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音楽で拡がる輪

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2009年1月21日 (水)

Mulligan Mood / Jan Menu

AX
昨日は、大寒でしたね。
冬の寒さとは別に、不況の冷たい嵐が吹き荒れている今日この頃。。
この国の政治家のおじさま方は、、なんだか浮世離れしてますよねぇ。。(って、わたくしに言われルのは最低だよねぇ。。)
簡単に「経済効果、経済効果」って、言いますが、、その心、、どう心得る?(笑)
経済事情にも、世の中にも疎いわたくしですが、、(わかってますって)
ある国で1人ヒーローが生まれると、その国には沢山の恩恵がやってくる。。。位ならわかります。
ええとね、、例えば、、ヨンさまァ。
「冬のソナタ」で、日本には大韓流ブームが訪れました。
大告白、、みたことないんだよねぇ。。って、実はTVドラマって、この数年みたことない。(歳だよねぇ・・)
ブームや彼だけに止まらず、今や安定した人気を保っている。
その経済効果ってすごいと思うのね。韓国も日本も。
でもって、へりくつ抜きで、自国のスターを褒め称えられたら、あちらの国だって、悪い気はしないし。
お金のことだけでなくて、文化&人的交流とか、日韓の過去を考えたとき、今、、時代がヨンさまかどうかは別として、「それはそれはヨンさまさま」で、、ございますヨネ~♪

ジャズの世界でも、似たようなことは、、ありまァす。
圧倒的なテクニックで日本のジャズファンを驚愕歓喜させたFabrizio Bossoことボッソさま。
この人も見た目も王子様だし。
今の圧倒的な人気のイタリアンハードバップの流れに、やはり不可欠な人だったと思うのです。
イタリアはちょっと遠いし、言葉のこともあって簡単にとんでいくことはできないけれど。
でも、通販サイトを使ってアルバムは買いたい放題だし、彼らが来ればブルーノートだって満員御礼です。
今やマイスペースなんてお気軽な友達作りが可能な時代です。
雲の上のスターと思っていた彼らともラテンの気軽さで仲良くなる事も可能なんです。
もちろん、あなた、語学ってものが必要ですが。(笑)
そうなれば、あなた、何が無くてもイタリアファンになってしまうでしょう。。
ついでにイタリアワインだって飲んじゃうし、ついでにイタリアに旅行に行きたい、なんて思ってしまうのが人の子でッす。(笑)

で、今回、同じようなものを実感してるのが「あの」Jesse Van Rulleことジェシさま。
未だにこの人が世界的にどのくらい人気があるのか、、わたくし的には良く解らないのですが、、。
ただ、、とにかく、日本人の琴線に触れるギターリストであることは間違いないと思います。
日本では完璧にオランダの生んだギターヒーローです。
彼も見た目も王子さまだし。(^_^)v
彼のギターは、ニューヨークの先鋭的なギターリストと違って、甘く懐かしいジャスギターの音色なんですよねぇ。
で、体温が高めでジャズギター的にストライクな部分が多いんだと思います。
最近は日本の「55RECODS」からアルバムが出るので、大好きな成田さんがきちんとしたライナーつけてくれることもとても嬉しいナ、って思ってます。
結構、前からのファンなんだけど、最初はデンマークの人かと思ってました。
頭のいい人は、名前でピント来るんだろうけど。
正直その頃、オランダのジャズ?って、その時の私には頭の隅にも無かったんだと思います。
今やそんなオランダの生んだ、ギターヒーローにメロメロで、来日すれば、上京したいなぁ。。って思うくらい。
で、彼のリーダーのアルバムはもちろんですが、、他の人のアルバムでも彼が全面的にフィチャーされていたら、やっぱり、欲しくなってしまうのが人の子でっす。
で、、これが、、愛国心つうか自国の先輩ミュージシャン達との共演盤をバンバンだしていているんですねぇ。
そうです、世界には有名で無くても上手いミュージシャンは沢山いるんです。
これらのアルバムはジェシの人気も手伝ってこれらはなかなか好評なのです。
師匠のギターとの「Maarten Van Der Grinten & Jesse Van Ruller 」とか、ジャズ批評に初めてのせて貰った「In Pursuit / Jesse Van Ruller & Bert Van Den Brink」とか、、あと自らが参加しているオランダのビッグバンドとの「Silk Rush/Jazz Orchestra of the Concertgebouw featuring Jesse van Ruller 」とか。。
もう、してやられてたぁ、、って感じですが(爆)、みんな、、なかなか良いアルバムなんです。
後ろ二枚とこのアルバムは「55RECODS」、、やるねぇ♪
ジェシのもたらす経済効果、、ってヤツでした。(笑)

さて、前置きが「異様」に長くなりましたが、、その彼が今度はオランダのベテランのバリトンサックス奏者Jan Menuと共演です。このアルバムの購入動機はもちろんジェシです!
ライナー読めば、このベテランにして名手のヤンヌーは初めてのリーダーアルバムだそうです。
以前にジェシのアルバムにいたなぁ、、って、思いながら強面のお写真を眺めました。
タイトル通り、1曲Bernie's Tune をのぞいて、すべてマリガンの曲です。アレンジはヤンとジェシで♪

まずは、お馴染みNight Light。夜の静寂に流れるようなゆったりした演奏。
なんだか懐かしいFestive Minorは、テンポ良くバリトンで飛ばします。もの凄くダンディな感じ。
ジェシのソロもやっぱりかっこいいのです。ベースソロも入ってガッチリチームワーク完璧ですね。

しかし、なんですね。
強面なお顔とは別でソフトな感じの音、演奏です。
重たさを感じず低音主体のテナーくらいの感覚。(笑)

Flash、二人のユニゾから始まる軽快な演奏。緊張感溢れるヤン&ジェシのソロ。
Theme For Jobimは、一転静かにヤンの静寂に消え入るような音ははぁとを鷲づかみです。
哀愁の漂う二人の絡み合い。
ちょっとユーモラスな感じもある Ontetの演奏。
うむ、、なかなか変速アレンジのBernie's Tune。
ジェシって、こういう遊び心もたっぷりありますよね。
Tell Me When はムードたっぷりに♪

Walkin' Shoesはジャズロックの乗りでイケイケ楽しく。
空間をたっぷり使った演奏のSoft Shoes。
アップテンポで、疾走感溢れるMotel。ジェシの魅力も全開にヤンと最後まで一気に駆け抜けます。
イェ~~ィ!!
って、終演。

全体に落ち着いたムード。ヤンのバリサクもジェシのギターもめちゃくちゃ先鋭的なわけでは無いのですが、ジャズ魂、ジャズ心がたっぷりなダンディなアルバムです。
結構アグレッシヴでスリルある場面もあって、あっという間に終わってしまい、リピートしても疲れません。
で。。やっぱり、ジェシのギターは素敵な音。。。最高。(^_^)v

1. Night Lights
2. Festive Minor
3. Flash
4. Theme For Jobim
5. Ontet
6. Bernie's Tune
7. Tell Me When
8. Walkin' Shoes
9. Soft Shoes
10. Motel

Jan Menu (bs)
Jesse Van Ruller (g)
Clemens van der Feen (b)
Joost van Schaik (ds)

そうそう、このメンバーでCOTTON CLUB (2/21(土)~2/22(日)に来ます。
くっそ。。また、、行けないぞぉ。。(涙)

ライナーにもあるのですが、ヤンって、、あの体格の良いオランダ軍団、オレンジ色の悪魔、って、言葉を想い出させます。。。
すげぇ、、がっちりしてるの。で、顎とかエラとかが、、ジョーズみたいなんだよねぇ。
楽器が体格を選ぶのか、体格が楽器を選ぶのか。。それは永遠の謎ですが。。
でも、テナーサックス奏者は「でかい人」多いよね。(爆)
そういえば、ナリーさんがかいていて思いだしたんだけど、Gary Smulyanてバリサクも、、顎つうかエラ、、ガッチリしてますよね。。この人はひたすら吹き倒してますが。。
Hidden Treasures/Gary Smulyaもお勧めです。

って、土曜日は雪マークついてるけど、、いよいよジャズスト間近になりました。
※冬の新潟ジャズスト※まで、あと3日!

では、退散♪




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コメント

TITLE: TBさせていただきます。
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聴いていて、こういう手もあったか、やられたあ、と思いました。

今までバリバリ吹くバリトンばかり(といってもそんなに多くないですが)聴いてきたので、こういうソフトなのを聴くとホッとします。と言いつつ、ソフトなだけでなく幅広くいろいろな攻め方をしていて、この人、タダモノではないな、と思いましたです。

TITLE: はじめの2歩目ぐらい
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すずっくシスター、連日のコンタクトですね、monakaです。
このギターをサイドで聴いてもっと聴きたくなってこのアルバムをひろいました。
年末から実にゆったりとなごましてくれるアルバムでした。
バリトンも眉間にしわを寄せなくて良い感じで肩懲りませんでした。
TBはこちらに
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/79fd679506921d2d5bfbed6ae700f1c7/df

TITLE: TBさせていただきます
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本作はほとんどの人がジェシ・ヴァン買いだったと思うのですが、リーダーのヤン・メヌーも、ベースもドラムスもなかなか良かったですね。
また録音が最高で、まるで管球式アンプで聴いているかのようなアナログチックな音の良さだけでも十分に楽しめました。

国内盤はどうもイマイチな感がある昨今において、55 Recordsだけはこれからも目が離せません。

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/2864d6eccb0a631a3ff5c8eacf20aeac/83

TITLE: なんだか、ほっとしちゃいますよね。
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910さま、おはようございます。
しかし、、あの引用の権は腹立たしいですねぇ。。

>聴いていて、こういう手もあったか、やられたあ、と思いました。

わたくしは、最初、あまりにストレートなタイトルで触手が動きませんでした。
今更、、なぁ。。って、思ってしまいました。
でも、ジェシがいるでしょう。。。
聴いたら、懐かしい曲が、少し今風に甦っていて良かったです。

>今までバリバリ吹くバリトンばかり(といってもそんなに多くないですが)聴いてきたので、こういうソフトなのを聴くとホッとします。と言いつつ、ソフトなだけでなく幅広くいろいろな攻め方をしていて、この人、タダモノではないな、と思いましたです。

わたくしもそうののですが、バリトンってやっぱりソォォット、綺麗な音だすのって難しいのでしょうねぇ。。
って、消え入るような音を感心して聞いてました。
どうなんでしょうねぇ。。?

トラバありがとうございました。

TITLE: このギターかっこいいですよ。
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ブラザー最中さま、、おはようございます。

>すずっくシスター、連日のコンタクトですね、monakaです。

はいはい。
面白いもので、続くときは毎日ですし、とぎれると間が随分あいたりしますよね。

>このギターをサイドで聴いてもっと聴きたくなってこのアルバムをひろいました。
>年末から実にゆったりとなごましてくれるアルバムでした。

サイド、って、なんのアルバムでしたでしょうねぇ。。
最中さんには、文章の中にもある探求ってピアノとのデュオがお勧めな気がしますが。
ですから、このアルバムもトラバしておきましたぁ。(笑)


>バリトンも眉間にしわを寄せなくて良い感じで肩懲りませんでした。
渋いおじさまですよねぇ。
でも、、お側にいたら、、ちょっと、SPみたいな感じですぅ。。。

ありがとうございました。
またネ♪

TITLE: (-_-;
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naryさま、おはようございます。

>TBさせていただきます
naryさま、、それがトラバ届いて無いのです。
ご面倒で無かったら、もう一度お願いします。

>本作はほとんどの人がジェシ・ヴァン買いだったと思うのですが、リーダーのヤン・メヌーも、ベースもドラムスもなかなか良かったですね。

そう、絶対95%そうだと思うの。。
でも、ヤン、ジェシはもちろんですが、ベースもドラムも仰るとおり水準高いですよね。買って良かったです。
オランダ、風車とチューリップと、、ミッフィーちゃんだけでなかったなぁ。。(笑)

>また録音が最高で、まるで管球式アンプで聴いているかのようなアナログチックな音の良さだけでも十分に楽しめました。

なるほど。。懐かしい気分はこれもあるのかしら。

>国内盤はどうもイマイチな感がある昨今において、55 Recordsだけはこれからも目が離せません。

未だに愛慾に訴えるジャケットで勝負されてるところでしょう。。それだけでなくて、色々、、ありますよね。

ありがとうございました。

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