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音楽で拡がる輪

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2015年1月26日 (月)

Break Stuff / Vijay Iyer Trio

Break_stuff

鬼才と言って良いとおもうVijay Iyer。
初めて聴いたときにはインド色が強い個性的なピアノトリオだなあ、と、思っていたのですが次第にそれは根っこにありつつリズムに特化してトリオで集中力高いインタープレイを追求してるとんでもないトリオと思いフォローするようになってきました。
去年日本に来た時も圧倒的なパフォーマンスでロジックに支えられた切り口でケミストリーな熱さを体感できた!
少し前にでた「Jazz The New Chapter 2」にもインタビューが載っていて、彼の新譜を待ちわびる人も増えてきた。ずっとずっと前から、まずリズムありき!と実践してきた彼。時代が彼に追いついてきた、って、感じなんじゃない?
ECM2作目は、クラシックの臭いが強かった『Mutations』から一転、彼のロジックを隅から隅まで理解したトリオのスリリングな演奏が中心のアルバムです。

オープナーは野鳥の名前のついた暗く重厚な趣で比較的ゆったりした「Starlings 」から。

途中から大きな波が訪れる「Chorale」は、ギルモアの叩きっぷりが印象的。
皇室でダイナミックな動きでやはり後半の盛り上がりが熱い「Diptych」。
ミニマルな演奏が印象的な「Hood」はデトロイト・テクノの重鎮Robert Hoodへ。
幾何学的な模様の施された彼のアイドルモンクの「Work」。高速の指使いでクールに踊る「Taking Flight」。
ピアノソロで送る静謐な世界ストレイホーンの「 Blood Count」は端麗、透徹。
タイトル曲の「Break Stuff」、力強い生命力と生き生きとした躍動感、結束力を感じる三位一体の演奏。南インドのムリガンダム奏者のリズムからアイディアを得たという「Mystery Woman」。押し寄せるパワーが凄い!ボーイングを効果的に響かせた「Geese」は深遠な世界。コルトレーンの「Countdown」も彼の独特なサウンドで表現。

終演も野鳥の名前「Wrens」。比較的一般的なピアノトリオの様相で雄大で大きく空間を広げる演奏で幕を閉じます。

次々と変わるリズム、スリリングな対応、神業領域を超える鍛え上げられた反応と聴き所は満載。
オリジナルはもちろん個性的な他人の曲も見事にヴィジェイ印となってます。
ヴィジェイ大躍進!年末が楽しみな一枚でっす♪

1. Starlings
2. Chorale
3. Diptych
4. Hood
5. Work
6. Taking Flight
7. Blood Count
8. Break Stuff
9. Mystery Woman
10. Geese
11. Countdown
12. Wrens

Vijay Iyer (p)
Stephan Crump (b)
Mrcus Gilmore (ds)


今日のおまけ。

んじゃ、退散♪

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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

Suzuckさん,こんばんは。TBありがとうございました。

「彼のロジックを隅から隅まで理解したトリオのスリリングな演奏」とは言い得て妙です。このトリオのレベルは極めて高く,反応も鋭いですね。これは本当に優れたアルバムだと思いました。年末までは時間がありますが,これを越えるのはなかなか大変かもなぁと思わせるのも事実ですね。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

こうなってくると、ACT盤を1枚しか聴いてないのがだんだん心残りになってきました(笑)。余裕ができてきたら、そっち方面から聴いてみるのもいいかなあ、と思いました。

ECMの彼のDVDも、演奏もインドのお祭りの映像もなかなかインパクトありましたよ。

TBさせていただきます。

閣下、これは鮮烈なアルバムでしたよね。
11年間一緒に演奏してきただけあって、互いに何をやりたいか、言いたいか、すぐに理解して反応できるのがすごいです。
一般的にピアノトリオ望んでるものが詰まっているのかはわかりませんが、私は好きなので高く高く評価します。

でも、クリポタもすげーって!!笑

910さま、ACT盤って中古なら安くでてそうな気がしますが、、、
910さまは中古はだめなんでしたっけ?
ECMのDVDも観てみたいとはおもうんですが、家のDVDのシステムが、、まぢでわかんないんです!!

来日ライブは前回はコットンクラブだったんですよ。
コットンクラブは地方の人間に優しい場所にあるので、できたら、、ここで。。
なんて、友人は彼の20年来の友だちで一緒の写真があるんですよねえ。。
うらやましいです。はい。

ということでやっと着きました。
1曲目に異常な安らぎを感じてしまいます。
東京公演はこのレコーディングのリハーサルだったんだね(笑)。
でもそんなのが聴けたのもとてもよい機会でしたよね。

にしをさま、、
長らくおまちどおさまでした。
待った分、、すばらしさ倍増!!
私的には くりぽたさまのアルバムと双璧で凄いとおもってます!

また、来日しますように。

さっきくりぽた作品をラジオで聴きました。ストリングス入りのヤツですよね。たしかにすごいわ。Vijayのは1曲目にウルトラはまってしまいました。ピアノトリオというものの鳴らし方を前進させてますなあ。すごいすごい。GJレッスンはウルトラ体育会系ですごいです。でも先日NYCへ行ってしまったので次は6月です。

にしをさま、くりぽたもウルトラすごいっす。
そして、ヴィジェイもウルトラすごいいす。
信者を増やすべく、二枚貸し出しました♪

>GJレッスンはウルトラ体育会系
6月はどんなバンドで来日するんでしょうね。

ねえ、セッションって映画しってますか?
http://session.gaga.ne.jp
是非、感想をおうかがいしたいです!

映画は興味深いですね。思い出したら見に行くつもりです。りじちょう東京よく来るならごいっしょしまへんか?

にしをさま、、
それ、いいね♪でも、来月はどうかな。。上京しても時間ぎりぎりかもしれません。
また、近くになったら!

ごぶさたしております。
http://session.gaga.ne.jp
映画ですが、4/17公開ですね。上映期間は売れない映画だと2-4週間、
売れると2-3ヶ月とのことです。売れるとは思えませんよね(笑)。そのころ
東京いらっしゃるご予定はありますか?いらしても、映画見るじかんは
ないかもですが。。。もし時間合うようでしたらご一緒しましょう。
ところでロイヘインズ大師が!
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/roy-haynes/
ではでは!
にしを

にしをさま、、
ワンポイントで観られそうなところがあるのですが。。
問題はにしをさまが、その日大丈夫かぁ!!って、ことです。
なんせ、真っ昼間ですからねぇ。。

へい、そのワンポイントはどこですか?鋭意検討します~!

どうかな、メールしてみました。
どうも、新潟でも上映されるようなので、ダメならば新潟でみます。

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» Vijay IyerのECM第2作も素晴らしい出来。 [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
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