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音楽で拡がる輪

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2013年9月 8日 (日)

Lucky People / Moutin Factory Quintet

Lucky_people

お風呂あがり、窓から入る風に洗い髪が冷たく感じる秋の夜。
でも、、もの想うには、、秋の夜はいいよね。
遠くに行きたくなるし、遠くの会えない人とも、、なんだか繋がってる気がするもの。。

秋のジャズ祭りとしては、クリポタファンとしては、トルコのピアニストにクリポタが全面参加してる「Circle of Life」の予定でございました。。これは、思ったより、良かった。
でも、ホランド閣下のまとめびき買いに失敗して落ち込んでたわたしに届いたのがこれなのね。いつもの調子で、ちょいと聴いたら、、とまりません、やめられません、、。

兄弟関係の多い音楽界ですが、フランスのムタン兄弟は、双子です。
兄がベースで弟がドラム。って、反対だっけ?
ようは、肝心要のリズムセクションが兄弟以上に阿吽の呼吸の双子なんです。
ブログにもいくつかあげてるのですが、検索するのが面倒になってしまった。。ので、時間があるときにのせておきます。
今回は、Factoryと銘打って、これまたフランスのアグレッシヴと耽美の両刀遣い美形ピアニストThomas Enhco、エフェクト使ってちょっと変態系のManu Codjia、エモーショナル克つアヴァンギャルドもオッケーなChristophe Monniotと言う、全面フランス仕様♪

オーネットメドレーの他はムタン兄弟のオリジナルです。

オープナーでタイトル曲のLucky People、、お洒落な感じでなんだか欧州的優雅なサウンドと思っていると、、突如、サックスが吠えてギターが歪む、でも、それは一瞬で、メロディアスなベースソロ、浮遊系のギターソロ、そこになじむサックス、、多色使いのシルクスクリーン画のように、背景というか場面というか、、薄く幾重にも重なってル感じ。
ファンキーなベースソロからはじまるDragon Fly。ソプラノとギターの阿吽、隙間にすっとはいる流麗なピアノ。
厳粛な雰囲気を醸し出すベースソロ、優しいメロディを奏でるサックス、、と、透明なピアノがクラシカルに躍るSoul。早弾きになってもしっとりした情感。中盤からのベースソロは心にぐっときます。エモーショナルに絞りだすように歌うサックスとドラムのデュオ部分もすごい。
オーネットメドレーは、兄弟デュオ。ハイライトといっても過言ではないくらいの素晴らしいパフォーマンスです。映像希望の変幻自在のドラムに高速メロディアスなベース。

と、サックスのソロから一気に全員で全力疾走に持ち込むRelativity。お腹の底から煽られるような低音、そして、予定調和を拒むギターの歪み。密な空間をサックスが疾走。各自がはっきりと個性をだしつつ、完璧な一体化。
手に汗握る演奏一転、静謐で美しいピアノの演奏から始まるForgiveness。少し、もの悲しいメロディ、そして、優雅な空間。嘘のように美しいギターと夕暮れの気分。
再び、攻めの態勢A Busy Day。キメの部分はもちろん、ソロが本当にどれも素晴らしい。
互いに絶妙な絡みで進むMoving On。(って、どの曲もそうなんだけどサ。。)
演奏者各自にスポットがあたってるのですが、今回はめちゃエフェクター効かせて宇宙に飛んでいるManu CodjiaのギターからはじまるYou'll Be Fine。この曲も素敵なメロディで、おかげでやってることが難解至極なんだろうけど、そんなことはちっとも思わせないポップな感じ。
最後は、ドスを効かせつつ、各自のインプロを全面的に押し出した感じのConflict。
ピアノがブルージーに饒舌にうたう。ちょっと、フリーキーにサックスがうたう、ドラムが蛸になる、って、気がついたらおしまい。

こうやって、字にしちゃうと、恐ろしげなサウンドを想像してしまいそうなのですが、
各自個性的であって、大変に巧いので、、妙に澄んだ綺麗なサウンドにきこえてきます。
でも、誰に勧めるかと考えると、興味持った方に、としか、、言いようがない。。
自分が興奮した音楽が、誰にも勧められるとは限りませんものね。

1.Lucky People
2.Dragon Fly
3.Soul
4.Otnette's Medley
5.Relativity
6.Forgiveness
7.A Busy Day
8.Moving On
9.You'll Be Fine
10.Conflict

Francois Moutin (b)
Louis Moutin (ds)
Manu Codjia (el-g)
Thomas Enhco (p)
Christophe Monniot (as,ss)

日曜日なのですが、晴れたら、、町内どぶ掃除。。
雨ならば、一週間が過ぎるのが待ち遠しいといっていたダーリンとゆっくり療養かな。。
皆さんの「東京ジャズ」観戦記を楽しみに。。

んじゃ、退散♪


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JAZZ( A Paris !)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは〜
朝晩 涼しくなりましたね。

アルバムジャケット見て 右から二人目の人 トーマス・エンコかな!? と思っていたら レビュー読んだらやはりトーマスだった o(^o^)o
トーマスの新譜も気になっていたのですが こちらも とても気になりますっ!
最近、ゆっくりCD買うために選ぶ時間がなくて… メモだけでもしておきます♪ φ(..)

東京ジャズも終わりましたね。

Marlinさま、、

>こんばんは~
>朝晩 涼しくなりましたね。

はい。
人間って、不思議なもので、、涼しい空気に触れると、、
「芸術の秋!」って、気分になりますよね。

>アルバムジャケット見て 右から二人目の人 トーマス・エンコかな!? と思っていたら レビュー読んだらやはりトーマスだった o(^o^)o

そうそう!
流石、美形は絶対見逃さないMarlinさまです。どうも、お兄ちゃんも美形らしい。。

>トーマスの新譜も気になっていたのですが こちらも とても気になりますっ!

すごい!
ディジョネットとパティトゥッチとのアルバムでしょう?これも良かったです。
日本版って、、ちょっと、、高いよねぇ。。。
でも、このアルバムも、個人的には想定以上に良かった。(笑)
この人数でそれぞれの個性殺さずに、バンド的にもまとまりある強烈な音。

>最近、ゆっくりCD買うために選ぶ時間がなくて… メモだけでもしておきます♪ φ(..)

Marlinさまの選ぶ世界も素敵ですよ。
ご自身の好みがご自身ではっきりわかってらしたんですね!

>東京ジャズも終わりましたね。

金沢ジャズストリートは、もうすぐだね。いけるといいねぇ。。
今年は、少し涼しいけど、、雨が降らないといいですね!

(I mean that within the best way feasible Kelly. Respect.) She's headed into The Today Show carrying a Chanel Classic Flap among a finish that we're going to refer to as pearlized seafoam. Shop Kate Spade through Nordstrom.And straight back apt Hermes, this duration with a pretty orange-pink Hermes Kelly.

Suzuckさん,こんにちは。

このアルバムって,別にこいつはすげぇ~とかいうタイプの音楽ではないと思うんですけど,レベルの高い音楽でした。Moutin兄弟以外はあまり私には縁のない人たちでしたが,世の中,いろんな人がいるというのを感じさせました。

Emmanuel Codjiaってかなりエフェクターも使って変態感を出そうとしていますが,ここにNguyên Lêが入ったらどうなるかなぁなんてついつい妄想してしまった私でした。

ということで,TBさせて頂きます。

閣下、、

>Suzuckさん,こんにちは。

はいはい。

>このアルバムって,別にこいつはすげぇ~とかいうタイプの音楽ではないと思うんですけど,レベルの高い音楽でした。

そうですか。
私は、結構すげぇと思って聴いてました。
確かに、革新的でも、斬新でもないのですけどね。
でも、目の前で聴いてみたいです。はい。

>Moutin兄弟以外はあまり私には縁のない人たちでしたが,世の中,いろんな人がいるというのを感じさせました。

ピアノは何枚か持ってます。

>Emmanuel Codjiaってかなりエフェクターも使って変態感を出そうとしていますが,ここにNguyên Lêが入ったらどうなるかなぁなんてついつい妄想してしまった私でした。

ギターねぇ、結構、変態系で頑張ってると思いまっす。
で、ここにグエンレって、、そういう風に考えるとムタン兄弟のサウンドが真っ当過ぎるんでどうなんだろうな。むむ。。彼は変態過ぎるんじゃない?

>ということで,TBさせて頂きます。

ありがとうございます。

こちらからもTBさせていただきます。
Moutin Reunion Quartetが相当良かっただけに、この新バンドは聴き劣りするのではと心配していたのですが、全くそんなことはなかったどころか、新たな可能性さえ感じられました。
ただしルイのドラミングがいつもよりも冴えないような気がしたので、その辺は次回作に期待したいと思います。

トーマス・エンコのディジョネット、パティトゥッチとの共演盤がリリースされていたとは全然知りませんでした。
この「Jack & John」は日本企画なのかな?
だとすると値段が高くても我慢して買うしかなさそうですね。
さっそくカートに入れておきます。

ナリーさま、、

>こちらからもTBさせていただきます。

ありがとございます。

>Moutin Reunion Quartetが相当良かっただけに、この新バンドは聴き劣りするのではと心配していたのですが、全くそんなことはなかったどころか、新たな可能性さえ感じられました。

http://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/soul-dancers-mo.htm

これも、カッコ良かったですよね。
ピアノはベスマンでサックスはマギッツア♪

>ただしルイのドラミングがいつもよりも冴えないような気がしたので、その辺は次回作に期待したいと思います。

そうですかねぇ。
むむ、、ドラムに気をつけて聴いてみますね。

>トーマス・エンコのディジョネット、パティトゥッチとの共演盤がリリースされていたとは全然知りませんでした。
>この「Jack & John」は日本企画なのかな?

これが、情報もあまりでまわらなかったのですが、リリース直後は品薄でしたよ。

>だとすると値段が高くても我慢して買うしかなさそうですね。
>さっそくカートに入れておきます。

日本盤は、倍々セールとクーポンゲットしたときの合わせ技で、某タワーにお願いする事が多いです。。
エンコの憧れのレズム隊のようですね。
ありがとうございました。

Suzuckさま

こんばんは。
私はムタン兄弟のアルバムを追いかけているので迷わず買いました。
メンバーチェンジしたけれどサウンドの基本はこれまでの延長で、私は相変わらずカッコいいと思いました。
テクニックを聴かせつつ楽曲も聴かせるバランス感覚が良い感じです。
新メンバーの演奏も良いです。
私的にはエンコにもう少し頑張ってもらいたいところ。
これは多くの人に聴いてもらいたいんですけど無理ですかね。
トラバさせていただきます。

いっきさま、、

>Suzuckさま

はいはい。

>こんばんは。
>私はムタン兄弟のアルバムを追いかけているので迷わず買いました。

お気持ちわかりますです。はい。

>メンバーチェンジしたけれどサウンドの基本はこれまでの延長で、私は相変わらずカッコいいと思いました。

かっこいいですよねぇ。。

>テクニックを聴かせつつ楽曲も聴かせるバランス感覚が良い感じです。
>新メンバーの演奏も良いです。

仰る通りですよねぇ。。

>私的にはエンコにもう少し頑張ってもらいたいところ。

うーーん。。
これは、これで、、棲み分け、って、ことで。(笑)

>これは多くの人に聴いてもらいたいんですけど無理ですかね。
>ト ラバさせていただきます。

うーん。。無理です。はい。
なんか、世の中、、順番があって、、
皆さまそれぞれ、、優先順位があって、、だから、無理なんです。(笑)

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