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音楽で拡がる輪

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2015年2月14日 (土)

バレンタインデーは「Yesterday I Had The Blues / Jose James」で決まり♪

Happy Valentine's Day!

今日は、バレンタインデーでっす。
大人すぎる私としては、チョコの配布には気を配りたいところ。。
があ、優柔不断な私はあれこれ迷っているウチに完売が続き、、
ついに、期限を大きく越えないと我が家にやってこないハメにおちいりました。。
よい子はまねしないように。。
従いまして、今日は甘いイベントもないのでせめて、音楽の世界でとろけてしまおう、って、魂胆です。
お相手は、飛ぶ鳥を落としまくりのアメリカの歌手 Jose Jamesさま。
背後にお控えなさるは、Jason Moran、John Patitucci、Eric Harlandって、オーマイゴッドな皆さま。
もう、これで心に響かないヤツはこの後はジャズファンとかしなくていいです。はい。

Yesterday I Had The Blues / Jose James

Jose_james

ホセさまが敬愛してやまぬ、レディデイことビリー・ホリデーさまへのトリビュートアルバムです。

語りかけるように静かに静かにはじまる「Good Morning Heartache」。
この静かなバラードではやくも名盤の予感…心拍数があがります。。
「Body and Soul」も胸のドキドキが聞こえてしまいそうな静かで情感のこもった語り。
ピアノトリオとしてもとても美しい素敵な演奏。
きたー、ベースの牽引するブルース「Fine and Mellow」、インテリジェンスたっぷりにでもめちゃ艶っぽく。世界は愛が基本ですわ。
洒脱なピアノに誘われてはじまる「I Thought About You」はデュオで。そして、斬新なピアノソロ。
ピアノトリオの高速でアグレッシブな演奏から始まる「What a Little Moonlight Can Do」。歌伴のイメージを超えた超絶な演奏。まるで、スキャットのように歌詞を歌い、トリオとやり取りするすごい演奏。生で聴いてみたいっ。めっちゃ、巧いのであります。
再び、心ときめく時間「Tenderly」。背中に電気が走るような快楽。
気怠い「Lover Man」。感情の盛り上がりを的確に押し上げるトリオのすばらしさ。
フェンダーの響きの中で朗読のように歌いあげる「God Bless the Child」。もう、素晴らしすぎる。
とどめはホセさまが自分自身を重ね録りした「奇妙な果実」。まるで魂の呼応。
長い歴史の中での黒人の心の痛みが響き合うような厳粛な雰囲気。
すみません、甘さを求めた1枚だったのですが、私的白眉はこの終演曲です。汗

歌はもちろんトリオもめちゃくちゃ巧くて、しかもサウンドのお洒落感は半端ないです。
全曲、手垢のついたスタンダードなわけですが、ホセさまの世界で聴くととても新鮮。
ピアノトリオの3人の誰に注目して聴いても超絶素晴らしく、最先端のジャズの落としどころが満載とういう優れものでした。

1. Good Morning Heartache
2. Body and Soul
3. Fine and Mellow
4. I Thought About You
5. What a Little Moonlight Can Do
6. Tenderly
7. Lover Man
8. God Bless the Child
9. Strange Fruit

Jose James (vo)
Jason Moran (p)
John Patitucci (b)
Eric Harland (ds)

これは、日本版なので、「Jazz New Chapter」でおなじみの柳樂光隆氏がライナーを書かれています。
これが、ぎっちりとお勉強になる内容で大変読み応えがありました。

今日のおまけその1。


ホセさまは、ベルギーのピアニストJef Neveとの『For All We Know / Jose James & Jef Neve』も好き。ホセさまは、ジャズとクラブ世界をつなぐヴォーカリストなんだそうですが、おばちゃんなのでジャズ寄りのものに痺れちゃうのかも。笑

んじゃ、退散♪

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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,おはようございます。Suzuckさんに遅れること,約3か月,ようやくこのアルバムを聞きましたが,これはいいですねぇ。ジャズ・ヴォーカルにほとんど関心を示すことのない私もいいと思えるのは,このブルージーさゆえかもしれません。

おっしゃる通り,「奇妙な果実」を最後に持ってくるところにはやられます。プロデューサー,Don Wasの手腕も感じさせる素晴らしい作品だったと思います。

ということで,TBさせて頂きます。

閣下、お返事が遅くなってすみません。m(_ _)m

閣下のトラバをいただいて、再び聴きなおしたくなった私です。
あの素晴らしい美声は脳内再生できますが。。。
バックの三人のやりとりも素晴らしかったですよね。
私も年末のことは早すぎるかな。。ともおもいますが。。
これは、上位に君臨することは間違いないとおもいます。

トラバありがとうございました!

Suzuckさん、こんにちは。
ラストの手前まではカフェで流れてると、お洒落な雰囲気に包まれること請け合いですが、ラストでもしかしたら空気一変のヘビーなフィーリングが、このアルバムの深さを感じてます。
ジャケのカラーとか、サウンドもまとまってて、物凄く完成度の高い逸品ですね。
こちらからもリンクさせていただきます。
http://musicpromenade.blogspot.com/2015/05/jose-james-yesterday-i-had-blues-music.html

とっつあんさま、、ジャズヴォーカルアルバムの中では群をぬいてお気に入りです。
最後の1曲の深遠さは あちら側と呼応してますよね。
長い歴史をかんじます。さすがだ!
お友達に貸しているのですが、なかなか 帰ってきません。笑

リンク、ありがとうございます♪

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» Cassandraが変化球なら,これは正調Billy Holidayトリビュートと言いたいJosé James盤 [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
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