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音楽で拡がる輪

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2007年7月

2007年7月14日 (土)

清く正しい週末の過ごし方。

まぁ、いろいろ、ありますが。。
新潟市民でジャズファンだと、今週はこれしかない、、はず。。
新潟市は、今日と明日の二日間が「NigataJazzStreet(新潟ジャズストリート)」
チケット一枚購入すると、一日聴きたい邦題。
二日かよっても、2000円で聴きたい邦題。
「行ける人」絶対お得です。

私のリンク先の「じゃずバルブトロンボーン吹きの日常 in 新潟」のやぎさまもちろん参加。
ジャズバルブトロンボーン、って、珍しい楽器吹いてますから。。
このイヴェントに行くひとは是非聴きにいってみてください。
「このブログみた」、って、言っても、、何もでないですけど。。
お兄さま(サックス)と2管のバンドです。
絶対パワフルなサウンドが聴けちゃうとおもいますです。
あ、豪華3管仕様、ってのもあるね。面白そうだなぁ。。
ついでに、、小さな声で。。私、隠れAYAKOさまファンどす。

でも、うむ。。。やぎさま、もう、謝っておく。m(__)m
いつか、何処かで。。m(__)m


今日の独り言。


お誕生日おめでとうございま~す。
って、今日?明日??明後日???
どうか、どうか、末永くお幸せに♪
そして、、長生きしてね。(ここが重要!)


追伸
今、The Peacocksが、、かかってます。
え、それだけですけどね。。。美しい曲ですねぇ。。。
写真は、5月、6月のカレンダーのイラスト。
これで、一本、ブログあげるつもりが、、気付けば、、7月になったのであった・・。



2007年7月11日 (水)

Durango Kid 2/Toninho Horta

フレッドハーシュ、マイケルブレッカーと本人達が望んだわけではないのでしょうが、
「死」とい人生の究極の命題を考えざるを得ないアルバムがつづきました。
おちゃらかで、脳天気な私なんだけど、体調や気候もあって、なんだか気分が重たくなってますね。仕方ないよね。
で、昨日あたりから、心と体のリハビリ体制にはいっていまして、Toninho Hortaのスペイシーなサウンドをたて続けにきいてましたぁ。(^_^)v
我が愛するブラジルは、MPBのギター&ヴォーカルのトニーニョオルタさま。
このアルバムは彼のソロアルバムでございます♪
「2」って、ナンバリングからわかるように当然「Durango Kid(1993)」というアルバムの第二弾。どちらも、私の中では名盤あつかいなのですが、タッチの差で「Durango Kid 2」がお気に入りで愛でています。

オルタさまは、ギター好き&ブラジル好きにはたまらん魅力をはなっておりますからねえ。
基本的にはアコースティックギターと「声」そして、メロディアスなオリジナル曲で創り出す独自なファンタスティックな世界。
ブラジルのボッサはもとより、クラシック、ジャズ、ポップスといろんな音楽がミクスチュアされた音楽のセンス、ギターテクニック。
男性にしたら高めの声ではいる「浮いた感じの(^_^);;」スキャット&歌の世界、、。
ははまるとたまらんのだなぁ。。。
その歌声は彼の浮遊感あるギターに、さらに浮遊力を付ける天使の羽根でござる。
彼のアルバムを聴くと、まず、上昇気流が吹き込んで、わっと、空間が広がり一気に地上300メートルに(3000メートルでも良い)視線が上昇しまっす。鳥です。鳥。鳥のように自由に空を滑空してる気分でございます。

アルバムは13曲中Dorival Caymminoの曲が1曲。あとは、オルタさまの申し子達。
オープニングから素敵な曲がつづきます。
Aquelas Coisas Todasアップテンポでリズムを刻むギターとヴォイスのお見事な一体感に、思わず、「ぱっぱらら、、、」って、途中で、一緒にうたっちゃいますよね~。
この1曲目かなり好きで、4分半が終わると、単純な私はご機嫌な気分になってしまいまっす。
一転、静かにオーソドックスに弾きがたるCanto de Desalento。アルペジオを効果的に使った美しい演奏。これ、ハープで聴いてみたいよねぇ。
続くDona Olimpiaも大きな空間を感じる曲。次第に熱く登り詰めていくオルタに誓ってしまうのである。何処までも一緒にいきまっす。私。
Dorival Caymmiの曲、Saudades da Bahia。軽やかに。(まぁ、軽やかでない曲は無いけどさ)
これまた名盤彼の2作目「Toninho Horta」の1曲目、Aqui, Oh!もう、この陽気なサンバがちょっとお洒落に再演されてます。ギターカッコイイ!!
これまた、名盤「Moonstone」にも収録されてるLiana。美しいギターソロがの後にふわっと入ってくる彼のヴォイス。こういう瞬間がたまりませんです。
で、そのタイトル曲にもなった、Pedra da Lua(Moonstone)。ファンタジックで、幻想的な雰囲気ももった美しい曲。

Viver de Amorもファーストアルバム「Terra Dos Passaros」からの曲。
よく見れば、このアルバムから沢山再演されてますね。
Litoralも明るい曲調で繰り返し歌詞の中にでてくる「Litoral」が、女性の名前だと思った。だって、愛おしそうに叫ぶんだもん。なんと、[The Coast] 海岸だって。(-_-);;自然賛歌の歌なのかなぁ。
Bons Amigosもしみじみした味わいのある良い曲だよね。
Meu Canario Vizinho Azulと、タイトル通りの自由で大きな空間が広がる。
Amor Infinitoは、短いんだけどこのアルバムで一番ジャズっぽい感じがするかもね。
Falso Inglesも「Terra Dos Passaros」にも納められてた曲でした。
あ、あっちでは、Falso Ingles [Wonder woman]でございましたねぇ。。
始まりと終わりをファーストからの曲できめたのは、原点を見つめるような意味もあったのかもしれませんねぇ。オルタさま、その心は?
う~~ん、気付けば静かに終演。

なんと、たった49分の世界。
彼の持つ世界は、色彩豊かで、何処まで無限に広がるファンタスティックな世界。
周りの空気が軽くなって、あなたにも羽根が生えちゃうこと請け合いまっす。
そんでもって、ギターテクニックのかっこよさは、世界中のギターリストの憧れパットメセニーが敬愛してることで証明済みです。
あなたと私の心の平和の為に一枚どうぞ。。(きっぱり)
が、これって、廃盤なんだねぇ!うっそ!!!どうして?
叫んで退散。。。orz..

1. Aquelas Coisas Todas [All of Those Things]
2. Canto de Desalento [Without Hope]
3. Dona Olimpia [Mrs. Olimpia]
4. Saudades da Bahia
5. Aqui, Oh!
6. Liana
7. Pedra da Lua [Moonstone]
8. Viver de Amor [Living for Love]
9. Litoral [The Coast]
10. Bons Amigos [Good Friends]
11. Meu Canario Vicinho Azul [My Neighbor Blue Canary]
12. Amor Infinito [Infinite Love] 
13. Falso Ingles [Broken English]

Toninho Horta (g,vo)

Big World Music (BW2014) 1995

オルタ効果その2。
「忘れてしまいたいことや♪どうしようもない寂しさに包まれたときに」
こんな時にも酒など飲まずにオルタさまで社会復帰できます。(たぶん・・)
でも、オルタさま、、かなりの巨漢です。
その歌声とギターからは想像できない、、巨漢です。。..はい。


2007年7月 7日 (土)

Pilgrimage/Michael Brecker

マイケルブレッカーが亡くなって既に半年以上たってしまいました。
彼の「新譜」Pilgrimageを聴きましたか?
もし、あなたがマイケルブレッカーの演奏に驚愕したことがあるのであれば、是非一度聴いて頂きたいものです。病気だとか、、最後のレコーディングだとか、、そういう、、メンタルな部分に働きかけるのでなくて、まぁ、普通にカッコイイのです。しょっぱなから、凄いっす。
で、マイケルの容赦なく吹きまくるメカニカルで複雑なフレーズが心に届かない、と、普段より思っている方はこれが最後のレコーディングだといっても買わなくて良いとおもいます。遺作だからと無理することもないかも。だって、そういう悲壮感、、ないもん。
体調などもあって、多少、出まくる部分が少ないかも?と、おもいつつも、普通に誰もイメージする「あの」いつものマイケルブレッカーが居るから。
家族への感情を曲にした叙情に訴える曲や演奏もあるけど、基本的には、「へい!マイケル!やったね!!」って感じなのですから。

アルバムメンバーは超豪華。ただし、リーダー作は彼はいつも超豪華っすよね。
妥協しないよね。そのへんが、、グロスマンとかと違うんだよねぇ。。orz
かわり、サイドでは何処ででも吹いちゃってますけど。。一体幾つのアルバムに居るのでしょう。。
全曲彼のオリジナル。でも、これだって、前作もほとんどオリジナルですからね。
彼の曲はもちろん素敵なメロディもあるんだけど、、私的には彼のソロの為にあるような曲ばかり!って、かんじっす。いいんです。スターなんだから。(きっぱり)

まずは、いきなりマイケル節炸裂。ここから3曲、ちょっとマイナーなメロディでダークな雰囲気のある2曲目も含んで、かなり複雑な曲想でシリアス、スリリングな怒濤の演奏がつづきます。病弱な方はリタイヤしたほうがいいかも。
ガッツな(死語?)マイケルに刺激されてか、それぞれの意気込みか、メンバーも最初からテンション張りつめた演奏。パットメセニーがこの状況で止まらなくなるのはよくわかるのですが、私的には、、ジャックディジョネットのドラムがものすご~~~~~くカッコイイ。やっぱ、ディジョネットさまは凄い!!メルドーもお得意の右手左手誰のも、これも、信じられないスピードで出現。
来たぁ。Tumbleweed。超お気に入りの一曲。強烈なビートにのせて、全員で半狂乱の状態。説明不能がつづく。。う~~ん嬉しい、、○ちがい沙汰だわ。(きっぱり)
ヴォイスが入って、アフリカンぽい?私はなんか中近東、ってかんじかなぁ。
でも、、全然宗教色が無くて、から~~~っと、しちゃってる。ここまで来ても精神性に走らない(走れない?)のは、やっぱり、コルトレーンとは異質だとかんじちゃいます。しかし、このヴォイスは誰?
この曲、えらく好きでリピートナンバーっす。
で、バラード。無菌室に居て、直接触れあうことができなかった家族の言葉からできたバラードWhen Can I Kiss You Again?。これだって、メロディはえらく叙情的なんだけど、後半、やっぱりただじゃすまなくってる。○ちがい沙汰の4曲目終わって、このバラードがはじめる瞬間はちょっと、、だけ、胸がきゅんとするぞ。ちょっとね。。
ここから、3曲、真ん中のHalf Moon Lane綺麗なメロディの曲を含めて、全員、、の進撃は続くのです。特に、8曲目はこれまた複雑に入り組んだキメキメ状態とでもいうか、なんか、もう、、言葉に成らないのです。もう、、全身全霊でエネルギーの全てを絞り出そうとしてようなマイケル、、それに応えるメンバー。

そして、最後タイトル曲、、 Pilgrimage。これも、好きだなぁ。。
ハービーのエレピの響きが遠く大きな空間を造りだし、巡礼の旅っというタイトルに妙にドンぴしゃ。壮大で幽玄な雰囲気と、空中に居るような浮遊感と、次第に極まっていく、、それぞれの感情がトルネードのように天に向かって一つに集約されて、、いく。
終演。
おぉ、普通に凄いぞぉ。。。
聴いて良かった、、聴けてよかった。。マイケル、ありがとう。。

と、、いいつつ、、最初の単純な驚きや感動が過ぎて、、
何度か聴いてるうちに、、いろいろな事に気がついてくるわけです。
この時点だって誰にも負けないくらい、凄いブロウイングなんだけど、彼自身はきっともっともっと、すげぇブロウを常に目指していたんじゃないかとか。。
まぁ、ちょっと、、、そう言う意味で、、落ち込んだりするわけです。
で、追い打ちかけるように、、或る部分では、、
これって、マイケルの声なのか?とか、、思ってしまうわけです。
彼はそんな事に気をとらわれて欲しくないだろうから何処とか、、いわないけどさ。(きっぱり)
誰にだって、どうしようもない時はあるんだ。ベストは尽くしてる、、。頑張れ、っておもったり、、
もう、イイから、充分だから、、って、おもったり・・。
乙女心を熱く燃やした私としては、、ちょっと、切ない。。。行ったり、来たり。

天国って良いところなのかな。。
楽しくしてるかな。。
そろそろ、、自分が天国の住人になったことに気づいているのでしょうね。
驚いちゃうよね。無念もあるよね。家族に逢いたいよね。サックス吹きたいよね。。
マイケル様、世界中のみんなが、貴方に感謝して、心からの哀悼の意をささげてますよ。そして、、静かにやすらかに、、と。。願っています。

でも、私は、、やぱっり、、今でも、、、、往生際悪い私。。
心の中で呟くかな。(怒られそうだから、、凄く、、小さな小さな声で。。)
お願い、何時か、、また、戻ってきてね。

1. Mean Time
2. Five Months from Midnight
3. Anagram
4. Tumbleweed
5. When Can I Kiss You Again?
6. Cardinal Rule
7. Half Moon Lane
8. Loose Threads
9. Pilgrimage

Michael Brecker (ts,EWI)
Pat Metheny (g,g-syn)
Herbie Hancock (p,el-p) 1,5,8,9
Brad Mehldou (p) 2,3,4,6,7
John Patitucci (b)
Jack DeJohnette (ds)

Universal (UCCM-1116) 2007

今日は七夕です。
晴れてる。良かった、良かった。
織り姫、彦星は、一年に「たった」一度「しか」逢えません。
でも、彼らは相思相愛だもんね。いいよね。羨ましいっす。
私のような沖の蛤は、、海の底から、、天高い星を眺めるワケですから。。。
そう、、ぶつぶつ、、いわずに天を仰ぎます。。



2007年7月 4日 (水)

Night & the Music / The Fred Hersch Trio

子供の時に暗黒星雲という存在を知ったときにとても興味をもった。
宇宙には、薔薇星雲のようにそれは華やかで美しく光り輝く星雲達が沢山あるのだけれど、周りの光りで黒く浮かび上がる暗黒星雲っていう存在もあるんですね。ほぉ、って感じで写真に見とれた。。。
その言葉の響きと存在はなんだか子供心に重たく、、恐く、、でも、、とても惹かれるものがありました。
夜空の美しさの中に見えないけれどもひっそり潜んでいる暗黒、、闇の世界。
本当は見えることが無い闇だけど、遠く離れていても私たちの地球と、、イヤ私とも、、「何か」必ず繋がってる。。
え?いきなりなんだって?ええとね。。
Fred Herschの耽美的な演奏の中には、心の奥彼の深淵な部分と繋がっていて、常にその暗闇に共振するように微かに震えるようなが部分がある気がするのです。

前に読んだ日本語のライナーに1955年のアメリカはオハイオ州生まれとあった。
え、生まれも育ちも生粋のアメリカっこですかぁ。
叙情的で内省的な側面、クラシックのピアノをしっかり習いコントロールされた美しいタッチ、明らかなビルエヴァンスへの憧れなど、、なんだか欧州のピアニスト様みたいっす。作曲面でも、とても素敵な作品が多くミュージシャンにも支持者が結構いるかも。あ、ヨーロッパのピアノで誰か、、がハーシュ集ってだしてましたよね?
私は「Songs We Know / Fred Hersch + Bill Frisell」なんていう、どちらのファンからも敬遠されそうなアルバムが好きだったりしまっす。(^_^);;;

アルバムは、スタンダードが4曲、モンクの曲が2曲、彼が一応4曲、ベースのDrew Gressが1曲です。メドレーになってるのがあるので、トラックは10です。
So in Love。息を飲むようなそれでいて何処か切なさをもつ美しさ、非常に耽美的にはじまるのですが、次第にドラムがぎっしりと音を埋め込みはじめ、クールにメラメラ燃え上がっていく青い炎はパーカッシヴ&硬質。後半はかなり緊張感あるスリリングな演奏。この気持ちの上でも演奏でも静と動のハッキリした減り張りは彼の特徴かも。沸点低い、っていうのかなぁ。。。私に似てる。。(^_^);

う~ん、このドラムは好き嫌いがでると思うよ。軽めで巧みなのでガンガンフィルインしてきても、5月「ハエ」一歩手前で聴けるんだけど、人によって結構ボーダーライン上かもねぇ。。私的には全然オッケイで、緊迫感を生んでるきがするんだけど。まぁ、兎に角、じっとしてない。あ、、でも、じっとしてるドラマーってのもみたことないよねね。(^_^);

Rhythm Spirit。そのままリズムを意識した曲なのでしょう?リズム陣の活躍もですが、舞台を所狭しと飛び跳ね踊るダンサーの姿のような、鍵盤の上を音から鍵盤の上で動き回る彼の白い指が浮かんでくる。
Heartland。。まるで、一枚絹をかぶせたように、柔らかな音とメロディ。
ドラムは抑え気味でベースのDrew Gressのちょっとダークなソロが入る。あ、ちょっと前にMarc Coplandとアルバムだしてましたよね?
前曲の静寂な雰囲気をキープしつつピアノとベースの不思議な囁きは、You and the Night and the Musicへ橋渡し。微かにテーマがきこえはじめ、3人で登り詰めていきます。タイトルは、Night and the Music。「You」が欠けるのですよねぇ。。
でも、ここでは演奏は悲しみを共有してくれる人がいる。。
Boo Boo's Birthdayって、有名な曲?ではないんだろうけど、聴けばモンクとわかるモザイクモンク。これさぁ、大好きなジョーヘンさまが吹き込んでまっす。モンクでいてジョーヘンなんですけどね。m(__)mハーシュもモンク集だしてるくらいですからねぇ。。モンクでいてハーシュ。m(__)m
流暢な彼のピアノで聴くモンクはやはり知的な感じがします。
2曲「」の曲がつづきますが、まずはリズミックに跳ねるちょっとモンクさまが乗り移ったChange Partners。おもしろいよん。そして、、彼の本流。。深い深い深呼吸。。そぉぉっと息を吐き出すように始まるHow Deep Is the Ocean。メランコリックな感情そのままに。。。まさに彼の内側の深くくらい部分と共振する演奏。
続くハーシュのオリジナルは美しいけれど躍動的。
Andrew Johnベーシストのオリジナルは曲といううよりあふれ出る感情を綴った感じ。
再びモンク曲。今度は有名なMisterioso。とても意欲な3人の演奏で終演。

う~~ん、やはり、彼のピアノは、、美しいとか綺麗とか、、それだけでなくて、そういうものを越えて、ずぅぅぅぅ、、、と、奥の方にある彼の内側の闇の部分と常に微妙に共振している気がする。
陰りがあるとか、、陰影があるとか、、そういったイメージなんだろうけど、だからといってそれが重くぶら下がってるのでもないと、、思う、、私。で、1,3,7がお気に入りと言う分かりやすいヤツ。。(^_^);;

さて、そこのあなたにはこのアルバムの向こうに何が見えるかしら。。

1 So in Love
2 Rhythm Spirit
3 Heartland
4 Galaxy Fragment/You and the Night and the Music
5 Boo Boo's Birthday
6 Change Partners
7 How Deep Is the Ocean
8 Gravity's Pull
9 Andrew John
10 Misterioso

Fred Hersch (p)
Drew Gress(b)
Nasheet Waits(ds)

Palmetto Records (PM 2124) 2007

突然ですけど、自分が不治の病におかされてるとしたらどんな気持ちで毎日をすごしますか?
この恐怖計り知れないものがあると、、私は思う(きっぱり)
人として生まれたら、誰でも必ず死ぬのですが、普段は特別「死」を意識して生活はしてないものです。
たぶん、、平均寿命を越えた人間でも。。。ね。
ハーシュは自ら、ゲイであること、HIV感染者であると公言しており、エイズ関連のいろいろな運動に協力をおしまず活動しているようです。
で、ミクシィのFred Herschコミュの情報ですと、普通に普段、体調もあまりよくなかったりするらしいのですが、この秋、9月にソロで来日するようです。ちょっと、場所渋いよぉ。9/28日東京御茶ノ水カザルスホ-ルを予定だそうです。

さて、さて、、Palmetto Recordsのhpは太っ腹でーーす。
このアルバム細切れでなく、、全曲、全部、聴けちゃうはず。自信なのかなぁ。
是非聴いてみてください。


2007年7月 2日 (月)

Witnessing / Lars Jansson Trio

記憶の糸をたぐって、心の中にある深い湖の底からゆらゆら浮かび上がってくるのは何?
答えは「想い出」。
想い出ってね、消すことはできないんだって。
だからねー、人は想い出で出来ているんだって。(きっぱり)
私はね、どんな想い出も無理して消すと、歪んだ心になるとおもうのです。。
でも、どうしても消したい想い出もありますよね?どうしましょ?
答えは簡単。
静かに心の湖の底に沈めておきましょう。(これも、結構、、きっぱり)

Lars Janssonのこのアルバムは、2002年の夏にリリースされてます。
どうして、わかったのか忘れたけど、その年ずっと楽しみに待っていました。
で、遠くスウェーデンの通販サイトから空を飛ばしました。
だから、夏の終わり、、秋の初め?そのあたりから聴いてる筈なんですが。。
なぜか、、このアルバムの記憶の糸をたぐると雪の匂いに繋がるのです。
雪にはね、匂いがありますねー。ねっ?
そう、、このアルバムは、、雪の匂いなのです。。


アルバムの初めを飾る曲は、私的ヤンソン流ウエルカムソングの一つ。
彼らにはこういう自分たちの世界に招き入れるような曲、、がいくつかあると思ってる私。
僕らの音楽世界へようこそっ!って、大きく手をひろげた彼らが見えてくる曲。
目と目が合って、にっっこり、って、感じだよぉ。
明るく躍動感あるメロディを軸にそれぞれが自己紹介がなされていくような、とてもフレンドリーな幕開けです。
そして、ノリの良いGet It。途中のダニエルソンの高速パッセージがかっこよくて、イェ~イ、って、踊り出したくなる。
思索的で、静かな雰囲気がただようWitnessing。刺激的な音が一つもないけど心の中にいろんな思いがわき上がってくる。。。
やはり静かなメロディ。そして穏やかに柔らかなな気持ちになるAt Ease。メロディにはどこか寂しげな雰囲気もあって、その感情を共感しあうようなピアノとベースの演奏が好き。。
テンポよく躍動感たっぷりのFred。Quiet Morningsは爽やかで、明るく、、、でも、何かがおこりそうな気持ちになる演奏。
Inner Flowと名付けられた曲なのですが、私には、立ち止まって振り返る自分がみえるような思索的な曲。
Just Being、、この曲も好き。柔らかなメロディは、やがて駆け抜けるようなテンポと励ますような明るさで私たちを曲のお終いまで運んでくれる。
現代ピアノトリオでは、ベースは大きなスペースを与えられているんだけど、こんなにいろいろな顔を持った楽しいベースのソロを聴くことはなかなか無いなぁ、、なんて、にんまり、思う。

New Blues。ちょっと、黒くて、なんともかっこいい。
Resting In The Shadowもファンが思い描くヤンソンメロディそのもの。。3人の息のあった温かな演奏にほっと、、力が抜ける。
The Wounded Healer Can Heal、、、
安易に使われてる癒しという、言葉に辟易してるへそ曲がりな私であるが、、、
この曲、演奏を聴いて穏やかな優しい気持ちにならない人も少ないでしょう。
まさに、心癒される思い。。。
ダニエルソンのソロがまた、、優しい。優しい。優しい。優しい。優しいぃぃ!!!
そして、、、ちょっとだけ、悲しみが含まれてる。。。優しさがちょっぴりだけ持ってる悲しさ。。
それは、、大人にしか、、わからない感覚かも。。。

おしまいは、三人の会話ではじまる。。しだいに不穏なメロディが重ねられていき、、フリーな感じ、アブストラクトな楽器での演奏、、、、再び、話し声へ移行。。
う~ん、この最後の短い「通信」は。。。。?

何時、何処で、どんな時でも、
彼らは私を無条件で歓迎してくれる。。。
歳を重ね、、大人になってしまった、、私。
現実の世界に、ここまでリラックスして自分を解放できる世界は少なくなってしましまた。。
美しい甘美なメロディと、素晴らしい演奏が詰まった大事な一枚。

1. Success-Failure
2. Get It
3. Witnessing
4. At Ease
5. Fred(Dedicated to Fred Sturm)
6. Quiet Mornings
7. Inner Flow
8. Just Being
9. New Blues
10. Resting In The Shadow
11. The Wounded Healer Can Heal
12. Reading Music

Lars Jansson (p)
Lars Danielsson (b)
Anders Kjellberg (ds)

Imogena Records (IGCD 100) 2002

2002年から2003年にかけての冬は、、結構大雪だったのかな?忘れちゃったけどね。
私はか弱い細腕(バッシ)で、毎日朝晩家の前の駐車場を雪かきしてたのです。
このアルバムと同じような山吹色の防寒具を着て、真っ赤なスキーのグラブはめて。
ポケットに携帯型のCDプレイヤー(死語かなぁ、まだ、使えるんだけどなっ)入れて。。。
毎日、毎日、、
来る日も来る日も、、
豪雪地帯の雪かきからくらべたら、たいした事ないのですけどねぇ。。m(__)m
雪国の必需品、一家に一台のスノーダンプを使って雪かきしてました。
その時の雪かきのお供が、このアルバムだったのね。

2002年の11月に私は新潟で、スカンジナビアコネクションで来日したLars Janssonをはじめて目の前で聴きました。
ステージは当然ヤンソンメロディがたっぷりで、CDでは知らなかったお茶めなヤンソンもしることができ、、心にコラーゲンが沢山補充されましたぁ。
で、、アルバムにサインして貰った。。。
だから、その年には、、このアルバム聴きながら一心不乱に雪かきしたのでしょう。。?
だから、アルバムは雪の匂いなのでした。。

いや、お疲れの心にはラーシュヤンソンに限るわ。。
力をもらって、明日から沢山たまった新譜聴こう、、っと!


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