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音楽で拡がる輪

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2011年10月30日 (日)

Threedom /  Pilc Moutin Hoenig


秋の景色に降る雨に、切なさがつのる。。

Jean Michel Pilc、Francois Moutin、 Ari Hoenig で、しかーーもタイトルがThreedom。このメンバーとタイトルをみたときから、一筋縄ではいかないピアノトリを期待しちゃって、めちゃクチャ楽しみにしてました。
予想に違わず、自由な感覚、3人のインタープレイを重視したアルバム。
抽象的で実験的な響きがないでもないんですが、面白さの溢れたクールな作品。

ピアノが右手で、おなじみみんなの好きなNardisを予感させつつ美しい世界を垣間見せ、左手で不安を煽っていく。。ドラム、ベースが先を急ぐように追随しはじめると、緊張感溢れるスリリングなNardisが展開される。あくまで、Nardisなれど、その自由奔放な展開ですぐに独特な世界に引きずりこむ。モンクの.Think of Oneも、バラバラ感と一体感のやりとりは、遊び心満載。
連名のMorningは、美しく流れるような爽やかメロディ、ピアノ透明感、硬質ナ響き、ドラムの細かいサポート。
ガーシュインのA Foggy Day 、まさに霧の中。時折、見せる短いスィンギーなフレージングが不思議と耳に残る。
ベースのピチカートで始まるYou and the Night and the Music、ピアノ、ドラムがなだれ込むと、You and the Night and the Music をモチーフとした3人の世界はスリリング。
3曲、Birth 、Slow 、Touch と連名曲が続く。
美しく静かに、、始まり、、3人の世界は広がる。

トレーンのGiant Stepsでも3人の遊び心はふくらむ。そして、クールなAfro Blueへ。

ここから、5曲、連名曲が続きます。The Grinch Dance、Dusk 、Lily 、Threedom 、Hymn for Her 。3人の丁々発止もあれば、静かな美しい時間も共有する、知的空間が広がります。それぞれの楽器のうまさはもちろんですが、抑えた中での表現力は,やはり、すごいなぁ..と、思います。

エリントンが泣きそうなI'm Beggining to See the Light。(笑)挑戦的なパーカーのConfirmationと続き、終焉はなんとチャップリンのSmile。ドラムが印象的、美しいピアノに送られて、うっとり終わってしまう。。
あぁ。。。やっぱり、こんな甘く切ない演奏もできちゃうんだなぁ。。とか、思わせて、、ずるい。。。

3人の演奏は、既存曲はモチーフ的につかってどれだけ自由な発想ができるかって、感じ。。
18曲はさすがにどうかと思うけど、始めと最後で、ぐっと、、心をつかんで、そのことを忘れさせる、、って、どうよぉ。
興味持った人だけに。


1.Nardis
2.Think of One
3.Morning
4.A Foggy Day
5.You and the Night and the Music
6.Birth
7.Slow
8.Touch
9.Giant Steps
10.Afro Blue
11.The Grinch Dance
12.Dusk
13.Lily
14.Threedom
15.Hymn for Her
16.I'm Beggining to See the Light
17.Confirmation
18.Smile

Jean Michel Pilc  (p)
Francois Moutin  (b)
Ari Hoenig (ds)

日曜日が終わりますね。

と、、連動させるのをやめました。
そーなんです。なんでも、三日坊主でーす。(笑)

んじゃ、退散♪

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JAZZ( A Paris !)」カテゴリの記事

コメント

すずっくさん,こんばんは。このアルバム,私も発注したんですが,ステータスは配達完了,しかし手許には届いていないという状態です。現在,クレームを入れて再送を依頼していますが,あと3週間ぐらいは届かない見込みということで,トホホです。

まぁしょうがないですが,けしからんですよねぇ。

こちらからもTBさせていただきます。
久しぶりのこのメンバーだったので聴く前から過剰な期待をしていたのですが、それを裏切らない素晴らしい演奏だったです。
いつものことではありますが、特に既成曲の解体、再構築が最高にカッコよかったですね。
半即興のオリジナルも決して悪くはなかったですが、もう少し演奏を長くして、行きつくところまで行ってくれるともっと面白かったのになあと思いました。

音狂閣下、、

>すずっくさん,こんばんは。このアルバム,私も発注したんですが,ステータスは配達完了,しかし手許には届いていないという状態です。現在,クレームを入れて再送を依頼していますが,あと3週間ぐらいは届かない見込みということで,トホホです。

あれれ、、
閣下がお気に召すかはわかりませんが、1聴の価値はあると思います。
それって、熱帯密林ですよねぇ。。

>まぁしょうがないですが,けしからんですよねぇ。

そうですよねぇ。
楽しみにしてたアルバムが配送が遅くなると、ちょっと、ゲンナリしますよねぇ。
意欲、減退。。。

naryさま、、

>こちらからもTBさせていただきます。

ありがとうございます。

>久しぶりのこのメンバーだったので聴く前から過剰な期待をしていたのですが、それを裏切らない素晴らしい演奏だったです。

そうですよねぇ。
わたしも、かなり期待してました。
18曲って、届いてからわかったんですが(爆)、ちょっと、心配になりました。
が、1曲目で、もう、充分です。

>いつものことではありますが、特に既成曲の解体、再構築が最高にカッコよかったですね。

ですねぇ。

>半即興のオリジナルも決して悪くはなかったですが、もう少し演奏を長くして、行きつくところまで行ってくれるともっと面白かったのになあと思いました。

そうですよね。
やっぱり、普通はこの曲数でびびる、って、感じだと思います。
ただ、連名の曲は、だいたい並んでるので、大きくまとめて聴く感じでもいいかなぁ。。と。

Suzuckさん、こんにちは。
いつもご無沙汰してしまってます。
久しぶりに聴き終わった後に疲労感というかよく言うと充実感?の残る作品に出会いました。曲数はともかくアルバム全体の時間がこの密度の高い演奏だと長すぎかなあと。とはいえPilcに求める部分は結構出た満足できる作品でした。
TBさせていただきます。

とっつぁんさま、、

>Suzuckさん、こんにちは。

はいはい。

>いつもご無沙汰してしまってます。

いえいえ。
お気遣い無く。。でも、時々、みてあげてくださいね。

>久しぶりに聴き終わった後に疲労感というかよく言うと充実感?の残る作品に出会いました。

スルルングですよね。
で、難解な部分もあるんですが、すごく綺麗。
こういう妖怪のような美しさって、惹かれますよねぇ。

>曲数はともかくアルバム全体の時間がこの密度の高い演奏だと長すぎかなあと。

私達は、アルバムを丸ごと聴きますが、、
そういう聴き方をしてる人って、少なくなってきたのかもしれませんねぇ。。

>とはいえPilcに求める部分は結構出た満足できる作品でした。

はいはい。
と、、キースがでましたねぇ。。。
トラバいたしましたよ。
どうもありがとうございました。

なかなか面白いアルバムでした。

既成曲はおなじみの曲なんでぶっ飛んでいる曲もあって、その解体再構築具合がけっこう楽しかったでした。

フリー・インプロヴィゼーションと半々で、構成も良くて18曲もある割にはすんなりと楽しんで聴けた方だと思います。やはり彼らならではのフリー(というには調和の取れている曲もありますが)ですね。全く一発だったのか、打ち合わせがあったのか、気になるところではあります。

TBさせていただきます。

910さま、、
お返事遅くなってすいません。

>なかなか面白いアルバムでした。

そうですよね。

>既成曲はおなじみの曲なんでぶっ飛んでいる曲もあって、その解体再構築具合がけっこう楽しかったでした。

ぶっ飛んでますが、それでも、ちゃんとわかるかたちなので、難解さはないですよね。

>フリー・インプロヴィゼーションと半々で、構成も良くて18曲もある割にはすんなりと楽しんで聴けた方だと思います。やはり彼らならではのフリー(というには調和の取れている曲もありますが)ですね。全く一発だったのか、打ち合わせがあったのか、気になるところではあります。

どうなんでしょうねぇ。
最低の決めごとくらいはあるんでしょうか。
この辺は難しいところですよねぇ。

>TBさせていただきます。

どうも、ありがとうございました。

すずっくさん,こんばんは。やっとこれ聞きましたよ。

「お気に召すかはわかりませんが、一聴の価値はあると思います。」とはさすがに私の趣味,嗜好を読まれているようですねぇ。はい。はっきり言って,私の趣味ではありません。しかし,この姿勢は評価しないわけではありませんので,一聴の価値はありました。

ということで,TBさせて頂きます。

閣下、、

>すずっくさん,こんばんは。やっとこれ聞きましたよ。

はいはい。

>「お気に召すかはわかりませんが、一聴の価値はあると思います。」とはさすがに私の趣味,嗜好を読まれているようですねぇ。

そうなんだけど。。
最近、互いのスマッシュヒットがないっすね。。って、実はあるんだけど。。うーーん。。

>はい。はっきり言って,私の趣味ではありません。

わたしもドラム奏法はなくてもいいけど、でも、だんだんとすごいことになっていて、それはかれのすごさのひとつなんで、って、感じ。

>しかし,この姿勢は評価しないわけではありませんので,一聴の価値はありました。

これさ、聴いてないと、、どんなもんだか、、わかんないものね。

>ということで,TBさせて頂き

はーい。ありがとございました

個人的には、Jean Michel Pilcの演奏はかなり楽しんでいるクチなので、この盤は久々に彼らしい演奏を(しかも、ぎゅっと濃縮された状態で)楽しめたアルバムという認識です。

ぜひとも、同じメンツで次作を作ってもらい、1曲1曲をじっくり料理した演奏を楽しませてもらいたいと思います。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さま、、

>個人的には、Jean Michel Pilcの演奏はかなり楽しんでいるクチなので、この盤は久々に彼らしい演奏を(しかも、ぎゅっと濃縮された状態で)楽しめたアルバムという認識です。

わたしは、ピルク好きなんです。そこにこのメンツなので、すごいたのしみでした。アルバムとして完成度がたかいかは疑問もあるんですが、演奏は面白かったです。

>ぜひとも、同じメンツで次作を作ってもらい、1曲1曲をじっくり料理した演奏を楽しませてもらいたいと思います。

もう一枚くらいいいよねぇ。
本人たちも面白かったとおもうんだけどな。。

>TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

いいえ。
世界に広がるとらばの輪、、だすだす。(笑)

 Suzuckさん、こんにちは。
 結構人気のあるトリオなんですね。自分は初耳で、闇雲買いでした。既成曲の壊し方が、余韻を引き延ばしたような、美しさがありますね。ただ単なるフリーじゃないところが気に入りました。トラバさせてくださいね。

kumacさま、、

>Suzuckさん、こんにちは。

はい。こんばんは。

> 結構人気のあるトリオなんですね。自分は初耳で、闇雲買いでした。

はいはい。
この三人、ブログ仲間では、、一人、一人が結構人気ものです。
それが、三人集まったので、みんなドンなことになるかと,,興味津々だったのです。

>既成曲の壊し方が、余韻を引き延ばしたような、美しさがありますね。ただ単なるフリーじゃないところが気に入りました。トラバさせてくださいね。

ですよねぇ。
そう、崩し方がスペイシーで綺麗ですよねぇ。。。
って、たぶん、また、トラバははいらないと思いますが、、チャレンジしてみます。コメントはいきますね。

どうも、ありがと。

Suzuckさま
これダウンビートでは4つ星半でした
ライブ感覚なスタジオ録音?っぽいスリルが良かったです
おまけの動画もいいですね
こっちへもTBさせてください

HamaVenturiniさま、、

>Suzuckさま

はいはい。

>これダウンビートでは4つ星半でした

そうなんですか、、それって、いいんですよね?

>ライブ感覚なスタジオ録音?っぽいスリルが良かったです

スリリングで、混沌とした感じが大変美しいです。

>おまけの動画もいいですね

あぁ。。観てない。。。。(汗)

>こっちへもTBさせてください

もちろんです。
ありがとうございました。
今日は、お通夜でした。

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