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音楽で拡がる輪

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2013年4月12日 (金)

Let Yourself Go / Fred Hersch

Let Yourself Go / Fred Hersch
Live at Jordan Hall


なぜか、寒い日が続きます。
花冷えなどと言う美しい言葉が自然と口にでる日本の四季の豊かさ。。

幕開けは、、遠く暗闇深くから聞こえる錫杖の音のように心に響き、、無意識のそのまた奥に奥にと入り込んでくるアメリカのトラディッショナルBlack Is The Color。シンプルにシンプルに美しいメロディを奏で、その感情の流れで自然な高揚感でLove Theme From 'Spartacus'。
拍手の力がそのまま演奏になったような生命力に溢れるSpeak Low。多くの人の心をとらえてはなさないジョニミッチェルのMy Old Manは心の彼女のようにおもむくままに。
エヴァンスでも、キースでもない、、 I Loves You, Porgy。心の空洞に人肌の液体がそぉっと注がれていくような心地よさ。きっと、彼の心の中も同じような安らで染まっていくのでしょうねぇ。比類のない美しさ。。モンクも好きなハーシュの音の階段が散りばめられたMoon & Sand。
このアルバムの唯一のオリジナル...Departed。深海に沈み込むような静謐な音たち。
あきらめではない…試練への無抵抗な感覚?繊細な息づかい?寡黙なメロディ。
ハーシュファンやジャズファンは知っている人も多いと思いますが、彼は死を意識した生活、演奏活動を続けてます。
そんなことを知らなくても、、生と死の波打ち際にたたずむような気持ちになる1曲。
揺れ動く気持ちのように大きく躍動するLet Yourself Go。アグレッシブで強いタッチが胸をうつ。不思議な不思議なBlue Monk。
希望と言う名の光がさすThe Nearness Of You。。悠久の時の流れも感じるスケールの大きな演奏。とても美しいのですが派手さはまったくなく。。暗闇に仄かに浮かび上がる桜のようです。

まさに、生きてる証と直結してるハーシュの演奏。
彼の(人の)内側の深淵なる部分と呼応する演奏ですよね。


1. Black Is The Color/Love Theme From 'Spartacus'
2. Speak Low
3. My Old Man
4. I Loves You, Porgy
5. Moon & Sand
6. ...Departed
7. Let Yourself Go
8. Blue Monk
9. The Nearness Of You

Fred Hersch (p)

テなわけで、ソロでコットンクラブに来週やってくるわけです。

んじゃ、退散♪

Let_yourself_go


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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

こんにちは〜
今日も寒いですね。

「コットンクラブ」ってどんな感じの所なのかなっと 見てみたら けっこう高級な感じがいたしました。
これが普通?

フレッド・ハーシュも 病気のことを考えると ソロで聴けるチャンスは 貴重ですね。

一日一日を大切に生きているのが表れるような アルバム、ライブなのでしょうね(u_u♪
トリオのほうも良さそうですね。

suzuckさん、こんにちはmonakaです。
このアルバム2度目ですね。
わたしのとっても古い記事のTBも2度目です。
という事で今週末はコットン・クラブです。

Marlinさま、、

>こんにちは~

はいはい。

>今日も寒いですね。

寒暖の差が大きくて、身体が疲れますよねぇ。

>「コットンクラブ」ってどんな感じの所なのかなっと 見てみたら けっこう高級な感じがいたしました。

高級感とセレブ感満載ですわ。。。
ジャズファン的には、ピットインみたいな場所で聴くことができれば、、とっても嬉しいのですが、人数とか、経費とか、、いろいろ考えると難しいのでしょうか。

>と、
>これが普通?

うむ。。
普通って言葉は難しすぎます。。。
音楽をまったく聴かない人にしてみれば、我々のようにCD買ったり、ライブ行ったりって、、異常ですからね。
それって、たとえ無料だとしても「時間」って貴重なものを費やすわけですから。

>フレッド・ハーシュも 病気のことを考えると ソロで聴けるチャンスは 貴重ですね。

そうに思うことはもちろんなのですが、、、
わたしもいつまでこうやっていられるのかわからないし、、

>一日一日を大切に生きているのが表れるような アルバム、ライブなのでしょうね(u_u♪
>トリオのほうも良さそうですね。

とっても、、不思議な人で、、と言うか、、人間誰でもそうなんだと思いますが、、
もの凄く、音を制御した消え入りそうな演奏と、力強く躍動感満載な演奏と自然に繋がってます。
静謐の中にも熱さをしっかり秘めた方です。

ブタザー最中さま、、

すみません、、コメントを送信したはずだったのですが。。
iPhoneの調子悪いんだなぁ。。。

>suzuckさん、こんにちはmonakaです。

はいはい。

>このアルバム2度目ですね。

はい。
このアルバムをタイトルにしてるのは初回なんですけどね。
なんだか、自分でもわかんなくなって、、自分のブログ検索したあと、ブラザーのブログでも確かめてみたりしました。(笑)

>わたしのとっても古い記事のTBも2度目です。

わたしは、これでしたね。
http://mysecretroom.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-0633.html

>という事で今週末はコットン・クラブです。

これは、ずっと前にブラザーがご自身のブログのコメントで言われてたのでわかってました。。
が、、、、この家の状況と、、わたしの実家のことを考えると今回は金曜日の夜は難しいのですよ。金曜日は、、、いろいろな方々が集合しそうですねぇ。。。
行けるかなぁ、って、いうのと、、だめかなぁ、、って、いうのと。。。交互な毎日。
まずは、実家に行けるか、そこだわ。。

ブラザーも皆さまも素敵なライブになりますように。。

Suzuckさん、おはようございます。

台風が来た昨日あたりから、ぐっと寒くなってきました。衣替えしないと・・。
ハ-シュのイメージってこの盤の演奏の方で、凄くしっくりきました。演奏の場所や相手でイマジネーションが大きく変わる人なんかななんて感じてます。にしても、ここでのバラードの演奏は優しさあふれるフィーリングで癒されました。

元気漲るハレルさんの前に立ち止まってアップしましたのでTBさせていただきます。

とっつぁんさま、、

寒くなりましたね。
パソコンが壊れて私のお財布も寒くなりそうです。。

ハーシュは自分の気持ちに忠実なお方なのでしょうねぇ。
そして、それを表現する能力がとてもたかいお方ですよねぇ。
並外れて居るが故に、「え?これもハーシュ?」って、なるのかもしれませんねぇ。
希望と言う名の光がさすThe Nearness Of Youイイですよねぇ。
タイミングよかったので、あのYouTubeアドレスをお友達にも教えました。

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