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音楽で拡がる輪

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2016年1月

2016年1月29日 (金)

充実の半日「織原良次 miD」 → 「Ari Hoenig Quartet」

織原良次 miD → Ari Hoenig Quartet
久しぶりに昼ピットからコットンクラブの流れです。
東京では毎夜毎夜あちこちのライブハウスで素晴らしいライブが繰り広げられています。
が、新潟からでてくると最終の新幹線縛りがありまして、なかなかライブに参加できません。
昼のピットインとブルーノート、コットンクラブのファーストセットはそういう意味ではハードルを下げてくれるありがたい箱なのです。
と いうわわけで、、この組合わせのスペシャルカードをいつも狙っているのですが。。
今回は、久しぶりのスペシャルカード。笑

織原良次 miD@新宿ピットイン(1/28昼)

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織原良次(fretless b)滝野 聡(g)市野元彦(g)本田珠也(ds)

ツインギターで強力なフットレスベース。思いっきりロックな興奮を叩き出すドラム。
めちゃ、痺れました。
織原良次オリジナルが中心で、今回はジョー・ザヴィヌルとアン・サリーの曲が入ってました。心の奥から出た呟きみたいなタイトルのオリジナルがとても良いです。
4人で心象風景を一生懸命塗りつぶしていく過程も結果も聴きごたえあってあっという間の2時間でした。自然発生したアンコールの拍手に「申し訳ないのですが、本編だけで手一杯なのでアンコールは勘弁してください」みたいなお言葉に拍手で終了。
それぞれ、楽器を極めた人たちの真剣勝負はめちゃカッコ良かったです。
このユニットの一回めの昼ピットにも行ったのですが、ヘビースモーカーに撃退されてしまって、、1セットの途中までしか聴けなかったリベンジできて非常に嬉しい!
できることならば、次回も参戦したいものです。

と、新宿ピットインの本社とかジャズ喫茶DUGとか 横目で眺めながら新宿駅に移動。
もう一つのお目当のAri Hoenig Quartetへ。

Ari Hoenig Quartet @ 丸の内コットンクラブ(1/28 1st)

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Ari Hoenig (ds), Tivon Pennicott (sax), Eden Ladin (p), Orlando le Fleming (b)

新譜『The Pauper and the Magician』のツアーなんだそうで、基本的にはここからの選曲らしいです。
真横の席で、独特のフォームから繰り出される個性的で切れ味鋭いドラミングが 見もの聴きものって感じで堪能しました。誰にでも浮かぶ言葉で申し訳ないのですが、変幻自在のドラミングと、ワン&オンリーの美しい音色。そして、メロディセンス抜群♪
新譜のメンバーから、ピアノとギターが抜けてているとはいえ、彼の選んだメンバーたちが予定調和に終わるわけがなく、これでもかといったホーニングの仕掛けが次々とありわかせます。現代コンテポラリーサックスの容姿でメロディアスなフレージングも巧みなサックス奏者Tivon Pennicottも心地よく聴かせてくれました。
そうそう、メロディ奏法も目の前で、どうやって音程を変えていくのか観ることができて感動!って、よくわかってないけど。。笑
ニューヨークの実力を思い知る一夜でございました。

ホーニングさまがサイン会を開いてくださって、サインいただいて帰って来ました。

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充実すぎる半日でしたとさ。
んじゃ、退散♪

2016年1月26日 (火)

Oku / Joonas Haavisto Trio

Oku

新潟市内は久しぶりの大雪に見舞われ、ちょっとパニックになりました。
しんしん降る雪はあっという間に私の長靴を超えてしまった。
新潟市内に住んでいると、時々雪国なのを忘れてしまうのですが、、久しぶりに「雪国」の本気をみたきがします。
フィンランドは北欧の国、やっぱり寒いんだろうなぁ。私的にはムーミンの棲家、マリメッコ、、マリメッコの洋服に積もる雪って幸せだろうか?

Joonas Haavistoはフィンランドのピアニストです。私のイメージするフィンランドのジャズってお国の民謡なんかもはいった雑多感があるのですが、ヨーナス・ハーヴィスとは澄んだ世界と緊張感ある世界を操る純系のコンテポラリージャズピアニスト。
同じメンバーのJoonas Haavisto Trioで3作目のこのアルバムは『Oku』というタイトル。
どうも日本を蹴愛するヨーナス・ハーヴィストが「奥」の意味するものに日本文化の深さを観たようでそれをタイトルにしたようです。
「When I Fall In Love」以外はオリジナルで、日本版には「Fourth Dimension」が追加されています。

オープナーは母国の偉大な作曲家ジャン・シベリウスに捧げた「One For Jean」。ドラムとベースの織りなすコンテポラリーなサウンドから始まり知的なピアノと三者のイマジネーション溢れる世界。ベースソロから始まる「Winter Sleep」の暗さと緊張感は厳しい自国の冬描いたものとのこと。時を止めたようにゆっくりで音の数が少ないピアノで「 Frozen」。
三者で冒険を重ねる「Xibalba」。哲学的、理知的なピアノソロ「Singularity」。
ボウーナストラック「Fourth Dimension」の力強さ。新宿にインスパイアされた独創的な「Chilling At Shinjuku」。疾走感ある「Band Wagon」。
終演はスタンダードで「When I Fall In Love」。美しさ溢れる叙情的な演奏で余韻を残す。。

キース・ジャレットを敬愛するヨーナス・ハーヴィストの美しくも甘さを抑えたピアノ。
メンバー各自が素晴らしく対等な関係を持っており、その阿吽も素晴らしいトリオ。
澄んだ美しさと緊張感が冬の日本に似合いますね♪


1. One For Jean
2. Winter Sleep
3. Frozen
4. Xibalba
5. Singularity
6. Fourth Dimension(Bonus Track)
7. Chilling At Shinjuku
8. Band Wagon
9. When I Fall In Love

Joonas Haavisto (p)
Antti Lotjonen (b)
Joonas Riippa (ds)

今日のおまけは2曲め「Winter Sleep」。

んじゃ、退散♪

2016年1月23日 (土)

休日の夜は『Nachtfahrten / Michael Wollny』で静寂な闇に包まれる。

Nachtfahrten

雪がしんしんと降る真夜中はとても静か。
そんな静寂な闇に包まれて独り眠りにつく。

Nachtfahrten / Michael Wollny

アレッサンドラ・ガラティのアルバムと一緒にやってきたドイツのピアノトリオのアルバム。
とても素敵なのですが、ガラティのアルバムとは真逆。真夜中の闇の中を彷徨うような内容。

オープナーは、暗闇の向こうから静かにゆっくりと訪れる映画ツインピークスのテーマ「questions in a world of blue」から。眠りに誘うようなゆっくりゆっくりな演奏。
3人の名義の「nachtmahr」も大きく間をとったフリーな感じの抽象的な実験的なサウンド。
3人とも最小限の音、ゆったりと美音を集めたロマンチックな「der wanderer 」はマイケル・ウォルニーのオリジナル。
ドラムのエリック・シェーファーのオリジナル「motette no. 1 」は透明感あるピアノが疾走しドラムが堪能できる、短いけど流麗な演奏。
ピアニストの曲「white moon」、美しいメロディを官能的に。中世のフランスの作曲家の「de desconfort 」を切なくしっとりと。
オリジナル「metzengerstein」短い中にもドラマを感じる。3人名義の「feu follet 」は、2曲めのように抽象的で静かで前衛的。
シェーファーのオリジナル「ellen」は不思議なメロディで頭に残る…。ウォルニーオリジナル「nocturne 」もミステリアス。
暗くひんやりしたヒッチ・コックのサイコに使われたバーナード・ハーマン「marion」。透徹でコンテンポラリーなピアノ。フランス民謡「au clair de la lune 」の沈み込むような不思議なアレンジはダーク。金属音もボーイングも夢の向こうのようなオリジナル「odile et odette 」。
終演のタイトル曲「nachtfahrten 」も彼のオリジナル。ドラムのショットが淡々とリズムをキープしエンディングに向けて美音を選ぶ。


真夜中に灯りを消して独り静かに聴く音楽。
ジャズ、クラシック、現代音楽、、カクテルグラスでちょっとステアした感じ。
静寂な闇に包まれて心が落ち着きます。。


1.questions in a world of blue ( Angelo Badalamenti -from Twin Peaks)
2.nachtmahr ( Michael Wollny, ChristianWeber EricSchaefer)
3.der wanderer (Michae Wollny)
4.motette no. 1 ( Eric Schaefer)
5.white moon ( Chris Beier )  
6.de desconfort ( Guillaume De Machaut )
7.metzengerstein (Michael Wollny)
8.feu follet (Michael Wollny, Christian Weber, Eric Schaefer)
9.ellen (Eric Schaefer)
10.nocturne (Michael Wollny)
11.marion (Bernard Herrmann, ) 
12.au clair de la lune (traditional)  
13.odile et odette (Michael Wollny)
14.nachtfahrten (Michael Wollny)

Michael Wollny (p)
Christian Weber (b)
Eric Schaefer (ds)


ACT MUSIC の虎の子?のようなマイケル・ウォルニー。
かなり大胆な暗さと静寂さだとおもうのですが、その美意識とセンスの高さはハンパありません。
今日のおまけ。

んじゃ、退散♪

2016年1月20日 (水)

冬の新潟ジャズストリート備忘録

ずいぶん前から、、実家の予定があったのですが、先延ばしになったので急遽参戦。
今回から日曜日開催ということで、遠方からの演奏者の方々は見送ったりしてます。
逆に、丸一日参戦できる方もできたりと、まぁ、それぞれの事情は仕方ないですよね。
で、家の用事をすませて、小雨ぱらつく中をバスを乗り継ぎ古町へ。

Bossa Demais/山形@LIFE

J2

Mello(g,vo) Kitti 横倉(g)

毎回、安定の癒しをあたえてくれるユニット。
冬だからこそ聴きたいエレガントなサウンド。有名無名のブラジル曲を中心にヨーロッパ方面の曲やらスタンダードやらをボサアレンジ中心で心地よく聴かせてくれます。
はぁとに囁くような柔らかな声と一音一音が綺麗で時折華麗なジャズ弾きギターになるのデュオは外の冬景色を忘れさせてくれます。奥から聴こえてくるパーカッションの音がサウンドの緊張感をほぐします。
考えてみてくださいな。フレンチ・ボサの「南の海の魚」なんて聴きながら東堀通りのイタリアンレストランで過ごす時間はめちゃオサレな雰囲気。悶絶ものでしょ?
スタンダードの「Satin Doll」や「Body & Soul」もボサアレンジだと軽く爽やか。
「Desafinadoは音痴って意味で、噛み合わない恋の行方に合わせて変なコードがはいりますが、私たちが間違ってるわけではありません。。」って、個人的に大受け。MCでも結構良いことを言っているんだからもうちょっと大きな声でもいいのではないかしらん。終演は哀愁満載の「白と黒のポートレイト」。。

弾き語りをされる方、次回は覗きに来てみてくださいね。一聴の価値ありです♪

楠直孝トリオ/東京@ジャズフラッシュ

J3

楠直孝(p) 土田耕一(b) 西尾研一(ds)

移動距離1分!!フラッシュはとにかく入れなくなるので、早めに来たのだけど、、
むむ、すでに結構つまってました。運良く、いつものカウンター席が空いていて両隣に知人の女性という素晴らしい席をゲット♪
まだまだリハ中って感じ。。?ピアノの音鳴らしみたいなところから入りました。
ちょっとすると、ベースやドラムも加わって本格的にリハへ。で、、リハの最中に満員御礼!断られる方も、、キョトン?です。観衆にしたら、リハなんだけど、演奏に拍手喝采ですでにライブに突入状態。笑
途中、ドラムを前に出して横一線状態の布陣にしました。これ、英断♪
その状態で何曲かやったのですが、やっとマスターから開始のオッケがでて、「Like Someone in Love」の途中からライブ開始。
スイッチが入ると鍵盤を上から下まで使って饒舌なピアノ、力強い後押しと安定したソロのベース、挑戦的でインパクトある音のドラムで熱い演奏が続きました。西尾ドラマーの音を聴いていると小さな音っていうのは決して弱い音なのではないってことがよくわかります。
ピアニストのカオスな状態にも 簡単について行ってしまうベースとドラム。おかげでスタンダードも美しくもあり、、スリリングでもあり。笑 
ラストはスリリングに「Moment's Notice」。アンコールは楽しいアレンジの「Hey Jude」で終演。


ここで、以前から行きたかった、隠れジャズスポット「居酒屋 きね」で西尾ドラマーと乾杯。彼はこのあとすぐに帰るとのことで。。升酒で樽酒をいただきましたん。佐渡のアオリイカおいしかったな。。


どジャズメッセンジャーズ@シープクラブ吉野

J4

渡辺直子(vo) 中林明子(p) 萩原慧(g) 古寺静(b) 若林修一(ds)

シープクラブ吉野は満席。狭い入り口に人が五・六人立ってます。
ちょっと、かき分けてトイレの前まで行ったけど、まぁ、限界。
「これがジャズ!」って、大人のサウンドにのってスキャットを挟みながらノリノリの「Satin Doll」を聴いて立ち去りました。m(_ _)m


新潟(若)楽団+(vo)@カワイコモドホール

J5

若松孝(ts) 楠直孝(p) 土田耕一(b) 新谷芳勇(ds) 土屋由紀(vo)

駅に向かう西尾ドラマーとおしゃべりしながらカワイの会場に。
1セット目の終わり「上を向いて歩こう」からでした。煌めくリズム陣にのって素敵な音色のテナーサックスが歌ってますわ。
休憩を挟んでインスト「Lush Life」で始まった2セット目、途中からヴォーカルが入ります。新潟の冬のジャズストリートには「デューク・エリントン縛り」があるのですが、この前の3バンドがつづけて「Satin Doll」だったので、やっと私も「Satin Doll」の呪縛からとかれました。笑
「It Could Happen To You」から始まり、「Willow Weep for Me」「Close Your Eyes」とちょっと気だるい大人の土屋由紀ねえさま節が満載。サックスやピアノのオブリガードやソロも堪能。音の粒のそろったドラマーとこちらでは歌心前だしのベースと大人のジャズでした。
ヴォーカルの気だるい雰囲気とテナーサックスの響き方がよくあった大人のサウンド。
インストだけのラスト曲「Donna Lee」に後ろ髪引かれながら退場。m(_ _)m

9th Block Score@ジャズ喫茶スワン

J6

南雲麻美(as) 水口かずみ(p) 東聡志(b) 猪股光則(ds)

と、いうわけで、、スワンに着いた時には最前?の席が確保できました。やっぱりジャズストって早めに動かないとだめですよね。いつものクリームソーダも50円増しでお願いできましたし。栄養補給です。笑
麻美ちゃんは、先日のビッグバンドでも男前なプレイを聴きましたが、ここは彼女をたくさん聴くにはぴったりな豪華なメンバーです。(でも、この組み合わせはお初なんだそうですが。。)
最初は諸事情でピアノトリオで美しく「Fotografia」。練習してないので、個人力にたよるって言っておりましたが、いいじゃないですか♪ 3人ともジャズのタメってのがあってとっても気持ち良いです。
2曲目からアルトサックスが入って軽快に「In the Wee Small Hours of the Morning」、敬愛する土岐英史氏のオリジナル曲、その場で決めた「In A Sentimental Mood」など素晴らしい音色で酔わせてくれました。ジャズってすごい!バンドでは「ノー練」でここまでできちゃう!
まみちゃんには悪いけど?ここの売りは「ダンディ」です。写真も今回一番かっこいい写真だとおもうんだけどな。。

この後、、A7はケツカッチンのスケジュールだったので、寒風吹き荒む歩道で待たなくてはなりませんでした。。さみかったよ。。

Pearl&Friends@A7

J7

Pearl(vo) 西本康朗(as) 楠直孝(p) 宇田大志(g) 小林克人(b) 佐藤龍哉(ds)

冬の最後はPearlさまこと長谷川珠子さまのヴォーカルとアルトサックス&ギターの入ったカルテットの競演です。始まっていきなり、アルトサッククスの巧みさに大喜びです。そして、ギターのカッティングの素晴らしさに大喜びです。やった〜って、感じ。寒い中待っていてよかった。。
地元のベース、ドラムも観客席からは見えにくく派手な場面は少ないのですけど大奮闘。
なんだか、めちゃ豪華なメンバーだぞ。
スタンダードやブラジル曲、ポピュラーミュージックの名曲からの幅ひろい選曲なのですが、Pearlさまの独特な歌の世界は唯一無二の世界。不思議な揺らぎがくせになりまする。
ピアノはもちろんアルト、ギター、ベースが各曲で美味しいソロをとってくれ寒かった待ち時間を忘れさせてくれましたね。
何でしょう。。ひと粒で何度も美味しいスペシャルグリコ状態。満席のお客様も時間を忘れて楽しんだわけです。
で、、圧巻はギターが炸裂した「Honky Tonk Woman」からのアンコール「Natural Woman」。一丸となって熱い夜は終演!

なぜか、A7ではバーボンロックという不可解な行動にでたため、カウンターにスマホを忘れて取りに戻る騒ぎ、、翌朝は頭の痛かったすずっくです。

んじゃ、退散♪

2016年1月16日 (土)

休日に「Peace Hotel / Paolo Recchia」と過ごす幸せ。。

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歌うように演奏ができたらいいな。
人肌の温かさを持つ音色は心にしみるイタリアのアルトサックス奏者パオロ・レッキアはそんな羨ましい歌心持つサックス奏者の筆頭。去年の年末に新譜がでました。
前作『Three For Getz 』と同じメンバー。レーベルも「Albore Jazz」なので音質も安心。

Peace Hotel / Paolo Recchia

ドラムレスでギターとドラムというちょっと変わった編成。
カバー曲と彼らのオリジナル4曲で全9曲。

オープナーは、多くのジャズメンに愛されてきた「Gone with the Wind」、柔らかでリラックスした演奏にほっ。ギターのフィンガーノイズも味わい深い。
コルトレーンの「Central Park West 」は、よりメロディアスでゆったりと。『Optics/Alice Ricciardi』でも活躍していたギターの透明感あふれる演奏で軽やかに。そのギターのオリジナル「Sman」は軽快でトリオの阿吽が素晴らしい。
タイトル曲「Peace Hotel」は、パオロ・レッキアのオリジナル。詩情的な演奏で目の前にその平和で幸せな風景が浮かぶ。ゆったりと流れる至福の時間が共有できる。
キュッとしまったクールな演奏のトリスターノの「317 East 32nd Street 」。
パオロ・レッキアのオリジナル「Emmanina」は、情感ある演奏。ギターとサックスの絡みが美しい。スタンダード「I Remember You 」は、親しみやすいメロディを大事に自由に行き来。ニコラ・ボッレッリの哀愁あるワルツ「Post-Aurum 」。
終演は静かに幕を閉じるような「Every Time We Say Goodbye 」。その静寂で優雅な別れに地中海の夕陽を想い馳せる。。

3人の詩情豊かな世界に心癒されること間違いありません。

1. Gone with the Wind
2. Central Park West
3. Sman
4. Peace Hotel
5. 317 East 32nd Street
6. Emmanina
7. I Remember You
8. Post-Aurum
9. Every Time We Say Goodbye

Paolo Recchia (ax)
Enrico Bracco (g)
Nicola Borrelli (b)

「Albore JazzのHP」で音源が聴けます。

立春とは名ばかり。冬本番には暖かな音色が気持ちいいですね。
恒例雪のジャズストリート、、こちらは暖か、、というより、熱さが期待でします。

んじゃ、退散♪

2016年1月15日 (金)

Moments In Time / Thierry Lang

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新潟市内は今シーズンお初!で本格的に雪がふりました。
雪はやっかいものですが、雪景色はとても綺麗。
いつもの庭が高級リゾートホテルからの眺めのようになります。(かなり大げさ?。。)
そして、湿度ある冷たい空気はちょっと甘い匂いがします。

スイスのピアニスト、」ティエリー・ラングの新譜は、前作『Serenity』と同じメンバーです。このトリオの特徴はやっぱりパーカニッションAndi Pupatoの存在ですよね。もちろん、ちょう技巧派のベーシストやご本人の存在は大きいのですが、サウンドが繊細で色彩豊かなのはやっぱり音の魔術師が大きく貢献してると思います。
横浜なのエアジンで聴いたライブでも、その楽器の編成に目が奪われましたもの。
全曲オリジナルです。

アンディ・プパートが選び抜いた美しい音から始まる「Embrace」、静謐なシンプルな重なり。トリオで築き上げる美麗なサウンド。
シングルノートで踊る「Mosquito Dance 」の躍動感。和音が落ち着く「Traces」。
鯨の鳴き声が遠くに聞こえる「Moby Dick」、穏やかなメロディが大海原に繋がる。
たんたんとハイリ・ケンツィヒ が歌いあげる「Bass Song 」、ベースとピアノ絡みが自然で端正。
優しい優しい、、そしてエレガントな歌「Tender Waltz」。モダンな「Open Bonds」。
胸にジンと迫るタイトル曲「Moments In Time」。ベース、ピアノ、共にシンプルで選びぬた音。
終演はボーイングが語りかけから始まる「P.S. 」。最後の最後まで欧州ジャズど真ん中。
美メロ、哀愁、透明感。。流麗なフレージングの数々。。。

ピアノとベースがメローディをとり、そこに散りばめられる色とりどりの音。
サウンドが澄んで軽やか爽やか鮮やかな。
ティエリー・ラングの音楽を聴きながら眺める雪景色は最高です。
神さま、どうかまた来日してくださいますように!

1. Embrace
2. Mosquito Dance
3. Traces
4. Moby Dick
5. Bass Song
6. Tender Waltz
7. Open Bonds
8. Moments In Time
9. P.S.


Thierry Lang (p)
Heiri Kaenzig (b)
Andi Pupato (per)

今日のおまけはオープナーの「Embrace」

日曜日は新潟ジャズストリートでございます。
残念ながら1日は難しいのですが、ちょっとライブに参戦できそうです。
参戦の方々は、、お足元に気をつけてね

んじゃ、退散♪

2016年1月13日 (水)

今度の日曜日は「第27回新潟ジャズストリート 」です!

第27回新潟ジャズストリート @ 2016年1月17日(日)
~デューク・エリントン・メモリアル~
  
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17日の日曜日はは「第27回新潟ジャズストリート」です。

各日1000円のフリーパスチケットで音楽三昧です!
中学生以下は無料ですよ♪

「新潟ジャズストリートHP」

会 場:市内28会場(無料会場2箇所)
時 間:12:00~23:00(演奏時間は会場により異なります)
ライブ総数 132組 

無料会場もあり、新潟の街中は音楽があふれます。
ゆったり、のんびり好きなミュージシャンを聴くのも愉しい!
綿密に計画を練って各会場をはしごするのも愉しい!!
普段、敷居が高いとおもっているライブハウスでのジャスライブだってたくさん聴けちゃいます!!!
生ジャズ体験のはじめの一歩にもぜひどうぞ♪

私は、今回は今の所予定がたっておりません。
が、少しだけでもライブを聴けたらいいなぁ。。と、願ってます。
雪も降っていよいよ新潟の冬の風物詩でございます!
新潟の音楽ファンの方、また、県外からのジャズファンの方、、ぜひぜひ チケットをお買い求めくださいませ!

んじゃ、退散♪

2016年1月12日 (火)

Lotus / Mike Moreno

Lotus

またまた、お花のジャケットです。今度は蓮。
めちゃ、素敵なアートワークですよねぇ。。。好き♪
前作の『Another Way』でも、浮遊感あるフレージングで音と音の隙間をするりと抜けていく夢のようなサウンドは今回も健在。朋友アーロン・パークスも耽美的な音選びでマイク・モレノの曲に大貢献。
もちろん、全てがモレノのオリジナルです。


オープナー「Intro」は、泉の波紋のようなモレノのアコギのソロで始まり、シームレスで「The Hills Of Kykuit」へ。次第に繋がる感じで、他のメンバーが演奏に加わり、エレキに持ち替えたモレノの流麗なソロでバンドが覚醒。パークスの翳りのある演奏が美しい。この2人本当に相性がいいですよね。
タイトル曲「Lotus」は、ゆったりとした夢の中にいるような雰囲気を持つ曲。浮遊感あるギターフレーズが美しいサウンドを導く。
シンプルなフレーズを繰り返しながら表情を変えていく「Hypnotic」。次第に高揚し高速フレージングに興奮。
仄暗く内省的な「The Empress」はピアノとの一体感を改めて感じさせる。
パークスの刻むようなバッキングが印象的、ハーランドのドラムも燃え上がる「The Last Stand」では、強面のモレノ炸裂。
双子のようにパークスとモレノが共鳴し響き合う「Can We Stay Forever?」は時間がとまったようなバラッド。互いの潜在意識を探り合うような「Blind Imagination」。
終演「Epilogue - The Rise」はアコギのモレノとパークスの美しすぎるデュオから次第にメンバーが収束、その浮遊感は天を目指す。

やっぱり、モレノとパークスの相性は単体で考えられないほど抜群です。
仄暗さと浮遊感と同時に閃光のように切れ込むフレーズが同居。
選び抜かれた1音が空間に拡散し体に染み込んでくる感じがたまりません。。


1.Intro
2.The Hills Of Kykuit
3.Lotus
4.Hypnotic
5.The Empress
6.The Last Stand
7.Can We Stay Forever?
8.Blind Imagination
9.Epilogue - The Rise

Mike Moreno (el-g, ac-g)
Aaron Parks (p, rohdes)
Doug Weiss (b)
Eric Harland (ds)


今日のおまけ。

連休あけ。。お出かけしましたか?
私はダーリンと、実家に日帰りで帰りました。そして、昨日は落語も聴いちゃったよ。
ええと、、今週は、ちょっと短いぞ?って、がんばりませう。。

んじゃ、退散♪

2016年1月 9日 (土)

休日かふぇに『Poesia / Joyce Moreno, Kenny Werner』はいかがでしょう?

お正月あけの連休です。なんだか、いつもの週末よりもお疲れではありませんか?
沢山のお休みのあとのお仕事って普段の倍疲れる気がいたします。。
で、、今日の休日かふぇはそんなあなたにぴったりのアルバムです。
去年でてたのですが、組み合わせが悪くて今年になってやっととどきました。。(泣)

Poesia / Joyce Moreno, Kenny Werner

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シックなお花のジャケットは、ブラジリアン・ミュージックの女王ジョイスとニューヨークの重鎮ケニー・ワーナーによるバラッド集。ジョイスは去年、『Cool』という英語でジャズスタンダードを歌ったアルバムもだしており、幅広いキャリアのジャズ寄りの路線。
普通は、女王ジョイス買いなのでしょうが、何気にケニー・ワーナーは大好きななので最初はワーナーでひっかかりました。『Me, Myself & I 』『Collaboration 』『The Melody 』等、、このブログでは沢山出てくる方です。クリポタのお師匠さんでもありましたよね。

ポルトガル語で「詩」を意味するタイトル「Poesia」、ケニー・ワーナーの寄り添うような美しい演奏、、時に少し一筋縄でいかないケニーワーナーのピアノも心底楽しむように歌に魂を込めます。
今回はブラジル寄りの選曲で、ニューヨークの流儀を身につけたピアニストとの珠玉のデュオ。

オープナーはしんみりとはじまる「Second Love Song」。温かみのある彼女の声と透き通るようなピアノの音が別世界に誘います。言葉を失うほど美しい「E O Amor Outra Vez」。胸を締め付けられるような「Olha Maria」に滲む心の揺れ。
情感ゆたかに歌いあげる「Estate」、ピアノの美しさ。音程の素晴らしさを実感する「Mad About The Boy」。ケニー・ワーナーの甘い罠が仕掛けられた「Velho Piano」。
アカペラでフィンガークラップだけではじまる「Throw It Away」、心の声をなぞるようにピアノが入ってくる…。。心が小刻みに震えるような「Pra Dizer Adeus」、静かななるエモーション。ドラマチックに「Smile」。「Choro Bandido」の感情の発露。ピアノの感情表現が巧みな「Some Other Time」。ジョイス曲「Novelo」は2人で一緒に歩むように。。
終演は「The Water Is Wide」は敬虔に。。

原曲にあわせて英語とポルトガル語を使い分け、情感ゆたかに歌いあげるジョイス。
影に日向に美音で寄り添うワーナー。二人の静かで豊かな時の流れにそっと身を沈めてください。
心の凝りがごっそっとほぐれて行きます。。疲れたあなたにおすすめ♪


1.Second Love Song
2.E O Amor Outra Vez
3.Olha Maria
4.Estate
5.Mad About The Boy
6.Velho Piano
7.Throw It Away
8.Pra Dizer Adeus
9.Smile
10.Choro Bandido
11.Some Other Time
12.Novelo
13.The Water Is Wide

Joyce Moreno (vo)
Kenny Werner (p)

今日のおまけは「Smile」


Pirouet RecordsのHPに行くと全曲試聴できます!

写真のお花は木蓮でしょうか?
中も綺麗なんですよ。

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んじゃ、退散♪

2016年1月 6日 (水)

On a Sunny Day / Alessandro Galati Trio

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アレッサンドラ・ガラティが新譜をだしました〜。
一昨年の夏に宇都宮の石の蔵で聴いたライブでは、彼の美学にノックアウト。
沢山のCDへのサインを気軽に応じてくれた優しい人でした。

メンバーは1年前のジャズ批評のジャズ・オーディオディスク大賞の金賞だった『SEALS』と同じメンバーです。
新しい年の初めに聴くのにぴったりな菜の花畑に燦々と陽がさすような黄色の明るいジャケットが印象的。ジョビンの「Insensatez」以外は彼の素敵なオリジナルです!

オープナーはゆったりした「Baloons」。ベースやドラムとの穏やかなやりとりに心が落ち着きます。大きな間に情感を凝縮させた「Insensatez」。
美しいけれども少しアブストラクトな「In Beijing」に漂う哀愁。
押し寄せる感情の波の中を泳ぐように「Crazy Winter in Town」。切なさ儚さを感じる「L'Incontro」。
タイトル曲「On A Sunny Day」の淡々とした美しさに含まれる感情の機微そして躍動感。
ロマンチックな「Drop Down Tango Shore」。
ドラムが活躍する「Hungaria」はミステリアスで異国情緒。ベースのソロから入る「MMMM」は凛とした美しさを持つ。柔らかく柔らかくしっとりと「Smell of The Air」。
終演は、トリオの阿吽で支えられる不思議な揺らぎを持ちながら、ジャズ度も高い「Yellow Brain」。

やっぱり、いい曲書くなぁ、って、素直に思います。
そして、彼らがやっている難解なことや複雑なことが表に現れない…常にゆったりとリラックスした時間です。
透明感あるピアノ響きは冷たさにならずに温もりがある。繊細なタッチ、微妙な音のコントロールの中に感情の機微が込められている。ベースもドラムも前回に続き素晴らしいサポートです。
非常に美しいのですが、美しいだけじゃないんだな。。

1.Baloons
2.Insensatez
3.In Beijing
4.Crazy Winter in Town
5.L'Incontro
6.On A Sunny Day
7.Drop Down Tango Shore
8.Hungaria
9.MMMM
10.Smell of The Air
11.Yellow Brain

Alessandro Galati (p)
Gabriele Evangelista (b)
Stefano Tamborrino (ds)

今日のおまけはご本人のHPから「In Beijing」

お仕事初めになりましたよね。
いつもこんなゆったりした気分でお仕事できるといいですよねぇ。。

んじゃ、退散♪

2016年1月 4日 (月)

☆2016年 みっつの願い (*^_^*)☆

2016年もよろしくお願いしまあす。

喪中でして、、三ヶ日があけてからのご挨拶となりました。m(_ _)m

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★今年は申年でーーす★

The Thompson Fields / Maria Schneider Orchestra

毎年、冒頭を飾るアルバムは、女性ミュージシャンの本人がジャケットになっているアルバムを選んでいます。ことしは、最新作が写真集のように豪華だったマリア・シュナイダーの最新作です。1966年生まれの彼女なのですが、いつもめちゃ可愛いお写真でびっくりです。今回も、十代の少女のようですよね。

でも、中身(音楽)は、まじ凄すぎます。えらく豪華な布陣です。Donny McCaslin、Lage Lund、Clarence Penn…数え上げたらきりがないくらい。この豪華すぎるメンバーが奏でるビッグバンドサウンドが堪能できるのです。
タイトル曲の故郷のトンプソン・フィールズの農場風景を描いた作品を含む8曲。

オープナーのクラリネットフィーチャーの「Walking by Flashlight」から引き込まれます。各曲でのアンサブルと迫力あるソロの絶妙な組み合わせで壮大な風景がひろがる。
私は、ダニー・マッキャスリンとスコット・ロビンソンのバトルが素晴らしい「Arbiters of Evolution」に萌え萌えです。そして、リッチー・ペリーの奏でる「Home」にもおもわず目細めます。怒涛の勢いの「Lembranca」で終演。

なんか、、すごいなぁ。。って、間の抜けた感想ですね。

1.Walking by Flashlight
2.The Monarch and The Milkweed
3.Arbiters of Evolution
4.The Thompson Fields
5.Home
6.Nimbus
7.A Potter's Song
8.Lembranca

Maria Schneider (cond, arr)
Steve Wilson (as,ss,cl,fl,a-fl)
Dave Pietro (as,ss,cl,fl,a-fl,b-fl,piccolo)
Rich Perry (ts)
Donny McCaslin (ts,cl,fl)
Scott Robinson (bs,b-dl,a-cl,cl)
Tony Kadleck (tp,flgh)
Greg Gisbert (tp.flgh)
Augie Haas (tp,flgh)
Mike Rodriguez (tp,flgh)
Keith O'Quin (tb)
Ryan Keberle (tb)
Marshall Gilkes (tb)
George Flynn (b-tb)
Gary Versace (accordion)
Lage Lund (g)
Frank Kimbrough (p)
Jay Anderson (b)
Clarence Penn (ds)
Rogerio Boccato (per) #8


では、懲りずに今年も。。。


すずっく的ジャズの2016年みっつの願いでっす。

1.パット・メセニーのバンドツアーも一段楽?したようなのでChris Potterに自分のバンド来日してもらい、かぶり付きで参戦!

2.Marcin Wasilewski Trio が再来日は当てたものの 家庭の事情ってヤツでいけなかったので、再来日を希望。

3.去年は新潟のジャズフラッシュでノルウェーの強力なバンドを三つも聴いたので、今年もぜひ北欧ジャズ、イタリアジャズを地元で堪能したい!

今年も大好きな人達をたくさん応援できますように。。
去年は父が亡くなり10月以降は上京がままならなくなりました。
今年は、東京も含めてライブに沢山いけるといいな。。

最後に、、

皆さまのますますの飛躍を祈ってます。そして「猿のような好奇心いっぱいで活動的な年」になることも願ってます!

今年もよろしくお願いいたします!m(_ _)m
んじゃ、退散♪

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