリジナルは、私はいつも母と子の抱っこを思い出す「Dondolando」嘉本オリジナルは、気持ちがひたひたと盛り上がる「Autumn in Hakodate」。ファビオさまがリクエストするだけあっていい曲だった。。

2セット目には、ピアノソロで「Moonlight Serenade」を奔放に弾き、ピアノ&ギター、ピアノ&ドラムのデュオの趣向も用意されており 最後まで充実した演奏でした。
タニア・マリアのサンバの曲とか キレッキレで切れ味抜群。そのままブレッカーブラザーズが乱入するんじゃないかと思ったくらいですよ。笑
面白〜〜いMCの長さもあったけど、充実した長尺な演奏で気がつけばアンコールの終了は23時近い!!

なのに、勢いでこともあろうことか、打ち上げにもちょっと顔出しちゃって。。
ディープブルーな月曜日となりました。(>_<)


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んじゃ、退散♪

2016年2月13日 (土)

Steve Kuhn Trio / At This Time...

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明日はバレンタインデーですね♪
随分、、ひねてしまったので、「My Funny Valentine 」の聴き比べとか全くしないすずっくです。。(遠い目)

Steve Kuhnは、いろいろな顔を持つ男とでもいいましょうか。。なんとなく捉えどころのない感じがするのですが、新譜をだすと気になります。超耽美的なものから熱く盛り上がるハードバピッシュなもの、ちょっとアヴァンギャルドなものまで長い経歴を示すようにたくさんのアルバムが出ています。
私は、耽美的なものや欧州の香りのするものも大好きななのですが、、コルトレーン好きな私としては『Mostly Coltrane』は時々無性に聴きたくなる一枚です。

なんだろうな、、基本的なピアニズムは変わらないのに7変幻できるキューンの新作は、2012年ECMリリースの『Wisteria』と同メンバー。(って、書いてブログアップしてないことに気がつく。。)
今回はレーベルが変わってSunnysideからです。

オープナー「My Shining Hour」から快走。3人でスイング&スイング♪
ドラムのバロンのアグレッシブなドラムも聴きもの。グルービィで体が自然に揺れる気持ちのよい演奏が続く「Ah Moore」。
ぐっと音数を控えて軽妙洒脱な「The Pawnbroker」。スワローのベースソロもハートフル。
リメイクされた「All The Rest Is The Same」はサンバのリズムで大人の味わい。三位一体の息のあった演奏。
オリジナルのバラード「The Feeling Within」はピアノソロで優雅で詩情豊かに。
ロマンチックにリリカルに「Carousel」。繊細で歌心ある「Lonely Town」。
小気味よく躍動感あふれる「This Is New」。
終演はブルーな雰囲気たっぷりなバラード「I Waited For You」。最後までリリシズムあふれる演奏です。

白いジャズピアノの王道、リラクゼーションたっぷり。
トリオとしても、ジョイ・バロンのドラムは聴きどころ満載、そして、スティーブ・スワロのエレベは電気くささがあまり感じず、ピアノトリオに溶け込んでます。ジャズのエッセンスが詰まっています。


1. My Shining Hour
2. Ah Moore
3. The Pawnbroker
4. All The Rest Is The Same
5. The Feeling Within
6. Carousel
7. Lonely Town
8. This Is New
9. I Waited For You

Steve Kuhn (p)
Steve Swallow (el-b)
Joey Baron (ds)

硬質な、とか、透徹な響き、とか このアルバムでは一切無縁です。
メロディアスでリリシズムあふれる温もりを感じる演奏でございました。
休日に自分の淹れた珈琲をゆっくり飲みながら。。

んじゃ、退散♪

2016年2月10日 (水)

What Was Said / Tord Gustavsen

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「光の春」だなんて言って浮かれていたら、朝起きたら真っ白になっていたりして。。。
ぼたぼたの雪がつもりました。こうなると気分も冬に逆戻り。
冬景色を煽るようなアルバムを聴いてしまいした。

ノルウェーのピアニストTord Gustavsenは美しいタッチとメロディ。
静謐な面持ちな知的なピアノです。来日したならば絶対ライブに行きたいピアニストの筆頭です。ピアノトリオは文句なく素晴らしい。でも、今回はトリオなのですが、ピアノ、女性ヴォーカル、ドラムという変則なトリオ。でで、ヴォーカルは上手い下手の前に声質の好き嫌いって鬼門がありますので、予約前にYouTubeでチェックしました。少しハスキーで落ち着いた柔らかな声は1聴で気に入りました!

ノルウェーのトラッドとトルド・グスタフセンのオリジナル、3人名義の曲で13曲。
7曲めの後半から8、9曲とインスト、あとはヴォーカルが入るのですが、パシュトー語(アフガニスタン・パキスタンの言葉)と英語で歌っています。
「voice」と表記されているとどちらかというと器楽的な唱法のことが多いのですが、詩を情感こめて歌っています。

オープナーはギリシャの詩人Jalal al-Din Rumiの詩にグスタフセンがメロディをつけた「 Your Grief」。その誠実な歌声とピアノ、ドラムが見事に重なって深遠な世界の始まり。
ノルウェーのトラッド「I See You」は、静謐な雰囲気の中パシュトー語で歌われる。まるで、祈りのように丁寧に淡々と。この曲を含め「 Imagine The Fog Disappearing」、「A Castle In Heaven」、「Journey Of Life」4曲がパシュトー語で歌われその言葉の響きも合わせて非常に神秘的。
「I Refuse」、「What Was Said To the Rose」とグスタフセンの美しい曲を英語で。
三位一体で高揚する場面もあり胸に迫ります。Simin Tander、巧い!ものすごく巧い!!
「What Was Said To the Rose」の盛り上がりはそのままインストで「O Sacred Head」へ。
グスフタセンの2曲「The Way You Play My Heart」、「Rull」をインストデュオで。
凛とした中にキャッチーなメロディもあって、スパイス的な感じかな。
再びSimin Tanderが加わって英語でグスタフセンの「The Source Of Now」。魅力的。
ノルウェーのトラッド「Sweet Melting」をパシュート語で。今度はグスフタセンとデュオ。
もう、心の奥に入り込んでくる感がたまりません。
アカペラで始まるノルウェーのトラッド「Longing To Praise Thee」。朗読?と気迫ある演奏。
終演「Sweet Melting Afterglow」は、3人名義のAfterglowとSweet Meltingで。最後の最後まで瞑想的で神秘的な世界。

鬼門と思われたSimin Tander が肝となった厳かな世界。
北欧のトラッドを題材にして、、そのイメージから大きくかけ離れた手法で敬虔な世界を表現。
つうか、すんごく素敵な世界です。知らないとソンだとおもうわ。


1. Your Grief
2. I See You
3. Imagine The Fog Disappearing
4. A Castle In Heaven
5. Journey Of Life
6. I Refuse
7. What Was Said To the Rose - O Sacred Head
8. The Way You Play My Heart
9. Rull
10. The Source Of Now
11. Sweet Melting
12. Longing To Praise Thee
13. Sweet Melting Afterglow

Tord Gustavsen ( p, electronics,synth b)
Simin Tander (voice)
Jarle Vespestad (ds)

ええとですね、、トルド・グスタフセンには、ノルウェーの女性ヴォーカルSolveig Slettahjell『Natt I Bethlehem』と創った私イチオシの素晴らしいクリスマスアルバムがあります。
非常に瞑想的、神秘的な雰囲気で音と音の間に残る響きがそのまま心に響いてくる神聖な雰囲気は通じ合うものがあるとおもいます。

今日のおまけ。

んじゃ、退散♪

2016年2月 8日 (月)

カルフール・サクソフォン・カルテット@ジャズ喫茶スワン(2/7)

カルフール・サクソフォン・カルテット@ジャズ喫茶スワン(2/7)
宮田麻美(ss) 久保田麻里(as) 藤井政美(ts) 前田悠貴(bs)

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新譜『Have You Heard?』の待ちに待ったリリースライブ!
去年、この新譜を聴いた時から、目の前での演奏を楽しみにしてました!
30分前に行って、後から行ったのに相席で目の前の席をぶんどる。。。m(_ _)m

まずは、リーダー宮田さまがライブ始まる前のお言葉斉唱。(和むわぁ。。)
1曲めはMaike More「For You」、わぁ!!やっぱり、すごいすごい!目の前に座ったせいもあって 大迫力です♪ 四重奏って楽しい!
藤井さまのMCがあって「The Way Up」。モチーフを転調しながら繰り返して行くところがツボるのですが、いいとこ取り短縮ヴァージョンもパット・メセニーのエッセンスがぎゅぎゅっとつまって、四重奏の迫力も満載♪このヴァージョンはテナーとソプラノの役割を交換しているのですが、それも納得のソプラノソロ。
藤井さま曰く、名盤にひっそり佇んでる名曲メドレー。「The Bat 」「For a Thousand Years」。しっとりと、そしてホーンでメロディを奏でる美しさを。ハーモニーも素敵で目がハートのドキドキものです♪
1st最後の曲は「Have You Heard ?」。PMGの曲はキメキメなんだけど軽やかでポップ。高速で4本が走り抜けるのは至難の技なんだろうけど、それはそれは躍動感があって楽しい!息継ぎにもめげずに?快走、快走、盛り上がりました!!

休憩中に大変申し訳ないとおもいつつ、『Have You Heard ?』の限定版についていたサックの写真に各自サインをいただきました!
サインの一つ一つに大変個性がでていて楽しかった♪

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2ndは、カルフールのアルバム『July』に入っている「July」の作曲者Michael Torkeの「May」。我が未知の領域クラシックの作品なのですが、次々と現れる場面展開に手に汗を握って聴き惚れました。おっしゃる通り、綺麗なグラデーションのタペストリーを織り上げるような繊細なさ。当たり前だけど、誰か一人が一個の音符を取り間違っても美しい世界が崩れるんですよね。すっごい、集中力ですよね。
やはりクラシックからのバロック作品でHenry Purcellのオペラ「妖精の女王」から3曲。3曲とも短い可愛いらしい曲でした。「ホーン・パイプ」って曲のタイトルしか覚えておらんのですがぁ。。(^_^;)
久保田さま、検索したけど、、ようわからんかったです。。m(_ _)m
ええと、、Michael Torkeの曲はミニマルミュージックの手法で描かれており、私が普段聞いているジャズの世界にも通じるものがあったのですが、やはり、こちらはなんというか気品高い感じ。そうくるか!って、感じです。はい。
最後の曲は、中央アジアの民族音楽だそうで、印象に残ったのはエキゾチックな旋律よりもエモーショナルな各自のソロ!いやぁ、ソロのなかった前田さまも含めて本当にかっこよかった。
万華鏡の中に入り込んだみたいっ!
で、アンコールはお友達の5年越しのリクエストのようで、スタンダード「Someone To Watch Over Me」。極上のハーモニーと情感豊かな演奏で終演。

旅のお疲れを感じさせない精密で繊細さ集中力。4本のサックスの為に工夫されたアレンジ、思いっきりのよいソロ、何をとっても素晴らしかった。
当然、どの曲にもリズム楽器がまったくないのに全然ブレずに躍動感ある演奏。
個人的には、大好きなパット・メセニーの曲の持ってるカラフルで壮大な音風景が目の前に広がる楽しいライブでした。

この後、三条、新潟、伊那、名古屋とライブが続きます♪
是非是非、ぜ〜〜ひ、お近くの方、、お足をお運びください!

んじゃ、退散♪

2016年2月 6日 (土)

Into The Silence / Avishai Cohen

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2月は「光の春」って言うんだそうです。
確かに、外の空気は冷たくて体は寒さを感じているはずなのに、陽の傾きに気持ちのどこかで春を感じていますよね。
なぁんとなく、冷んやりな中に陽の光を感じる季節にぴったりな1枚。

前作『Dark Nights 』が大好評(少なくても私は大好き)だったトランペットのアヴィシャイ・コーエンのECMの初リーダー作品です。
全編アヴィシャイ・コーエンのオリジナルで彼の父との思い出に捧げられているようです。

オープナーは「Life And Death 」霧の中から立ち上がってくるようなミステリアスでジェントルなアヴィシャイのトランペットは叙情豊か。美しく寄り添う同国のピアニストヨナタン・アヴィシャイのピアノのソロがブルースフィーリングたっぷりでゾクゾクする。急展開する曲の終わりはスリリング。
「Dream Like A Child」強力なドラム、ベースの熱演もあり、サックスの影のような効果も大きく、全員で抽象的でダークな世界を描いていきます。
ビターで硬質、予断ならない展開が続くタイトル曲「Into The Silence」。ベースが繰り返すリフが違う世界に誘い込む「Quiescence」。アヴィシャイのビターなトランペットが冴え渡りテナーの好演も光る「Behind The Broken Glass 」。
終演「Life And Death - Epilogue」は、リリカルなピアノソロ。最後の〆を任されたヨナタンの端麗な音で幕が閉じます。

1曲1曲の中でストーリー展開を感じ、耽美的な静けさと強靭さを持つアヴィシャイ・コーエンの個性が花開いている。全体に彼のトーンでまとめあげられていて不思議な掴み所のない浮遊感がすごくいい感じ。。
結構ハードボイルドな演奏もあるのですが、全体の印象は響きや余韻、余白を味合う感じかな。

1. Life And Death
2. Dream Like A Child
3. Into The Silence
4. Quiescence
5. Behind The Broken Glass
6. Life And Death - Epilogue

Avishai Cohen (tp) #1,2,3,4,5
Bill McHenry (ts) #2,3,4,5
Yonathan Avishai (p)
Eric Revis (b) #1,2,3,4,5
Nasheet Waits (ds) #1,2,3,4,5

マーク・ターナーのECM作品『Lathe of Heaven』でも存在感あるペットで空間を彩っていましたものね。
ついにECMからリーダー作がでちゃったわけですぅ!

んじゃ、退散♪

2016年2月 5日 (金)

『カルフール・サクソフォン・カルテット・CDリリースツアー 2016』が始まりました!

『カルフール・サクソフォン・カルテット・CDリリースツアー 2016』が始まりました!
サックス四重奏によるパット・メセニー集のリリースツアーです。

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去年の暮れのリリースよりずっと応援していたカルフール・サクソフォン・カルテェットの新譜『Have You Heard?』のリリースツアーが始まりました!
金沢、新潟、長野、名古屋を巡ります。

お近くの方、ぜひぜひ会場に足をお運びください♪

★Carrefour Saxophone Quartet★

宮田麻美(ss) 久保田麻里(as) 藤井政美(ts) 前田悠貴(bs)

2/5(FRI)カクテルバースイング&ジャズカフェ COCKTAIL Bar SWING

石川県加賀市山代温泉温泉通り31-4楽歩館1F
開場 19:30/開演 20:00
料金 3000円+ (1order) ※学生1500円ご予約 Tel.0761-77-5772
COCKTAIL Bar SWINGのHP


2/6(SAT) お酒とコーヒーと音楽の店『楽屋』

新潟県村上市田端町10-22瀬波タクシービル2階
開場 19:30/開演 20:00前売 3000円/当日 3500円(1Drink付)
ご予約 Tel. 0254-53-1078/090-9378-8336
    mail. gakuya@me.com
楽屋のHP


2/7(SUN) 喫茶スワン『SWAN』  

新潟市中央区西堀通り4
開演 15:00料金 3000円(1Drink付)
ご予約 Tel.025-223-4349
スワンのHP

☆ 夜は、藤井政美のJamSessionがあります。
Jazz Jam Session
ホスト 藤井政美(Sax)古屋敷剛(Pf) 堤真介(Bass)
Start 19:30 料金 2000円(1Drink付)

2/10(WED) チェルシーガーデン

新潟県三条市本町2-9-30
開場 18:00 開演 18:30
料金 一般3000円/学生2000円(1Drink付)
*学生…高校生以下 学生証要提示

2/11(THU・祝) リトルクラウンカフェ
ゲスト 五十嵐文

新潟県新潟市中央区女池7-19-11
開場 18:00/開演18:30
料金 一般3000円/学生2000円(1Drink付)
*学生…高校生以下 学生証要提示
ご予約 Tel.025-280-8001
リトルクラウンカフェのHP

2/13(SAT)DLDショールーム

長野県伊那市高遠町上山田2435 開場 18:00 開演 18:30一般 2500円(1Drink付) 高校生以下無料
主催 信州・伊那谷 森のジャズライブ実行委員会協力 DLDInc 伊那谷オープンカフェプロジェクト ご予約 080-5145-5208 (氏原)
090-1416-1763(木平) teamseeds@nifty.com
長野・伊那ショールームのHP

☆公開・JAZZワークショップ 16:30~17:30 定員20名、予約制。
参加費・協力費500円。会場、お問合せ先は同上。

2/15(MON)Live DOXY(ドキシー)
ゲスト小森伸二(as)

愛知県名古屋市中区栄4丁目5-22
開場 18:30/開演 19:30
前売 3000円/当日 3500円+T.C.¥500と飲食代ご予約 Tel.052-242-1227
Live DOXYのHP

今日のおまけ

会場では『Have You Heard ? / Carrefour Saxophone Qua』が2,500円で購入できます!!

んじゃ、退散♪

2016年2月 4日 (木)

I Long to See You / Charles Lloyd & The Marvels

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前作『Wild Man Dance』より新生ブルーノートに移籍した神さまチャールス・ロイドさまの第二弾がこれまたかっこいい!
今回は、ビル・フリゼールさまが参加で2曲にヴォーカルが入ります。

オープナーはボブ・ディランの「 Masters Of War」!テナーの潔さをドラムが後押しす。
ロイドは、ECMの後期では、幽玄で枯た仙人のようだったのですが、最近は強面のテナーになってます。ギターとペダル・スティール・ギターの絡みが 美しい!この曲は強いメッセージでしょうか。
ロイドの懐かしい曲「Of Course, Of Course」はアルトフルートでとびきりモダンでリズミックに。
メキシコの神話をもとにした哀しい曲「La Llorona」。哀愁あるギターのフレーズが胸にしみます。ロイドのテナーもむせび泣く。
舟歌だったアメリカの民謡「 Shenandoah」のおおらかさ、雄大さ。
これも懐かしいロイド曲「Sombrero Sam」、エキゾチックでちょっとクールでグルーヴィ。
フルートの音色で踊りだしたくなるっ。
トラディショナル「All My Trials」をテナーでゆったりと気持ちが解放される感じ。

ウィリー・ネルソンを起用した「Last Night I Had the Strangest Dream」。カントリー調の長閑な雰囲気は今回の編成によく合ってますよね。
賛美歌「 Abide With Me 」テナーで祈るように丁寧に。
ノラ・ジョーンズ起用の「You Are So Beautiful」。ロイドの歌心を堪能、情感をあますところなく表現。そして、ノラ・ジョーンズの脱力した歌に心がほぐれる。もう、この1曲だけでもお聴き得。
終演は、、荘厳なコルトレーンのバラードのようにはじまるロイドの新作?「 Barche Lamsel 」。16分超えの超大作、朗々としたテナーを途中でフルートに持ち替え狂おしく燃え上がる、、後半のドラムの叩き出す推進力で一体感ある緊張した時間がつづき、混沌とした空間に中テナーで終演を目指すロイドの不気味な強さ。

力強いリズム隊、ギターとスティール・ギターの作り出す美しく妖しいハーモニー。
その中をロイドが踊ります。
そして、その心は?「戦争のない平和な世界」!

1. Masters Of War
2. Of Course, Of Course
3. La Llorona
4. Shenandoah
5. Sombrero Sam
6. All My Trials
7. Last Night I Had the Strangest Dream feat. Willie Nelson
8. Abide With Me
9. You Are So Beautiful feat. Norah Jones
10. Barche Lamsel

Charles Lloyd (ts,afl)
Bill Frisell (g)
Greg Leisz (pedal steel guitar)
Reuben Rogers (b)
Eric Harland (ds)
Willie Nelson(vo)#7
Norah Jones(vo)#9

今日のおまけは「You Are So Beautiful 」

んじゃ、退散♪

2016年2月 1日 (月)

旅する音楽 長岡篇 〜 Waltz of the Snow 〜@長岡リリックホールシアター(1/30)

旅する音楽 長岡篇 〜 Waltz of the Snow 〜@長岡リリックホールシアター(1/30)
アン・サリー 高木正勝

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(実行委員会の写真です)


音楽も旅も私たちを非日常に誘ってくれるもの。
この二つが組んだ「旅する音楽」は最強タッグ。
そして、私はただただノックアウトされるためにでかけ、、予想通り(予想以上に)、見事に「やられた」のでした。

Ann Saliy (vo) ,Hajime Kobayashi (p), Ryuhei Koike (g)

最初のコーナーはアン・サリーさまのヴォーカルを中心に。
「胸の振り子」「あたらしい朝」と続くうちに魅惑的な歌声にもハミング、スキャットにもすっかり心が奪われる。ピアノもギターもアン・サリーさまと一心同体。
チャーミングを絵に描いたようなお姿。MCもフランクな感じでハグしたいくらいです。
「のびろのびろ大好きな木」と一緒に空に思いきり背伸びして、「ガラスの林檎」は心の中でハミング。わっ。。沁みるっ。。
ジョニ・ミッチェルの「Help Me」。凛とした歌に背筋の伸びましたわ。そのあともブラジル曲でみせるナチュラルな躍動感が素敵。そして、先日織原 miDでも弾いていた「美しい日々」の美しいこと♪「満月の夕」の誠実さ。このコーナーの最後は「蘇州夜曲」。皆が心を奪われたままアンコールがおきてしまうハプニング。

高木正勝 (p,vo)

静かな弾き語りが終わるとピアノ演奏。素足の二つの足が細いステップを踏むよう、体を全部使った演奏は、まさに湧き上がる音楽を止められない!って感じ。
ピアノソロは迫力あってそれはそれは素晴らしいのだけど、弾き語りが味わいがあっていいのだな。。日本人の遺伝子が刺激される詩の内容もメロディも。
切々としていて一本筋が通った感じが胸に響きます。
日本人の神聖な部分とつながってる感じがいいのですよ。ほんと。不思議な人だったなぁ。。
アン・サリーという人に惹かれてでかけたコンサートだったけど、すっかり虜になってしまっただ。最近手がけた映画の音楽からやCM曲などからのリクエスト曲もうけ、ぼそぼそと曲の話をしながら演奏。私が印象にのこっているのは「明日はからすの子すだち…」、高木ワールド満喫。なんだか、いい人に逢えました。。

さて、このコンサートが終わるには二人のコラボが必要ですよね♪
映画「おおかみこどもの雨と雪」から「おかあさんの唄」場内がシーンと聴き入ってる。
アン・サリーの唄、高木正勝のピアノ。ぜいたくな時間です。
そのあとも、サービス精神たっぷりにコンサートは大団円!みんなで写真までとちゃったですよ。

彼らは譜面があるから歌ったり弾いたりするのでなく、体の中から音楽が溢れ出る感が半端なかったです。心の中に積もってた雪はアン・サリーさまが優しく溶かしてくれました。そして、春が来ることを高木さまが教えてくれました。

サイン会に並び、バスに並び、新幹線に駆け込み乗車でございましたとさ、
実行委員のみなさま、、本当にありがとうございました。
忘れられない一日でした。

んじゃ、退散♪

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