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音楽で拡がる輪

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2015年11月

2015年11月29日 (日)

『Undercurrent なChristmas♪』@ Jazz Flash(12/4)のお知らせ!

『Undercurrent なChristmas♪』@ Jazz Flash(12/4)のお知らせ!

Undercurrent_christm


★ Undercurrent なChristmas♪ ★


Fabio Bottazzo (g) 野沢美穂 (p)
  

日時:12月4日(金曜日)
時間:会場 19:00〜 開演 20:00〜
料金:2800円(ご予約でワンドリンクとお菓子付き)
場所:Jazz Flash

〒951-8065
新潟市中央区東堀通 5 番町 440
昭和新道 小林ビル 1F
Tel. 025-224-4518


『Undercurrent なChristmas♪』はピアノとギターのデュオです。
コード譜楽器同士が「ごつんごつん」とぶつかり合わずに演奏をすることはとても難しいことです。しかし、ファビオ&美穂の2人は他人の声に耳を傾けることをとても大切ににしている繊細な心と技の持ち主です。

当日は、「Christmas Time Is Here」、「Christmas Song」、「Santa Clause Is Coming To Town」、「A Child Is Born」といったクリスマスの名曲の数々の他に、しっとり心に染みるスタンダードや2人のオリジナル曲も演奏する予定です。
名作「Undercurrent」にちなんでつけたライブタイトルに負けない互いの相乗効果抜群の華やかな時間となるでしょう♪

心に残る癒しのライブになることを請け合いです。
そして、誰もが知ってる曲がジャズの演奏になるこの機会に、、
未だジャズライブデビューしていないお友だちやご家族をお誘いくださいませ。
楽しい時間が共有でき素敵な想い出となるとおもいます!

手作りお菓子が付きますので、なるべく早くご予約くださいね。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m

んじゃ、退散♪

2015年11月28日 (土)

サックス四重奏『Carrefour Saxophone Quartet』のパット・メセニー集に大喝采!

Carrefour1

真冬のような寒さでクリスマス近しな感じですが、、このアルバムにはまっています。笑

広島を中心に活動しているサックス四重奏『Carrefour Saxophone Quartet』。
メンバーの一人である藤井政美トリオで購入した「Woods」「July」は、わたしの想像を遥かに超えた創造力豊かなかっこいいサウンドでした。
そして、新潟にライブにいらしたときには、その演奏の中で幾つかパット・メセニーの曲を演奏していて次のアルバムはパット・メセニー集となるとのことで、ずっと待っていたアルバム。
リリースされてすぐに注文してトレイに乗せたときから感動が押し寄せ、心の中で拍手が止みません!

★ Have You Heard ? / Carrefour Saxophone Quartet ★

オープナー「First Circle」の手拍子にかぶって伸びやかな因幡由紀のヴォーカルで一気に異次元に誘われる。この曲の持っているワクワク感が最後まで持続。
このサックス4重奏の楽しさを思いっきり堪能できる「Have You Heard」。アンサンブルもソロもスリリングで聴き逃すことなんかできませんって。
しっとりと深く味わい深いアレンジの「The Bat」、「For a Thousand Years」と美しいハーモニー、厳かな響き♪

「Prologue for The Way Up」は広島在住のスペインのピアニストによるタイトルどおり「The Way Up」へのプロローグ。短い即興ですが、アルバムの中での耳のオアシス的役目も場面展開的な役目もある美ししい誘い。美しいだけでなく思索的。
続く「The Way Up」、あの印象的なモチーフを効果的に配置しミニマリズムを駆使した熱い演奏。静かで穏やかな時を感じる「In Her Family」。

終演はドラムのプッシュでテナーが絶叫するソロ思わず仰け反る「The Epic」。
メンバーが一丸となって終演に向かう姿に一緒に高揚しますっ!

全部で35分ちょっとの演奏時間。片時も目が離せず、いや、耳が離せず、リピートに次ぐリピートは必須。タイムトリップ可能なパット・メセニーのカラフルな世界をサックス4重奏で見事に表現。彼らのパット・メセニーとサックスへの想いの詰まったアルバムです。
心の中の草原に幸福な風が吹くこと間違い無し!是非、是非♪


1.First Circle
2.Have You Heard
3.The Bat
4.For a Thousand Years
5.Prologue for The Way Up 
6.The Way Up
7.In Her Family
8.The Epic

Mami Miyata (Leader & Arrangement ,ss ), (ts) #6
Mari Kubota (as)
Masami Fujii (ts), (ss) #6
Yuki Maeda (bs), (as) #1

Yuki Inaba (vo) #1
Juan Ortiz (p) #5,6
Keiichi Yamaguchi (ds) #8, (perc.) #1

ピンクのジャケッに金色の文字のデザインもお洒落。
開いてもお洒落。サウンドもめちゃお洒落。
この時期クリスマスプレゼントにもいいし、お正月用に自分へのプレゼントにも大推薦でっす!!

Carrefour2

Carrefour Saxophone QuartetのHP
Facebookをしている方は検索してイイねしてあげてくださいね。
Carrefour Saxophone QuartetのFacebook

今日のおまけはカルフールによる「The Epic」。メンバーがちょっと違いますが、、
音的にはCDの切れ味はありませんが、演奏のレベルの高さは感じていただけるとおもいます。

んじゃ、退散♪

2015年11月25日 (水)

Face The Music / Luigi Martinale Trio

Face_the_music

新潟はめちゃ寒くなりました。朝、お布団からでるのが嫌でござった。。
こういうときには、ストレートアヘッドでパッションを感じるピアノトリオなんていかがでしょう。

マルティナーレをはじめて買ったのはボッソ目当ての『Urka』です。
そのあとも、alborejazzさんで、連続的に取り上げていたので新譜をチェックするピアニストです。親しみやすい暖かさをもった流麗なピアノ弾き。
前回、『Strange Days』と同じメンバーなので期待してます。Abeat For Jazzからのリリースです。

オープナーはモンクの「Ask Me No」モンクの不思議な階段をしっかりスイングさせて堂々とした登場ぶり。トリオの息もピッタリ♪
オリジナル曲「Caress」、叙情的なビターテイストなメロディを香りたかくリリカルに。
これもモンク曲「In Walked Bud」、エレガントなピアノは穏やかでいながら情熱的、ロジャーズのベースが頼もしい。
スタンダードの「For All We Know」は憂たっぷり、ロマンティックで柔らか、エレガントな佇まい。
マルティナーレ曲が5曲続きます。バネの利いたロジャーズのベースでめちゃグルーヴィーな「Christmas Bonus」。メロディアスだけどトリオでハイレベルな「A Jump For Joy」。
繊細で清々しい「Breath」の美しさ。アップテンポで流麗な「Cedar Seed」は、3人のソロも情熱が迸る。随所にキメキメのある「Indian Trick」は、粋でブルージー。
終演はスタンダードの「It Could Happen To You」、歌心も遊び心も忘れず、最後までしかっりと練られた充実の演奏。

メロディアスでスインギー、王道ど真ん中で幅広く多くの人が楽しめる一枚♪
いやー、ジャズって楽しいね!って、心からおもうこと請け合い。

1.Ask Me No
2.Caress
3.In Walked Bud
4.For All We Know
5.Christmas Bonus
6.A Jump For Joy
7.Breath
8.Cedar Seed
9.Indian Trick
10.It Could Happen To You

Luigi Martinale (p)
Reuben Rogers (b)
Paolo Franciscone (ds)

今日のおまけは同じメンバーでの違うアルバムから。

んじゃ、退散♪

2015年11月22日 (日)

休日かふぇは『Tenderly / Stacey Kent』で決まり♪

Tendrly

ステイシーさま、休日かふぇ2度目の登場ですわ。
前回は『 MARCOS VALLE & STACEY KENT 』でマルコス・ヴァーリ・デビュー50周年記念盤での共演でした!
今回は、『The Changing Lights』にも参加していたボサノヴァギタリストの重鎮ホベルト・メネスカルをフィーチャーです♪

Tenderly / Stacey Kent

オープナーの「Only Trust Your Heart」から4人の息のあった演奏。
吐息のようでアンニュイな歌声は水や空気のように心にすっと染み込んできます。キュートなキュートな「Tangerine」、「The Very Thought Of You」「Embraceable You」、「There Will Never Be Another You」想いのたっぷりでも重くならない演奏が続きます。情感あるギターが寄り添う優しい優しい空間。
タイトル曲「Tenderly」。夕暮れ時の静かな時間を思い起こす。。
人生は先送りはしちゃだめなんだけど、でも、振り返りたい日だってあります…。サックスの響きも穏やかな時間。
テンポあげて「No Moon At All」はちょっと小悪魔な感じにアルトフルートの響きがぴったり。
メネスカルとのデュオ「 If I m Lucky」。ドラムレスの空間がより開放的になった2人の会話。静かな時の流れの中」にゆったりと感情を込めて。
メネスカル作の「Agarradinhos」もたんたんと。サックスからはじまる「In The Wee Small Hours Of The Morning」、「That s All」と優しさが滲む。
終演は再びメネスカルとのデュオ「If I Had You」お別れを惜しむように。

ひたすら穏やかで優しい空間が続きます。
お休みの大事な時間の必需品。
独りで、2人で、、家族でどうぞ。

1. Only Trust Your Heart
2. Tangerine
3. The Very Thought Of You
4. Embraceable You
5. There Will Never Be Another You
6. Tenderly
7. No Moon At All
8. If I m Lucky
9. Agarradinhos
10. In The Wee Small Hours Of The Morning
11. That s All
12. If I Had You

Stacey Kent (vo)
Roberto Menescal (g)
Jeremy Brown (b ext #8,12)
James Tomlinson (ts #1,3,6,10,afl #7)

動かないけど、、今日のおまけです。

皆様、良い休日でありますように。
んじゃ、退散♪

2015年11月19日 (木)

Past Present / John Scofield

Past_present

ジョンスコさまの前回のお気に入りは『A Moment's Peace』です。変態ジョンスコさまの純な部分にどっぷりつかれちゃう素敵な作品でした。
今回は、ギタートリオ+ワンで、ワンがジョー・ロバーノさまです。
ベースがラリー・グレナディア、ドラムがビル・スチュワートって、、このメンバーをみて手がでなくなったらあきまへんよねぇ・・。。
全部、ジョンスコさまのオリジナル。

オープナーの「Slinky 」のジョンスコの歪んで揺れる感じの独特の音で思わず口元が緩んでしまいます。来た!ロバーノがかまします♪
ジョンスコとのユニゾンなんかもあって、リッラックスしたムード。
高速の「CHap Dance 」は、ビルスチュの爽快なドラムを堪能しながらジョンスコとロバーノも堪能!バシバシと決まるドラムがかっこよすぎる。叙情をかんじる「Hangover 」。ちょっとキャッチーな「Museum」。
どこか哀愁のある「Season Creep」。めちゃファンキーな「Get Proud 」。
スタンダードみたいに聞き覚えのある「Enjoy The Future! 」。夕暮れの雰囲気が漂う「Mr. Puffy 」、ロバーノの歌心あるスムースなサックス♪
終演はタイトル曲で全員で攻めの感じの「Past Present」。

どの曲でもジョンスコとロバーノがばっちり楽しめ、ビルスチュのドラミングでスカッとするし、グレナディアの要所要所でのサポートも◎。やっぱり、うねうねしたジョンスコのギターを聴いていると気分がハイになります。最近、お疲れなんで こういうアルバムは気付薬になります!
秋口に来たんだけど、ここまで伸ばしちゃって大変申し訳ない気分です。はい。

1. Slinky
2. CHap Dance
3. Hangover
4. Museum
5. Season Creep
6. Get Proud
7. Enjoy The Future!
8. Mr. Puffy
9. Past Present

John Scofield (g)
Joe Lovano (ts)
Larry Grenadier (b)
Bill Stewart (ds)

ロバーノといえば、晩秋にぴったりなのが『Mostly Coltrane /Steve kuhn Trio with Joe Lovano』ですよね。
うぉぉ。。めちゃくちゃ聴きたくなってしまいました。笑

んじゃ、退散♪

2015年11月17日 (火)

今年のジャズのChristmasの新譜情報(その2)♪

俄然クリスマスシーズンに突入です。
最初のクリスマスの新譜情報で注文していたアルバムがオランダのピアニスト、ロブ・ヴァン・バベルのピアノトリオでのクリスマスアルバムを除いて到着しました。
でも、クリスマスコーナーをふらふらしていると、、またまた新譜をみつけてしまいました。。

Big Band Holidays / Jazz at Lincoln Center Orchestra, Wynton Marsalis

Big_band_holidays

ウィントン・マルサリス率いる名門ジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラによるクリスマス・アルバム!!
ジャズファンだったら、やっぱり、これははずせませんよね
曲によってルネ・マリーやセシル・マクローリン・サルヴァントのふたりの才媛シンガーをフィーチャーしてるようですよ。

A Very Swingin Basie Christmas / Count Basie Orchestra

A_very_swingin_basie_christmas

そして、こちらが、、カウント・ベイシー・オーケストラの初のクリスマスアルバムだそうです!


Joy with Moomin- Christmas meets JAZZ / Kazumi Tateishi Trio

Joy_with_moomin

で、このジャケットに釘付けなのが、立石 一海トリオのクリスマスアルバム。
実は、ビクターのムーミンクリスマスシリーズは三部作なんです。
とりあえず、ジャズアルバムだけの注文。。
物入りの季節なんで。。。

おまけに、、去年出たクリスマスアルバムもみっけた。。

Home for the Holidays / Joey Defrancesco

Home_for_the_holidays

ファンキー帝王 オルガンのジョーイ・デフランセスコのクリスマスアルバムが去年でておりました。。
もれてましたね。(^_^;)


こうやって、クリスマスまでに、、どんどん貧乏になっていくわたしでした。

んじゃ、退散♪

2015年11月14日 (土)

クリスマスには『Stille lys(Quiet Light) / Jan Gunnar Hoff』はいかが?

Stille_lys

Jan Gunnar Hoffは、ノルウェーのBodø 生まれだそうです。
ボードーって、昔ローフォーテン諸島に行ったとき寄ったことがあります。北の国ノルウェーでも北極圏にある北部の都市です。
以前に、私の好きなクリスマスアルバムでTore Johansenの『Man Woman and Child』で、ピアノを弾いていた人です。当時の印象も「実に繊細で、丁寧で綺麗!集中力を途切れさせることなく、最後まで素晴らしい演奏でした。透明感のある叙情的なピアノ…」と、思っていました。
でで、、なんと、彼は今年の来日のときに新潟のジャズフラッシュでソロピアノを演奏して行ったのです。残念ながら、、私は参加できなかったのですが、、私のクリスマスコレクションを知っているジャズフラッシュの女将(ママさん)からメールが来たのです。
「今日演奏しているヤン・グンナルホフさんが新譜のクリスマスのアルバムを持ってきてるよ!」って。。。。
早速検索したら、なんと去年このアルバムを出してるんじゃん!!仕方ないので、ツアーを主催していたReal & True - Office Ohsawaにメールしてこのアルバムを手に入れたのです。現在、配信やダウンロードで音源が手に入るようです。

賛美歌やキャロル、トラッドなど、ノルウェーの曲(特にボードーに所縁のある人が多い気がします)中心に、世界各国で聴き継がれているクリスマススタンダードを14曲と彼のオリジナル曲「The Elder」で全15曲。
オープナーの北欧を代表するノルウェーの伝統的なクリスマスソング「Mitt hjerte alltid vanker 」から始まります。
それは、間を十分に生かし、美しくピアノ鳴らすクラシカルで優しいピアノの演奏。ものすごく、柔らかで穏やかな光に溢れている静かな時間。もう、タイトルそのものの演奏が続きます。
伝統的な曲の中でも彼のオリジナル「The Elder」は違和感なく素朴なメロディで大地や自然に根付いた音風景。
全編、柔らかな時が過ぎ、終演も北欧のクリスマスアルバムによく入っている「Deilig er jorden」で静かに静かに柔らかな残響で幕を閉じます。

最初、アルバムを受け取った時、ジャケットのイメージからタイトルのStille lysはオーロラのことかな?って思ったのですが、何度も聴くうちに、、穏やかで慈愛溢れた光景ではないかな?っておもうようになりました。
即興的な要素は少ないので、いわゆるジャズピアノの演奏の雰囲気ではありませんが、美しいピアノの響きで穏やかで優しいクリスマスを過ごしたい方にはぴったりだとおもいます。


1.Mitt hjerte alltid vanker
2.Away in a Manger
3.Bånsull i advent
4.Hjem te jul
5.The Elder
6.Josefs julevise
7.Her kommer dine arme små
8.Et lys i mot mørketida
9.Nordnorsk julesalme
10.Å eg veit meg eit land
11.Det lyser i stille grender
12.Mitt land
13.De mørkeste dage
14.Home for Christmas
15.Deilig er jorden

Jan Gunnar Hoff (p)

クリスマスのアルバムで、北欧、ソロピアノといえば同じノルウェーの

『It's Snowing On My Piano / Bugge Wesseltoft』

を 思い出します。
ブッゲ・ヴェッセルトフの滲み出るような暗さがないので独りはもちろん、家族や友達がいる空間でも素敵だとおもいます。

新潟市のジャズフラッシュでは、このところノルウェーからのミュージシャンの演奏が増えてます。フラッシュは地方の小さな箱ですが、演奏するミュージシャンの方々はその響きの良さを体感できる場所だとおもいます。
もちろん、オーディエンスもね。
12月7日には、私的に今年最後のハイライトとなりそうなライブが二本立て!

★Mats Eilertsen's SkyDive Trio★

★Helge Lien Trio ★

楽しみすぎる。。

んじゃ、退散♪

2015年11月11日 (水)

2081 / John Taylor

2081

今年、そう2015年の7月に鬼籍に入ったジョン・テイラーの新譜です。
9月にリリースされてます。
メンバーにご子息のアレックス・テイラー、レオ・テイラーを迎えたファミリー・プロジェクだそうです。そこに彼らと親しいチューバ奏者オレン・マーシャル。アレックスはシンガーソングライターで、ここでもヴォーカルと歌詞を担当、レオはインディーズ・ロックのドラマーだそうです。
カート・ヴォネガットの小説「ハリスン・バージロン」とその小説を映画化した「2081」にインスパイアされた内容になっているのですが、以前にも『Requiem For A Dreamer 』で、カート・ヴォネガットの世界を描いています。もちろん、曲はすべてジョン・テイラーのオリジナル。

オープナーは思索的な陰影あるピアノから始まります。ベースは居ないけどチューバの低音がいい塩梅。アレックスのヴォーカルがなかなか渋くてナチュラルで良い。チューバとドラムの絡みとかも素晴らしい。曲想の中での流れでエキサイティングというにとはちょっと違うのだけど即興の部分が素敵だ。チューバから始まる「2081」はアレックスのヴォイスと相まってスリリングな展開。
暗く静かなピアノに硬質なリリシズムを感じる「Empress」。チューバがベースのボーイングのように響き、非常に耽美的。透徹なピアノ響きに非情さをかんじる「DMG」。アグレッシブな切れ味のよいピアノにドキドキするくらいの恐怖も感じる。。
繊細で詩的な演奏が続く「Deer On The Moon」も 美しくもダークな世界。
終演は「Doozy 2」。最後まで繊細で静かな演奏で余韻たっぷりに幕を閉じます。

変則な編成なのですが、それぞれの特性をいかした素晴らしい内容だとおもいます。
ジャズってくくりだと難しいかもしれません。
でも、チューバやヴォーカルを巧く融合させて、私からしたらかなりジャズみたいな音楽。しかも、かなりの暗さとミステリアスな味付けで好みです。
この素晴らしい世界を築き上げたジョン・テイラーの冥福を心から祈りたいとおもいます。

1. Doozy 1
2. 2081
3. Empress
4. DMG
5. Deer On The Moon
6. Doozy 2

John Taylor (p)
Alex Taylor (vo)
Oren Marshall (tuba)
Leo Taylor (ds)

ジョン・テイラーはライブで聴いたことがありませんでした。
とても残念です。
去年の11月の録音でした。。

んじゃ、退散♪

2015年11月 8日 (日)

休日かふぇは「Hommage A Eberhard Weber (ECM2463)」に決まり♪

晩秋になりました。
庭の木々が紅葉し、針葉樹と広葉樹のコントラスト目に鮮やか。。
穏やかな空気感がお休みの日にぴったりのアルバム。

★Hommage A Eberhard Weber (ECM2463)★

Hommage

ドイツ人のベーシスト、エバーハルト・ウェーバーのトリュビュート作。
75歳を祝うライブです。ご本人は2007年に脳梗塞になり、現在は演奏の出来ない状況。しかし、2曲でテープで参加。パット・メセニー作の「Hommage」以外はウェーバーの曲。

オープナーはSWRの重厚なアンサンブルにガルバレクのソプラノとウェーバーのベースラインが重なりえも言われね世界が広がる「Resume Variations」。
メセニー曲「Hommage」、ウェーバーのインプロから創られた曲だそうです。
ソリストのトップはメセニー。つづいてバートン、コリー、ゴットリーブとソロが続くのですが、SWRの素晴らしい響きの空間と相まって壮大な世界です。また、ウェーバーの録音による音源がまった違和感なく、特に中盤メセニーのギターシンセで彼の世界とウェーバーの世界を融合させた演奏は感動もの、ウェーバーとSWRの一体感も半端ありません。ブラボー!

バートンのヴィブラフォンで静かに始まる「Touch」、フッターのユーフォニアムのふくよかな音色も気持ち良い。拍手すら柔らかに聴こえる。
穏やかで洗練された空間にマクキャンドレスとバートンが美しく舞う「Maurizius」。
マックキャンドレスのソロから始まる「Tubingen」も後半のバートンもビッグバンドの素晴らしい演奏とぴったりとはまる。
終演「Notes After An Evening」は哀愁あるメロディをゆったりと。。拍手。

全編統一感ある演奏で、ECMの空気感を堪能できるライブ盤。
特に、2曲目の「Hommage」は、必聴ですよね。メセニーって、天才♪

1.Resume Variations
2.Hommage
3.Touch
4.Maurizius
5.Tubingen
6.Notes After An Evenning

Eberhard Weber (b) tape
Pat Metheny (g)
Jan Garbarek (ss)
Gary Burton (vib)
Scott Colley (b)
Danny Gotlieb (ds)
Paul McCandless (English Horn,ss)
Klaus Graf (as)
Ernst Hutter (Euphonium)

SWR Big Band

9月のライブを聴いてみたかったです。
ウェーバーさまが少しでもご回復されますように!

んじゃ、退散♪

2015年11月 6日 (金)

Everyday / Yaron Herman

Everyday


イスラエル生まれのヤロン・ヘルマンの新作はフランスのブルーノートからのデュオ作。
お相手は『Alter Ego』にも参加していた同郷のドラマージブ・ラヴィッツ。
ヘルマンのオリジナル6曲、ヘルマンとラヴィッツ4曲、ヘルマンとJean-Pierre Taiebの曲、、そして、アレクサンドル・スクリャービンとジェイムス・ブレイクの曲で13曲。

オープナー「Fast Life」はピアノソロ。高音の美しさ印象的。ヘルマンの世界に引き込まれていく感じ。「Vista」では、ラヴィッツはドラムだけなくヴォイスも載せて空間を広げる。
高速で互いに引っ張り合って疾走していく、胸の高まりを感じる「Points of You」。
ラヴィッツの歯切れのよいドラムで縦横無尽なヘルマンとのアブストラクトなせめぎ合いの「Nettish」。
「With Open Hands」はシンプルで朴訥なとっても短いピアノソロ。
タイトル曲「Everyday 」は、弦を弾いたり即興的な要素の強い感じ。激しさと静けさを持ち合わせて、まるで心の中の葛藤のよう。
透明感ある穏やかなピアノソロ「Five Trees」。
エレクトロニクス?コーラスが重なり多空を舞っているような「Volcano」。とても心に残る1曲です。
ロシアのアレクサンドル・スクリャービン「Prelude No4 Opus 74」をラヴィッツのマレットで仄暗く辛口で。
「Children Don’t Always Play Fair 」の激しさ強さ。子供の声やチェレスタ?おもちゃのピアノ?をアクセントにアクの強い演奏。
イギリスの天才ジィムス・ブレイクの「Retrgrade」。ラヴィッツの叩き出すリズムが鼓動のように聴こえる中、静寂なメロディが奏でられる。
「City Lights」、淡々と叩き出すリズムの中をヘルマンのピアノが蠢く。
終演は、力強いデュオに後半のHergi Jonssonとヘルマンのヴォイスが重ねられラジオが切れるように終わる。

2人のルーツとしてのメロディとヘルマンの美学のつまったアルバム。
ヘルマンのピアノはもちろん、ラヴィッツのドラムはやっぱりツボだらけ。ドラマー追っかけの人にも是非。ヴォイスなどもすごく効果的で 最近この手に心奪われる私ですね。
全部で約45分、、秋の夕暮れ時に丁度いい時間ですかね。

1.Fast Life
2.Vista
3.Points of You
4.Nettish
5.With Open Hands
6.Everyday
7.Five Trees
8.Volcano Feat Helgi Jonsson
9.Prelude No4 Opus 74
10.Children Don’t Always Play Fair
11.Retrgrade
12.City Lights
13.18:26

Yaron Herman (p,vo #13)
Ziv Ravitz (ds,vo #2)

Jean-Pierre Taieb (vo #13)
Hergi Jonsson (vo #8)


山法師の葉が、、はらはら舞う。
そんな光景に涙が滲む私です。
早く、春にならないかな。。。

んじゃ、退散♪

2015年11月 4日 (水)

「三木俊雄オルガントリオ」@ジャズフラッシュ(11/2)

「三木俊雄オルガントリオ」@ジャズフラッシュ(11/2)
三木俊雄 (ts)、西川直人 (org)、海野俊輔 (ds)

Mikitrio


去年も4月に同じメンバーでいらしてくださったテナーサックスの三木俊雄を中心とするトリオ。
私的には久しぶりのライブ参加!参加前から燃えてました。
去年の「サロンド笑天街」でのライブは冒頭からノックアウト!今年も楽しみにしてましたぁ。

サックスカデンツァから始まったVictor Lewisの「Hey, It's Me You're Talking To」からもう大興奮。
互いに煽りあって一気に駆け上がる素晴らしい演奏。
次曲は人気ビッグバンドNo Name Horsesのための楽曲三木俊雄作「Moon Flower」15人編成の曲をたった3人で挑むわけだが、それぞれのダイナミクスのコントロールが巧みで静と動がはっきりとして秀逸。西川直人作「Woodpecker」、明るく始まった後、オルガンソロに口あんぐり、そこにコルトレーンライクなサックスがスピードを加速させてかぶさる!
続いては思索的なムードなマクラフリンがマハヴィシュヌ・オーケストラで演奏した「A Lotus On Irish Streams」。サックスの表現力の深さに感動。それを彩るオルガンとドラム。すんばらしい!そして、1セット目の最後はみんなが知ってるジャズメッセーンジャーズの「Moanin'」。これが、洗練されていて、しかもめちゃファンキー!自ら煽りをいれてオルガンのかっこいい演奏がつづきます。いぁ、オルガンかっこええ。そして、エキサイティングで多彩なドラムソロ!

2セット目もジョーヘンの「The Kicker」で熱く始まった。そして、西川オリジナル「Alive」。と、スタンダードで「Like Someone in Love」、三木オリジナル「Saudade」。
三木オリジナルは2曲ともブラジルの光と影を感じるちょっと切な系の曲。ショーターとか吹いていそうです。。
ラストは熱く燃えがる「All the Things You Are」。イェーイ。って、ことで、ブロウ&ブロウでございますよ♪当然、アンコールの拍手。しっとりとスタンダードで終演。って、タイトル失念。

ジャズ界きっての論客家三木さま、オルガンとドラムのプッシュに、重厚さと繊細さ、豪放さとエレガントをを兼ね合わせたナイトクルージング!まじ、心奪われます。
ベースラインをひきながらのオルガンの流麗なフレージングとドラムの要所要所にアクセントの効いたスティックワークにも惚れ惚れ。。
3人で登り詰めるときの一体感、高揚感も半端ありません!
各自の音のコントロールが絶妙なので 絶頂感も半端ないのです。
3人とは思えない音のハーモニー! 小さな編成でオルガンって、最強な武器ですね。

去年CDにサインいただいたので、今年は三木さまの「深夜奏書」にサインをいただきました♪
西川さまはギター入りの新譜を出されたとのことでこれにもサインをいただきました。
どうか、皆さま、、また 来てくださいね。m(_ _)m

んじゃ、退散♪

2015年11月 3日 (火)

今年のジャズのChristmasの新譜情報♪

クリスマスシーズンに突入です!笑
と、、いうわけでして、ジャズのChristmasの新譜情報♪
とりあえず、リリースでわかっていることを羅列いたします。
まずは、国内から。。

Joy to the World / 湯田大道

Oomichi_yuda

名古屋や関西を拠点に活動中のギターリスト湯田大道のソロギターによるクリスマスアルバムです。
リリースのソロツアーもあるようです。
詳細は湯田氏のブログへ


T5Jazz Records presents: Jazzy Christmas/Peaceful 2

Peaceful2

小沼ようすけ 、 鈴木央紹 、 宮川純 、 佐藤“ハチ”恭彦 、 大槻"KALTA"英宣 、 類家心平といったT5Jazz Recordsのアーティストによるクリスマスコンピ。
前回の『Peaceful』もとても秀逸なアルバムだったので、楽しみにしています。

海外からは。。

Believe / The David Benoit Trio 、 Jane Monheit

Believe

David BenoitもJane Monheitもすでにクリスマスアルバムを出しています。
クリスマスアルバムの達人2人が融合したこのアルバムも楽しみですね。
既に発売になっているのですが、なぜかまだ配達されていません。。


Christmas Soul / Barbara Dennerlein

Christmas_soul

不勉強でこのお方初めましてです。
「1964年、ミュンヘン生まれ、ヨーロッパを中心に活躍のハードバップ、ポストバップのオルガン(ハモンドB3)プレーヤー」
とのことで、ジミー・スミス直系の世界的オルガニストとのことです。かなり本格的なジャズアルバム&クリスマスアルバムなのではないかとおもっているのですが。。


The Christmas Three / Rob Van Bavel Trio

The_christmas_three

オランダのピアニスト、ロブ・ヴァン・バベルのピアノトリオでのクリスマスアルバムです。
澤野盤「JUST FOR YOU」って、日本でも人気ありましたよね。
メンバーもRob Van Bavel(p) Stefan Lievestro (b) Hans van Oosterhout (ds) と、ストレートなピアノトリオの演奏かな?と期待がもてますよね♪

まずは、こんな感じです。
どのアルバムが最初にとどくかしら。。
ワクワクですね!

んじゃ、退散♪

2015年11月 1日 (日)

Pendulum / MASAKI HAYASHI

Pendulum

今日からいよいよ霜月。晩秋となりましたね。
朝晩の寒さが身にしみてきます。夕暮れ時が早いっ。
新潟は先日「ブリおろし」が轟きました。
そんな日は3時も過ぎないうちから仄暗い灰色の世界。
心のままに一枚のアルバムを選ぶならば、林正樹氏の「Pendulum」ですね。
ピアニストでコンポーザーの林正樹の夢のような音世界。

オープナー「Flying Leaves」は雨音を思わせるようなしっとりと陰影のあるピアノ。裏に表に奏でられる藤本ギターとの美しく癒しの共演。風景が湧き上がってくるような「Bluegray Road」、電子音が響く中ロウレイロのヴォイスは異空間へ誘う。徳澤チェロのボーイングがより落ち着いた穏やかな気持ちに誘う「Initiate」。
「Kobold」は丁寧で穏やかなピアノソロ。夢見心地です。
電子音が魔法をかけたように音風景の色彩を変える「Teal」。懐かしい気持ちがこみ上げてくる「Shadowgraph」で寄り添うのは藤本ギター。「Paisiello St. 」はケイロスのクラリネットとのデュオ。木管楽器のあたたかな音色が心に優しい。ほんのりとした色合い。ロウレイロのヴィブラフォンとピアノの音が様々な表情をみせながら心に降り注いでくる「Ripple」。
静謐で柔らかなピアノソロ、月光をあびているような「Thirteenth Night 」。
2曲目と同じメンバーで夢の続きを観ているような「Butt 」。心を遠くに運んでくれる「Jasper 」は、徳澤チェロとのデュオ。
終演もどこまでも穏やかなピアノソロでタイトル曲「Pendulum」。

どこまでもどこまでも続く穏やかな音世界。
静謐で透明感があり、風景がわき上がってくるような美しい癒しの演奏が続く。曲が素晴らしい。共演者を想定した曲や懐かしい情景が浮かび上がるような曲等…様々な美しい曲が並ぶ。

ソロ、デュオやトリオといった構成でそれぞれで夢のような世界を構築。いつか観た夢からどこからともなく聞こえてくる穏やかな調べ。次々と夢の記憶を手繰るよう。。

1. Flying Leaves
2. Bluegray Road
3. Initiate
4. Kobold
5. Teal
6. Shadowgraph
7. Paisiello St.
8. Ripple
9. Thirteenth Night
10. Butt
11. Jasper
12. Pendulum

林正樹 (p)
Antonio Loureiro(Vibraphone, Voice)
Joana Queiroz (clarinet)
藤本一馬 (g)
徳澤青弦(Cello)
Fumitake Tamura(Electronics)

日本海側に住んでる人間には、本当にぴったりな音楽ですよね。
今日のおまけ。

んじゃ、退散♪

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