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音楽で拡がる輪

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2014年12月25日 (木)

In My Solitude: Live At Grace Cathedral / Branford Marsalis

In_my_solitude

今日はクリスマスです。
沢山すぎるほどクリスマスアルバムを持っているわたしですが、今日はブランフォード・マルサリスがグレース大聖堂で行ったサックスのソロライブのアルバムです。アルバムの収録時間は約65分。全編独りでのライブ。選曲にクリスマスソングはありません。(念のため)
ジャズというか、クラシックというか、、その辺の定義はあまり関係ないきがしますが、わたし的には 彼の心意気がジャズそのものだという感じ。笑
仲間が居れば、相手からもらうインスピレーションなどもあるのだとおもいますが、ここでは最後まで彼が独りでがんばります。
サックスの音が高い天井に響き、緊張感のある心地よい空間となりました。

6曲のインプロヴィせーションを主体としたブランフォード名義の曲とスタンダード等5曲。

オープナーはソプラノサックスでSteve Lacyの「Who Needs It 」。天高く響くサックスの音色は特別な雰囲気。
アルトも柔らかくまろやかに響き「Stardust」の持つメロディの美しさが際立ちます。メロディとインプロヴィせーションが特別な響きでより効果的に相乗作用を持って かなりじ〜〜んとする。
ブランフォードの1曲目「Improvisation No. 1」はアルトかな。。たんたんと自分への問いかけを続ける感じ。意思の乱れを感じぬ力強さ。
バッハの「Sonata in A Minor for Oboe Solo Wq. 132: I Poco Adagio」はテナーで挑戦。美しい旋律と丁寧な演奏。
ブランフォードの優しいバラード「The Moment I Recall Your Face」は優しいアルトの響きで。前衛的な「Improvisation No. 2」をへて、日本人の作曲家 野田燎の「MAI, Op. 7」では邦楽的響きに通じる演奏。
テナーの深みを堪能できる「Improvisation No. 3 」音の数も少なめ不思議と心落ち着く。アルトに持ち替えて心の歌を歌うように「Improvisation No. 4」。
テナーで吹く「Blues For One」は会話しているようでかっこいい。動いているのか、遠ざかり、再び戻ってくる。何をやってもかっこいい。
終演はバラエティ番組『キャロル・バーネット・ショー』のはじまりと終わりにかかったという「I'm So Glad We Had This Time Together」。郷愁まじりの短いけど心に響く演奏で拍手の響きも美しく終わり。。

どの曲も真剣勝負。真摯な気持ちがビシバシ伝わって来る演奏。
心地よい響き、深い色合い…彼のすべてを出し切っての勝負とみました。
クリスマスの良き日に、姿勢を正して聴きたい1枚。

1. Who Needs It (Steve Lacy)
2. Stardust (Hoagy Carmichael & Michael Parish)
3. Improvisation No. 1 (Branford Marsalis)
4. Sonata in A Minor for Oboe Solo Wq. 132: I Poco Adagio (C.P.E. Bach)
5. The Moment I Recall Your Face (Branford Marsalis)
6. Improvisation No. 2 (Branford Marsalis)
7. MAI, Op. 7 (Ryo Noda)
8. Improvisation No. 3 (Branford Marsalis)
9. Improvisation No. 4 (Branford Marsalis)
10. Blues For One (Branford Marsalis)
11. I'm So Glad We Had This Time Together(Henry Hamilton)

Branford Marsalis (ss,as.ts)

クリスマスと言えば、「クリスマスキャロル」が有名ですよね。
心改めたスクルージのように「ロンドンで一番クリスマスの楽しみ方を知っている人」と呼ばれるような 徳のある人生を送りたいものです。。
が、現実は毎日物欲にまみれ、自分のことしか考えてないよな。。
ちょっとは、このアルバム聴いて 自分に喝をいれまする。

んじゃ、退散♪

追記
jazz nekoさまより、8曲目にサイレン音のご指摘!
確かに、1分10秒過ぎあたりから かなりアンビエントな雰囲気のサイレン音が。。
効果的ですらありました。さすがですねえ。。笑

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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

これはSuzuckさんに薦められて慌てて買いましたが、よかったですね。最初は、酒飲んでキースのハンブルクから連続で聴いたので、寝ぼけて、キースのソプラノがやけに上手くなった、って驚きましたが。雰囲気はとても似ている、のですよね。
とても好きで、とても頑張って欲しいと思っていた奏者なのだけど、最近は良く見えなかったので、嬉しいですね。

kenさま、「キースのソプラノがやけにうまくなって」って、呟きは読んでいて 大笑いしました。
わたしからすると随分と困難なことに挑戦したなあ、、と、思うのですが、クラシックも得意とする彼にすると 朝飯前なのでしょうか? どこかにちょっと「うめき」があったきがしますが。。

残念ながら 生ブラッフォードも聴いたことがありません。
聴いてみたいな。。
きっぱり言うと、この家族の中で一番すき。
すっごく、がんばってほしいです。

そう、ジャンル分けが難しいなあ、と思いましたけど、結局、そういうことの関係なしに、しみじみ、ある時は楽しんでしまいました。教会でのサックス・ソロは響きがいいですねえ。クリスマスは過ぎてしまいましたけど、雰囲気はマッチしていると思います。

TBさせていただきます。

910さま、
音楽に身を委ねる、、それが至福の感じですよね。
と、既にお家が年末年始になっており、何がなんだかわかんない感じとなってはいるのですが。。

クリスマスに関係なく、普通に聴けますよね。
って、ご本人はまったくクリスマスは意識してないとおもいます♪

こんにちは!
かなり前に、別の名前でおじゃましました。

この作品、聴いた時から独特の空気が気に入ってましたが、
ゆっくり聴き込むに連れ、どんどん好きになっています。

楽器の音色と教会の空間との響き合いが実に豊か。
直感のみでやっているようで、緻密な計算やさりげない技があったり。

そして、さっききづいたのですが、8曲目の1分30秒前後で、
バックにサイレンがなっていませんか?
少し遠くの方で鳴っていて、あれ、近所で火事かな?と
思って音楽を止めたら、サイレンもとまりました。

ああそっか、ライブだったよな、と納得。

実はそれがいいたくて、コメントしました(笑)
こういう発見もライブ盤ならではです。
もっともっと聴き込んでみたいと思います。

おじゃましました。

jazz nekoさま、、
あのあの、、もしかしたら「JAZZNEKO」さま?

おっしゃる通りに教会の空間とサックスの響きがとてもいい感じですよね。
「8曲目の1分30秒前後」は月曜日にきいてみますね!
お知らせ、ありがとうございました。

jazz nekoさま、、
ただいま、確認いたしました!
1分10秒過ぎくらいから、アンビエントな響きのサイレン音が重なります。笑
それも、効果音のようで さすがですわ♪

ありがとうございました!

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 これもキースのアルバムと一緒に届いた1枚。数週間前に店頭で見かけて、手を出したり引っ込めたりしたのだけど、Sさんと話しをした時、買わなきゃだめだと云われて、素直に買った、というシロモノ。  なあんて書くと何だかなあ、ってことなんだけど、ありがとうSさん...... [続きを読む]

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