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音楽で拡がる輪

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2016年2月 4日 (木)

I Long to See You / Charles Lloyd & The Marvels

I_long_to_see_you

前作『Wild Man Dance』より新生ブルーノートに移籍した神さまチャールス・ロイドさまの第二弾がこれまたかっこいい!
今回は、ビル・フリゼールさまが参加で2曲にヴォーカルが入ります。

オープナーはボブ・ディランの「 Masters Of War」!テナーの潔さをドラムが後押しす。
ロイドは、ECMの後期では、幽玄で枯た仙人のようだったのですが、最近は強面のテナーになってます。ギターとペダル・スティール・ギターの絡みが 美しい!この曲は強いメッセージでしょうか。
ロイドの懐かしい曲「Of Course, Of Course」はアルトフルートでとびきりモダンでリズミックに。
メキシコの神話をもとにした哀しい曲「La Llorona」。哀愁あるギターのフレーズが胸にしみます。ロイドのテナーもむせび泣く。
舟歌だったアメリカの民謡「 Shenandoah」のおおらかさ、雄大さ。
これも懐かしいロイド曲「Sombrero Sam」、エキゾチックでちょっとクールでグルーヴィ。
フルートの音色で踊りだしたくなるっ。
トラディショナル「All My Trials」をテナーでゆったりと気持ちが解放される感じ。

ウィリー・ネルソンを起用した「Last Night I Had the Strangest Dream」。カントリー調の長閑な雰囲気は今回の編成によく合ってますよね。
賛美歌「 Abide With Me 」テナーで祈るように丁寧に。
ノラ・ジョーンズ起用の「You Are So Beautiful」。ロイドの歌心を堪能、情感をあますところなく表現。そして、ノラ・ジョーンズの脱力した歌に心がほぐれる。もう、この1曲だけでもお聴き得。
終演は、、荘厳なコルトレーンのバラードのようにはじまるロイドの新作?「 Barche Lamsel 」。16分超えの超大作、朗々としたテナーを途中でフルートに持ち替え狂おしく燃え上がる、、後半のドラムの叩き出す推進力で一体感ある緊張した時間がつづき、混沌とした空間に中テナーで終演を目指すロイドの不気味な強さ。

力強いリズム隊、ギターとスティール・ギターの作り出す美しく妖しいハーモニー。
その中をロイドが踊ります。
そして、その心は?「戦争のない平和な世界」!

1. Masters Of War
2. Of Course, Of Course
3. La Llorona
4. Shenandoah
5. Sombrero Sam
6. All My Trials
7. Last Night I Had the Strangest Dream feat. Willie Nelson
8. Abide With Me
9. You Are So Beautiful feat. Norah Jones
10. Barche Lamsel

Charles Lloyd (ts,afl)
Bill Frisell (g)
Greg Leisz (pedal steel guitar)
Reuben Rogers (b)
Eric Harland (ds)
Willie Nelson(vo)#7
Norah Jones(vo)#9

今日のおまけは「You Are So Beautiful 」

んじゃ、退散♪

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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

suzuckさんこんばんわ。
チャールス・ロイド、頑張ってますね。
老いて益々、乗っているミュージシャンの代表格ですね。
前もお伝えしたかもしれませんが、
ずいぶん前、名古屋のクラブクアトロで聴いた
生ロイドカルテット(ピアノはヨアヒムキューン、ドラムはダニエルユメールでした)で、あまりの神々しさに、
ノックアウトされてしまって以来、
この音色が恋しくて、時たま、無性に聴きたくなるときが、
あります。
今回のアルバムも親しみやすそうで、買ってみようかなぁ。
無理と思うけど、ポール・ブレイとデュオやってくれないかなぁ。

suzuckさん、こんにちはmonakaです。
どうやら同じ日にUPのようですね。
アヴィシャイはこれからです。

Suzuckさん,こんにちは。

このアルバムのSuzuckさん,monakaさんのご紹介がなければ,スルーしていたかもしれないと思うと恐ろしいと思えるほど,素晴らしいアルバムでした。私にとってはこの編成がもたらす効果も大きかったですが,選曲にCharles Lloydの心象が表れているように思えてなりません。まさに「戦争のない平和な世界」がLloydの思いだということを私も確信しています。

今年はまだ始まったばかりですが,今年1年振り返っても,これは絶対印象に残っているだろうと思える傑作でした。

ということで,TBさせて頂きます。

bleyasaさま、、強力なメンバーでしたね。
それは、忘れられないでしょう。。
ポール・ブレイは鬼籍に入ってしまったので、デュオは夢ですね。
ロイドにはまだまだあちらに行って欲しくないので、夢が叶うように祈らないでね。

って、bleyasaさまは名古屋でしたか。
2/15(MON)Live DOXY(ドキシー) のカルフールのライブいかがですかぁ?

ブラザー最中さま、わたしはすっぽりはまってしまいました。笑
やっぱり、かなり深い気持ちで作成されたアルバムだとおもいます。
でも、そういうことを抜きにしても内容が素晴らしかったな。。

閣下、わたしも音を聴く前は、肝はビル・フリだな、って思い込んでたんですが、、
これは、スティール・ギターとギターの妖しく絡み合う音に大変惹かれました。
この編成にしたロイド、やっぱり すごいです。
そして、ヴォーカルを入れたのもすごく良いとおもいました。
彼の反戦への強い気持ちが伝わって来るアルバムですね。

suzuckさんこんばんわ。
ポールブレイ亡くなっていたんですね。
知りませんでした。すごくショックです。
私の名前もbleyasaというくらい、
学生の頃からのbleyファンでした。
これもだいぶ前ですが、松本市でブレイのソロコンサートへ
行って、サインもらった際に、
私が一番、好きなアルバムは「ミスター・ジョイ」ですと
拙い英語で話したら、
「ウン、ウン、ウン」と頷いていたブレイのやさいしい笑顔が
思い出されます。
合掌。

bleyasaさま、お正月の3日に亡くなりました。
Twitterで知ったのですが、皆さん思い思いのアルバムで追悼されていました。
『Mr. Joy』ですか。すみません、持ってないんです。m(_ _)m
でも、エピソードにポール・ブレイの人柄が偲ばれますね。
そういえば、、ピーコック夫婦、ブレイ夫婦はかなり複雑な関係でしたよねぇ。。
すみません、横道にそれました。
ご冥福を祈っております。

bleyasaさま、追悼のコーナーができていましたよ。

http://www.jazztokyo.com/rip/paulbley/paulbley.html

すっごくいのだけど、、このコーナーは増えない方がいいですよね。。

こちらからもTBさせていただきます。
本作ではいつもとは一味違ったロイドが楽しめましたね。
演奏だけではなく、テナーが厚みのある音で録れているのも気に入りました。

ナリーさま、ロイドの仙人のような枯れた味わいも好きなのですが、、
こういう現実的な音の世界もいいですよね。
ご本人はライブで録りたかったらしいですし、まだまだ、ご健在ですね。

suzuckさんbleyの追悼コーナーありがとうございます。
本当に助かります。
bleyへの思い入れは人それぞれだと思いますが、
やはり僕は60年代後半のbleyが一番、悲しくて、ドライで、
せつなくて好きです。
一般的に最高傑作とされている
オープン・トゥー・ラブはbley自身のというより、
アイヒャーのプロデュース力なんでしょうね。
ある意味bleyらしくないです。
哀悼のコーナーで、冨樫とのデュオ作品の写真とノーツが
ありましたが、懐かしい!引っ張り出して聴きたくなってきました。

bleyasaさま、彼の音楽そのものがこの世から消えるわけではないくてもファンだった人が亡くなると辛いですよね。
このサイト、、まだまだ進行中なので時々覗くと新しい追悼文が加わっているかもしれませんよ。

サウンドとしては、ビル・フリゼール効果によってだいぶ変わりましたが、それでもロイドはロイドですね。興味深い1枚となりました。移籍1枚目よりこっちの方が好きかもです。

TBさせていただきます。

910さま。トラバありがとうございました。
ビル・フリゼール、いいですよね。やっぱり、この人の自由な感じはとても好き。
そして、サウンドはスティール・ギターがすごく効果的だとおもいました。
歌もいいのだなぁ。。
良いアルバムに出会いましたよね♪

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