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音楽で拡がる輪

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2014年6月26日 (木)

Gone But Not Forgotten / Johnathan Blake

Gone_but_not_forgotten


大好きなクリポタとクリポタもリスペクトしているマークターナー。
このツートップでコードレスの編成と知ったときから 待ち遠しかったアルバムでっす。
しかも、自身の「The Eleventh Hour」でプロデュース能力を知らしめたドラマージョナサンブレイクの作品。
この2人の自由自在を支えるのが豪快にドライブするベースのベンストリート。
減り張り効かせたリズム隊に現代テナーの両雄が鼓舞しまくり。

ええと、向かって左がクリポタで、右がターナー。ブレイクのオリジナルが2曲であとはコアなミューシャン曲。

オープナーの Cryin' Bluesのファンキーなユニゾン聴いて俄然気分高揚。フリーキートーンも入った奔放なソロに我を忘れる。ドラムとベースだけのスペースを使いまくっての演奏。
シダーウオルトンのFirm Rootsの2人の息をのむ高速フレーズの応酬!!もう、2曲目にして高揚しまくり!もう、身をよじるような思いです!
哀愁あるテーマのMaracas Beach では、クリポタはアルトフルート。何を演奏させても艶ある音色。ターナーのスムースなテナーも曲想に映える。。
美しくダークなジムホのAll Across The City、メロディアスなソロ、より丁寧な演奏に聴き惚れる。全体に静寂なムード。
Broskiでは、まさに身体全体がテナーサックスになったようなクリポタが炸裂。男気あるゴリゴリ感がやっぱ好き。熱くなったターナーもやっぱ凄いわけで。。これも最高。
ブレイクのオリジナルでラテンタッチのBorn Yesterday はターナーの少し捻れた感じのソプラノの浮遊感がいい。ベンストリートのソロも秀逸。
互いのソロも聴きどころだけど、モチアンのCircle Danceのように並走するような部分もかっこいい。そして、吠えますわ。クリポタさま。ブレイクのドラミングにリフいれるだけでかっこいい。マリュグラーミラーのNew Wheels、流麗なターナーが知的。
ダークで静寂なAnyshaでちょっと一息。
冒頭のユニゾンが嵐の予感。。ブレイクのドラムソロが格好良すぎのThe Shadower 。短すぎ!!もっと、もっと!!
終演はブルース、Two For The Blues。ブルージーなやり取りにリズムをとりながら終演。
最後の最後まであきまへん。。

さすがのさすがで 高速ユニゾンの素晴らしさ、互いのソロの後ろでのセンスのよい動き。。そして、相手のソロから自分へ渡るときの機転、流れの中で打ち出す個性。
もう、素晴らしすぎっ!!

コンテポラリーテナーの王道を行く2人。
ターナーよりバップテイスト強めで、ゴリッと潔いフレーズをぶち抜くクリポタ。
対するターナーは、少しモーダルな感じで流麗で浮遊感ある感じ。
甲乙つけることはできないこの2人の濃密なやり取り、ソロは見もの聴きもの 大絶賛です。
そして、その自在のやり取りを可能にするのは、しっかりしたグルーブ生み出すベースとパワフルなドラムが作り出す安定したリズム。この企画を実現したブレイクに花丸二重丸!

あ、甲乙はつけられませんが、強さ爆発力でわたし的にはクリポタが好き♪
って、言わなくても わかるか。。
メンバーと構成みて気になった人は、購入をおすすめっ。

1. Cryin' Blues
2. Firm Roots
3. Maracas Beach
4. All Across The City
5. Broski
6. Born Yesterday
7. Circle Dance
8. New Wheels
9. Anysha
10. The Shadower
11. Two For The Blues

Chris Potter (ts,a-fl)
Mark Turner (ts,ss)
Ben Street (b)
Johnathan Blake (ds)

ストレートアヘッドなジャズ好きには、夏本番にに向けて丁度いい感じ。
熱いのだけど、単純な熱さでないところがミソ。
知的な1枚でもありまするよ。笑

んじゃ、退散♪

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コメント

意外なフロント(うれしい方向)の2管で、しかもピアノレスなんで、小躍りしてしまいました。最近はマーク・ターナーが温度感の低い静かな演奏ばかり聴いてきたので、こういう演奏もできるとは、これもうれしい誤算です。今回のCriss Cross新譜は4枚ともどれも個性的だったけど、メンバーからいけば、このアルバムのインパクトが強かったかな、と思います。

TBさせていただきます。

こんばんは。お久しぶりです!
これは良いですね。
クリポタ&ターナーのこれぞジャズな音に触れられて大満足です。
Suzuckさまのアルバム評を読んでほとんど同じ解釈なのでニンマリ。
まあこれは今に始まったことではないですが。
2人に勝敗はつけられませんが、やっぱクリポタがカッコいいですよね!
トラバさせていただきます。

ヴィジェイ・アイヤのライブ観たんですね。羨ましいです。
ライブ評を読んで少しはライブの気分に浸れました。
今度トリオでECM録音というのが気になってしかたありません。

910さま、、

わたくしも、やっぱり、今回はこのアルバムが一番気になりました。
予算の関係で、もう1枚は、サーシャさま入りです。あれも、よかったですけどね。
しかも、今ほど、いっきさまのブログでコメントを読んで思い出しました。
ターナーは指の大けがしたんですよね。

もう、、いろいろと、、すごすぎます。
ありがとうございました。

いっきさま、、

これは、本当に楽しみにしておりました。
クリスクロスの今回の中ではこのアルバムが一番気になりました。
そう、、甲乙つけがたいのですよ。
ターナーのアグレッシブで品のある吹き方も素敵だとおもいます。
でも、好きなのは、、クリポタ。男クリポタここにあり♪なんちゃって。

それから、ヴィジェイ アイヤーは凄かったです。
凄い世界だけでなくて、本当に異次元だとおもいました。。

Suzuckさん、こんにちは。
東京は蒸しております。
チャーリーヘイデンも旅立ってしまい、まさにこの作品のタイトルがぴったりになってしまいました。クリポタ・ターナーの聴き比べも楽しいですが、ちょっと渋過ぎな感もあり、トムハレルとのブレイクの方が好みかもって感じています。
クリポタ視点だとまた違う味が出てくると思うので、これからも味わっていこうと思います。
誠に勝手ながらリンクをはらせていただきます。
http://musicpromenade.blogspot.com/2014/07/johnathan-blake-gone-but-not-forgotten.html

とっつぁんさま、、

チャーリーヘイデンは、キースとのアルバムのタイトルや曲でいろいろと憶測もありましたが、、
あまり、深く考えていなかったもので、、結構、ショックです。

渋いですかねえ。。かなり、興奮度高いアルバムでした。
ハレルとターナーといえば、、次作のトムハレルのアルバムはコードレスの2管ですよね。
すごく、楽しみです。
前作もかっこよかったけど、また、進化しちゃうのでしょうか。。
トラバありがとうございました。

Suzuckさん,こんばんは。お久しぶりです。復活をお待ちしておりました。また,当方ブログへのTBありがとうございました。

このアルバム,このメンツ,この編成ならまぁ買いますよねぇ。そして期待通りの出来だったと思いますが,リーダーとしてのJohnathan Blakeのリーダーとしての才覚を示しましたよね。クリポタがいいのはもちろんですが,私はBlakeを褒めたいですよねぇ。ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

閣下、、
復活というか、、ライブにも当分行けそうにないのですが、体調が安定するまでしかたないわね。

ブレイクの采配が今回の勝因なのでしょうが、この2人をつれてくるところがハートど真ん中です。わたしも、ブレイクほめまくってしまいたいとおもいますです。
ありがとうございました。

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