2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

音楽で拡がる輪

« 師走に、、なっちゃったけど。。 | トップページ | Santa Claus House?? »

2011年12月 3日 (土)

Child Is Born / Geri Allen


アメリカはミシガン州の出身のGeri Allenは、主にコンテンポラリーなシーンで活躍する多彩で個性的なお姉さまです。セシルテイラー、マッコイタイナー等のお兄さまたちに憧れ、現代ジャズピアノの踏み絵、エヴァンス〜キースを踏まえ、ハービーさまが好きなんだろうなぁ、って、思ったりするわけですが、音楽に対する姿勢は男前。男装の麗人が大好きなわたしとしては、密かに「惚のじ」だったりするわけです。
先日、哀しいことにモチアン先生の訃報が報じられましたが、、彼女はヘイデン&モチアンというそれはキースちっくなメンバーのアルバムも何枚かだしてます。
媚びを売った色気はないけど、凛とした立ち姿にメロメロなんだよー。かっこいいんだよー。(笑)私的には、神様のロイドのバンドでCDに参加してるだけで、それだけで、あぁ、もうそれだけで、尊敬しちゃうのでございます。Jumping The Creek/Charles Lloyd
では、マダムペレさま、、よろしくおねがいしまっすっ!

まずは、イタリアはファツィオリのピアノを両手で存分に鳴らして、Angels We Have Heard On High。休みなく繰り出される躍動感ある演奏は次第に荘厳な気持ちにひきづりこまれていきます。
そして、タイトル曲サドジョーンズの名曲 Child is Born。音数を抑えめに、しっとりしたメロディとまろやかなで深い音色を自らも楽しむようにクラシカルで上品な演奏。素晴らしい。彼女はこの演奏を今は亡きジョーンズ兄弟に捧げています。
と、エレクトリニックなサウンドが響きます。 Imagining Gena at Sunrise。いきなりきたっ!うねる黒いグルーヴ。Farfisa OrganやらFender Rhodesにピアノの音もちょっと入れてエチオピアの伝統的なメロディをジェリ風に。時空を飛んでジェリのクリマスワールドに誘い込む。美しくももの悲しい響きを持つ「ひさしく待にし」には、ピアノ演奏の前にチェレスタを奏で、曲の前後でサンプリングヴォーカルをスピリチュアルに響かせ アフリカの遠い昔からやってくるようなO Come, O Come, Emmanuel (I)。と、書くとバッタモンくさいのですが、ピアノとても素敵で素敵深遠なる気持ちになります。彼女のオリジナルJourney to Bethlehemは、短い朗読、ヴォーカルにいろいろな鍵盤楽器を細かく散りばめて、異次元へ。
ダークなダークなWe Three Kings。ゆっくりと微妙な転調が沈み込む感じ。中盤からのチェレスタも効果的に彩った演奏は白眉でとても惹かれます。続く、 Little Drummer Boyはピアノで単調で体力任せになりやすい曲を胸が高まるような芳醇な響きで彩ります。ヴォーカルがはいった軽やかなオリジナル曲God Is With Us。
ピアノに向き合って、自分に向き合って、長く続く旅路をみるようにAmazing Grace。感情過多になりやすい曲を少し距離を置いた感じがかっこいい。
落ち着いたムードのChristmas Medleyは、Away in a Manger 、What Child is This、Silent Nightと深夜の教会にいるように厳粛に響きます。
3曲目と対になった Imagining Gena at Sunsetは、やはり、エレクトリニックなサウンドで。でも、めちゃ短くて、とっても不思議な夢のよう。
そして、Let Us Break Bread Togetherのピアノでしっかりと、敬虔な気持ちをしっかりこめて、最後の1音まで。 It Came Upon A Midnight Clearは、ピアノでしっかり演奏するのと平行で、フェンダーが鳴り響く。この不思議さがジェリそのものの気がします。。終演は、四曲目にも出てきた「ひさしく待ちにし」はチェレスタの響きも幻想的にO Come, O Come, Emmanuel (II )。。

エレクトリニックなサウンドやヴォーカルがはいらない部分だけで創ったら、ピアノソロのクリスマス正当派名盤、って、感じでしょう。
が、そこにFender Rhodesつかった曲や、ヴォーカルで異次元な感じを作りだしちゃったりするのがジェリアレンのジェリアレンたるところ。
最初、え?って思ったりするのですが、あとから頭に残るのは、そんなジェリらしい演奏のほうだったりする、ジェリアレンのクリスマスでしたぁ。

1. Angels We Have Heard On High
2. Child is Born
3. Imagining Gena at Sunrise
4. O Come, O Come, Emmanuel (I)
5. Journey to Bethlehem
6. We Three Kings
7. Little Drummer Boy
8. God Is With Us
9. Amazing Grace
10. Christmas Medley
11. Imagining Gena at Sunset
12. Let Us Break Bread Together
13. It Came Upon A Midnight Clear
14. O Come, O Come, Emmanuel (II )

Geri Allen   
piano
Celeste #4,6,8,11,13
Clavinet #8
Farfisa Organ #3,8
Fender Rhodes #3,8,11,13

Connaitre Miller  (vo) #8
Barbara Roncy (vo) #8
Carolyn Brewer (vo) #5,8
Jaimeo Brown    Vocal Programming #4
Farah Jasmine Griffin    (Spoken Word) #5
The Women of the Gee's Bend Quilt Collective    Sampled Vocals #4

クリスマスのシーズン。。
あちこちのお店で、クリスマスグッズが売られてまぁす。
あれも、これもほしくなってしまう、、、、。。。
この季節、、街中にお出かけすると、、視線が定まらない、、
危ない人になってしまう、、わたしでした。。
土曜日の夜、いかがお過ごしですか。。
わたし?秘密じゃ。(爆)

んじゃ、退散♪

« 師走に、、なっちゃったけど。。 | トップページ | Santa Claus House?? »

A Merry Jazzmas」カテゴリの記事

コメント

ピアノ曲のところだけを聴いていくと、ほぼ普通に厳かな、あるいは楽しいクリスマスの曲集になるのでしょうけれど、ジェリ・アレンは素直ではなかったですね(笑)。もっとも私、ピアニスト追っかけだったので、クリスマスの題材のアルバムということを知ったのは届いてからでした。これはこれでいいと思いました。

TBさせていただきます。

910さま、、

910さま、、タイトルはとっても有名なクリスマスソングなんです。
察してくださいな。(笑)
びっくりしちゃったやら、悔しいやら。(爆)
久しぶりに、パソコン前で地団駄踏みました。


>ピアノ曲のところだけを聴いていくと、ほぼ普通に厳かな、あるいは楽しいクリスマスの曲集になるのでしょうけれど、ジェリ・アレンは素直ではなかったですね(笑)。

そうですね。
電気はいってない曲とか、かなり荘厳、厳粛な感じがしてしんみり聴き入りました。

>もっとも私、ピアニスト追っかけだったので、クリスマスの題材のアルバムということを知ったのは届いてからでした。これはこれでいいと思いました。

うーーん。わたしって、中途半端で追っかけまでは行かないんですが。。
ちょっと、アブストラクトな感じの演奏とか好きなんです。
でも、やっぱ、カッコイイナァーー。
女子校だったんで、こういう女性好き。。

彼女の考えたストーリーがきちんとできてましたね。
評価は難しい部分もあるんだろうけど、あの歌声がいつまでも残って、フェンダーの音が頭に響いてます。はい。

>TBさせていただきます。

ありがとうございました。
あとで、もう一度コメント行きますね。

suzuck様

こんばんは。先にまずありがとうございます。
これチェックしないとなぁ。ジャケだけ見るとCarla Bleyの近作に雰囲気似てますね。この辺ですでにOKなんで。しかし最近出費がちょっと、、、。でも聴くなら今、、、!mehldauの贅沢BOXやめっかなぁ、でも安めだし、、、(勝手に悩む)。
ちなみに毎年のエースはMarcus Robertsのあれです。12月に入ってますます映える、大好きな作品です。ではでは。

suzuck様

すみません、間違えました。エースはMarcusじゃなくてCyrus Chestnutの盤でした。。。。

ki-maさま、、
こんにちは。。
チェスナットのクリスマスアルバムはどっちかなぁ。
ソロかなぁ。。賑やかなほうかなぁ。。。


>こんばんは。先にまずありがとうございます。

こんばんは。
お返事遅くてごめんなさいね。
って、、、お礼は何でかなぁ。。

>これチェックしないとなぁ。ジャケだけ見るとCarla Bleyの近作に雰囲気似てますね。この辺ですでにOKなんで。

うーーん、、、確かにカーラのクリスマスアルバムは真面目な感じですからねぇ。
あちらよりは開放的な感じなのですが、ピアノだけの演奏はなかなか真摯。

>しかし最近出費がちょっと、、、。でも聴くなら今、、、!mehldauの贅沢BOXやめっかなぁ、でも安めだし、、、(勝手に悩む)。

わたしなんて一年中クリスマス聴いてますわ。。
でも、やっぱ、旬な季節よねぇ。(笑)
ボックスセットって、苦手なんですよねぇ。。
根が不精者で、、持ってることで、安心しちゃうんだなぁ。(爆)

>ちなみに毎年のエースはMarcus Robertsのあれです。12月に入ってますます映える、大好きな作品です。ではでは。

マーカスは今年トリオでだしてるので、アーチストサイトから飛ばしたはずなんですが。。なんだか、全然音沙汰ないんです。
ぼられたか。。

チェスナットのソロはめちゃ大好きなんですよぉ。
で、同じような雰囲気のSteal Away / Charlie Haden Hank Jonesってあるのですが、、来年、このコンビで新譜がでるそうですよぉ。
2010年録音の。。ハンクジョーンズがなくなる年の2月の録音らしい。
Come Sundayってアルバムで賛美歌、ゴスペル、スピリチュアルな曲が中心なんだって。

って、なんでもう一ヵ月早くださないのだ。。。

すずっくさま

こんばんは。
私のブログへのコメントとトラバありがとうございました。

どうもすみません。ますはお詫びから。
注文した時にはクリスマスアルバムだと思わなくて・・・。
クリスマスアルバムに一過言お持ちのすずっくさまには失礼をばしてしまいました。
でもこれは気に入ったので、こんな私を許してやって下さい。
m(_ _)m

独特な雰囲気も醸し出していますが、そんなエスニックかつスピリチュアルな面が私のツボだったりします(笑)。
でも一番感じたのはここで表現されている愛。
染みるものがありました。
クリスマスに限らず、愛聴盤になりそうです。

よしなに。

suzuck様

お礼、suzuck様がクリスマス絡みの記事を上げたことに関して、です(笑)。ソロの方です。というか他は知らないかもです。これが気に入って結構聴いてみたのですが、このソロが一番かなぁという印象のチェスナットです。
Hankのは気になりますね。またまた情報ありがとうございます。

ちなみにMehldauボックスはキャンセル掛けようとしたら「出荷準備中」でサッサと届きました(笑)。でもキャンセルしないで大正解でした、、、!

いっきさま、、


>すずっくさま

はいはい。

>こんばんは。
>私のブログへのコメントとトラバありがとうございました。

いいえ、どういたしまして。

>どうもすみません。ますはお詫びから。
>注文した時にはクリスマスアルバムだと思わなくて・・・。

そこがいかん。(爆)
910さまにもきつーくいっておきましたが(爆)
スゲェ、有名なクリスマス曲なのです。
確かに、サドジョーンズが作曲したときは、そういうつもりはなかったみたいです。
でも、あまりに綺麗な曲で,生誕のお祝いみたいな歌詞がついてこのタイトルになってからは基本的にクリスマスの仲間入りしたんです。
でも、クリスマスのアルバムで無くても演奏しますから(特にトランペットとか)だから、許してあげましょう。(寛大)

>クリスマスアルバムに一過言お持ちのすずっくさまには失礼をばしてしまいました。

腰が低いので、許す。(爆)

>でもこれは気に入ったので、こんな私を許してやって下さい。
>m(_ _)m

はいはい。
もちろん、怒っちゃおりません。
ちょっと、世間一般の認識度(それもオタク業界での)を知って、、
もっと、がんばらなくちゃ、って、思った次第です。(爆)

いっきさま、、

つづき。。

>独特な雰囲気も醸し出していますが、そんなエスニックかつスピリチュアルな面が私のツボだったりします(笑)。

旅行もしたし、フェスもでたし、ルーツもあるのかもねぇ。。

>でも一番感じたのはここで表現されている愛。
>染みるものがありました。

はい。
やっぱり、丸ごと1枚で彼女のいいたいことが表現されてますよね。

>クリスマスに限らず、愛聴盤になりそうです。

立派な覚悟でーす。です。(笑)
えっと、その手の専門家であるわたしは、、今、、ルグランに困ってますが。。(笑)

ki-maさま、、

>suzuck様

はいはい。


>お礼、suzuck様がクリスマス絡みの記事を上げたことに関して、です(笑)。

おぉ。。それはご丁寧にありがとございます。

>ソロの方です。というか他は知らないかもです。これが気に入って結構聴いてみたのですが、このソロが一番かなぁという印象のチェスナットです。

これ、いいですよねぇ。
わたしも大好きで、シーズン中でなくてもたまーーにかけます。
ジーーんとしてしまいます。。

>Hankのは気になりますね。またまた情報ありがとうございます。

そうなんですよね。
最後の公式のライブは新潟だったらしいです。
いけなかったけど、みんな背筋を伸ばして楽しんだようですよ。

>ちなみにMehldauボックスはキャンセル掛けようとしたら「出荷準備中」でサッサと届きました(笑)。でもキャンセルしないで大正解でした、、、!

そうですか。
いいなぁ、と、思いながら、やっぱり、手が出ないなぁ。。。。。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1501936/43211353

この記事へのトラックバック一覧です: Child Is Born / Geri Allen:

» A Child Is Born/Geri Allen [ジャズCDの個人ページBlog]
ジェリ・エレンの新譜が出ましたが、最初はソロ・ピアノ集としての情報しか持ってなか [続きを読む]

» クリスマス・アルバムを買ってしまった。 [「いっき」のJAZZあれこれ日記(ブログ)]
今まで一度もクリスマス・アルバムなんて軟弱ものを買ったことがなかったのですが、と [続きを読む]

« 師走に、、なっちゃったけど。。 | トップページ | Santa Claus House?? »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ