2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

音楽で拡がる輪

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

2011年6月26日 (日)

もうすぐなんでずねぇ。。

まだまだ、梅雨が続きますよね。
しとしとは仕方ないけど、暑さとジメジメをどうにかしてほしい。。

月末です。
で、バタバタする前に、、お知り合いの皆さまのお知らせ。新潟ジャズストの話題は、よく把握できてないので、、7月になってから取り上げる予定ですが。。。


★外山安樹子『Ambition』の発売&記念ライブ!!★

って、彼女はいつだってライブをなさってますが、今回は3rdアルバム『Ambition』の発売&のお知らせです。メロディーメーカーで素敵なジャズピアノ演奏者の外山安樹子さまの新譜の発売&ライブでーす。わぁーい、わい。待ってたよん♪

7月12日(火)19時半~ and21時~
渋谷「JZ Brat」←クリック
外山安樹子(p)  関口宗之(b) 秋葉正 (dr)

新譜の発売を記念して、渋谷の「JZ Brat」でライブをするそうです。
平日ですが、都内の便利な場所にあるらしいので、是非、お出かけください。
ご予約、お待ちしてます!って、書いてありましたよ。
お友達が何人か行くんだろうなぁ、、って、とても、羨ましいなぁ。。
行きたいなぁ。

で、外山さまは、時々お一人でいらして新潟でも演奏いたしますが、9月は長岡、新潟と新譜ツアーをなさるようです。これは、また後でね。

「Ambition」どんな新譜になるのか、とても楽しみです。
以前からアルバムをだしているYPMレーベルからでしょうか?
「All is in the Sky」
前回のアルバムも、、素敵な曲と演奏で沢山楽しませていただきました。
新潟のジャズフラッシュにも沢山の方々が聴きに来てくださったのは、ほんとに一年くらい前の話なんですねぇ。ライブにいけるのか、、それはわかりませんが、新譜は絶対購入しますからね!
皆さまも、新譜もライブも応援してくださいね♪


Fabio Bottazzo @ Italy !!

少し前に、ファビオさまが、故郷イタリアのジャズフェスで演奏&クリニックをしてきたそうです。そのときの、ソロで演奏した「帰れソレントヘ」が今日のおまけ。蒸し暑い日にこんなクールで、哀愁感情移入もばっちりなギター演奏は一服の清涼剤ですね。
お疲れも、こんな素敵なギターソロで吹っ飛ばしてくださいね。そして、げんきに明日を迎えましょう。。

と、、スウェーデンのベースの森さまもいらしてたとか。。
その映像は??ないのかな。。

水の月、水無月最後の日曜日ですね。
ジャズ批評も出ましたです。
そして、、月末じゃね。

んじゃ、退散♪

2011年6月25日 (土)

すぃーとな、、恩返し。。

ええとね。。小さな畑の隅っこにハーブのコーナーがあります。
目立たないところにあるんです。はい。
ここは、お向かいさん、お隣さんに囲まれて、、あまり日当たりがよくないので、毎年、太陽が大好きな「すぃーとばぢる」はプランターに植えて、一日中、、日のあたル、デッキの正面におきますあ。
と、昨年植えたプランターに小さな芽がぎっしりと。。
あれれ、、ぇぇ。。そうなの、こぼれ種で発芽したのです。
で、適当に大きくなったところで、プランターはもちろんですが、庭のあちこちに移植しました。この際、、日当たりがどうのこうのいってられません。。
バジルは、マツの実とチーズとあわせたジェノヴァ風のソースが有名ですが、トマトのお料理全般によく合うのです。わたしのようにお洒落なお料理知らない人でもこれさえ使うと、ちょっと、イタリアンな感じになります。
だいたいね、あの香りだけで、幸せな気分になりますよね♪
って、ことで、ばぢる達の「すぃーとな恩返し」です。はい。

でね、雪国新潟ですが、夏はとっても暑いのです。
だから、ルッコラ、バジル、イタリアンパセリ、ローズマリー、チャイブ、セージ、タイムと夏の間ハーブ達は大活躍です。
って、書くとちょっとかっこいいのですが、要は手間いらずなの。無精な人間にぴったりなのです。(爆)
ミニトマトと一緒で、植えれほぼ100パーセント収穫できます、独りで育ちます。買えば、スーパーだって、ちょこっとでそれなりのお値段なので、経済的だし。毎年顔だすし。

で、もう一つ、、、元気なフェンネル!で、この話題で某ご夫妻と盛り上がったのですが、、無知なわたしは食べられるフェンネルって、知らなかったのです。
我が家にもフェンネルもあって、毎年げんきに大きくなるのですが、、魚料理とかで葉っぱを使うんですよ。これは、スィート フェンネルって、種類で、種や葉を使うのです。
でね、調べてみたら、、食べられるのは、フローレンス フェンネルというんだそうです。根もとが巨大化スルんだって。確かに、写真を見るとカブみたいで結構ブサイクな感じです。
デモね、2人で、「美味しい、美味しい」、って、いうので、、食べてみたくなったの。生で、オリーブオイル、お塩、なんてシンプルなお味で楽しめちゃうんだって。ねぇ?食べたことある?この辺では売ってないから、種を買ってみました。。
ぎりぎり、春の?種まきに間に合うようなので。。秋の収穫を目指して。。
役、110日で収穫?って、早く、種が来ないかなぁ。
どんな味なんでしょう。楽しみ♪

さて、あっという間に、水の月、水無月もおしまいっ。
毎年、この時期、、あぁ、一年も半分終わっちゃった、って、会話になりますよね。夏至が過ぎたばかりなので、長い昼を楽しむにはいいのですが、今年は猛暑も予想され、、しかも節電!大変ですよねぇ。
ちなみに、我が家はガスヒーポンって、ガスでの冷暖房です。
まわりの家がオール電化なので、「時代錯誤だってね、、失敗したねぇ」って、いってたのですが、、なんだか、ここに来て節電に大きく貢献できるって、ちょっと、自慢しちゃいそうです。(笑)


★最近こんなん聴いてましたぁ★

Live in Concert / The Metropole Orkest feat. Pat Metheny(DVD)
随分前に、騒いでたメトロポールオーケストラとパットメセニーのジャズフェスでの共演。ずっと、発売にならなかった理由は、たぶん、映像。細かいことは気にしないわたくしですが、これは結構いろいろあるのです。なんか、音飛び?もあるし。
でも、音源的にはめちゃかっこいいの。このライブを聴きたかったなぁ。
オーケストラのサウンドをバックに、ガンガン上り詰めていくパットメセニーのギターはかっこよすぎて、体の真ん中から痺れてしまいます。新譜What’s It All About / Pat Methenyはよかったけど、わたしが少し疲れてるのか、あんまり入ってこない。パットメセニーはいつだって素晴らしい演奏してるので、これは聴くわたしの心境の問題なんだろうなぁ、と、思ってまーす。まぁ、梅雨の季節にじっくりききこみまーす。

COPENHAGEN 2010 / Chris Potter and the DR Big Band
Transatlantic / Chris Potter and the DR Big Bandと同じような曲順なのですが、なんと、クリポタが大好きなALL THE THEINGS YOU AREを演奏してます。もう、クリポタファンならおわかりなのでしょうが、この曲のクリポタ、基本、、すごいのです。(爆)そして、ファンの期待通りの演奏です。
そして、なんと、ライブなの。曲は、Transatlantic にかぶるものが多いけど、観客と一緒に燃えることができまっせ。って、ほしいな、手元にないんだなぁ。(爆)

土曜日だったけど、何をしました?
たぶん、、ジョンスコ聴きながら、両親と雨の温泉。
んじゃ、退散♪

2011年6月24日 (金)

If I Could Wrap Up A Kiss / Silje (Silje Nergaard)


本当に、、梅雨に入ったらしい。まったくなぁ。。
そして、、今日は、6/24です。
そうです、、クリスマスの半年前となりました。。

セリエとかシリエとか、、近いのは、スィリエらしい。。
ということで、シリエかな。(爆)
北欧はノルウェーの歌姫で、ジャズふぇすでジャコパスのライブに殴り込んだとか(笑)、デビューアルバムでパットメセニーが1曲共演していたとか、、つうことで、超絶な器楽派の姫を想像すると拍子抜けしますです。ジャズシンガー、、っていうか、ポップスよりのキュートな歌い方ではぁとフルな姫です。デビューアルバムの邦題「やさしい光に包まれて」って、言葉がぴったりな感じの雰囲気です。はい。いくつになってもかわいい姫なのです。
が、、20年以上のキャリアがあるだけにだすアルバムのバックのメンバーが何気にすごいです。なので、真ん中にいるのはシリエですが、それを支える綺麗な音は、夏に聴くクリスマスアルバムにはうってつけの優しく穏やか、そして、涼やか爽やかなサウンドです。
ピアノは、新譜「Natsukashii / Helge Lien Trio」が好評のヘルゲリエンだし、ベースとドラムはなんとあのノルウェーの超絶技巧集団「Farmers Market」のメンバーなんですぜぇ。嘘みたい!昔、わたくしの憧れてる女性が大好きなバンドだったので興味津々だったことがあるバンドでその演奏とのギャップ?にびっくりなんですけどね。(笑)

オープナーは、彼女のオリジナルでタイトル曲If I Could Wrap Up A Kiss。ベルリン生まれ、なんとあのオイゲンキケロの息子!Roger Ciceroとのデュオ。パパの怖いスタイルとは正反対の自然体な優しい声とシリエのデュオはとても素敵。ストリングスもかぶっって、Baby, It's Cold Outsideのように、男女のやりとりをうたった曲なのですが、、恋人通しのような少しコミカルな雰囲気もあるやりとりに、アコギの優しい響きがかぶって、幸せムードたっぷり。
続くThe Very First Christmas Without Youもオリジナル。切ないメロディにそっとストリングスをかぶせた美しい曲。途中に入るリエンのピアノソロも美しく終始そっと優しく寄り添います。

良い意味で、シリエの曲は、どこかで聴いたことがあるような気分のする曲。良い曲ってことなんでしょうか。。

ジョニミッチェルのRiver 。いぇーーい!好きです。この曲。ノルウェーのトランペット奏者Arve Henriksenが参加。表記ではトランペットとありますが、フリューゲルよりもっとざっくり木管楽器の味わいです。彼が創り出すざっくりした空気が自然に情景を呼び起こし、ストレートに感情をのせるシリエと一体に。
Det Var Ein Gongは、ノルウェーのシンガーソングライターKenneth Sivertsenの曲。きっと、ノルウェー語だよねぇ。。Sigvart Dagslandと言う男性ヴォーカルとのデュオ。このヴォーカルも優しい柔らかな感じで、サウンドもストリングスもなく、素朴な感じ。2人でハモルところも、とても穏やかです。
大好きなChristmas Time is Hereはアコギとデュオで。静かにゆったりと。
唄、、うまいなぁ。丁寧で情感漂う。。クリスマスオタクでこの曲が好きなので、この曲の沢山のヴァージョンを聴いていきましたが、かなり上位に入る気がします。さりげない感情移入がうまい。思わず、引きこまれて、この歌の世界、、クリスマスの幸せ感が漂う街をドアをあけて歩き回りたくなる。スキャットでなくて、ハミングっていうのがポイントかもしれませんね。

一転、スウェーデンの王道サックス奏者、Magnus Lindgrenのテナーが気持ちよく合いの手を入れ、スィンギィーにIs Christmas Only A Tree 。
ここから、3曲続けて、わたし的にど真ん中。(だって、女の子だもん)囁くように静かに始まるSonjas Sang Til Julestjernen は、同じノルウェーのポップスシンガーMaria Arredondoの曲らしいのですがバックはピアノトリオで優しく。そのノルウェー語の音蝕でギターとオリジナルVintersang。アコギの響きがぴったりな穏やかなメロディ。とても素敵。。
北欧のクリスマスアルバムによく出てくる古い賛美歌、Det Hev Ei Rose Sprunge、一輪のばらが咲いた 。ピアノトリオだけで、1音、1音が優しく心にこだまする優雅な時間。至福の時。。

子どもの声が賑やかで楽しいマッカートニーのWonderful Christmas Time。ロックのリズムにのせてダンシングしてそうなかわいい子どもの声はシリエの子ども??彼女のママの参加も明記されてるクリスマスアルバムならではのハッピー&サプライズタイム。
と、ギターとのイントロ部分が素敵な曲はテーマがでてはじめてHave Yourself A Merry Little Christmasとわかります。しっとりと再びMagnus Lindgrenが参加で、ゆったり構えたMagnus Lindgrenのテナーソロも歌心たっぷり、落ち着いた感じ。
再びストリングスがかぶった、シリエのオリジナルは、このアルバムでもこの曲を含めて3曲詩を提供しているMike McGurkのコンビで。クリスマスに静かな思いがこもった綺麗なメロディ。自然な感じで唄に思いを託すのがとても上手。終演。。


アルバムの作りはポップスよりな軽やかな感じなのですが、ヨウツベなど検索するとライブなどでは、キュートな声で真剣な顔で仲間と即興的なやりとりをしてます。はい。だてに20年のキャリアではないのですねぇ。前作? If You Leave Me Now / Silje Nergaardは、彼女の憧れ&わたしも好きなヴィンスメンドーサの指揮&アレンジで歌ってたりするのですが、微妙なタイミングでこのクリスマスアルバムがでちゃったりしたので、わたしの去年のヴォーカル大賞の初回推薦盤には、クリスマスアルバムを入れちゃいました。(爆)だって、シーズン真っ盛りにリリースされて直輸入しちゃったんだモン。
つうことで、「もうすぐクリスマスだぞぉ」、って、ことで、真夏に聴いても◎なクリスマスアルバムです。でも、ノルウェー語で歌ってたりする曲もあって、真夏のドライブに連れて行っても違和感ないし、少し温度設定の高いエアコンのお部屋でも北欧の風で幸せな気分が満喫できますよ。
しかも、ピアノはリエンだわね。現在、日本の通販サイトでも入手できます。
しかも、結構やすいでーす。是非、どうぞぉ。

1. If I Could Wrap Up A Kiss   with Roger Cicero
2. The Very First Christmas Without You
3. River
4. Det Var Ein Gong    with Sigvart Dagsland
5. Christmas Time is Here
6. Is Christmas Only A Tree
7. Sonjas Sang Til Julestjernen
8. Vintersang
9. Det Hev Ei Rose Sprunge  (Es Ist Ein Ros Entsprungen)
10. Wonderful Christmas Time   with Karla and My Mum
11. Have Yourself A Merry Little Christmas
12. A Christmas Wish

Silje Nergaard (vo)

Band:
Helge Lien (p)
Finn Guttormsen (b)
Jarle Vespestad (ds)
Håvar Bendiksen (g)
Hallgrim Bratberg (g)

Special Guests:
Roger Cicero (vo)
Sigvart Dagsland (vo)
Arve Henriksen (tp)
Magnus Lindgren (ts)
Pål Sverre (wurlitzer)
Karla and My Mum (vo)

アルバムでたタイミングで作られたらしい宣伝用の動画をみんなのヨウツベから。

ついでなので、ファーマーズマーケットって、アコーディオン奏者Stian Carstensenを中心にしたユニットなのですが、彼らが来日したときのライブもペッタン。

お断りしておきますが、シリエのアルバムでは、こんなことにはなってません。(きっぱり)

週末ですね。全国的にお天気悪いよねぇ。。がっくり。。。
んじゃ、退散♪

2011年6月19日 (日)

Songs of Mirth & Melancholy / Branford Marsalis & Joey Calderazzo



ヤマボウシの花。。
昼、見上げると小さな白い帽子のようにみえて、、とてもかわいい。
夜、眺めると遠くに行きたくない魂たちの宿り木のようにみえて、、少し哀しい。。。月は無慈悲。

少し前に、ロイハのライブをNYで聴いた、某お方がマルサリスのお仲間はうまいのだけど、熱さを感じないと言うようなことを仰っていたけど、うんうん、って、思う人は多いと思うんですよねぇ。
見た目ハードバピッシュで熱く盛り上がっても、大理石に座ってる時のようなひんやり感がからだに伝わってくるようなかんじかなぁ。。状況は違うけど、慇懃無礼と言う言葉があるけど、なぁとなく、ニアンス的にはそんな感じかな。。なんて、おもうことが時々あるかなぁ、、と。
と、言うことで(って、マイナスイメージを抱かせたらごめんなさい)、抜群のテクニックを誇るマルサリス一家の長男。もちろん、抜群に巧い。見た目も弟と違ってわたし的にはぁと。(爆)その彼が、自身のカルティットのピアニストであるジョイカルデラッツォとだしたデュオ。
ジョイが4曲、ブランフォードが3曲、ショータ曲とブラームスで全9曲。

オープナーはジョイのOne Way。街角のご挨拶のように、陽気なモンク風に会話を進めるジョイにうんうんと相づちをうつブランフォードの2人、まずは気の合うもの同士の小手調べ。The Bard Lachrymoseで、ブランフォードの哀愁漂うソプラノに一気に場面が変わる。。その穏やかな響きに込められた深い哀しみ。柔らかに追従するピアノ、静かな感情表現により深い涙を誘う。そのままのムードを持続さてジョイのLa Valse Kendallへ。2人で紡ぎ紡いで、切なさが募る。人が生まれて独りで歩き続ける人生、喜びも悲しみも幾歳月。。想いをかみしめながらも歩いていくのです。。
この2曲は、二つで一つだよねぇ。

ショーターのFace On the Barroom Floorもソプラノで。淡々とした中にジョイのピアノがその響きを深く彩る。ブランフォードのEndymionでは、饒舌なジョイの華麗で渾身の演奏ピアノを堪能。互いに併走する部分はブラッフォードのテナーも高速フレーズでエネルギッシュでエキサイティング。
ブラームスのDie Trauernde。ゆったりと穏やかに、丁寧に。場面を転換させるように。

ジョーイのHope。この悲哀のある音色はなんなんでしょう。ジョイのそのメロディは、有名なシャンソンにも似てるのですが、繰り返し叫び続けるブラッフォードのエモーショナルな演奏は感情の発露。美しく、哀しい調べで応えるジョイの表現力に夢を見ているよう。幻想的な世界でもあるのですが、、2人のドラマッチクな終演に向かっての重なりに、はっと、現実的な切なさが蘇る。白眉。
その重く切ない余韻を和らげてくれるブランフォードのPrecious。テナーの暖かな響きにほっと人生を振り返る。
即興的な要素がかなり強いBri's Dance。アップテンポ、繰り出される音符の数、目まぐるしい展開。互いの音に即座に反応し続ける2人。僕らにできないことはないよ、なんて会話。抒情的なまま終わらせないのが、この2人らしくて良いかも。それが人生さぁ、なんて、うそぶきたくなるかな。(笑)終演!

全体にクラシカルな香りも高く、チェンバージャズの極み。その感情表現の素晴らしさに圧倒されてしまいます。慇懃無礼ではなく、慇懃な演奏が続き、音楽の持つ深さに引きこまれてしまいます。
デュオには愛があると、書きましたが、音楽で結ばれた友情、と言う感じでしょうか。。

禍福はあざなえる縄のごとし、、タイトルのそのまま「Songs of Mirth & Melancholy」。
わたくしのような、随分前に女子を脱してしまった大人過ぎる女性におすすめ。(爆)


1. One Way
2. The Bard Lachrymose
3. La Valse Kendall
4. Face On the Barroom Floor
5. Endymion
6. Die Trauernde
7. Hope
8. Precious
9. Bri's Dance

Branford Marsalis(ts,ss)
Joey Calderazzo(p)

さて、日曜日の朝をあなたはどのようにお迎えでしょうか?
お家でゆっくり過ごせるあなた、どう?このアルバムみたいな、デュオもいいんじゃない?
素敵な日曜日になりますように。

んじゃ、退散♪

2011年6月17日 (金)

Songs of Freedom / Nguyen Le


木々の間から見上げる月も綺麗だけど、
雲が漂うビルの谷間から見える月も綺麗。

世界水準とともに、自らのアイデンティティーをしっかり表現してくるミュージシャンを大事にするこのレーベルで、日本では、有名ではないけどグエンレは格別の存在でーす。ロックギターよりに歪んだ音やリズムなんですけど、テクニックと彼が意図するサウンド世界はは唯一無二。
始めて聴いた洋楽(古ッ)アルバムがジェフベックで、口があんぐりメロンメロンだったわたしには、ギター求道士はいいいのだ、好きなのだなぁ。

Youn Sun Nahとグエンレの夢遊病のようなデュオで始まるレノン・マッカトニーのEleanor Rigbyで始まる。意識無意識、行ったり来たり、、天空に色とりどりの絹の羽衣を幾重にも重ねたようなサウンドは、アジアの色彩、エッセンスが融け込んでいてノーボーダーの世界。ギターソロはうねうねと空を自在に飛び回る龍。
曲によって多彩なヴォーカルがフュチャーされているのですが、この曲のYoun Sun Nahは、韓国出身でACTレーベルで活躍する歌姫。クールビューティな姫は、露骨なお色気路線はないのですが、めちゃめちゃなまめかしい。。

スティビーワンダーのI Wish。かけ声?とアフリカンなリズムにのせてDavid Linxのボーカルかっこいいなぁ、、レも余裕だなぁ、なんて思っていると、来ます来ます、グングン。エスニックなフレーズを皮切りに、高速フレーズを挟みながらかっこええ!!

Ben Zeppelinは、Dhafer Youssefとレの共作、モスクの奥からきこえてきそうなメロディで、禁断の入り口に誘うような感じ。その禁断の世界が開く4曲目Black Dogは、ご存じレッドツェッペリンの曲。妖しくギター、パーカッション、叫び?の摩訶不思議な世界が展開されていく。全く、違和感なし。途中から、レのギターとパーカッションが狂乱の世界。最後まで濃いお香の煙がたちこめるような異次元空間。

再び、スティビーワンダーの曲で、Pastime Paradise。ちょっと、胸がきゅんとしてしまう前半、優しいハーモニーに聴きほれていると、一転、レの世界へ誘導されていきます。うーーん、、考えたら、スティービーワンダーの曲とイスラム音楽が違和感なく存在するのですよ、こりゃ、聴かなくちゃわかんない世界だよねぇ。

Uncle Ho’s Benzは、グエンレのオリジナル、次曲、ジャニスジョプリンの「ベンツがほしい」への導入曲?Mercedes Benz、強烈な個性のジャニスのアカペラに勝るものはないけど、マリンバやパーカッションで、少しのんびりしたベンツがほしいは、彼のソロから雲行きが妖しくなってきます。ゆったりとしいるけど、どことなく、凶悪な感じがベンツを強奪、って、感じになる。

Over The Rainforestも、レのオリジナル。やはり、これまでの流れから、「ジャニスの祈り」への導入だすねぇ。ジャニスのMove Over。ヴォーカルが、David Linxで、旨優しい声にこういうやり方もありか、と、にんまりしてると、、デビッドベニーが堅い現代フレーズでくり出てきてびっくり。容赦のないジャズ的な世界が一気に拡がります。で、ベトナムの風が吹いておしまい。

ツェッペリンの胸いっぱいの愛。Whole Lotta Love。ヴォーカル、マリンバ、タブラ、エレベ、もう、怒濤混在、口タブラまで入って、奔放自在にその間を駆け抜けル、レのギター。一触即発的な世界。クリティカル・マス。胸いっぱい!
穏やかに美しく、淡々と進んで、気がつけばボブマリーのRedemption Song。砂漠の月が映るオアシスの水のように美しいレのギター。

クリームの名曲、クラプトンのコンサートでも総立ちになってしまうみんなが好きなSunshine of your Love。いろいろな民族音楽のエッセンスをまといながら、進むサンシャインラブ。やはり、レのソロから世界を変えて、うねうねと。
ここまで、並べまくった曲をみながら、、ドンだけ、好きなんじゃ、って、感じで、アイアン・バタフライの In A Gadda da Vida。互いに絡みながらエスニックなサウンド。って、言うしか能のないわたくし。。
レのオリジナルTopkapiは、レノン・マッカートニーのCome Togetherの導入。中近東のリズムでうねうね、原曲とわかるけど、いろんなものが寄り集まった本当にCome Together。あきらかに、Come Togetherなのですが、あきらかに違う世界。

彼が自分の中にあると信じるベトナム音楽、そして、世界のつうか、中近東、アフリカ、インドといわゆる世界を制覇してきた西洋音楽でない世界の音楽。
これと、彼が育ったパリのエッセンス、世界基準、そんものが全部混じり食った世界です。

って、誰にも勧めないです。(爆)
気になった人、買って。
音的な密度は高いのですが、クールな響きをうまく取り入れてるんで、夏向きでもあるんですよ。これからの季節も重宝しますよん。
原曲とのギャップとか悩む人には勧めませんです。丸ごと受け止めてね。


1.    Eleanor Rigby
2.    I Wish
3.    Ben Zeppelin
4.    Black Dog
5.    Pastime Paradise
6.    Uncle Ho’s Benz
7.    Mercedes Benz
8.    Over The Rainforest
9.    Move Over
10.    Whole Lotta Love
11.    Redemption Song
12.    Sunshine of your Love
13.    In A Gadda da Vida
14.    Topkapi
15.    Come Together


HPからのコピペ♪m(__)m
Nguyên Lê / guitars, computer
Illya Amar / vibraphone, marimba, electronics
Linley Marthe / electric bass & vocals
Stéphane Galland / drums

Guests
Youn Sun Nah, Dhafer Youssef, David Linx, Ousman Danedjo, Julia Sarr, Himiko Paganotti, David Binney, Chris Speed, Prabhu Edouard, Stéphane Edouard, Karim Ziad a.o.

因みに今回のACTの大サービスは
ここのHPから1.    Eleanor Rigby と10.Whole Lotta Loveかな。
HPから、一曲丸ごとキケルはずです。音質はあれなんで、ギターの音とがペケペケになってますが、グエン・レの超絶技巧とアルバムのボーダレスな雰囲気はつかんでいただけるかなー。

と、先々週くらいにタンスの引き出しに頬をぶつけて傷ができたんですよ。
それが、かさぶたもとれたんだけど、内出血が残ってる。
治るなおかなぁ。。皮膚科に行った方がいいかなぁ。
お医者さまに行くの、、イヤだなぁ。。

週末ですね。ゆっくり、できますか?
ゆっくり、したいですね。
んじゃ、退散♪

2011年6月12日 (日)

Destinations Unknown / Alex Sipiagin



水の月の雨は香る。
香りが水滴になって、肌からしみ込んでくる。。

どうなの。。
どうなのよっ。

やはり、現在進行形のジャズを聴いていたら、このメンバーみたらゾクゾクしちゃうってものでしょう。。
アレックスシピアギンこと、アレックス、改め、サーシャ♪(わたくし的に格上げ)サーシャさまの新譜は3管です。しかも、クリポタとクレッグタボーン(ずっと、ティーボンだと思ってた)、しかも、ドラムには暴れん坊将軍がいる!
かなりシビアなサウンドは予測できちゃうけど、これを買わずにどうーするすずっく。。って、感じじゃ。
前回のGenerations /Alex Sipiaginで、このブログで、リーダー作は初お目見えでしたが、マイケルブレッカーのWide Angles/Michael Brecker Quindectや、ホランド閣下の軍団Pathways / Dave Holland Octetにいるわけで、全く何聴いてるんだか、って、反省してるわたくしです。はい。
全7曲、彼のオリジナルが6曲で、何故かトニーニョオルタの曲が1曲。
いけっ!

オープナーは、.Next Stop-Tsukiji 。もちろん、築地ですわ。不安を煽るようなタボーンの和音、精鋭揃いで如何にもって、ホーンアレンジからかっこいい。ハーランドの地の底から押し出すようなプッシュと強靱なバネでグイグイ進んでいく中サーシャ、クリポタを始めしっかりソロが展開されていく。気分は、ニューヨークのライブハウス。
Videlles、現代的、都会的、ダークなイメージのサウンドが続く。シピアギンのクールでスリリングなソロ。タボーンのローズが妖しく響く。クリポタらしい音の飛び方に思わずにんまり。
Tempest In A Tea Cup、3管の決めがかっこよすぎる。こういうのを聴くとどきどきして体が痺れてしまう。(爆)たぶん、このメンバーはレギュラーメンバーではなく、このアルバムの為に招集されたんだろうけど、日夜切磋琢磨してるであろう、この辺のメンバーだと、もう、阿吽としかいいようなない絶妙のタイミング。タボーンのローズは甘さが全くないけど、このサウンドをしっかり把握しててぴったり、はまる。。
Fermata Scandola 、今までの中では比較的軽やか?な音作り。このサーシャのソロ、がまたかっこいいの。クリポタ?ん、もう、最高だわ。
Calmingは、ベースソロから。前の曲でも存在感たっぷりでしたが、淡々としながらもきちんと自己主張。あぁ、もう、みんなでいいです。はい。
Fast Forward 、タボーンらしい不安そうな、嵐の前の空みたいな暗さが全面に出たピアノソロがたまりません。ウーーん、暗くて硬質で、コンクリートみたい。でも、ぐっさり刺さっていいんです。はい。たたみ掛けるようにホーンが重なって、これもいいです。
と、終演は今までのダークなサウンドから一転、オルタのMeu Canario Vizinho Azul。この柔らかなハーモニーに、弛緩されていた心が一気に解放される。ホーンの3人も情感たっぷりに漂うような演奏に。特にシピアギンの哀愁は素敵素敵♪
思いがけず、余韻を残して終演。この辺がスタジオ盤のいいところかも。

芯のしっかりしたダークで濃いサウンド。重たいというのとは違うけど密度が濃く聴くものに対しても容赦がない。シピアギンのペットは現代的なフレーズの中にも情緒が漂うのだけど、でも、そういうことを期待する人はやめた方がいい。(笑)
メンバー全員で、真摯にジャズを追求する姿に惚れ惚れする一枚。

ジャケット、、暗闇に浮かび上がる真剣なまなざしのサーシャさま。
そのままの中身です。1曲づつが結構ながめですが、このメンバーでソロを充分に考えると仕方ないですね。

ええと、奥方と来日なのですよ。
次回は、ご自身のバンドでいらしてね。待ってるよぉ!

1.Next Stop-Tsukiji
2.Videlles
3.Tempest In A Tea Cup
4.Fermata Scandola
5.Calming
6.Fast Forward
7.Meu Canario Vizinho Azul

Alex Sipiagin (tp,flh)
Chris Potter (ts)
David Binney (as)
Craig Taborn (p, Rhodes)
Boris Kozlov (b)
Eric Harland (ds)

あれから、3ヶ月。
まだまだ、復興にはほど遠い現実もあるようです。
でも、原発も含めて、どんどん前に進んでいきます。
時間って、恐ろしいなぁ、って、思う今日この頃です。

んじゃ、退散♪

2011年6月10日 (金)

Stride / Danny Grissett



水の月の早朝、、雨上がりの庭は信じられない美しさ満ちている。
充分過ぎるほど大人のわたくしは、その美しさに想い出を重ねる。

ピアノトリオを追っかけてる人ではないので、Danny Grissettを知ったのは大好きなトムハレルのバンドにいるからです。現在のトムハレルのバンドには、ニューヨークで活躍している若手の精鋭がそろっているのですが、彼もその中の1人。ニューヨークなメンバーです。本人のオリジナル3曲、ショパンのエチュード、ハレル、ニコラスペイトン、スタンダード2曲。

オープナーは、低音のがっちりしたベースが繰り返すパターンが刺激的なStride 。一瞬、ダークな世界が拡がるが、繊細に反応するドラムがフィルインし、絶妙なタイミングで流麗なピアノが入ると世界は一転する。ソロの流れはキースをもっと白くした感じ(笑)の淀みない流れ。
繊細な響きを大事にしたダニグリのピアノからはいる穏やかなViennese Summer 。ベースソロも柔らかな感触で夏の香りがいっぱい。ショパンのEtude Opus 10: No.6 In E-Flat Minor 。淡々と美しく始まり情熱がほとばしり、、端正な中に生々しい感情を感じられる。
ホギーカーマイケルのTwo Sleepy People。恋する幸せを絵に描いたような暖かで優しい演奏。身も心もとろけそうな優しいピアノを聴いているとちょっと。。若返るかも。(笑)
オリジナル作Close Quarters。少し、スリリングな展開で、ベースのアーチャーのソロがかっこいい。聴けば蘇るForm / Tom Harrellに演奏されてるScene。このアルバムでのペレツの演奏も熱演なのですが、力強く木訥な感じのベースソロがフューチャーされてるダニグリさまの演奏も美しい。モーダルなラインをつなぎ、つなげたペイトンのIt Takes Two To Know One。かっこいい。。
終演は、ゆったりとバースタインのSome Other Time。甘い薔薇の香りが立ちこめるような優雅な演奏。静かな中にバックのベースのラインも何気なく素敵だし、ドラムも宝石をまいたように綺麗に音を敷き詰めます。1音、1音が小さなはぁとのようです。終演。夢ならさめないで、って、、感じ。。


随分前にハレルのバンドを聴きにいったとき、某方がこのピアノ&ローズをほめていたんですが、ボケなわたくしは、そん時は、うまいけどこの人の為に上京はしないだろうなぁ、と、思ってました。しかしですね、リーダー作を聴くにつれ、ハレルの昨年のアルバムでのローマンナイトのデュオにしても、タイトで洗練されていて、かなり素敵なんですね。甘い囁きも意外とお得意。
いわゆる透明感あるけど、音数も決して少なくはないんだけどキラキラした小うるさい感じが少なく、繊細な中に切れ味もある。前作は3管、その前にはトリオ作もあるけど、わたくしはこの新譜がわたくし好みで好き。本人は、元々は黒人のピアニスト、クラーク、ハンコックなどがアイドルだったようなのですが、彼の今のピアノのスタイルは、エバンス〜キースっていう、大きな流れに沿ってると思います。

閣下も仰ってましたが、甘い情感が漂ったりして、ちょっと、クリスクロスっぽくない感じがするんですよねぇ。(爆)ええと、昔昔、エバンスは白人な故に、ライブハウスで黒人のお客様に叱咤されたようですが、彼にも彼らが期待するようないわゆるそういう特有のノリノリな感じとか、こってり感とか、、あまりないのねぇ。で、、キースのようなえぐさがない分、キースより白っぽいかも。ですから、普段はアメリカの黒人のピアノトリオは聴かないわ、、って、美の探求に厳しい欧州ピアノトリオ好きな方々にもオッケーかなぁ。。と。

そう、、ピンポイントで、ピアノトリオのマエストロ、、ブラザー最中さまはどうかな。
って、すでに、お試し済みかもね。(笑)

1.Stride
2.Viennese Summer
3.Etude Opus 10: No.6 In E-Flat Minor
4.Two Sleepy People
5.Close Quarters
6.Scene
7.It Takes Two To Know One
8.Some Other Time

Danny Grissett (p)
Vicente Archer (b)
Marcus Gilmore (ds)

って、ことで、お疲れの週末のおまけは優しい甘い音で。。

Tom Harrell Danny Grissett duet "Roman Nights"

ローマの夜は、ロマンティックにふけるのであった。。(笑)
んじゃ、退散♪

2011年6月 8日 (水)

水の月の、、半か丁。。?

皐月(さつき)の風はトランペットで決まり♪から早一ヶ月。。
すでに、水無月、水の月でござる。
One Of Many / Kenny Wheelerがまだ届いてませんが、5月はトランペットに限らず、濃い月でした。ブログにあげた作品は、どれも一ヶ月ははまってられそうな作品ばかりです。時々、こういう怒濤の月間ってあるのですが、この五つ星ラッシュはまだまだ、続きそうな予感です。(やばっ)

梅雨入りって、ことだそうですが、、新潟は梅雨がはっきりしないのです。
この季節、適度な雨は植物にはとても大事なのですが、、雨はなかなか、読めません。毎日、結構、どきどきなのです。だって、晴れが続くと、お庭の水まきを考えなくちゃだから。節水にも気をつけなくてはならないので、最小限で効率よく、って、思うと、、結構、難しいのです。お空は気まぐれ、お天気は、本当に読めないです。

でね、読める読めないといえば、ギャンブル。。でしょ?
基本的には、宝くじくらいしか買わないギャンブルからは無縁なお家なのですが。。

さて、はて。。
HMVはまとめ商法なのですが、元の値付けが結構高かったりしますよね。
ポイント還元もあるので、一概には言えませんけど。
でも、三つもないぞぉ、って、時だってあるん。(信じられないだろうけど)
で、アマゾンを検索しますよねぇ。HMVの値引き後よりやすいことが多かったりします。
特に予約の段階。
ここの御予約システムはうまくいくとかなりやすい。
発売以降の半額で買えたりします。
で、二枚一緒に頼むとさらに10%ひきますです。

で、皐月の風はトランペットで決まり、って、ことで、お願いしようとすると、他のクリスクロスのおすすめ盤が一緒に表示されるわけです。
あれまぁ、、って、しばらく、、眺めているのですが、、
そのうち、、ポチッとするわけ。(爆)
先月は、これを2セットお願いしたわけです。(^_^);;;
クリスクロスあたりですと、予約では二枚で1セットは、だいたい、2500円以下です。今回は、Highnoteのトムハレルも入りましたが、値段はほぼ同じくらいです。
で、、ここのシステムは基本的にだんだん値が上がります。

だから、今、お願いしたCDを頼むと4枚で10000円くらいになりますから、すげぇ得した気分になるのです。
なんか、ギャンブルで勝った時の快感に近い。(爆)
なんだか、でかい気分になるわけです。
「わたしは、5000円を儲けた」と。。

が、、本当は、5000円の支出な訳で、差額の5000円が手元に転がり込んでくるわけでもないので、明らかにこの喜びにはペテンが潜んでいるのですが(アマゾンがペテンをしているとはいってないですよ)、つい、嬉しくなって、儲かったような気分になってる5000円を使って何か買いたくなるんです。(病気)

で、気がつくと再び、ポチッ、ってしちゃってるんです。

「このシステムがなくても、ポチッとするだろう」、って、呟いた、、そこのあなた!その通りなのですけどねぇ。。(爆)
その5000円が、気がつくと「あれとか」、「それとか」にまわっているんですねぇ。うむ。。儲かってないし、より沢山の支出に繋がってる訳です。
やられた、って、気分だけど、得した気分はずっと残るんですね。

だからね、買ったんだけど値上がりしてないアルバムををみると、そのアルバムはいい音楽なのに、、何故か損した腹立たしい気分になる。。
性格がますます「ちびミィ化」するわたくしです。

そう、この値上がり具合で、その盤の人気具合も多少わかります。
今回は。「Stride / Danny Grissett」と「Destinations Unknown / Alex Sipiagin」が一番高値になりました。
確かに、トレイにのせてみると、この二つはとてもいいです。多くの人が高い評価を出すと思います。
でも、もう二枚もファンには必聴ですね。


★今日かけてた音楽★

Time of the Sun / Tom Harrell
かけて、ちょっと、びっくり。前回のRoman Night / Tom Harrellと、同じメンバですね。曲によっては、エレクトリニクスサウンドも入ったサウンド。若いメンバーとのバンド的にもがっちりまとまって来てましたので、前回ともう一歩違うことがしたかったのかもしれませんね。
最先端の先鋭的な演奏ってわけではないけど、如何にも現代的なサウンド、って、感じです。演奏は悪くない、かっこいいです。ファン的に、トムハレルにこの方向を望んでいるかというと難しいけど。。
しかも、この方向には、巧い人ばっかりじゃん、って、バンドは沢山あるし、逆に没個性になってしまいそうな気がします。すごく真摯なアルバムです。
でも、スリリングで、しかもメロディアス、って、いうのを、ハレルさまには望んでしまうファンが多いかもねぇ。。

Stride / Danny Grissett
トムハレルの作品で、心に残るようになったDanny Grissett。
黒人なのですが、見た目と同じような繊細な感覚の持ち主です。スマートな感じね。フェンダーローズも巧いけど、インテリジェンスを感じるピアノもいいのでありました。
ハレルとニコラスペイトンの曲を演奏してるのです。
その辺も、自分の中での美しい物へのこだわりを感じますわねぇ。
音使いが繊細なギルモアがたたいてます。ここも聴き所ですわ。
ピアノトリオが好きな方は、きっと、お気に召すと思うんですけど。
次回は、トムハレルとデュオって、だしてくださらないかしら。


First in Mind / Mike Moreno
モレノは、浮遊感があってクールなギター弾きです。派手なパフォーマンスはない人なのですが、どんな曲も綺麗な感じでしっかり弾いてしまいます。
Aaron ParksのInvisible Cinema/Aaron Parksでも感じたんですが、この2人の相性はとてもいいのですよねぇ。
その相性の良さはこのアルバムでも充分感じられると思います。
ベースとドラムが今回の他のアルバムに比べると少し見劣りするのですが、足を引っ張るようなことはなく、2人の世界をサポートしてます。はい。

Destinations Unknown / Alex Sipiagin
何がすごいって、メンバーがすごい。書いちゃう。
Alex Sipiagin (tp, flh),Chris Potter (ts),David Binney (as),Craig Taborn (p, rhodes)
Boris Kozlov (b),Eric Harland (ds)
一年前にGenerations /Alex Sipiaginでも、騒いでいたわけだが、Alexander "Sasha" Sipiaginこと、アレックス_シピアーギンことサーシャ♪の新譜です。
ワンホーンの後は、3管、しかも、ピアノにCraig Tabornですわ。最新作のソロは孤高の感じでござった。しかも、ドラムは前回のサンチェスに代わりハーランド。
このメンバー想像できるサウンドで、前回と同じく、一筋縄では行かない演奏です。しかも、クリポタはここでも存在感たっぷりです。
あ、相変わらずの地味なジャケットですので、お店では見逃さないようにね。


でも、来ちゃったんですよねぇ。
Songs of Mirth & Melancholy / Branford Marsalis & Joey Calderazzo
これが、わたくし的には予想に違わず、ドンぴしゃでした。
あの巧すぎる兄弟の中で、わたくしはこの方が一番好きなのですが、、
それは、マルサリスに比べると、、どことなく人間味、、つうか情感が漂うからです。まぁ、比べると、って、物かもしれないけどサ。

今回は、特にJoey Calderazzoの哀愁ある曲にはまってのびのびとよく歌ってたりいたします。ちなみにお値段、1288円でした。。

どうなんだろう、、この狂乱の状況はいつまで続くのだろう。。
もうすぐ、パットメセニーさまの新譜とかでちゃいますよねぇ。

んじゃ、退散♪

2011年6月 5日 (日)

だって、、好きなんだもん。。。

先週、溺れまくっていたわたくしですが、、
今週も、溺れています。。

あぁ。。ついに来た。。来ちゃいました。。。
え。。Songs of Freedom / Nguyen Leですよ。。
だって、、好きなんだもん。。。

大急ぎで、トレイに載せて、、それから、、もう、何度もアルバムをリピートして、夢遊病患者のようにこのグエンレの世界を漂いっぱなし。。
iPodにも入れてるのですが、このアルバムは絶対絶対いい音で、空気を介在させて聴いた方が魅力あるんですよぉ。

いつかは、ブログでもあげるつもりなんですが、、どの曲もすごすぎて、、どうなるかわかりません。サウンドもなのですが、ギターが本当にすさまじいことになってます。

この人のアジアンテイストな独特な味付けがだめな人は、多いのですが、、
伝統的なジャズギターって、嫌い、って、人は、、是非聴いてください。(爆)
プログレファンとか、、ロック好き、とか。。って、人もねぇ。。
もちろん、心広いジャズギターファンもね。

もう、痺れちゃいそうなボーダレス(死語??)なサウンドが体験で来ますから。今回は、カバー集なんですが、ツェペリンの曲なんて、すごすぎてすごすぎて。もう、狂ってるとしか、、いいようがないです。はい。奴迫力だす。
わたくし的には☆10個、って、感じのアルバムなんですけど。。。
このブログでも、この方のアルバムレビューなんかもあるんですが、あんまり人気ないんで、とりあえず、この辺で、予習しておいてください。(爆)

Nguyen Leがお好き♪
みえない翼(Little Wing)

と、これも貼り付けます。が、絶対、今回のアルバムの方がええと思います。

と、すでに、いろいろ溺れちゃっているわたくしですが、、水面から顔が出せない状態になりそうです。。
だって、トムハレルとアレックスシピアーギンことサーシャのアルバムも来ちゃったんですッ!!

Time Of The Sun/Tom Harrell
Destinations Unknown / Alex Sipiagin

わぁ〜〜い。。でも、どうする、すずっく。。
だけど、、好きなんだもん。。。

と、ついでに↓も来ちゃいました。Pikku Myyそう、チビミィのマグカップ。。


これも、、好きなんだもん。。。

昨日は、近くにできたドイツのハムやソーセージを売っているお店で本場のソーセージを買ってきて、お家ビアガーデンをしました。美味しかった。。
今日は、午前中は肉体労働に励んでしまいました。疲れた。。
でも、この後、夕方に再び肉体労働の予定です。早寝しちゃいそうな、、予感です。

んじゃ、退散♪

2011年6月 4日 (土)

Live at Birdland /  KONITZ,MEHLDAU,HADEN, MOTIAN


花が咲き、花は散り、花びらが舞う光景には無常を感じますが、花が散っても木が枯れるわけではありません。

コニッツでECMで思い出すのは、Angel Songって、ケニーホイーラーのアルバムです。ここには、ホランド閣下と我が愛すべきビルフリさまがいます。どういう頭で考えるとこういうメンツになるのかよくわかりませんが(爆)、それは渋くて抑制された美学が満載です。いわゆる睡眠導入型サウンドですです。
と、このメンバーみたときにも、正直心の中でコニッツかぁ、と、ちょっと思いながらもm(__)m、James Farm並みに聞いてみたいなぁ、と、思いました。メンバーの全員がすでにレジェンドの粋に達してるわけですが、この中では「若手」バリバリのメルドーさまが、これら百戦錬磨の妖怪みたいなおじさま達と、どーんなお仕事するんだろう、、って、興味津々からです。従って、曲がった解釈かもしれませんが、わたくし的にはメルドー買いです。(^_^);;;

さぁて、NYの老舗ライブハウス、バードランドの60周年記念ライブは如何にぃ♪

燻し銀的な輝きを感じるコニッツのアルト。ちょっと枯れた、ウォームな感じで始まるLover Manは、淡々と進んでいきますが、ちょっとだけインテリな感じで凄むけど、淡々と終わります。メルドーも背筋を伸ばした凜とした演奏で、コニッツ、ヘイデンのソロに対して、繊細に対応…。よく聴いているとメルドーらしい無機的な美しいフレーズ散りばめてるわ。コニッツのグズグズ感にあってるわ。えらいわ。
硬質なメルドーのピアノから始まるおなじみのLullaby of Birdland、、この編成は別段変わった編成ではなく、ジャズの中では普通な訳なのですが、モチアンのドラムはすべてに開放的といおうか、、ドラムがありながらドラムレスのような空間、自由度を生む。で、そこに何ともいえない感覚でコニッツ流に崩されたテーマとかがぬるぬると、、ずるずると、この辺を理解しながら自分流に音を敷き詰めていくメルドー、こんな状況だけど1音1音が重たい、でも、遊び回るベース、と、バラバラな感じなんだけど個性豊かなサウンドが拡がる。

不思議な空間で、なじむのにちょっと時間がかかるけど、一度入って来ちゃうと胸の奥の方できこえてくる感じです。はい。

抽象的な水彩画を描く感じのコニッツのアルトに、軽く絵の具をぶつけてくるメルドー。Solar なんだよねぇ。コニッツと併走して、ソロに持ち込んでいくメルドーの渾身の演奏を聴いてると、彼以外の誰がここでこういう風に演奏できるだろう、、って、彼の才能を思い知らされる感じですよねぇ。
メルドーから始まるI Fall In Love too Easily。メロディの甘さに流されず、美しくもビターな味わい、、ぼんやり、聴き入る。。それぞれのソロもテーマが分かりやすく織り込まれてる、比較的、リラックスした空気が流れル。こんな感じでは、ヘイデンの感情移入は素晴らしいですよねぇ。

You Stepped Out of a Dreamは、このアルバムの中では比較的タイムを感じられる演奏になっていて、即興的な演奏によくある感じの展開になっています。おしまいは、コニッツから始まるOleo。ほっとするのもつかの間、あれよあれよと、コニッツの不思議な世界に引きずり込まれていきます。頭の奥、あるいは心の奥にOleoを感じながら目の前に拡がる空間に音を響かせるメルドーのピアノは、相手に反応しつつも自己との対話的な感じ。Oleoのテーマのメロディより、コニッツの演奏にあるOleoが顔を出す感じ。と、これに対するドラム、ベースの反応が、、こわいくらいぴったり来る。百戦錬磨の方々の行いで、奇々怪々な状況でございます。最後はこの状況でコニッツが淡々とOleoのテーマを鳴らし続ける。ここが、このアルバムを雰囲気をすべてを物がったっているといってもいいくらい、、、要は、メルドーもすごかったんだけど、コニッツの個性はすべてを飲み込んでしまう、って、感じで終演。

ECMで、至って普通の編成のカルテット、しかも、スタンダードだらけ、って、いうのに、??って、思った人には、かなり納得の、、この二つを超えた異次元空間ができあがってますです。
4人での演奏ははじめて、セットリストなども用意されてない、、など、、まさにジャズの醍醐味が味わえるアルバムですが、淡々とした中に厳しさが潜んでおり、容易に手を出すと痛い目を見るかも。
こういうクールな演奏で、盛り上がるアメリカのライブハウスって、のも、、ちょっと、わたしの感覚からすると不思議だけど、これも、アメリカ。。

さて、、はて、、
メルドーはわたし的ECMの神様ロイドさまの昔のアルバムにもいるのですが、今回も重鎮相手に流石の存在感でした。こういうアルバムで白羽の矢が立つということは、、いよいよ、リーダー作がECM来ますかしら。。

1. Lover Man
2. Lullaby of Birdland
3. Solar   
4. I Fall In Love too Easily
5. You Stepped Out of a Dream
6. Oleo

Lee Konitz (as)
Brad Mehldau (p)
Charlie Haden (b)
Paul Motian (ds)


爽やかな土曜日の朝でした。
朝は、、庭が、、本当に綺麗なんですよ。で、朝一は、草取り。
四月から、朝の時間に余裕ができたわたくしは、午前中が長い人生を送るようになりました。自動的に夏時間にシフトした、とでも、、いいましょうか。。
今日は、明るいうちに夕飯にして、ダーリンと2人で庭のテラスでビールかワインを飲もうと思っています。プチリゾート気分です。はい。

んじゃ、退散♪

2011年6月 3日 (金)

Five / Prysm

Live at Opera De Lyon


ジミヘンの曲にPurple Haze、って、ありましたよねぇ。
曲名を聞いたときに浮かんだ情景が、このジャケットに近かったです。
イギリスのバンドでDeep Purple、って、ありましたよねぇ。
バンド名を聞いたときに浮かんだ色が、このジャケットに近かったです。
紫には、人の心を惑わす、、いえいえ、惹きつける力が存在しますよねぇ。。

と、どうなんざんしょ。このユニットの人気は昔から仮想空間仲間では非常に高いです。デビューから4枚は、めちゃ凄かったんだけど、その後、10年くらいこのユニットでの活動が停止って、感じなのも伝説的で、、人気が高い理由の一つとしてあるのかもしれません。。
以前は、この方々のアルバムは中古市場で高かった気がしますが、今はどうなんでしょう。
フランスの超絶なピアノトリオで、甘さはないけどフランス的エスプリが詰まっておる。尖った感じもお洒落。楽しみだ、と、ぼやいておりましたが、これも予想に違わず素晴らしい熱い作品でした。予想外だったのは、ユニットで5枚目なのでFiveなのかと思いきや、曲によってゲストが入っておりアルバムには5人の名前がクレジットされてました。しかも、そのうちの1人はあのロザリオジュリアーニだす。ライブで、プリズム的方向から行けば、きっとイケイケのジュリアーニじゃ。

全8曲、再演、初演含めてすべてがメンバーのオリジナル♪
2009年、リオンのオペラ座の夜は如何に。。いけっ!

いきなり来ましたっ!変拍子のタイトな曲で、ジュリーアニと一緒に頭からスイッチオン。フリーキィに雄叫びあげるジュリアーニ、三位一体のベスマン達との攻防に会場もテンションはあがるぅ。ピアノの余韻、叙情、なんてものを、すっぱり捨てて高速に突っ走るベスマン。って、途中からローズになって煽りあげます。決めごとに戻ってからも一筋縄でいかない感じ。うーーん。。凄かった。
Secret Worldは、エノコックがマレットを使って比較的ゆっくりした感じのテンポの中でジュリアーニがうねうねと蛇みたいに絡みついてくる。ベスマンはローズで執拗に絡み返す感じ。これもかっこいいです。はい。
ゲストが抜けて、新生プリズムが姿を現すTemps Dense。4ビートで甘さなど微塵もなく、縦横無尽に鍵盤を動き回るベスマンらの3人のやりとりは聴く方も息継ぎさえできないくらい。。この高速変隊を支えるフランスの誇る超絶ドラマーエノックのドラムソロは圧巻ですぞ。これって、dvdとかないんだろうか。

光の屈折のように美しい輝きを秘めたベスマンのピアノソロでX-Ray Intro。。
そのまま、X-Rayへと導きます。と、ギターのManu Codjiaが参加。不勉強で、お初のギターなんですが、ソリッドギターの音を歪ませて、ベスマンのローズとつかず離れずで進行していくさまは、スペイシー、めちゃ辛口で抽象的な感じなのですが、これもかっこええンです。はい。
今度は、ウォーレムのベースソロでThe Stone Cutter Intro。ビター&ダークな歌い口のベースソロから気がつくとThe Stone Cutterへ。ここにも、ギターが参加。涼しげな綺麗でちょっとメランコリックな曲を端正に速めのフレーズで紡いでいくベスマン、揺らぎと浮遊感あるギターで曲を香りづけるManu Codjiaの心地よさ。

んわぁ、もう、ラストです。最後は、今回絶好調のジュリアーニが加わって4ビートをアップテンポで。ガンガン突き進むジュリアーニにバッシバシ反応しながら最後まで緊張感あるスリリングな演奏が4人で繰り広げられる。。
最後の最後まで、一分の隙もない演奏が押し寄せ圧倒し、昇天させてくれる。

オペラ座は、燃えた。。ねぇ。。
テクニックで圧倒するユニットは面白味がない、って、人もいるわけですが、、
ハイテンションで一気に疾走していくスピード感は、快感。恍惚感さえ感じます。こういう強い個性を聴いてみないのはもったいないものかと。。
再結成したと?と、いうことらしいけど、2009年の録音ということで、すでに2年がたってる訳で、原発おさまったら3人そろって、イヤ、、5人でもいいけど、、あそびに来てくださいっ!
お待ちしてまっす!!

誰に勧めるかな。。ええと、好きな人に。
えらくピンポイントで、、アーティさまに。(笑)


1. Reflexion
2. Secret World
3. Temps Dense
4. X-Ray Intro
5. X-Ray
6. The Stone Cutter Intro
7. The Stone Cutter
8. Un Des Sens

Pierre De Bethmann(p,rhodes)
Christophe Wallemme(b)
Benjamin Henocq(ds)

Rosario Giuliani (as) #1,2,8
Manu Codjia (g) #5,7

週末ですね。
今週は、いろいろ用事があって小遣い稼ぎを二日も休んじゃいました。
再来週は、、いろいろあるんで、来週も休んじゃうかもしれないなぁ。。
ほしいものが沢山あるのになぁ。。

んじゃ、退散♪

2011年6月 2日 (木)

Balloons / Kenny Werner

Live at the Blue Note


寂しさも悲しさも、こんな綺麗な風船と一緒に空高く飛んでいってしまうといいのにな。。


わたくし的、元祖NY三大変態系ピアニストのお一人でーす。
マイナーピアノトリオ全盛、ヨーロッパのピアノを追っかけている方からすると、「・・・」って、感じなのかもしれない(汗)、しかもメジャー過ぎる?のか、まわりであんまり話題にならん現状です。今更、って、ことなのかもね。
でも、ピアノの好きな方には、灯台もと暗し、って、感じでこの方の弾くピアノの洗練された美しさは、欧州のピアニストに負けないし、巧く言えないけど、ニューヨークはブルックリ生まれって、ブルースフィーリング、ダークなジャズのエッセンスをみにまとってます。ちょっと、ひねてるけど、、好き。
デンマークのレジェンドなドラマー、アレックスリールがお国の重鎮のベーシスト、ルンゴー、マッドたちと組んで、ピアノを交代で代えて沢山のピアノトリオのアルバムを作っていますが、その中での一番のお気に入りはわたしはAlex Riel 、Kenny Werner 、Jesper Lundgaard の「Celebration」。ポーランドのミュージシャンと組んだ心の陰のような暗い暗いアルバムも大好きです。少し前に愛するお嬢様を事故で亡くされて、娘さんに捧げた感のあるクラシカルな「NO BEGINNING NO END」もよかったですし、その後にでたソロ「New York Love Songs」もケニーワーナーの美学が満載でした。そう、、この中の1曲Back Home Againは、ジャズ批評のメロディ大賞に推薦したのでありました。
つうことで、なにげにこのブログには、ケニーワーナー絡みが潜んでます。(笑)

つうことで、随分、前に来た新作です。今回は、大好きなランディもいたりするわたくし的きらきら星盤。もちろん、全部オリジナル!そして、ライブ録音です。

幕開けは、リリシズム溢れるワーナーのピアノから始まるSada。ソフィスティケイテッドなサウンドで、デビッドサンチェスの感情を抑えたサックスソロが哀愁をかき立てる。最後に拍手が入って、ライブと気がつく。。
ランディがワーナーの描く世界で、ドラムのサンチェスにプッシュされてハードボイルドに攻めルSiena。ここから、デビッド、ワーナーとソロを回していきますが、リーダーのワーナーの盛り上がりは流石、って、感じ。2管のアンサンブルもとても美しい。
ワーナーがソロで蒼白い光を放ちながら語り出すBalloons。ビターな演奏が続き凛とした空気を生む。。リズム隊がフィルインして、ホーンが重なり次第にエモショナルな世界へ。ジョンパチさまの強靱なバネに支えられた力強いくっきりしたソロが印象的。途中からテンポが早まるランディのストレートアヘッドなソロもかっこいい。続く、デビッドのソロも秀逸。功労者は、緩急つけてプッシュしてくるドラムのサンチェスかしら。。18分近い演奏、各人のソロ時間をタップリとった長尺演奏となってます。
ラストClass Dismissedは、頭からスリリングに走っていく。アルバム全編でワーナーのピアノに的確に反応していくドラムのサンチェスに最後の最後にソロが回ってくるんだけど、ライブ会場で一気に聴衆に自分の存在を誇示しちゃうあたりは、やっぱ、ただモンでない。音量そのままで、音がドンドン肉厚になっていく部分は、すげぇ、とか、声が出そうっす。拍手とメンバー紹介で終演。


全体に、洗練と渋さが漂う中、各自のソロに大きくスポットがあたった流れになっていて、汗が飛び散る型のライブ演奏ではないのだけど、ワーナーがきちんと設計した世界が構築されたアルバムです。

1. Sada
2. Siena
3. Balloons
4. Class Dismissed

Randy Brecker (tp)
David Sanchez (ts)
Kenny Werner (p)
John Patitucc i(b)
Antonio Sanchez (ds)

と、、ケニーワーナー、、思いつく感じで、こんなところがあがってました。。

Concord Duo Series Vol.10/Chris Potter Kenny Werner
Toots Thielemans & Kenny Werner
A Time For Love/Kenny Werner Jens Sondergaard
Get Riel / Alex Riel
Sail Away (Live) / Tom Harrell

六月になりましたね。
夏時間になった方々も多いのでしょうねぇ。。

んじゃ、退散♪

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ