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音楽で拡がる輪

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2011年8月24日 (水)

Michele Polga Meets Fabrizio Bosso

Michele Polga Meets Fabrizio Bosso Live at Panic Jazz Club / Michele Polga



気分なんて、気温が3度違っても違ってくるものですよね。。

復帰一作目は、クールな感じのヴォーカルにしようかなぁ、、って、思っていたのですが、夏ばてで体温あげない月間だった7月にあげ損なったアルバムから、、。
書きかけたのですが、なんだか、ギブアップしちゃって、、秋になったら、、また、聴き直そうと思ってた1枚です。6月だか、7月だかに配送されたアルバムなのですが、不勉強で主役のMichel Polga(ミケーレ・ポルガ)は、たぶん、、初聴き。
ボッソの客員ライブ盤だったので違う顔のボッソが聴けるかな、と、ご注文。
ご本人の曲が2曲、モンク、スタンダード、メンバーのピアノの曲で5曲。
でも、ライブならではの長尺な演奏ばかりで、アルバムの時間は1時間と7分でございます。
いけっ!

ご本人曲Clouds Over Me、ポルガが吹き始めるとそれはまるで深淵なる世界が拡がりますが、変調と弛緩のタイミングをうまくとらえてボッソをはじめメンバーが全部厚く、熱いサウンドを創り出していきます。ポルガの淀みないアドリブが永遠と続くのですが、これがお腹にずっどーんと来る演奏でかっこいいのです。続く、ボッソのアドリブのダークでアグレッシブ。次第にバックの演奏に押されてどんどんヒートアップ。これも、かなり気合い的に骨太な感じの演奏で迫力いっぱい。ピアノトリオになって、改めてピアノのかっこよさ。高速のフレーズの1音1音の美しさ。思わず、会場の観客と拍手です。
不気味かわいい曲がお得意のモンクさまのBemsha Swing。テーマでのフロント2人の掛け合いは、まるで初心者ジャズセッション?みたいなモンク独特のチグハグバラバラ感が楽しい。その雰囲気を持って演奏するポルガが活き活きと、、決して高速フレーズの連続というわけではないのですが、ブレのない堂々とした演奏にテナー吹きの性格として合格!ベースソロもドラムのスッティク使いもわくわく感たっぷり。それに続くボッソとの白熱の掛け合いに「いぇ〜〜い!」
サックスカェデンツァで始まる Body And Soul。ピアノトリオがフィルインして、ボッソのバラードプレイが始まるのだけど、あまり奇をてらわず朗々と歌いまくる姿にやはりうまいよなぁ、と、思っている、自然に高速のフレージングになっており、本当にうまいよなぁ、と、なりましたぁ。(笑)しかし、ルカ・マヌッツァはね、、ハイファイブのピアノとして知名度もあり日本でも人気のある人なんだけど、うまいピアノだなぁ、と、改めて関心。
ポルガのオリジナルは、Re-Trane。もう、そのままずばり、コルトレーンに対する敬意が表れた曲調、演奏。コルトレーンの持ってる孤独感、と、人生というか進んでいく道への決意のようなものがメンバー全員の演奏にあらわれてます。
フロント2人の掛け合いもシビアで妥協がなく、痺れますです。はい。
先ほどから、何気に大活躍の ピアノのマヌッツァTwo Friends。頭の2管の決めなど、一番ハードバピッシュな感じの曲かなぁ。終演に向かって疾走感あるフロントソロもスリリングなバックアップも全員で突っ切る。
最期は、堰を切ったようにハードドライビングに弾ききったピアノに口があんぐり開きました。メンバー紹介の声と「グラッチェ」が意外と若くてびっくりでした。(おまけ)
こちらこそ、「グラッチェ!!」

最近、、ニューヨークのグレー系のダークで変拍子な色合いにはまっていたので、やけに新鮮に聴ける。しかも、内容は緊張感もありライブの臨場感もあり、人生の始めの頃はレコード&ジャズ喫茶で過ごした人間には、妙に落ち着く暖色系のダークな色合いです。
難解さはまったくなく、基本的にはモーダルにハードボイルドな美学を貫いた感じ。高揚感たっぷりで聴き所満載でございました。

ええとね、、「へぇ。。」って、思った人に。

1. Clouds Over Me
2. Bemsha Swing
3. Body And Soul
4. Re-Trane
5. Two Friends

Michele Polga (ts)
Fabrizio Bosso (tp)
Luca Mannutza (p)
Luca Bulgarelli (b)
Tommaso Cappellato (ds)

気がついたら、8月ももう一週間足らずです。
夏が好きな人って意外と多いのですが、わたしは苦手。
でも、涼しい日が続いて、、息を吹き返しました。
もう少し、がんばると秋になるのかなぁ。。

んじゃ、退散♪

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JAZZ(Grazie Italia )」カテゴリの記事

コメント

すずっくさん、こんにちはmonakaです。
復帰ですね、ずいぶん忙しかったのでしょうね。

このアルバム、そういえばずいぶん前でしたね。日にちからみるとそうでもないか、このころはわさわさとしていました。

このアルバム、とても元気になりますね。イタリアのJAZZはどこかの国の売るためのワンパターンではなくて、いろいろ変化しているのがわかりますね。

TBさせていただきます。

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/93cad918f1d03f7f506e3a1b95f8aee2/df

Nguyen Leのアルバムが(しばらく部屋に滞在したアルバムは地下部屋に移動して並ぶのですが)ずっと机の脇のボックスの中にいます。

こんにちは。
こちらは雨が強く降ったり止んだりのお天気になりました。

このアルバム monakaさまも含め どなたかも記事に書いていましたね。

夏の疲れがとれるような 元気なアルバムなんですね。

さて お給料日がきたぞ♪
アルバム 何を買おうかなぁ♪

お薦めあったら教えてくださいね。
あっ 閣下さまのMJQも 忘れないようにしないと。
すずっくさんも MJQ好きでしたよね。
マイルス・デイビスと一緒に紹介されていましたよね。

みなさまのレビュ-も参考に いい曲に出会えたらいいな♪

ブラザー最中さま、、

新潟も午前中、、再び暑くなってしまい、少し、ゲンナリしたわたしです。
でも、雨で少しだけ気温が下がったかなぁ。。?

>すずっくさん、こんにちはmonakaです。
>復帰ですね、ずいぶん忙しかったのでしょうね。

いろいろありました。
継続中なのですが、ちょっと、涼しい日が続いて。。

>このアルバム、そういえばずいぶん前でしたね。日にちからみるとそうでもないか、このころはわさわさとしていました。

ですよねぇ。
ブラザーは、、バトンを一つ渡した感じですよねぇ。

>このアルバム、とても元気になりますね。イタリアのJAZZはどこかの国の売るためのワンパターンではなくて、いろいろ変化しているのがわかりますね。

それって、ファーイーストのとある国ですか?(笑)
日本だってあんな(女神印)レーベルばかりではないと思うのですけどねぇ。。。

あそこの方々だってジャズが好きだったんでしょうけどねぇ。。
人の上に立てるときって、人の本性がみえるといいますからね。
つうか、、お金でしょうかねぇ。。まさに、色と欲だったわけで、、


>TBさせていただきます。

はい。
こちらからもトラバさせていただきました。

>Nguyen Leのアルバムが(しばらく部屋に滞在したアルバムは地下部屋に移動して並ぶのですが)ずっと机の脇のボックスの中にいます。

これって、くせになりますよね♪
わたしは、すっかしあの世界が頭に残っちゃって、、
時々、勝手にオリエンタルなEleanor RigbyやI Wishのアフリカンなかけ声とかがいきなり脳内再生されて困ります。(笑)

ありがとうございました。

マーリンさま、、、

いつも、いろいろありがとうございます。

>こんにちは。
>こちらは雨が強く降ったり止んだりのお天気になりました。

新潟も、午後からそんな感じかなぁ。
豪雨にんらないと良いね。そろそろ、収穫の季節だしねぇ。

>このアルバム monakaさまも含め どなたかも記事に書いていましたね。

閣下。
閣下はね、生ボッソを美女に囲まれて体験済み。(笑)

>夏の疲れがとれるような 元気なアルバムなんですね。

元気っていうと、同じボッソがいるパーマネントなバンドでハイファイヴってあるんですが、そっちの方がスコーンと抜けてます。元気って言葉はそちらが似合うとおもいます。
これはね、音楽性も少し違うのですが、、
勢いはあるんですが、重みみたいなジャズの影の部分が感じられるってことで、我々気に入ったんだとおもいます。


>さて お給料日がきたぞ♪
>アルバム 何を買おうかなぁ♪

ご自身のブログにも書かれていたように、自分が気になるものがいいのでないの?

>お薦めあったら教えてくださいね。

基本的に、わたしはここにいるアルバムは気に入ってます。
でも、マーリンさまにあいそうなアルバム、って、なんとなくわかるとおもいますが、、
まぁ、わたしの意見より、先輩の意見がいいとおもいます。はい。

>あっ 閣下さまのMJQも 忘れないようにしないと。
>すずっくさんも MJQ好きでしたよね。

はいはい。
最初にちゃんと聴いたジャズのアルバムなのです。
MJQは、洗練されたトリオで、偶然な出会いでしたが、これが今のわたしの嗜好に繋がっていることは間違いない気がシマスです。
人気のバンドで、名作が数々あるのですが、最初に聴いたフォンテッサって、アルバムは今でもお気に入りです。ジャケットも品が良くて好きじゃ。今でも、時々飾ります。そういえば、バイブが好きなのもこのバンドのせいかも。

ええとね、祖父のコンピレコードに入っていた、虹の彼方にが好きだったのです。
一生懸命歌おうとしてたんですよ。
高校生になって、はじめてジャズ喫茶のドアの前に立ったら、フォンテッサに入ってるこの曲が流れてました。
夏休みにバイトでもらったお金で10枚近くレコード買ったの。
そこにももちろんこれが入ってましたよ。つうことで、わたしのフォンテッサはとても大事ですが、、お安い盤ですね。はい。

>マイルス・デイビスと一緒に紹介されていましたよね。

うん。カインドオブブルーね。
何もわからずに聴いたんだけど、この美学に一発でノックアウトされたのでした。

>みなさまのレビュ-も参考に いい曲に出会えたらいいな♪

そうですね。
今は、試聴が簡単な時代ですよね。
無料で、素晴らしい音楽がシャワーのように浴びられる凄い時代となりました。。

すずっくさん,こんにちは。TBありがとうございました。

このアルバム,いいですねぇ。Fresu>Bossoの私もこれは認めざるをえません。素晴らしいです。こういうアプローチでもっとやればいいのになんて思うのは私だけですかね。尚,「閣下はね、生ボッソを美女に囲まれて体験済み。(笑)」ってのは,はい,その通りです(きっぱり)。強運ですかね(笑)。環境がいいと,Bossoの音楽もよく聞こえる?(爆)。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

音狂閣下、、

>すずっくさん,こんにちは。TBありがとうございました。

はいはい。

>このアルバム,いいですねぇ。Fresu>Bossoの私もこれは認めざるをえません。

すみませんが、この構図はわたしも一緒なんですよ。
フレズはわたしにとって別格つうか特別。
小さな体でホンわりしてそうなのに、あの音楽に対する貪欲な態度、、。
なのより、うまくて歌心たっぷり。。

>素晴らしいです。こういうアプローチでもっとやればいいのになんて思うのは私だけですかね。

どうなんでしょう。イタリアンハードバップふぁんはおおいです。爽快だけでなく哀愁があるもん。
閣下のいわんとすることはよくわかってるつもりですが。。
わたしはあれはあれでいいかなぁ。。と、思ってます。
ただ、ブームだったせいもあってちょっとアルバムとか乱発気味?かも。。

>尚,「閣下はね、生ボッソを美女に囲まれて体験済み。(笑)」ってのは,はい,その通りです(きっぱり)。強運ですかね(笑)。環境がいいと,Bossoの音楽もよく聞こえる?(爆)。

そうだよねぇ。
美女と野獣って、、失礼しました。(笑)
女神さまのまわりには、女神が集まる、って、ことじゃね。
ありがとうございました。

こちらからもTBさせていただきます。
本作はボッソやマヌッツァが参加していながらも、リーダーのミケーレ・ポルガが全然知らない人だったので買おうかどうしようかしばらく迷っていたのですが、Suzuckさんの記事を拝見して買って大正解でした。
コルトレーンの黄金カルテット風なところもあったりして、ハードバップ路線が基本のハイファイブよりも、私としてはこちらの方が演奏的に好きです。

naryさま、、
新潟は今日は荒れたお天気になってしまいました。

>こちらからもTBさせていただきます。

ありがとうございます。

>本作はボッソやマヌッツァが参加していながらも、リーダーのミケーレ・ポルガが全然知らない人だったので買おうかどうしようかしばらく迷っていたのですが、Suzuckさんの記事を拝見して買って大正解でした。

え、そうなんですかぁ。
いつもは、naryさまの速攻レビューを参考にさせていただいてますので、嬉しいな。

>コルトレーンの黄金カルテット風なところもあったりして、ハードバップ路線が基本のハイファイブよりも、私としてはこちらの方が演奏的に好きです。

世間はどうなんでしょう?
私も、私のリンク先でも、、これ好評なのですが。。
でも、これはこの季節に絶対にいいと思います。
サックスの音色が恋しい季節ですね。

Suzuckさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございました。

みなさんのコメントを読んでいると、ボッソに対して、「マンネリ気味のイタリアン・ハード・バップよりも、こっちの路線でブリブリ吹け!」との声が集まっているようですが、僕は、賛同できません(笑)。こういう音楽で可能性を広げていくのもいいけれど、ブラウニーがアイドルだったという初心を忘れずに、「歌うボッソ」として精進してほしいなぁと思っています。

こちらからのトラックバックにチャレンジしてみますね。

ヨシカワさま、、

>Suzuckさん、こんにちは。
>コメント、ありがとうございました。

ヨシカワさま、、お返事遅くなってごめんなさい。

>みなさんのコメントを読んでいると、ボッソに対して、「マンネリ気味のイタリアン・ハード・バップよりも、こっちの路線でブリブリ吹け!」との声が集まっているようですが、僕は、賛同できません(笑)。

そういうご意見もごもっともだと思います。
つうか、世間一般的には、ボッソにたいして求めているものはイタリアンハードバップの王道だと思うんです。
とにかく、彼がやってみたいことをやってみると良いですよね。

>こういう音楽で可能性を広げていくのもいいけれど、ブラウニーがアイドルだったという初心を忘れずに、「歌うボッソ」として精進してほしいなぁと思っています。

アイドルって、三つ子の魂百までもって、言うように絶対忘れないと思います。
近道ばかりが良いとは限らない。。。でも、ファンに愛想つかされたらおしまいだし。。
リリースしてくれるレーベルなくなったら困るだろうし。。

>こちらからのトラックバックにチャレンジしてみますね。

そっちからは、オッケーなのですよ・・。。。
何でぇ。。
ナリーさまのところには、簡単にトラバが届くんですね。

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