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音楽で拡がる輪

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2013年7月 5日 (金)

Chants / Craig Taborn Trio


願っていたことが、一つ叶ったら、、欲張りな気分がむらむらと持ち上がってきました。
だめじゃん、無の境地にならなきゃ、、と。。そんなわけで、このアルバムを聴くことに。。
修行僧の気分です。はい。

えっと、急遽のキースのSomewhereのブログアップで、なんとなく、夏ばて気味の身体がギターに流れていたのですが、やっぱ、、これがずっと気になってるんで。(笑)
構成だけみると普通のピアノトリオなのですが、フリーだとかアヴァンギャルドだとか、、ECMだとか言うことでなく、、いわゆるジャズのピアノトリオってことで購入すると寂しい気分になります。(笑)
クレイグティーボーンって、タボーンだ!って、叱責されたことがあった気がしますが、最近は、ティーボンに戻ったんだね。

そう、、、「ピアノトリオだわ!」って、買ったのではなく、無機的で得体の知れないティーボンのファンだったので買ったのです。実は、ECMのソロも買ってるんだけど、これが硬質で氷をガッツンガッツン割っていくような独自の世界だったんだけど、アルバムは静と動がはっきりした構成でした。今回も、性格は変わらない。。

オープナーから、、ティーボンの硬質で透徹な美しさを保持しつつ、両手が二重人格のようにうごめく(主張しあう)Saints。ベースのモーガンのイメージって、音数少なく木訥な雰囲気とかって、以前に思ってしまってたけど、別のピアノトリオでピットインで生を聴いたときに相手の音と共鳴するココッ!ってとこに音をパシッとはめてくるので、すげぇ、びびったのでした。
Beat the Groundもグルグルとせわしなく動き回るピアノに真剣勝負を挑まれてるような緊張感溢れる場面が続きます。互いに求められているのは協調性ではなく、空間を塗りつぶすような無機的な行為。
In Chant。前2曲とは一転してゆったりと少ない音の中での緊張感。モーガンの存在感が増大する。
再びスピードがアップするHot Bloodも、ぎくしゃくした音の並びと重なりに悪夢を見る。
All True Night - Future Perfect、美しい風景が浮かび上がるような演奏とはかけ離れた冷たさの中に遠い過去の記憶に繋がるような気分をを呼び起こす。

音が限りなく絞り込まれたCracking Hearts。ブラシの繊細な音も、選ばれたベースの音も、記憶喪失のような片言のピアノも一つの生き物のように繋がって行く。なんだか、妖怪人間の生まれる瞬間みたいです。はい。
と、Silver Ghostsも静謐で不気味な闇の空間がたっぷりあります。
その続きも眠れとばかりに音がなくなるSilver Days or Love。暗闇で、互いの存在を手探りしてる雰囲気。この静けさと言うか空間に現代人の心の闇をみるのはわたしが病んでる?
終演はSpeak the Name。押し寄せる波のように、3人の音が重なり、サウンドは厚くなって行くのですが、、自分の中ではどんどん温度が下がり、酸欠な憂鬱な気分になって来ます。

世界に未来が訪れることがないような気分になって、終了。(笑)
3人ともすごくうまいんですが、ここには美しいメロディとかと、別な世界が存在します。
愛聴盤とかリピート盤とか、、とは、、ちょっと違うんですね、、、
普段自分がおかれてる居心地の悪い空間を思いだしてしまうのでありました。
したがって、オススメしないのですが、気持ちの定まらない、、今日みたいな日にはぴったり。
修行の足らない、、そこのあなた!どうでしょうか?

1. Saints
2. Beat the Ground
3. In Chant
4. Hot Blood
5. All True Night - Future Perfect
6. Cracking Hearts
7. Silver Ghosts
8. Silver Days or Love
9. Speak the Name

Craig Taborn (p)
Thomas Morgan (b)
Gerald Cleaver (ds)

夏は苦手なので、蒸し暑い昨今、、すでに体調悪し。。

んじゃ、退散♪

Chants


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コメント

ドキッ、お〜,僕のことだ。修行します。m(. ,)n

はい! 私、修行が足りません(笑)。
これを10回聴いて、水風呂に入ってきます(夏なので気持ちいいか)。

冗談はともかく、こういうピアノ・トリオを体が求めているので、もう普通のピアノ・トリオには戻れないかも、なんてことを思ってますが(まだ冗談の続きか)、やはりこのメンバーだとECMでしょう、て思います。この3人の組み合わせも、素晴らしいです。

動の部分もしっかりあるにもかかわらず、マンフレート・アイヒャーのプロデュースなんですよねえ。

TBさせていただきます。

Broさま、、

>ドキッ、お〜,僕のことだ。修行します。m(. ,)n

へっ??

あっちに書き込んでから、、
そういえば、、わたしだって、いろんな変遷があったなぁ。。と、思ってました。

ギターは友だち!って、ことでね。(笑)

910さま、、

>はい! 私、修行が足りません(笑)。

って、修行しすぎなんじゃありませんかぁ!

>これを10回聴いて、水風呂に入ってきます(夏なので気持ちいいか)。

凍死するかもよ。
って、不思議な人たちで、コンだけ、がっちりジャズしてても熱い感じないですよね。

>冗談はともかく、こういうピアノ・トリオを体が求めているので、もう普通のピアノ・トリオには戻れないかも、なんてことを思ってますが(まだ冗談の続きか)、やはりこのメンバーだとECMでしょう、て思います。この3人の組み合わせも、素晴らしいです。

いやぁ。。わたしは簡単に基本的なピアノトリオに戻りますよ。
気分で聴いてることが多いので、普通もすげぇ、、大事なんですわ。

しかし、こうやって、音出ししてる3人はどんな風に思ってるんでしょうねぇ。。

>動の部分もしっかりあるにもかかわらず、マンフレート・アイヒャーのプロデュースなんですよねえ。

動って、言っても、もの凄いテクニカルで、、合わせるのとはまた違うスリリングな動ですよねぇ。。あ、アイヒャーの公演に行くのですか?

>TBさせていただきます。

ありがとうございます。
トラバしなおしました。m(_ _)m

こんにちは〜
おぉ、わたしも 修業が足りませぬ( ̄◇ ̄;)

ほんと 蒸し暑いですね〜
朝から 息苦しい…

遅ればせながら『夜光雲』読みました♪
ECMのアルバム これでなくて違うものでしたよね。ジャケットが似ているので^^;
わたしは まだまだ難しいのは無理かなぁ。
でも、聴かずに 無理 と決めてはなりませんね。
そうだ!『繋がりゆくもの』で いつか金沢の記事 書いてね♪

Marlinさま、、

>こんにちは~

はいはい。

>おぉ、わたしも 修業が足りませぬ( ̄◇ ̄;)

そんなことはないと思いまっす。
わたしは、わたしが居なくて良い場所に入り込みたがるのですわ。。

>ほんと 蒸し暑いですね~
>朝から 息苦しい…

あのね、、わたしは雨のあいまに、庭で作業したので、、
蚊に10箇所以上刺されました。。。
右腕がボコボコになってる。。

>遅ればせながら『夜光雲』読みました♪

ありがとございます。

>ECMのアルバム これでなくて違うものでしたよね。ジャケットが似ているので^^;
>わたしは まだまだ難しいのは無理かなぁ。

あそこは毎回テーマを考えているので、小難しいものは排除しております。(笑)
あれって、お歌入りですよ。

http://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/quercus-june-ta.html

ジャズヴォーカルではありませんが、バックはジャズとなっております。
ヴォーカルうまいんだよ。

>でも、聴かずに 無理 と決めてはなりませんね。

いえいえ。。
沢山のアルバムが出ますから、選択することは重要です。
カンも命ですよねぇ。

>そうだ!『繋がりゆくもの』で いつか金沢の記事 書いてね♪

そうなんね。
頭の中では、全国の素敵な女性をめぐる旅がいろいろあったのですが、
今回でお終いとなりました。残念だなぁ。でも、旅にいけないから仕方ないな。
夜光雲と、毎年掲載してるクリスマスは続いてますので、今後もよろしくね!

って、いつも、ありがとうございます。

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