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音楽で拡がる輪

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2007年4月 9日 (月)

Time and the Infinite/Adam Rogers

「This record is dedicated to the memory of Michael Brecker.」中ジャケの一番最後のアダムロジャースの言葉。そう、マイケルブレッカーにかわいがられてたアダムロジャースの新譜。。。
録音は2006年の3月なので、今年の1月にマイケルブレッカーが亡くなって、リリースするときに付け加えられた言葉なのでしょう。ありきたりの言葉だけど、彼からでると深い。
クールでソロがはじまるとメカニカルなフレーズが止まらなくなっちゃうのって、よく似てるよねー。
で、めちゃくちゃ巧いのだけど、ど派手さがないのでありまする。
かなりクリエイティブなギター職人、って風。(なんじゃそりゃ?ってかな?)
リーダー作は全て「Criss Cross」からでておりまっす。
デビュー作はピアノ入りカルテットで、その後2作はクリスポッターの入ったクインテット。このブログでは2作目の「Allegory/Adam Rogers Quintet」を紹介してまっす。
こんときは、ロジャーズ、ってなってるなぁ。。やっぱ、ロジャースなのですよねぇ?
今回4作目は、初めてのギタートリオだわ~~い。わぁ~い、わい。
男ロジャース、ギター一本で勝負だぜぇ。
ベース、ドラムの露出度の比重が高くなるから?か、、わかりませんが、ベースのスコットコリーはそのままで、ドラムは素敵なギター達の御用達ブランド、ビルスチュワートで~す。このメンバーで予約しちゃった人は、、多いとおもうぞぉ。

と、届いてみれば、、なんと、9曲中4曲も大スタンダード。オリジナル4曲、あと1曲はバードの曲。そんでもって、うち3曲アコースティックギター。一転、甘い叙情派に転向かぁ?
まぁ、良い意味で裏切ってくれそう。。な、、、よ・か・ん・予感☆

アップテンポのNight And Dayからして、リズム隊の力強いビートにのって硬質で鋭いギターのソロが展開される。メカニカルに、とぎれることなく続くハードボイルドなギタープレイ。感情なんて微塵も無く、次々と繰り出す音符の長蛇の列。その高揚感をプッシュするドラムとベース。ギター小僧なら、うぉ、、と、叫びたい。
次曲はかなり暗い。喪失感や不安感がびっちり詰まった感じのオリジナル。なんか、鬱っぽいメロディがうねうねすすむスローな展開からミステリアスにクールに極まって解放され、なんとも、夢遊病のような不思議な世界。

Time And The Infiniteは、アコースティックギターでの演奏。そのクールで端正な感じはそのままなのですが、アコースティックの音色を知り尽くした演奏。
なんとも、形容しがたい不思議な雰囲気を持った曲なのですが、コリーのボーイングが内側に向かった無限の広さ深さを感じさせる。
アダムロジャースさまは、デビュー当時からリーダー盤で、1、2曲アコースティックギターでの演奏を入れてきてる。彼のこだわりらしい。これが、超たんたん、巧いのですぅ。
うむ。。。甘く切ない。ナイロン弦の柔らかさで表現するYoung And Foolish。
シンプルにゆっくりとした時間。。抑えた感情から、微かに感じる苦みも含んだ素敵な演奏。人柄がにじみ出るように、真面目さと切なさが交差する。

アップテンポでバードのCheryl。と、一筋縄ではいかない変態ものとまでいわないけど、鋭く切れ込みます。ビルのドラム、、やはり、いいよねぇ。
と、再びアコースティックに持ち替えて、フォークロアな香りのする哀愁メロディのバラード。これは、かなり私の琴線にも涙腺にもくる仕上がり。
途中のコリーのプレイもグッと来る。
知らない国の、知らない街並み。。。静かな午後。。影のある男の背中。

Without A Song。Night And Dayの時にも思ったのですが、こういう印象的なメロディの曲でのインプロゼイションで、感情を捨てきった鋭い切れ味のフレーズがこの人の好き嫌いを分けちゃうところなのでしょうね。でも、ちゃんと、Without A Songになってるのよ。不思議な頭の中でござる。
Ides Of Marchゆっくりと始まって、それこそ、このアルバムそのもののように、緩急、緊張と解放、それを繰り返しながら終わる。。抽象的なオリジナル。
ギターの練習のようなギターソロの始まりから、やがて、、始まるのはスローなスローな美しいバラードが始まる。
アバークロンビー風に揺れる音で酔わせるI Loves You,Porgy。
最後まで、酔わせてくださいます。コリーさまも切なく歌い、とても好きな演奏でございます。

内省的な作りなのですが、一曲、一曲表情が大きく違う事と、ギター弾きならこのくらい息切れなどなく「平然」とこなせ!、、と、言わんばかりのテクニックがたまりません。。。
そう、やっぱ、ギター好きに☆
意外とおセンチな面も存在することに大変嬉しく思う今日この頃。。。
できる男は、涙は隠してお仕事って、、ね♪
以上、現場のすずっくでした。m(__)m

1.Night And Day
2.Elegy
3.Time And The Infinite
4.Young And Foolish
5.Cheryl
6.Esteban
7.Without A Song
8.Ides Of March
9.I Loves You,Porgy

Adam Rogers(g)
Scott Colley(b)
Bill Stewart(ds)

Criss Cross (Criss 1266 CD)

そうなんだぁ、ビルさまの活躍場面は確かに少ないんだけど、誰が聴いたって、どにいたってこのドラムの仕事はいいよなぁ。
このお方も、生でお聴きしたあことがありません。。。
できたら、この、、この3人で、新潟へ!
お待ちしております。すずっく、自腹で、回らないお寿司、、おごりまっす。

「111111」のお遊び、、七人の方の登録を嬉しくおもいまっす。
七人の方々、、ありがとう!
そして、登録しそこなった、、あなた、、「111111」踏んでくださいね。


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JAZZ(Born In The U.S.A. )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: TBさせていただきます
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TBありがとうございます。
ECM系などの静かなアルバムも好きな私としては、こういうアルバム、大好きです。そしてちゃんと3人で出るところは出る部分もあるので、HMVで予約の人気アルバムだったことも、聴いて納得でした。

TITLE: まだ110276か(笑)
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そうかぁ、マイケルに捧ぐだったんですね。
そんな気持ちで聴くとこのアルバムはピッタリとフィットしますよ。
星ひとつ増やそうかな。
私もギターの好みのタイプでいけばアダチさまよりも断然アダムさま(ちょっと洒落)です(笑)

こちらからもTBさせていただきます。

TITLE: ってまたまたTBできません
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どうもgooとは楽天とココログの相性が悪いようです。
Yahoo記事の方でTB貼らせていただきました。
110281(笑)

TITLE: ありがとうございます。
SECRET: 0
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910さん、今回は一回でとらばできました。

>TBありがとうございます。
>ECM系などの静かなアルバムも好きな私としては、こういうアルバム、大好きです。そしてちゃんと3人で出るところは出る部分もあるので、HMVで予約の人気アルバムだったことも、聴いて納得でした。

これ、910さんのブログでよんで、ビックリしました。
リンクしてる友達も長く待たされた、って言ってたけど、そのせいかなぁ。
Estebanにはまっちゃってますです。はい。

TITLE: 今、110380です。
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naryさん、100しか、すすんでないっす。

>そうかぁ、マイケルに捧ぐだったんですね。
>そんな気持ちで聴くとこのアルバムはピッタリとフィットしますよ。
>星ひとつ増やそうかな。
ふやせ、ふやせ。
でも、録音は、2006年ですからね~。

>私もギターの好みのタイプでいけばアダチさまよりも断然アダムさま(ちょっと洒落)です(笑)

んじゃ、私は、、マダムさま、ってどう?
まぁ、結婚してますから、、、
マダム、って名乗っても、、まぁ、、いいわけで。。
誰!そこで、お腹抱えてわらってるのはぁ。。

くしゅん。
ほんと、ヤフーだと成功するのですね。

TITLE: だいぶ、遅れての入手です。
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あまり、派手なアルバムではないので、話題にもなりにくいのかも知れませんが、ツウ好みの渋いアルバムと言ったら言い過ぎでしょうか?? 
良いアルバムだと思いました。

TBさせていただきます。

TITLE: お得でしたね。
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oza。さん、トラバありがとうございました。

>あまり、派手なアルバムではないので、話題にもなりにくいのかも知れませんが、ツウ好みの渋いアルバムと言ったら言い過ぎでしょうか?? 
通好みか、、わかんないっすけど。。
ジャズギターって、すげぇ~~~~、難しいとおもうんですよ。
反則かもっしれないけど、彼のギター追いかけてるだけで興奮します。
巧いんだもん。

>良いアルバムだと思いました。
私も、そうおもいます。
でも、確かにメロディアスなピアノトリオが好き☆
って、人が買ってもなんにも面白くないかもしれませんね。

私もトラバいたしました。m(__)m

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