2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

音楽で拡がる輪

« 世の塵洗う「ゲッツ/ジルベルト+50」…… | トップページ | Chants / Craig Taborn Trio »

2013年7月 3日 (水)

Owl Trio / Lage Lund ・ Will Vinson ・ Orlando LeFleming

Owl Trio / Lage Lund ・ Will Vinson ・ Orlando LeFleming


この三ヶ月くらいで、ラーゲルンド絡みで聴いた新録が3枚。。その最後がこれでした。
他にもあるんでしょうが、わたしには精一杯。。


Foolhardy / Lage Lund
Lage Lund (g) Aaron Parks(p) Ben Street(b) Bill Stewart(ds)

クリスクロスのリーダー盤。メンバー非常に相性よく、特に、ラーゲルンドの冷たさとアーロンパークスの容赦ない透徹な独特のグルーヴとがちょっと不気味な雰囲気さえ漂うぐらいスリリングな場面もありました。


Will Vinson Quintet Live at Smalls

Will Vinson(as) Lage Lund(g) Aaron Parks(p)
Matt Brewer(b) Marcus Gilmore(ds)

お馴染み、スモールズでのライヴ盤。一応、リーダーはアルトのWill Vinsonなのですが、ハードドライヴィングな演奏の中にも、アーロンパークスの軟体性とラーゲルンドの暗さがひと味効いてます。9月に新潟にも来るギルモアもおる良盤だす。ぎるもあ。。ぁ。

2枚とも、それぞれ好き者スジのツボを抑えており、如何にもなかなかのアルバムっす。
が、わたくしとしては、ドラムレスでひんやり、でもって、、くつろぎ感満載のこのアルバム、、好きです。
1番、ラーゲルンドらしくないかもしれないけど、好きなんで。(笑)

タイトル通り、3人平らな関係なのですが、音的には基本はスタンダードやミュージシャン曲をWill Vinsonに柔らかに歌わせて、3人で軽妙に絡み合って行く感じ。ルンドもいつものようにクールなのですが、そこはメロディアスな曲にあわせて人肌を感じるフレージングやバッキングになってます。それじゃ、ルンドじゃないよ、って、言われると、ちょっと退きながらたじろぐのですが(爆)、なかなかの夜の静寂の音楽なんです。抒情的。好きィ♪

まずは、脱力感満載のサックスの響き、優雅にエリントンのMorning Glory。しっかり、ベースが支え、ギターが繊細に伴奏。サックスはソロになってからも、語りかけるような柔らかなフレーズ。ギターの甘い音、ゆったり流れるようなフレージング、そして、軽やかに散歩するようなベースソロ。どれも、これもが、ジェントル。
そして、ジムホ翁のAll Across The City。ゆったりとした空間にオーソドックスにバッキング。ギターは白さも際立ち、浮遊感も満載。ダブルギターのあの名盤を思いだしますゾ。
I Should Careを歌うサックス、ウォーキングベース、そして、繊細でクールな歌伴、ソロは抑え気味ながらも軽く疾走していくギター。トリオ名義のHallowはかなり抽象的な色合い。即興かしらね。深い霧の中にいる感じ。
そして、わたしの購買欲が10倍になったコルトレーンのDear Lord。本家も、以外とサッパリと無常観をだしてますが、あきらめと決意と交錯した感情を呼び起こしますよねぇ。
サックスはもちろん、ルンドのソロも男心の哀愁をひきだします。。
スタンダードでYesterdays。さりげないけど、なかなかスリリングで流暢なギターソロ。3人のインタープレイも互いを認めながらの繊細な雰囲気の演奏。再び、トリオ名義のChurchgoing 。互いを確かめ合うような即興ぽい時間。
スタンダードでSweet And Lovely。メロディを楽しみながら、大きな空間を楽しんでる感じ。
続いてのFrom This Moment Onも、静かに丁寧に、、宵闇に消えていくようにクール。
トリオ名義のBlues For Jimmy。
終演も購買意欲をかき立てたトニーニョオルタのMoonstone。不可思議な浮遊感で北欧の空に浮かぶ蒼白い月。。冒頭部分は、あ!って、思うけど、やはり、ギターリストの曲でみせるセンスは独特でラーゲルンドだ、って、感じます。

全編夜の空気満載で、ひんやり。でも、透徹というのと違って、ジェントルなほんのり暖かな空間です。くつろぎの時間となりますね。

1. Morning Glory
2. All Across The City
3. I Should Care
4. Hallow
5. Dear Lord
6. Yesterdays
7. Churchgoing
8. Sweet And Lovely
9. From This Moment On
10. Blues For Jimmy
11. Moonstone

Will Vinson (as)
Lage Lund (g)
Orlando LeFleming (b)

このままヘクセルマンに戻らず、鮮やかなピアノトリオ三昧!って、気分も浮上中。。
うむ。。どうも、マークターナーの吹くNothing Personalに違和感ある、、へそ曲がりなわたし。。
かっこいい曲なのに。。

んじゃ、退散♪

Owl_trio


« 世の塵洗う「ゲッツ/ジルベルト+50」…… | トップページ | Chants / Craig Taborn Trio »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、ガーシャと申します。
いつも拝見させて頂いてます。
このアルバムと、スモールズのライブ、ずいぶん前に予約したのですが、まだ届きません!
うう!この記事読ませて頂き更に聴きたくなりました!
ところで、
しょうもないブログなんですが、僕のブログと相互リンクして頂けませんか?
よろしくお願いします。

ガーシャさま、、

>はじめまして、ガーシャと申します。

はいはい。はじめまして♪

>いつも拝見させて頂いてます。

わーいわい。ありがとうございます。

>このアルバムと、スモールズのライブ、ずいぶん前に予約したのですが、まだ届きません!

わたし、スモールズは閣下のブログみて、あわてて、、本家から跳ばしました。
このアルバムは、ちょっと、びっくりでした。
ただ、録音は1番古いようですよ。

>うう!この記事読ませて頂き更に聴きたくなりました!

おきに召しますように。m(_ _)m

>ところで、
>しょうもないブログなんですが、僕のブログと相互リンクして頂けませんか?
よろしくお願いします。

おぉ。。
ありがとうございます。

かなり、無精な感じの人なのですが(^-^;、、よろしければ、、末永くおつきあいくださいませ。
今後もよろしくお願いいたします。

すずっく

ありがとうございます。
早速リンク貼らせて頂きました。

ガーシャさま、、

遅くなりましたが、わたくしからもリンクはらせていただきました。
ガーシャさまは広島の方だったんですねぇ。
ありがとうございました。

演者の、本領とは違う演奏って印象はありますが、それでも心地よい良い雰囲気に満たされた良い演奏を楽しむことができました。
そして、最後にToninho Hortaを持ってきているところが、私も (^^) でありました。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さま、、

この盤、、最近の三人の行動を知っていてその方向で買うとびっくりいたしますよね。
しかし、何でも余裕ですよね。この辺の人は基本的にはこういった演奏は普通にハイレベルでこなしちゃうんでしょうねぇ。。

って、書くと偉そうなんですが、、
アルバムは祖国北欧のひんやりした空気を持ってると思うのですが。。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1501936/52295937

この記事へのトラックバック一覧です: Owl Trio / Lage Lund ・ Will Vinson ・ Orlando LeFleming:

» Lage Lund, Will Vinson, Orlando le Fleming Owl Trio [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
タイトルが OWL TRIO で、OWLが各人の頭文字をとっているんでしょう。で、OWLは フクロウ であると.. Lage Lundも Will Vinsonも、今年自身のリーダー作を出していまして、本作も3者対等とは言え 頭 を冠していると考えれば、今年は多作な年になっていると言えるでしょう。  Lage Lund Foolhardy (http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/62087905.html)  Will Vinson Live at Sma..... [続きを読む]

« 世の塵洗う「ゲッツ/ジルベルト+50」…… | トップページ | Chants / Craig Taborn Trio »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ