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音楽で拡がる輪

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2013年10月31日 (木)

Arborescence / Aaron Parks

Arborescence

落ち葉が目立ち始めた路地をテクテクする。
昔住んでいた町内。この十年、、空き地が目立つようになってきた。
糸をググってたぐっても、なかなか釣り上げることが出来ないほど深く静かに眠っている記憶たち。。
早歩きをやめて、立ち止まってじっと空き地をみる。みる。。みる。。。

浮かび上がってきたのは老夫婦の姿。でも、顔はのっぺらぼうのままだった、、。
整地された土地は間延びして見える。隣家とのブロック塀の角に枯葉。
冬になっちゃうんだなぁ。。って、空気が冷たいね。

アーロンパークスの新譜はECMからのソロピアノアルバムです。
私の心には冬へのプレリュードのように響いてます。
リーダー作Invisible Cinemaを聴いたときには繊細さが売り物の線の細い天才肌のピアニストだと思ってたんだけど、最近の世界基準はそんな単純なもんじゃ無いと言うことは、その後の大活躍で証明済み。
ジェイムスファームで生を聴いた時には、うねるようなグルーブでバンドサウンドを牽引していてヘナヘナの容姿からは想像できない力強さを感じました。
オリジナル11曲で、50分弱。

オープナーから仄暗い静けさのAsleep in the Forest。
クラシカルな時間はそのままToward Awakeningにも引き継がれ静謐な空間に誘う。
内省的な響き Past Presence。硬質で透明感が際立つElsewhere。
不安と響めきのIn Pursuit、Squirrels。深く暗くBranchings。
流麗にRiver Ways。透徹・ひたひたと心にしみるA Curious Bloom。
静かに踊るセピア色のReverie。。
終演はほんのり愛らしさが隠れている優しいバラードHomesteadで。。

全編静謐な空間。
仄暗く淡々とした夢のような世界。
リリカルな物語。
暖かなというよりひんやりと内省的。澄んだ冷たい空気の朝が似合うかなぁ。。


1. Asleep In The Forest
2. Toward Awakening
3. Past Presence
4. Elsewhere
5. In Pursuit
6. Squirrels
7. Branchings
8. River Ways
9. A Curious Bloom
10. Reverie
11. Homestead

Aaron Parks (p)

黄昏の国十月は今日でお終い。。
ハロウィンだったんだよね!ハロウィンパーティなんて出た人居るのかしら。
明日からも、引き続きよろしくお願いいたします!

んじゃ、退散♪


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コメント

こんばんは。
こちらにもコメント&トラバさせていただきます。
これ、私はもうひとつこう”グッ”ときませんでした。
ダメな演奏ではないと思うんですよ。ECMから出るくらいですし。
でもこれを聴いていると、淡々と演奏が進んで行ってしまい、
最後まで行ったところで、”終わりか~”っていう感じになってしまいます。
良く聴けば盛り上がる場面もあるんですけど・・・。

いっきさま、、

あちらにも書きましたが、人の感想はそれぞれですよね。

わたしは、、逆に全編よくこれで押し切ったな、と、関心してしまいました。
ソロぴあのですから、自己との対話でもありますから。
やはり、内側向きになることが多いので、、静謐な感じは仕方ないのではないでしょうか。。
って、これも、ピアニストそれぞれですかね。(笑)

最後は、「終わりか〜」って、いうか、、
少し、あたたかな気持ちになって、明日への希望の光のような気持ちになった気がいたします。。
ありがとうございました。

Suzuckさん,こんばんは。これは非常にECMらしさに溢れたアルバムだったと思います。これがEicherのプロデュースだと言われれば,多分信じてしまうと思っていますが,それぐらい,レーベル・カラーをよく考えた制作ぶりでしょう。父親が優れたミュージシャンですから,ある程度は予測できましたが,Sun Chungというプロデューサーは本当に大したものです。

そのことが分かっただけでもこのCDは聞く価値がありました。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

やっと入手しました。
HMVでの発売日はなぜか12月6日に変更になってしまい、皆さんより遅れてしまいました。

叙情的でなかなかいい世界が繰り広げられています。Sun Chungというプロデューサーは、ブラインドで聴いているとこのアルバムはアイヒャーじゃない、と分からないかもです。ただ、名前を目にすると、前の韓国人のヴォーカルアルバムも彼のプロデュースでしたけど、叙情的な側面が前面で、鋭さが引っ込んでいる感じです。逆にこの狙い?が成功しているのが両者のアルバムだと思いますし、このアルバムは好きですが、アイヒャーの全部をカバーできるのかどうか、個人的には今後に興味があるところです。

TBさせていただきます。

閣下、、そして、910さま、、

なんか、びっくり。閣下、、わたし、コメントしてなかったのですね?
って、トラバもしてなかったのかな。。
呆然として、、立ち去る。。

閣下、、

「非常にECMらしさに溢れたアルバム」

御意!
すんません、コメントをしそこなってたようです。m(_ _)m

Aaron Parks、このかた、ライブでの動きをみてると、、なんか、船酔いします。(笑)
今後も、注目していきたい者ですね。
次の一手はなんでしょうね。
って、、何か注文し忘れてる気がするんだけど、、思い出さない。。。

ありがとうございました。

910さま、、

hmvだと、、私もずいぶん前の、、クリスクロスのヴォーカル入りがそんなかんじでした。。
到着したころには、、非常にさめた気分でした。。

と、
「前の韓国人のヴォーカルアルバムも彼のプロデュースでしたけど、叙情的な側面が前面で、鋭さが引っ込んでいる感じ」

うんうん。ヽ(´▽`)/
どちらも、静謐でありながら、やんわりとした温度感あり、って、かんじですよね。
今後のSun Chungの監視体制は、ECMをコンプリートされてる910さまにしかできないお仕事だとおもいますので、、私も注目しながら910さまの文章をたのしみにしておりますね。

あ、、新潟市内も、雪の季節となりました。。

今更ながら聴いてます。季節を選びますね。10月にならなきゃ。
しっとり楽しみました。
ECM雀、の関心はプロデューサ。その後、どうなんでしょうね。
ライオン亡き後のBNの長い漂流をみると。。。、って感じです。

kenさま、季節も人も選ぶアルバムかもしれませんね。

ECMと言えば アイヒャーって 時代が懐かしい時代がくるのでしょうか。。

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