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音楽で拡がる輪

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2013年8月22日 (木)

Collaboration / Kenny Werner - Hen Van De Geyn - Hans Van Oosterhout

Collaboration

ケニーワーナーはあまり人気がないような、、気もするけど、ポップで美旋律からハードボイルド、アブストラクトな面まで広い範囲でカバーするピアニストです。
いろんなところにいるんだけどね、このブログではトムハレルのアルバムのいたりトゥーツとのデュオだったり、トリオも、ソロも結構でてくるんですね。

アメリカの方ですけど、欧州のピアニストのような(って、例えがいいのかわからんが)リリカルで耽美的な演奏のアルバムも沢山ありますです。アレックスリールとのトリオでのA Child is Bornなんて大変なおき入りだったりいたします。
今回は、トゥーツのヨーロッパでのピアノトリオのリズム隊でもあるオランダのベシスト&ドラマーです。
12曲中9曲が3人名義のオリジナル、ポールサイモンの曲、スタンダード、ケニーワーナ曲です。

オープナーは名曲Sound Of Silence。はじまりは3人の深い森の中を漂う霧のようなふわふわな囁きから。まるで羽衣のようなハーモニー。うっとりしていると次第に霧が晴れて美しい湖がみえてくるように、Sound Of Silenceのメロディが浮かび上がってくる。。
あまりに美しすぎて、言葉を失う、、そんな、静寂な心象風景…。
と、Do You Doはちょっとアブストラクトな即興的に、スペイシーな演奏になってからのベースがとてもかっこ良い。よりアブストラクトな感じのはじまりで、不協和音も美しいダークなFeeling Round 4 it。
一転、ウォーキングベースでグングン進むAttitude、3人の自在の反応がスリリング。でも、とても美しい音ばかり。
ケニーワーナーのオリジナルでEleganteは、ドラマーのシンバルを叩くスティック音がとても美しい優雅で静かな演奏。
三つの別々の縄が絡みながら進む、ファンキーなFirst Line。互いの反応で進むCrystals。
In The Heart は、シンセで浮遊感ある空間に、ベースソロが朗々と奏でられる。胸の奥にじーんと響く。
唯一のスタンダードはアップテンポでドンドンとヒートアップするThere Will Never Be Another You。ドラムのプッシュも、ベースのスインギーなウォーキングも思わず、声が出そう。途中のベースとドラムのデュオ部分は思わず聞き耳たてちゃいます。互いの音に触発されてドンドン膨らんで行く。
可憐な感じに始まるピアノソロPassage。階段を一つ上る度に景色が変わる。
Dot Dashと言うタイトルそのままネ。(笑)
終演Raising The Bar、独特なリズムパターンを繰り返しながら、3人が一体化…フェイドアウト♪

抽象的何だけど、とても美しい音だったり、ハーモニーだったり、
突如、息が止まるように美しいメロディが現れたり、、
聴く側の感情にすぅ〜と滑り込むので、特別難し感じはあまりしません。
でも、正直、、聴きやすいとも言えません。(笑)

あまり、考え事などしたくないときにぴったりかもしれないな。。
1曲目は曲名をみていない方が、いいかもしれませんネ。って、言っちゃったけどね。(笑)


1. Sound Of Silence
2. Do You Do
3. Feeling Round for it
4. Attitude
5. Elegante
6. First Line
7. Crystals
8. In The Heart
9. There Will Never Be Another You
10. Passage
11. Dot Dash
12. Raising The Bar

Kenny Werner (p)
Hein Van De Geyn (b)
Hans Van Oosterhout (ds)

8月も20日を過ぎて、夏のお祭りも終盤の体制ですかしら。
月末だなー。。相変わらず、仕事ののろい亀さんです。はい。

んじゃ、退散♪


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コメント

こちらからもTBさせていただきます。
本作は動と静のバランスもよく、久しぶりにいいワーナーが聴けました。
前作のライブ盤「Kenny Werner / Balloons」もかなり良かったのですが、2管入りだったので、ワーナーのピアノを存分に楽しめるのは、やはり本作の方だと思います。

ナリーさま、、

お久しぶりです。
もちろん、blogは拝見させていただいてました!

>こちらからもTBさせていただきます。

ありがとうございます。
随分前に、、910さまに、教えてもらったのですよ。
思い切って、マネしてみました!

>本作は動と静のバランスもよく、久しぶりにいいワーナーが聴けました。

ですよねぇ。
ピアノトリオ全盛なのですが、このお方も綺麗で、しかも、少しアブストラクトな面もあって、、情と知が融合したアルバムだと思うんですけど。。

>前作のライブ盤「Kenny Werner / Balloons」もかなり良かったのですが、2管入りだったので、ワーナーのピアノを存分に楽しめるのは、やはり本作の方だと思います。

Balloonsもすごいメンツですよねぇ。
どうも、海外の方に評価、人気があるようで、、検索でのそういう方の足跡がつきます。
でも、何せ日本語の戯言blogなんで、、遠方よりいらしてくださって、、スマン、って、感じです。はい。
ありがとうございました。

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