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音楽で拡がる輪

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2014年4月 7日 (月)

Panama 500 / Danilo Perez

Panama_500

新潟は暖かな場所にある桜のつぼみがほころび始めました。
まさに、花冷えの今日この頃。
随分前に到着しておりましたが、ソロ、デュオとはまりまくっておりましたのでブログアップのチャンスを逃しておりました。
来週はショーター来日ですものね。ちょっと、景気付けです。笑

ペレスは、来週来日するウェイン・ショーター カルテットの司令塔、、神様ショーターさまが全信頼をよせるパナマ出身のピアニストです。
したがって、ここでも、ブライアン・ブレイド、ジョン・パティトゥッチも参加、もう一つのリズム隊としてアダム・クルースとベン・ストリートという豪華メンバー。
その強者ども束ねて彼が創りだしたかったのは「パナマという国の過去と現在を描き出す架空の映画のサウンド・トラックをイメージして構想、歴史のドラマを音楽で描く」という壮大な世界。
新譜案内によると、

「その故国パナマは、地理上、南北アメリカ大陸の境に位置し、太平洋と大西洋の接点。また歴史的には、16 世紀の大航海時代の到来を受け、征服、被征服の歴史が繰り返され、先住民と植民地支配をしたスペイン系の人々他、奴隷として連れてこられたアフリカ系の人々などとの「歴史」、「思想」、「文化」が交錯した土地。(中略)パナマという国の過去と現在を描き出す架空の映画のサウンド・トラックをイメージして構想、歴史のドラマを音楽で描き出そうとした一大プロジェクト。」

その言葉通りの展開となります。

冒頭のRediscovery of the South Seaから歴史的物語の始まりを感じます。
ヴォイスやパーカッションで先住民の世界を描き出すと共にボーダレスな音造りに成功。
Panama 500では、モーダルでシリアスな彼のピアノも堪能できる。
遠い記憶を呼び起こすようなパン・フルートの響きが効果的なAbia Yala。
民族的なリズムを感じながらピアノが踊るGratitude。

伝統的な音楽と現代をスムースに結びつけ緊張感あふれる演奏と音の歴史解説が続きます。

パナマ運河組曲The Canal Suiteもあり、彼の祖国への想いが詰まっています。
不穏な雰囲気The Expedition。
二つのメロディが織りなすとても複雑な構築美Reflections on the South Sea。
ヴォイスとピアノで次曲のイントロ的Narration to Reflections on the South Sea 。
穏やかさとしなやかさを持ったPanama Viejo。
終演Celebration of Our Landはチャントとパン・フルート。。彼の祈りは届いたのでしょうか。。

音の重なり方が壮大で、一本の映画を見終えた満足感。
まさに、音の絵巻物語り。。真摯に祖国の歴史的な現状に向き合った作品です。
さすが、ショーターの懐刀は一筋縄ではいきませんね。


1. Rediscovery of the South Sea
2. Panama 500
3. Reflections on the South Sea
4. Abia Yala (America)
5. Gratitude
6. The Canal Suite: Land of Hope
7. The Canal Suite: Premonition in Rhythm
8. The Canal Suite: Melting Pot (Chocolito)
9. The Expedition
10. Narration to Reflections on the South Sea
11. Panama Viejo
12. Celebration of Our Land

Danilo Perez (p,cowbell)
John Patitucci (el-b on M-2,ac-b on M-3,4,9,)
Brian Blade (ds on M-2~4,9)
Ben Street (ac-b on M-1,5,8,11)
Adam Cruz (ds on M-1,5,8,11)
Alex Hargreaves (vln on M-1,2,8)
Sachi Patitucci (cello on M-3)
Roman Diaz (per,chant on M-1)
Rogerio Boccato (per on M-2,3,8)

PANAMA PERSONNEL:
Milagros Blades (recipador on M-1,7,caja,pujador on M-7)
Ricaurte Villarreal (caja,guiro on M-1)

GUNA MUSICIANS:
Jose Angel Colman (vocals in Duele Gaya [Guna language] M-3)
Eulogio Olaidegina Benitez (gala bissu [similar to kena], gala ildi [similar to zampona] M-4, garga ddole [imitation of 2 birds] M-12)
Jose Antonio Hayans (gammuburwi, garga ddole [imitation of 2 birds] M-12)
Marden Paniza (director,Coordinator of Guna musicians, author of the narrations [texts were derived from the collective thinking of
the Guna indigenous people]

お江戸はハーシュ祭りにかわりましたね。
来週はショーター祭りとなる予定なのですが。。。

んじゃ、退散♪

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