2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

音楽で拡がる輪

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月

2007年3月29日 (木)

All Alone/Alessandro Galati

「あ、春ぅ」。。
三寒四温とはよくいうもので、春は少しづつ少しづつ近づいてきて、、、
ある日、ふと、、、気が付くと春の中にいるのですよね。。。

一番感じるのは「光」?
ほんの少しだけの角度の違いで、昨日までと同じ景色の筈なのに、、
何処か、、何か、、違うのですよね。
柔らかな春の光が、全てのものに魔法をかけます。
光は沢山そそがれるのですが、何処かふわぁと霞んだ印象なのが春。
何もかもが、、何かをまってるような、、そんな色合い。
今日みたいに、春の嵐の時も、なんとなく空気がゆるい。

新譜や未聴の作品がいくつかあって、何枚かかけてみたのですが、
どうも、、今の気分と違う。。。春ですものねぇ。
私の心の中にも春がしっかり侵入してきて、、、
「春心の扉」を開けた。。。
この扉の向こうの世界にぴったりなアルバムがあるのです。
イタリアは花の都フィレンツェ生まれのピアニスト、Alessandro Galatiのソロアルバム。
ブラザー最中の随分、随分前のお勧めの作品なのです。
三曲除いて、彼のオリジナルです。

最初の最初から、、優しい優雅なメロディと演奏。
最初の最初から、、想いが溢れます。。。
少し、思索的な音が時々はいるのが、いいな。
気持ちがゆったりとしてきます。
音の一つ一つが、春の陽射しのような柔らかなきらめきを持つ。
どの曲にも優しさの中に哀愁が混じり、シンプルにシングルトーンを中心に繊細に情景を奏でていく。。。
三曲入ってるイタリアの名曲達となんの見劣りもしない素敵なメロディ達。
音と音の間にあるのは慕情、、、
一曲一曲、、最後の最後まで、、ピアノの余韻を、、残す。
空気の震えが静まるのを静かに待つ。
そんな、繊細な音空間を最後まで楽しめます。
ふと、、気づけば、最後の曲、「素敵なあなた」。。

繊細で美しく哀愁たっぷり、、心もやんわり和むバラード集でした。
イタリアは花の都に生まれた抒情派ピアニストが奏でるバラード集、、、
春の準備にいかがかしら?

1 Broken toy-Lil'Sophia
2 Leipzig,1862
3 Rever de te voir
4 Bukowsky
5 Averti tra le braccia
6 Thin fish
7 Una lunga storia d'amore
8 Vaish spnish
9 Slow down Venice hearts
10 Tu si'na cosa grande

Alessandro Galati (P)

Blue Gleam (BG001)

アースキン、パレダニエルソンとの秀作「TRACTION AVANT」より、好みかも。(^_^);
久しぶりの静寂盤。
でも、同じレーベルから新譜がでてるのね。
しかーーも、来日もするのね。
うむ。。。


2007年3月23日 (金)

「ライブ」は異なもの味なもの。

縁は異なもの、っていえば、ダイナワシントンだな、って言うと、歳ばれまっす?

月曜日に29th scandinavian connection@新潟(Gioia Mia)にでかけました。
ご存じの方も多いと思いますが、スカンジナビアコネクション、はスウェーデン在住で、多くの有名ミュージシャンと共演している実力派のベーシストの森さんが中心となっておもにスウェーデンを中心に北欧のミュージシャンと日本の架け橋を行っている活動です。
森さん達は来日すると、ハードなスケジュールもなんのその、日本のあちこちのライブハウスで、高水準な演奏が聴けるという素晴らしいもの。
地元のミュージシャンと共演したり、観客に気さくに話かけてくださったりと、ホント、演奏は高水準だけどアットホームなライブなのです。

今回は、私的お気に入りのスウェーデンのピアニストAnders Perssonが来日ということで、是非にと出かけていきました。着席!

Gine Gaustad Anderssen(vo)
Anders Persson(p)
Yasuhito Mori(b)
三人で全国をライブしてきたのですが、新潟では地元出身の鶴谷智生(ds)さんが入った構成でした。

ライブは始めピアノトリオではじまり、「アイリメンバーエイプリル」「ジャンゴ」「ネイチャーボーイ」と、王道スタンダードで観客をわかせます。
いやぁ。。まいった。
もしかして、、私はアンダーシュのほんの一面しか、、今まで見えてなかったのでしょう。。
ずっと、感情控えめな、内省的な日本人的感覚に近い考え方のピアニストだとおもってました。。
繊細ですが、インプロ含め、結構パーカッシヴでアグレッシブな面も多く、ジャンゴのようなドラマチックな曲を、感情をたっぷり込めてメリハリある演奏は「清く正しいジャズファン」の「はぁと」をがっつり鷲づかみです。
ストレートに熱いのです。おぉ、ジャズだぜぇぇ。
そのちょっと、丸さがでてきたかなぁ~、って背中が、、(^_^);
ずっと、演奏に合わせて歌っている。
いぇ~い、って、おもわず声かけたくなるドライブ感。
森さんとの相性はもちろんぴたりで、阿吽の呼吸なんだろうけど、
温かなまなざしと、厳しいまなざしと、、、馴れ合いにはなってない距離感。
そこに、やるき満々のドラムがはいって、
そこに、そこに、キュートだけど、何処かさっくり感のあるヴォーカルが入って、拡がる世界は、なかなか、面白かった。
十代みたいな可愛いお顔に、女の表情が交差するアンバランスな魅力もそのまま歌にもある。
もちろん、メロディを歌うだけのお嬢さんではない。
自分の意思表示をはっきり伝え、頬がほんのり染まる熱演。。

ステージは、スタンダードを中心にスウェーデンの歌とノルウェーの歌、そして、アンダーシュのオリジナルと、あっとういまに、アンコールのニューヨークの秋になってしまいました。
楽しかったなぁ。細かな事はわすれちゃったけど(^_^);、ずっと、体が動きっぱなし。
楽しかったのでござる。。はい。
嫌な事、面倒な事、、いろいろ、忘れちゃうほど。。

家に帰ってきて、興奮もだんだんおさまってきて、、
次第に想い始めたのがね、ライブって、、
ただ耳からの「♪」だけのものでなくて、音楽を通しての「はぁと」と「はぁと」の繋がりなんだなぁ、、って、ことかなぁ。
ええと、もちろん、一番重要なのは、そこで演奏される音楽そのもの。
功労者は演奏者です。当然でーーす。
演奏者からいただくありがたい、、、パッション。
が、、が、、ライブハウスの音楽は、それだけでなくて、、
やはりそこに集う沢山の人々のエネルギーでつくられていくものなんじゃないですかねぇ~。

CDは、どんなに一生懸命、何度も何度も聴いても、基本的には演奏者からの想いだけです。
CDに演奏者はどれだけの想いを込められるか、どれだけ聴く側に伝えられるか、、、そして、リスナーはその音符にのせた想いをどれだけ聴き取れるか。。
それはそれで、音楽そのものをしっかり楽しめます。
いつも、楽しませていただいてます。

でも、皆さまも経験済みでしょうが、ライブは演奏者と聴衆に相互の交流ができて初めて双方が大満足するものになんですよね~♪
素敵な音楽には、聴いてるもののパワーもアップして、ハイテンションにして非日常的な感覚ももたらしてくれちゃうんですねぇ~♪
例えばね、スタンダードで客が喜んで盛り上がるのは、知ってる曲だ、ってだけでなくて、よく知ってる曲では演奏者と一緒に演奏してるような気持ちになれるんですね。(私、、だけか?)
もう、この時点でいつもの私では、、無い?!
楽器は弾いてないけど、声だして歌ってないけど、でも、何処か気持ちは「演奏」に参加してるのである。架空楽器だな。
実際にきこえる音楽はもちろん演奏する人達の音楽なんだけど、気持ちは一緒にスィングしてるのよねぇ。。♪
もう、わくわく状態ですよね。演奏が素晴らしければ、「自分の演奏」もえらく素晴らしいわけですし。。。
当然その波動は演奏する人にも届いてるんじゃないのでしょうか。。ね。(演奏したこと無いから推測ね)

「良いライブだったねぇ」ってのは、「素晴らしい音楽だった」、って事はもちろんだけど、きっと、聴いてる人も一緒に演奏に参加してたかのような気分になれたんだ、って、きがします。
そう、ほらほら、ライブの後って、なんだか、歌がうまくなったような気分で口笛なんてふいちゃったり、はな歌しちゃったり、歩きながらリズムとちゃったり、、
ね?なんか、、疑似ミュージシャンになってません?(え?これも、私だけっすか?)
まぁ、それだけじゃないけど、、、そんな気持ちが強く感じちゃえるライブは楽しいよね。

ライブはね、いろんな意味で音楽を通して人と人が繋がる処。
沢山のご縁が渦巻く処よね。
「ライブ」は異なもの味なもの。。。
って、ことですか。。
今回のスカンジナビアコネクションのライブ。。
まさに、音楽を通して人と人が繋がる処でした。




2007年3月20日 (火)

袖振りあうも「多少」の縁。。

突然ですが、、
「袖振りあうも多生の縁」
って、ことわざ、、の意味
道ですれ違った知らない人と袖が少し触ったくらいでも、それは前世からの縁によるものだと言うことから、人と人との関係は偶然のものではなく、全て前世からの深い縁にもとづいていると言うこと。

なんだそうです。。
このブログを読んでる、常連様なら、、
ここで、ぴ~~んと、来るかもしれないけど、、
つい、、つい、つい、先日まで、ブログ管理人、すずっくは、、

「袖振りあうも「多少」の縁」
と、ずっとに思いこんでいました。(たぶん、3日くらい前まで)
きっと、過去に幾多のテストで×をもっらてるのでしょうが、、
テスト全体に、、
○より、×の多いすずっくは全然気づかず、ここにいたったのでありました。
で、意味
道ですれ違った知らない人と袖が少し触ったくらい、そんな偶然な浅い縁であっても、人と人との関係は大事にすると深い縁につながる言うこと。

こう信じて、使いまくってきたのに。。。
今更、、かえられない。。なぁ。。きっと。。
でも、なんつうか、結果的には他人との「ご縁」を大事にしよう、って事になっては、、いる。。


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

At Large / Anders Persson Trio
昨日、このAnders Perssonのライブを聴いてまいりました。
なんつうか、、幸せな余韻にひたっております。
ホントに、このライブもご縁なライブでございました。
少し、余韻がさめた頃に、、ライブの感想をかくかもしれません。
でも、酔っていまして、、(ワイン2はいで。。)
なんか、この幸せ気分で充分なきがします。たのしかったぜぇ。



2007年3月17日 (土)

You've Changed / Fabrizio Bosso

イタリアンハードバップの「火付け役」と、いっても過言ではないトランペット奏者Fabrizio Bosso。沢山の作品に参加してて、しかもいつもテンション高い素晴らしい演奏で人気です。実は、ローマのシリーズでも、ピエラヌンツィの作品にかり出されていて「おぉ!!さすが根っからジャズ屋」って、演奏でござった。これも、おもしろかったけれど、今回は彼のリーダー作の新譜ね。

物憂げなポーズが決まってるブルーな色合いのジャケット。
その雰囲気を損なわぬ、ストリングス入りのバラード中心の作品。
ストリングス入りは皆さま敬遠するけど、私は好きっす。
だって、だって、だって、、女の子だも~~ん。(バッシ)
先日も大好きなバティスタの。。。Round About Romaにうっとりしてたのね。
しかし、写真うつり良い人ね。めちゃくちゃ格好良くうつる角度をちゃんとご存じな人ね。
さすが、イタリアの伊達男。

お初ブルーノート、リーダーということで、企画盤的様相も無きにあらずの選曲。
しかーーし、私的琴線にふれまくっているかもね~。
脈絡なく??アメリカ、イタリア、ブラジルの素敵な曲がならんでます。

1曲目はThe Nearness Of You。
1月のマイケルブレッカーの訃報は彼がこの曲を吹き込んだ時は知らなかっただろうから偶然なのでしょうけどあの時この曲を聴いてるので胸が締め付けられる想いがする。
ゆったりと微妙に揺れるミュートで奏でる想いは「あなたの傍にいられる幸せ」。ゆらゆらと天にも昇る気持ちが込められた秀作。
Nuovo Cinema Paradiso、、カップをとって、まっすぐに天に向かって放つトーンの素晴らしいこと。
「イタリアの哀愁」を背中に背負うのは、大好きなパオロフレズなんだけど、ストレートに伸びやかに歌うボッソもセピアカラーがしっかり似合う素敵な演奏。
どなた様もため息、吐息がでること請け合います。日々の生活にやさぐれたそこの、、あなた。。お勧め。。夕闇にのびる飛行機雲のように消えゆく音の美しさ。
そして、You've Changed。この切なく美しいメロディを歌うのはダイアンリーブス。
彼女の歌が持つ深~~い呼吸のような大きな自然なうねりがこの曲のぴったりはまってたまらない。常に大地を吹き抜ける風のような自然で、器の大きさを感じさせる彼女。
恋人の心変わりを嘆きつつも、おおらかな印象に歌いあげる彼女にそっと寄り添うボッソの優しさ。もう、しっとり、うっとり、湿度100%。
ジーノ・パオーリの名曲「恋は終わりなく」。私、この明るさも大好きです。好きなフレズの演奏も大好き!
これは、フリューゲルでしょうかね。。ざっくり感が明るい曲調とぴったり。
大好きなバティスタがソプラノで参加して、戯れ踊るような二人の掛け合いが楽しい。後半はほんと終わりない刺激的な演奏になってます。
あぁ言えば、こう言う、こう言えば、あぇ言う、、、ってまさにこんな感じね。面白すぎるぅ。
ストレートに歌うGeorgia On My Mindでもちょっとだみ声もまじって良い感じ。

EstateはSergio Cammariereという男性の歌手がゲスト。
ポップス~ジャズのピアノ&ヴォーカルの人のようですが、この曲は歌だけね。
煙草とお酒がよく似合う古きタイプのプレイボーイ風のおじさまの色気。
酸いも甘いも、って感じですか?ハッキリと好みが別れそうな人。
私はこのアルバムへの参加は良いとおもいす。でも、彼のアルバムは買わないと思う。
もともと、強い理由がないと、ボーカルものあまり買わないのですけどね。

綺麗なメロディだなぁ~、って思ってみたら、イヴァンリンスの曲。
うむ~、Jobiniandoにはいってましたぁ。。
いやいや、リンス本人のヴァージョンもうっとりですが、ボッソの演奏もうっとりするバラード風仕立て。
とても、自然に想いをのせた演奏です。これを含めて2曲にベボフェラ参加してるんです。続く、Summer Sambaはテンポもアップして軽快に。バラードでの表現力はもちろんですが、こういう、軽快な演奏になるとホント巧さが際だちます。ベボフェラのソロも私には短いけど、良い感じです。来日してね。

わぁ~再びミュートになって、バティスタも参戦のJoyful Day。
ホント、芸達者達の会話は、面白い。面白い。おもしろ~~~い。
強い個性を消さずに、互いに刺激を受けながらも、一緒に曲を演奏していく楽しさに溢れた演奏。
ユニゾンしたり、追いかけっこしたり、そりゃ、あなた達のレベルなら何うやっても楽しいでしょう。。。
で、再び、話題の主、Sergio Cammariereが今度はピアノとともに登場。
Per Ricordarmi Di Te、自分の曲です。哀愁の固まりみたいな曲なんだけど、私的に歌の感じもこちらの方がいいな。ボッソも途中ミュートをやめてかなりエモーショナルなソロになりますが、もう、今にも泣き出さんばかりの名演技。ホント、ここで私は一緒に泣くのであった。。この人、ホント、すげぇです。
最後は、タイトル曲のインストヴァージョン。
ダイアンリーブスの参加もいいけど、しっかり、この曲の美味しいところをもってかれてるので、このヴァージョンはファンには嬉しいかも。
フリューゲルかな、、ふくよかにイメージを膨らませた素直な演奏です。
ストリングの甘い風にのせて、淡々と歌うボッソの男気で終演。

たまりませんでしたぁ。すずっくは、気絶まぬがれたけど、音が頭にこびりついてる。
怪鳥ボッソのスリリングでハードな飛行も大好きなんだけど、優雅に舞うボッソも大変宜しい!
本当に、イタリアはトランペット王国ですねぇ。。
確かに甘口だけど、彼の演奏は常にハイレベルでピリっとしてるので、バランス的に良い感じです。おまけに、四人のゲストがそれぞれ良い味付けになっています。
日々の暮らしに、一枚いかが?優雅にイタリアしましょう。。

1. The Nearness Of You
2. Nuovo Cinema Paradiso
3. You've Changed
4. Senza Fine
5. Georgia On My Mind
6. Estate
7. Rio De Majo
8. Summer Samba
9. Joyful Day
10. Per Ricordarmi Di Te
11. You've Changed (Instrumental)

Fabrizio Bosso (Tp,Flh)
Pietro Lussu (P)
Luca Bulgarelli (B)
Lorenzo Tucci (Ds)

B.I.M. String Orchestra
Giuseppe Tortora
Paolo Silvestri

Dianne Reeves #6 (Vo)
Sergio Cammariere #6 (Vo),#10 (Vo,P)
Stefano Di Battista #4,9 (Ss)
Bebo Ferra #7,8 (G)
Bruno Marcozzi #7,8 (Perc)

そう、ダイアンリーブスは以前は得意でなかった。
ミルトンさまの歌を歌ってたので、それが最初の一枚か?
一昨年でた、クリスマスアルバム聴いたら、ファンになった。
言葉の一つ一つに感情が吹き込める人なんだもん。
そして、なんだか、地球的大きさ、おおらかさを感じます。。
基本的に女性ボーカルは、白人のナチュラルな人達が好きなんだけど、
彼女は、お気に入りでございます。
クリスマスアルバム、コピーコントロールやめて再発しましょう。お願いだ。
そして、ライナーにパオロフレズが、ぎっしりと書いているのですが。。
イタリア語、、くっそ~♪って、感じ。。。

と、なんだか、やたら長くなってしまってすみません。
イタリアの春爛漫、ってことです。はい。


2007年3月15日 (木)

そろそろ、、ホントに春うらら。。

前回、アコギ弾きのダックスフンドに呼び止められて、カレンダーを買ったお話をしましたが、あれから既に二ヶ月経過。時のたつのは速いものです。
そうです、二ヶ月めくりのカレンダーは次のステージ?へ、行っちゃってます。
いかがかな?
「The Greatest Rock'n'Roll Band in The World」
そう、「The Dogs」と名付けられたこのバンド。
四人組ですわね。
左利きのベースが歌ってますわね♪



あの方々ですわね。
どう?感じ出てますよね!



ひな祭りも終わってしまって、少し寂しい部屋だったのですが、先日、思い立って「アリス」を飾りました。
ルイス・キャロルにゆかりのある街オクスフォードのアリスショップから運んできました。結構気に入ってます。
時々、夜になると彼らは遊び回ってるようで、反対向きになったりしてます。
アリス、夜遊びはいけまぜんぞ。



そして、これは昨日やってきたお気に入り!
形からベースかな?っておもったんだけど。
なんだか、音まででそうでしょ?
さすがにそこまではいかない。。
でも、ちゃんと黒いハードケースに収めれていて、ちょっと、長めの?弓までついてるのです。
素晴らしい。m(__)m





今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

John Abercrombie, Marc Johnson & Peter Erskine
そう、ライブ イン ボストン、って呼ばれるヤツ。
私がアリス、って言えば、これだ、これ。エヴァンス、、その後かも。
いいのです。誰が何を言おうとも。俺のブログだ。
ジャケットのこのゆらゆら、船酔い感、、それはそのまま、
我が愛しの野獣?!アバークロンビーことジョンアバちゃんのギターそのものっす。



2007年3月10日 (土)

すべての道はローマに通ず。(Stefano Bollani編)

Jazzitaliano Live2006/09 Stefano Bollani Trio
個性的な花が咲きそろうイタリアのミュージシャンの中でも、とりわけ大輪で不思議で人目を惹く花。
それは、ステファノボラーニ、あなたです。(きっぱり)
その魅力は母国の素晴らしい音楽風景を背景にしっかりもち、しかも生命力溢れる強烈な個性による大胆かつ繊細で、グルーヴ感もあふれる演奏。
20世紀がまるごとつまってるようなジャズピアニストです。
十代からポピュラーミュージックの演奏などで、鍛え上げて来たピアノスタイルは、かなり個性的。
温室育ちには思いもつかぬようなフレーズの連呼。
そりゃ、なんだ?って言う、スタンダードの料理法。
大物ミュージシャンを喰いまくったバッキング。
そのおそれを知らぬチャレンジャーな精神、音楽への情熱は、自ら歌うアルバムまでだしちゃう個性派。
既成の表現、殻から常にはみでそうな勢い。
つうか、、はみでちゃってるかも。
悪魔から、天使、、汚れ泣き少女から、罠を仕掛ける情婦まで。。。
本当に、多彩な表現で、「生き生き」とした、常に生身感覚の演奏を聴かせてくれる。
欧州叙情派「末端」ピアノにありがちな金太郎飴的な王道「耽美的」な表現というより、自分が感じる「美」というものをかなり具体的にゴージャすに表現している。
ジャズファンなら誰もが持ってる「壺」、先の読めないスリリングな展開がファンを惹きつけて病まない。しかも、常にメロディックなのである。
そう、ママンのお腹の中から「歌」とともに育った典型的なイタリアンなのだろう、、って、おもうのでーーす。


ローマに滞在すること、、早二ヶ月。。(^_^);;
「そろそろ、お家に帰りたいな~」、なんて、里心が見抜かれたか。。
今宵の「Casa del Jazz」はマイダーリンの一人、ステファノボラーニだって♪
おぉぉ、、やっぱ、いかなくちゃ。
ローマの中心部、Viale di Porta Ardentinaの公園の春を堪能しながら、通い慣れた「Casa del Jazz」に向かって、とぼとぼ、、歩くすずっくである。
イタリアの春は、素敵☆(だと。。思う。。誰か、、招待してくれぇ)
今日のメンバーはと、フライヤーをみれば、、
おぉ、メンバーはあの日本盤のトリオと一緒ですね。


ボラーニさまにかぶりつける場所を選んで着席。
出てきました、わぁ、カエル顔、健在。黒いビロードジャケットをラフに着こなして、パンツの縦線がまた素敵。イタリア人らしくお洒落。うむ。。
ベースのアレス様のおひげも悩ましいわん。

石畳の街並みがイメージされるような哀愁あるボラーニオリジナルEravamo un Manipolo di Eroiから始まる。くっきりと一音一音が、踊り出す。
パーカッションのリズムも効果的、連携プレーもお手の物。
アレスの歌いながらのソロも飛び出る。イタリア人のベースは歌うの好きですよね。
(途中で、、満足げに笑いまっせ!)
イタリア民謡のような哀愁を振りまいて。。ノリの良い一曲目が終わると、
Elena e il suo violino。アルバム、タイタニックではハーモニカをフィーチャーしてえらく叙情豊かな琴線てきな演奏でしたが、今回はピアニストボラーニのハイテンションなインプロゼーションが存分に楽しめる演奏。
ピアノの鍵盤の上を縦横無尽に動き、トリオとしての一体感も登り詰め、アレスの濃くくっきりしたソロ(また、笑いまっせ)もはさみ、美しいメロディに戻ってくると、別人のようなタッチ。ベースと韻を踏んで見事に着地。
Donald FagenのMorpf the cat。24年ぶりのソロアルバムで、話題になったフェイゲンの曲を取り上げて、やっぱ、アンテナが常にぴんとはってる証拠。
結構脳天気に始まるのですが、途中から、メロディを保ちながらも、時々はいる爆弾投下などやはり一筋縄ではいかないボラーニ節満載。

このライブ、、かなり、面白い。5ユーロはは、安すぎるかも。
おもわず、ため息とともに思う。。し・あ・わ・・せっ!

ちょっと、熱の入った演奏がつづいたので、お口直しのシャーベット。
La puertaはピアノソロで。バラード風の美しいメロディなのですが、両手をフルにつかった長ーーーいフレーズは、次第に力がこもったタッチになり、情熱的な演奏で終わり、わき上がる拍手。。
Logorio della vita moderna、、再びオリジナル。シングルトーン中心のフレーズが続き、ハイセンスで知的でクールな一面を持った演奏。悲しそうなメロディが際だつ。
彼の静の部分が堪能できる。
全曲からの雰囲気をもった知的で少し無機質な感じのピアノソロが次第に熱を帯びてボラーニ節の間から現れたのは、All the Things you areのメロディ。
ベースとドラムがインしてからのグルーブ感は、もう、快感としか言いようのない気持ちよさ。その疾走感の中で、根底ではずっとこの有名な曲のメロディが流れ続け、しかし、演奏はその間中も縦横無尽にインプロゼーションを展開してるな豪快な演奏!
三人で、築いてきた絶妙な間合い、やりとりも楽しめ、私的には高得点なAll the Things you are。最後のモールス信号から発生するちょことっとフリーな感じまで、本当に面白い!
グレンミラー楽団の十八番。。Moonlight serenade。その優雅で美しいメロディを優しく、丁寧に、、でも、情熱も込めて弾くボラーニ。今宵、一番のロマンティック&らぶり~な演奏だろうか。。。さっき、、爆弾投下してた本人とは思えぬわ。
と、ライブも終わりに近づいたのか?いきなりハイテンションな演奏。
「おしゃれをする」という意味の当時のスラングをタイトルにしたという、アービン・バーリンの曲Puttin' on the Ritzをお得意のパーカッシブで躍動感あふれ、スリリングな展開で弾きまくる。メリハリのはっきりした、音使い。高速フレーズと打撃法。爆弾投下。
高揚して、のけぞる面々!!興奮する、観客。心、わしづかみだぜぇ。
もう、かなりボラーニの魔法にかかってる私たちにむかって、弾き語りをはじめた、、、ボラーニ。
「コパカバーナ?」
バリー・マニロウの大ヒットでしられてるあの曲とは、、似てもにつかぬもの。
あえて言うなら、年とったおじいさまのひとり芝居?を見るような。。笑いを誘う演奏で終演。
え!まじっすか?おしまいですか?うむ~、最後までボラーニだわん。
楽しかったぁ!!!!!

1.Eravamo un Manipolo di Eroi
2.Elena e il suo violino
3.Morpf the cat
4.La puerta
5.Logorio della vita moderna
6.All the Things you are
7.Moonlight serenade
8.Puttin' on the Ritz
9.Copacabana


Stefano Bollani piano
Ares Tavolazzi double bass
Walr Paoli drums

これはね、、ボラーニファンは必聴。(珍しく、きっぱり)
イタリア人で構成されてるこのトリオ、かなり、演奏も自由奔放で、感情表現もストレート。そして、メリハリしっかり聴いてる。
小難しいことしてないけど、オリジナル、スタンダード、どれも、高密度に面白さ満載。時間制限もないようで?一曲づつも長いけど、でも、どれも面白い。
64分と時間がでるけど、なんか、「一晩まるごとボラーニ」、って感じでした。
私的には、かなり高ランクなアルバムで、幅広く彼そのものを楽しめるアルバムです。
今、はまってるわん。

追記
最後のCopacabanaは、Paolo Conte という歌手(ピアノ弾きながら歌うみたい、弁護士で絵も得意ってかいてある記事もあった!)の、形態模写らしいです。
日本盤Volare で Bollani が演奏している Azzurro の作者の一人だそうです。
って、裸天馬さんに教えていただきました。m(__)m
でね、音源さがしてみました。残念ながら、Copacabanaはうたってないけど、しわがれ声でシャンソン風もあり、ブルース調もあり?って感じですか?
なんでしょ、雰囲気の人ですよね。。。
多少オーバー気味ながら、特徴よくつかんで「笑い」に走ってる、ボラーニ。。。
やはり、、イタリアの関西系ですよねぇ。。
いかん、忘れた。ボラーニのHPです。言語えらんで、ダウンロード、って、ところで、Copacabanaが聴けちゃいます。
普段は、、もっと、いい男っぷりでうたいますわよ。






2007年3月 6日 (火)

放浪記。。

なんて、知ってる人はいないかぁ。。
また、歳がバレルかしら。
二月、三月は、ちょっと、公私の「公」が忙しい。
四月から、ちょっと、変わることの申請だとか、手続きだとか、、。
お役所、、通いがつづく。。。
おまけに、公私の「私」、、も、結構、ばたばた。。でございます。

そんなこんなんで、気づけば、、2週間もブログが止まってる。
あぁ~。
その間に、ジャズ批評もでちゃった。
あぁ~。
まぁ、いろいろ、ありますです。はい。

そんなこんなんで、二月の後半に仙台に居た。
仙台では、、閑だったぁ。。。
部屋では、いつもジャズをながしてました。

夜遊びもできないし、ネットも不完全だったし。
あぁ~。
時間はあったのになぁ・・

でも、仙台の「マイ王子様」&ご家族さまと「伊達の牛タン」で「牛タン定食」食べましたぁ。
もちろん、定食の牛タンも美味しいのですが。。。
うむ~、何故か密かに出された、、高級牛タン、、これがぁ。。旨すぎ。。
あぁ~。
そして、「福」寿司、ってところで、、、お寿司、、食べました。
ここさ、、ちょっと、入るのに、、勇気がいりましたがぁ、、
一口食べたら、、美味しくて、やけにおしゃべりになってしまったぁ。
新潟のお寿司が安くて美味しくて一番!、っておもって居た私。。。
うむ~。。世間には美味しいものが沢山あるのね。
一見恐い、大将が、、笑うと、、えらく、、可愛い。。
何故か、妙に太っ腹になった、、すずっくであった。
しかし、、お金払うときは、、やはり、、恐かった。
あぁ~。

お土産は、、萩の月、って、、えらく、、べたな遠出であった。。
そう、仙台ダイエー前、新星堂のジャズコーナーは久しぶりに沢山ジャズのアルバムみて、、舞い上がった。。一日居たかったな。
あぁ~。
舞い上がると、、何もかえないのよ、、「お姉さん」は。。(バッシ)
そう、高速バスの待ち時間によったHMVで、イタリアのピアノソロのクリスマスアルバム、、買ってしまった。。
うむ。。季節はずれの商品でございますが、、お値段そのまま。。(当たり前か)
あぁ~。

帰ってきたら、、月末と月頭のお仕事に泣いた。
でも、3/3に何故か、都内に居た。
なんで、都内までいったんだろう。。って、ちょっと、不思議な半日だってけど、
素敵な人達に直接あえちゃったから、、イイや。

そして、、既に、、三月も、、六日もすぎちゃった。
つうことで、また、ブログ再開しますので、、
どうか、、宜しゅうにぃ。M(__)M


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

The Music of Eric Von Essen Vol.1
若くして亡くなった、ロサンゼルスのベーシスト、エリック・フォン・エッセンの曲を彼の仲間、そして、ロサンゼルスで活躍するミュージシャン達が五つのセッションで聴かせてくれます。
これが、、なにげに私的豪華メンバー。好きなんですね。このアルバム。
Alan Pasqua、Alan Broadbent、Nels Cline、Larry Koonse.....
しかも、ベーシストに捧げたアルバムだけあって、それぞれのベースがみんな、なかなかいいのです。
アルバムは優しく、甘い、メロディが並び、ふんわり感が漂い、西海岸の空気が満載。
お疲れ時に、、時々、「妙」に聴きたくなります。




« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ