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音楽で拡がる輪

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2010年4月20日 (火)

Unlikely Stories/Lage Lund


ピアノ貴公子と呼ばれたのは、ヤンラングレン。1977生まれのノルウェー生まれのギターリスト、ラージュルンドはギターの貴公子だ、、そうです。って、誰がつけるんだ。。
高校卒業後アメリカのバークリーを卒業し、モンクコンペションでジェシヴァンルーラーに続くギター部門の優勝者なんだって!
って、これはラージュルンドの2007年の日本版アルバムのライナーに書いてありました。(^_^);;
我がダーリン、クリポタは三位だったんだなぁ。
現在はニューヨークで活躍してるんだけど、あのシーマスブレークのアルバムとかにいるんだけど、リーダー作はなんだかロマンティックな路線が。。原因は甘いマクス、、って、言うか、甘い音色とわかりやすい歌心ってを持ってるからかも。
このアルバムでも、かなり長尺なソロを淀みなく弾ききるんだけど、きれいなフレーズなんですよねぇ。

今回はラージュルンドのギターカルティット。ジャケットもクリスクロスらしく、地味で素敵♪(笑)
ラージュルンドは先鋭的、先進的って指針でみるとそれなりに今風オーソドックスかもしれないのですが、いかにもニューヨークの街が似合いそうな浮遊感と長尺なソロ、高速なフレーズをテンパラないでスリリングに弾き倒す現代っこです。1音1音クリアで聴いていてイライラしない。メンバー的にもとっても惹かれて購入です。
ドラムに大好きなビルスチュがいるし、ピアノは「Poesia」って、アルバムでオリジナルのMy Love for Youでメロメロになってしまったエドワードサイモンなので、、すごく楽しみでした。
全曲ラージュルンドのオリジナル。

オープニングSwaggerは、ビルスチュさまのドラムワークからっ!ラージュルンドの魅力はもちろんなんだけど、ドラムにビルスチュさまがいるのは、わたくし的購買意欲10倍デーモード突入であるわたしにとってアルバムへの期待が膨らみます。いかにも現代ギターの申し子のような浮遊感あるゆったりしたフレーズから入るわけなんですが、すぐに緊張感の高いスリリングな演奏に。ピアノのエドワードサイモンが非常にいい感じ。素早く細かく反応しながら単調に聞こえやすいギターソロをバックアップする。 Follyはちょっとユニークなメロディ。シングルノート主体なソロはシリアスな感じ。柔軟混ぜて知らない間にスリリングな感じに。ビルスチュのプッシュは繊細なんだけど、的確どんピタ。ピアノの反応も素晴らしい。ラージュと互いに刺激し合いながらも喧嘩にならず全体には非常に美しく調和。
Wormsは、ずっとギターが真ん中にいる前半は特にドキドキしちゃいます。どうするとこんな風に弾けるんだろう。。ちょっと硬いイメージのベースソロもあっている気がする。ほんと、最後まで不思議な感じの曲。
12 Beatsは、抽象的な出だしで難解そうな感じなんだけど、ピアノソロが素敵。クールなのですがノリがいい美しい演奏。速くなってきてテンションが上がってきたとにも決して大声をださないのはラージュと音に対する美学が似てるかも。しかし、、この2人の音やフレーズの美しさに負けないのがビルスチュです。ハイ。

全体のイメージは常に繊細で美しい音楽なんだけど、やってることはかなり難しいそう。

Truchstop Queenは、ラージュのソロから始まるバラード。優しく柔らかな光のベールを見ているよう。。ピアノ、ドラム、、ベース、、全員がそこにぴったりはまってしまって美しい光景のようです。
一転、ピアノの低音で不穏な雰囲気、、Drum。タイトルからビルスチュのドラムフューチャー曲?って思ったんだけど、、単純にソロをドドーーンって、感じではなくて、ビルスチュのアプローチを楽しむ?、って、感じ。手数、音が次第に増えていくのですが、そのヘンの塩梅の繊細なこと、多彩なこと!もう、ドドーーンと爆発は今か今かとわくわくしちゃいましたが、。。やられた、って、感じ。(爆)
Life At The Bottom Of A Lake はダークなイメージのバラード。低音な感じ。静かなんだけど少し捻れた感じが素敵。最後は、What We See。ちょっと難解そうな展開なのですが、ラージュにしてもサイモンにしても、時々めちゃきれいなフレーズを挟むので、すごく聴きやすい。終演に向かって全員で熱くなるのですが、そこは最後まで美学が貫かれていてきちんと美しいサウンドになってます。ラージュのソロって、速くなってきても☆の流れるようにきれい。。

ギター好きな人ならはまりそう。
インタープレイもインプロビゼーションもすごいんだけど、、透明感がある美しいアルバム。

1. Swagger
2. Folly
3. Worms
4. 12 Beats
5. Truchstop Queen
6. Drum
7. Life At The Bottom Of A Lake
8. What We See

Lage Lund (g)
Edward Simon (p)
Ben Street (b)
Bill Stewart (ds)

早起きが続いているので、、めちゃ眠い。。
庭のブナの木の葉っぱがもう少しで開きそう。
紅こぶしは満開。。

んじゃ、退散♪



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コメント

TITLE: 貴公子っすぅ〜
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この盤でのLage Lundの印象は、腕上げたなぁでした。
周りに影響されたからか?という選択肢が拭いきれなかったのですが。。。


。。。そうではないですよね??
TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

TITLE: TBさせていただきます
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なんかバックの演奏とピッタリ寄り添ってという感じではなくて、不安定な針の山の上を歩きつつ、控えめにバリバリフレーズを紡ぎだしていくという、おっそろしく繊細な浮遊感をともなう(ここまでですでに自分で何を書いているか分からなくなった(笑))ギターだな、と思いました。

若いのに、彼、どこまでいっちゃうんだろう、と次回作も楽しみにしています。

TITLE: 「貴公子っすぅ〜」って?
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oza。さま、、貴公子ですか。。
おぉ。。って、酔っぱらってます。ハイ。

>この盤でのLage Lundの印象は、腕上げたなぁでした。

ですよね。
たぶん。。。(爆)

>周りに影響されたからか?という選択肢が拭いきれなかったのですが。。。

あぁ、、、それも相乗効果、、ってことで。


>。。。そうではないですよね??
>TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

ハイ。お返事遅くなってすみません。
最近、眠くて、、死にそうなんです。ハイ。

TITLE: すごいです。。
SECRET: 0
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910さま、こんばんは。
グラティチュード&トラヴェリング・マーシーズ、、両方好きなんですぅ。。。。
聴きたい。

>なんかバックの演奏とピッタリ寄り添ってという感じではなくて、不安定な針の山の上を歩きつつ、控えめにバリバリフレーズを紡ぎだしていくという、おっそろしく繊細な浮遊感をともなう(ここまでですでに自分で何を書いているか分からなくなった(笑))ギターだな、と思いました。

イヤ、なんとなくわかりますよ。
サイモンのピアノはハーモニーをきれいにつける、って、感じでなくて、対位法的に反応してますよね。
でも、全体的すごくきれいな感じでまとまっていて、いいですわ。

>若いのに、彼、どこまでいっちゃうんだろう、と次回作も楽しみにしています。

若いけど、、めちゃ若くもない。
童顔だけど、30超えてますです。って、若いけど。(爆)

トラバありがとうございました。

TITLE: TBさせていただきます
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ルンドのテクニックが素晴らしいの以前から分かって、けっこうオッカケ状態になっていたのですが、本作でようやくしっくりくるメンバーと巡り会えたなって感じた。
Criss Crossからの前作も決して悪くはなかったのですが、やっぱり白人の方が相性がいいような気がしますね。

Ben Street、Bill Stewartのリズム隊が参加しているアルバムは「Agnar Mar Magnusson / Kvika」というのも入荷したので、こちらの方も楽しみです。

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/f1d7ed94e2f77ed8eea4d0ca29066316/83

TITLE: こんばんは。
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naryさま、このアルバムiPodとかで聴くとまた格別。
繊細な動きに目がぐるぐるです。ハイ。

>ルンドのテクニックが素晴らしいの以前から分かって、けっこうオッカケ状態になっていたのですが、本作でようやくしっくりくるメンバーと巡り会えたなって感じた。

そうなんですよね。
ギター巧いとは思ってたんですけど、これ作品的にもいいと思います。

>Criss Crossからの前作も決して悪くはなかったのですが、やっぱり白人の方が相性がいいような気がしますね。

しかし、、クリスクロスって、面白いアルバムが沢山ありますよね。この地味っぽくってマニアックな感じが、、なんとなく、、日本人このみな気がするんですが、、本国でも人気のアルレーベルなんでしょうか。。

>Ben Street、Bill Stewartのリズム隊が参加しているアルバムは「Agnar Mar Magnusson / Kvika」というのも入荷したので、こちらの方も楽しみです。

アイスランドのピアニストですよね。
って、大丈夫だろうか。。
ventoazulさまのところでお見受けはしてたんですけど。
いかがなものでしたか?

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