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音楽で拡がる輪

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2007年1月

2007年1月31日 (水)

すべての道はローマに通ず。(Francesco Cafiso編)

Jazzitaliano Live2006/07 Francesco Cafiso
1989年をあなたは覚えていますか?
この年の5月24日にFrancesco Cafisoはイタリアのシチリア島で生まれたのです。(@_@)
すなわち、、Francesco Cafiso事、カフィーソさまは、まだバリバリの10代!
ジャズシーンっていうのは、何時だって何処でだって、時代のスターを待ち望んでいます。
それは、リスナーだけでなくて、演奏者も、音楽関係者もみ~~んなです。(きっぱり)
彼を初めて聴いたのは、デビュー作「Very Early」。
その時ボラーニ買い漁っていましたので、ボラーニが居るからかったのでしたぁ。
パーカーの曲をバリバリに吹き上げて、タイトル曲エヴァンスの「Very Early」まで、それなりに演奏する若干12歳!は、そりゃ、偉いとはおもったけど。。大人になったら、また、買いまっす、って感じ。。。(だって、めちゃくちゃ巧いけど青い果実以前だったんだもん)
とは、、いえ、ボラーニに青筋たてさせたかも?って11歳のハードブロウの煽りは絶対小学生の演奏じゃないっす。(これだけ、お誕生日前で、11歳らしい)
バラードプレイでストレートにのびのびと響きわたる素敵な音。。
そう、ボッソとも3管編成ですでに一曲共演しており、(彼のソロ以外はカットといアンビリーバブな出来事でにはなってるのだがぁ)ジャズフェスやライブ会場ですでにひっぱりだこだったんだろうなぁ。。って、おもいまっす。
周りの興味本位の大人を「本気」にさせるお子さまだったことは間違いないです。

が、いつもの事ながら、日々の暮らしの中すっかり忘れておりましたが、、
つうか、イタリアのアルトサックスといえば、個人的にはバティスタだったり、ジュリアーニだったりと、、、めちゃ男臭い魅力的な方々がいちゃったりするので。(^_^);
現役的には間に合ったりしてたのですが。。
がぁ、世間は、、いやいや、、ダンディなイタリアンミュージシャン達が彼の才能を放っておかなかったのである。(当たり前かぁ!)
あれよあれよと、来日、日本で国内盤まで出すスターになったのです。
ちょっぴりほっぺの膨らんでいた男の子は、あれから5、6、年ですっかり精悍な顔立ちの青年になりました。
デビュー作では、ソプラノ、フルート、ピアノとその多才ぶり披露しておりましたが、その美しい音色、アルトサックスのプレイヤーであることに人生をかけたようでございます。
去年でた、「Happy Time」聴いたときには、表現力が豊かになって、音に深みがでたばかりか、なんと全曲オリジナル!!
五年の歳月は模範演技的な演奏からすっかり脱して、ジャズの深みにはまりつつ、苦悩も模索もしている青年がいました。
この歳で良い意味で、リスナーを喜ばせることも良く知ってるサービス心まであるんだぜぇ。え!
11歳で、既にきちんと綺麗に吹くことを身につけてた彼は、ある時は灰汁を振りまくいやらしさも自然とできるかっこよい演奏になって来ていたのです。

それから、半年もたたない「Casa del Jazz」でのライブ。
ベースは、いつものメンバーからAldo Zunino。
ギターはSandro Gibellini。って変則?ドラムレスのトリオ。
ジッベリーニはオーソドックスだけどスイング感ばっちりで、歌心のあるベテランギターリストです。

今宵の1曲目は、アルトの神さまのスピードよりはゆるいのですが、アップテンポのSweet Georgia Brownで小手調べから。
ちょっと危なげなウォーキングベースで、多少不安になるすずっくであったが、次々とリフを決めて本人は快調。で、ジッベリーニの次第に熱の入るソロもきっちり入って、まぁ、満足。
次の本人のバラード曲は、しっとりと優しく始まって、ロマンティックで素敵。
いろんなトーンで、揺さぶりますよ。リスナーのはあとを。
ジッベリーニの絡みもシングルトーン主体のソロも、もう、うっとり。
モンクのWell, You Needn't、カフィーソもいいけど、ジッベリーニかっこいい。
モンク節としかいいようのない、不思議なメロディをぐりぐり吹きまくって、多少のフリーキな音も出して、「いけた」感じの演奏に。
ボサノバアレンジの、あなたは恋を知らない。ジッベリーニのあま~~く、繊細な演奏をうけて、切ない恋心を歌うカフィーソ。
確信的にはずした音が、切ない心の叫びなの?う~~ん。。。
しかし、このすべやかな流れは天性のものですね。よどみないフレージング。
そして、このわかりやすい、歌心。。。感情表現。
ひょうきんな雰囲気をもったジッベリーニのオリジナル。
モンクに負けぬ不思議なメロディ。なんとも、つかみ所のない曲でも、カフィーソのアイディアはつきませ~ん。
最後は、モンクも「さよなら」につかったというEpistrophy。
階段変えて単純なパターンの繰り返しで、次第に盛り上がっていく、なんとも愛嬌のある不思議なモザイク、モンクワールドで終演。
え~~、終わるのぉ?って、声もむなしく、、響くのであった。。

気負いの無い、でも、チャレンジャーなカフィーソ。
しかし、サブトーン含め、ホントつややかな伸びやかな音。
いろいろな音を巧くコントロールして出せちゃうので、アイディアがつきない。
つうか、アイディアをちゃんとあらわすことができる。
スキルが高い人はなんでもできて、幸せだよねぇ。
と、それをがっちりサポートしたジッベリーニも面白かった。
いつも思うのは、良いギターリストはカッティングも巧い、かっこいい、ってことっす。しかし、ジッベリーニが新譜だしてた。。わぁ、、うむ~、今は無理だな。
この人の「Funny Man」って、いけたアルバムがあるんですが、ギタートリオでは「You and the night and the music」って、これまた大好きなアルバムがありまーす。

編成的な事もあって?手に汗にぎる、って場面は少なかった気がしますが、カフィーソのただ者ではない雰囲気は充分に味わえます。
ある意味、大変マニアックな一枚かと。。

1,Sweet Georgia Brown
2,The First One
3,Well, You Needn't
4,You Don't Know What Love Is
5,Panta Jazz
6,Epistrophy

Francesco Cafiso alto sax
Sandro Gibellini guitar
Aldo Zunino double bass



2007年1月26日 (金)

なぜか、春うらら。。

私の気分は、、

「はかなしや枕さだめぬうたたねに
     ほのかにまよう夢の通い路。。」

部屋に居ると、春のような日差しに溢れています。
やらなくちゃならないことを放り投げて、(月末だぁ。。)
ぼぉ、としてしまいました。
カレンダーみながら、つらつら、、つらつら、、つらつら、、考えてしまいした。。
暇!っていわれそうだなぁ。m(__)m

つうことで、カレンダーのはなし。(え?遅い??)

年末、このカレンダーの脇を駆け抜けようとしたら、
アコギを抱えたダックスフンドの「流し」に呼び止められちゃったのだ。
「そこのお嬢さん(バッシ!)音楽は地球を救いまっせ♪」
、、、って。(^_^);;

The World Music Around by JUN ICHIHARA


そのお言葉にえらく、共感した人妻一号はは、、いそいそと、このカレンダーお家にお持ち帰りしました。


そして、明けて2007年!
表紙をめくると、
「Happy New Year」ならぬ。。。
「Happy Classical Music」
わぉ。。めでたい、めでたい。
ピンクの象さんのご挨拶ですたぁ。




今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Songs of Lilac / Akiko Toyama

リンクをさせて頂いてるお二人、千葉に在住の外山安樹子さんと関口宗之さんがCDを出されました。
ピアノとベースのデュオです。全曲外山さんのオリジナル。
それぞれの世界がしっかり反映した素敵な作品でした♪
心が暖まって、自然と前向きな力がわき上がってくる素敵なメロディが満載です。
「Nostalgia」、「遠くを」、、タイトルにも結びつく「Under the Lilac Tree」どの曲も個性的で、素敵な才能を感じます。
ジャケトカラーのように、明るく優しく親しみやすいジャズです。
外山さんのHPで試聴も購入もできますので、ライラックの香りをご堪能ください。
ライブ会場でも直接購入できます。



2007年1月24日 (水)

すべての道はローマに通ず。(戯言編)

地中海世界を、500年に渡って君臨し続けたローマ帝国。。。
「ローマは1日にしてならず」、、そんな言葉もありましたね。
その広大な帝国の領土を支配し維持して行く為に、ローマの中心から帝国の辺境の地まで道は四方八方に広がっており、有事の際には、軍隊が疾風のごとくその場に到着できるように、まっすぐな石畳の道が永遠と作り続けられてようです。
と、まぁ、
「同一目的を達するにも方法はいろいろありまっせ」
みたいな使い方が正解のようなのですが、、

すずっくの場合はちょこっと、違う。。
強力に魅力的なものには巨大な吸引力がある。(きっぱり)
したがって、、、、誰もが引き寄せら、吸い寄せられ、、気づけば、そこに向かってしまう、、、(ほんとか?)
なんて、解釈なのであ~~る。(オイオイ)

この時代人達は、文化、文明、宗教、、、ありとあらゆるものが世界中からローマに流れ込み、また外の社会にむかって流れ出し、ローマは人々を惹きつけてやまない魅惑、憧れの都市だったんだろうなぁ。。っておもうのです。
そして、今、私を魅了するユーロジャズの原点の一つが、この地を持つイタリアでございます。スタイルが違っても多くのミュージシャンに見られる共通項は、甘美で哀愁溢れるストレートメロディなのではないでしょうか。

古代の遺跡の残るローマ。歴史有る古都のジャズハウス。
「Casa del Jazz」
ここでの、ライブの九番勝負(9枚ってこと)を去年友達に教えてもらって買いました。
HPは写真は楽しいけど、イタリア語はチンプンカンプンなので、これはどうかな?
日本のライブハウスを想像して、録音状態はどうなんだろう?
なんて、おもってましたが、日本語の案内があった。(下の方ね)
音楽的にも志もかなりハイクオリティを目指した、客席150あまりの客席?を持つオーディトリアムのようです。なんじゃ、そりゃ、っておもったけど、なんとなくイメージは。。。(^_^);
HPのスケジュールみると、、、興味津々の音楽を5ユーロから10ユーロくらいで聴けちゃうようです。(ため息)
このジャズハウスの一連のシリーズが、しばらく、、私のお楽しみです。
まとめて買って貧乏になったけど、、、考えたら、、安いもんだぜぇ。。。。

Jazzitaliano Live2006/
01 Enrico Rava
02 Paolo Fresu
03 Roberto Gatto
04 Stefano Di Battista
05 Danilo Rea
06 Rita Marcotulli
07 Francesco Cafiso
08 Enrico Pieranunzi
09 Stefano Bollani

試聴もしてないのでどん内容かわかりませんでしたが。。。
大好きなイタリアのミュージシャン達が地元でどんな演奏してるのか、、
興味あるじゃないですかぁぁぁ。。。
まぁ、、ちょいと、、ご近所のライブハウス巡りするくらいな気楽な気持ちで。。

この後、、時々、「すべての道はローマに通ず。○○編」があがる、、予定。
有言実行、でも、予定は未定。(きっぱり)
今は、ハッピータイムが好評だった「Francesco Cafiso」の変則トリオでございます。
最初に彼の写真見たときは、、どうみても、、小学生だったのに、、、
今は、、どうみても、、ブイブイ言わせてそうな?イケメン高校生っす。(爆)
今宵は「Francesco Cafiso」じゃ。。苦しゅうない、、近こう、、寄れ。(爆)


今日の驚き。。。

十五年以上音沙汰なかった友人からエアメールがきた(@_@)
大学時代からアメリカで大学院に行きたい、アメリカで就職したい、
って、ずっと言ってた彼女。
ある時から、年賀状が来なくなって、、、
どうしたんだろう?って、思っていたのですが。。。
ずっと、、夢に向かって頑張っていたようです。
十年以上、、独りで努力してたみたい。。。
人知れず、頑張っていたんだね。。
里帰りしたら、温泉に行こうね。。
私の。。。おごりね!!


2007年1月22日 (月)

One More Angel

Nearness of You: The Ballad Book/Michael Brecker
マイケルブレッカーのバラード集をかける。
先週、ジャズファンの間で一番聴かれたバラード集かもしれませんね。
デックスの演奏で有名な「Chan's Song」から始まるアルバムは、いわゆるジャズスタンダードではないけど、素敵な曲がならんでいます。
どの曲も、マイケルブレッカーにとっては、大事な曲なのでしょう。
冒頭曲から彼のワンフレーズで、暖かでロマンティックなムードが漂う。
いつものパワフルでスピーディな鉄人マイケルブレッカーは影を潜め、優しく耳元で囁くジェントルなマイク。
優しく、ゆったりした時間がつづき、時々、胸の高まりが抑えきれなくなったように、エモーショナルな演奏になるけど、彼は素晴らしい仲間と一緒に心に残る大切な曲を、丁寧に吹き上げていく。。
30年!以上のつき合いのジェームステイラーの歌でのオブリガード&ソロを聴いてると、、
青春の日、大切な人達と過ごした、セピア色の時間を思い出す。(遠い目)
互いの素晴らしい未来を信じた日々。。
エピローグの曲は、「I can see your dreams」と名付けられたマイケルブレッカーのオリジナルでした。

マイケルブレッカーは、想い出ととして語るには、まだ生々しすぎます。
へい!その影響力は、まだ、現役だぜぇ。
そして、アルバムで、演奏を聴けば、ずっーーと、現役だぜぇ。
だから、往生際悪いと言われても、「さよなら」は、まだ、言わないのである、、
でも、、今まで、随分お世話になりましたよね。。。m(__)m
極東の田舎。。随分離れた所でしたが、、同じ時間をすごせて、たのしかったです。
本当に、格好良かったわ。
ありがとうございました。

そう、、もっと時間がたてば、、私の気持ちの中でも、、
マイケルブレッカーを天国の人として、、自然に思い浮かべる時がくるのでしょう。。ね。
時の流れは、段々と、、地上の人を、天国の人にしてしまうのですから。
いろいろな状況があるとは思いますが、、
きっと、、人の営みというのは、、そう言うものなのです。
亡くなってしまった人が帰ってくることはない。
亡くなった人が、新たに何かすることもない。
でも、想い出は、想い出を持ってるその人が生きてるかぎり、残ってますから。

人は99%は想い出でできてる。あとの1%は、未来への希望。
なんちゃって。

ブレッカーブラザーズのヘビメタビバップ、ケニーホイラーとのECM盤(@_@)、メセニーとの共演盤、超有名なピットインライブ盤、、、それぞれ楽しめるアルバムを沢山持ってるマイケルブレッカーなのですが、今日の一曲は、なぜか、、これ。

One More Angel/John Patitucci
ベーシストのジョンパティトゥーチのアルバム。ほとんど彼のオリジナルで構成されたアルバムです。
モチアン、パスカといった、ハイセンスなトリオに、曲によってゲストが加わるアルバムです。。
アルバムの、、出来は、、まぁ。。悪くはないけど、、
ちょ~~っと、自己顕示欲?思い入れがつよすぎるかなぁ?って感じなのですが、、
マイケルブレッカーも2曲に参加しています。
そのうちの一曲がタイトル曲の「One More Angel」。
初めて聴いたときに美しいメロディと言うだけでなくて、随分、心やすらかな気持ちになる演奏だなぁ。。って、感じました。
余り多用するのはどうなんだろう?っておもうんだけど、
「心癒される」
そんな感じの曲と演奏でした。
で、、この一曲リピート状態だったのですが、後から、この曲はパティトゥーチの亡くなった娘さんに捧げられた曲だと教えていただきました。
天国の可愛い天使に、パパが愛情込めて作った曲。
マイケルブレッカーも静かに気持ちを込めて、可愛い天使の為に天国にまで響く演奏です。。。。
今日は、もうひとりの、、新参者の天使のために、、(T_T)
この一曲を聴きたいと思います。

************************

マイケルブレッカーのためにブログ休んでいたワケではなくて、
自分の事、家族の事でちょっと大変だったのです。
週末は、新潟ジャズストリートだったのに、、そのことすら、思い出さなかった。。。
清く正しいジャズファンの皆さま、、お身体を大切に。
そして、ご家族を大切に。。。
明日から、私は、清く正しく、、イタリアに回帰しま~~す。(きっぱり)



2007年1月15日 (月)

Return from Heaven.....Michael!!

死んじゃったのですけど。。。マイク。。
Michael Brecker。享年57歳だそうです。
白血病と闘っていて、心配はしていたのですが、一時は、、ライブに客演できるほど、、回復したような噂もあって。。。安易にそのうち復帰するだろう、って、、思っていたのに。。
昨夜、友達のお誕生日のお祝いにミクシィにログインしたら工藤さんの日記のタイトルは「マイケル・ブレッカー亡くなる」でした。。
ショック。。。闘病生活は知ってはいたし、回復することを願っていたわけなのですが、、この結果はかなりショック。
久しぶりに涙目でベッドに入ったのですが、間違いだといいな、って、願いもむなしく、朝刊にも記事が載っていました。
13日にニューヨークでなくなったそうです。

清く正しいジャズファンなら、彼のファンであるかどうか別として、彼が如何に現代テナーの雄であるかは明白な事と認知してるとおもうのです。
あのコルトレーンが追求し続けていた二つの道、テクニック&スピリチュアル。そのテクニックをしっかり踏襲し、より超絶で現代感覚で、そのスピード感&ぶっ飛び具合、、、で、常にフュージョンやジャズのシーンを圧巻してきた。もう、憎いぐらい凄い。
どんなにアウトしまくっても、決して宇宙の果てに行ったままになることもなく、、
しっかり、着地するクールさも、ホント、憎い。
だから、情感なくてメカニカルでつまらん、って、言葉。。。
いいんだ、、人はそれぞれいろんな事を感じるのですから。
うん、彼の偉業だの、代表作だのは、、ジャズに詳しく、本当にマイケルブレッカ一筋で追いかけてた人のサイトが沢山あると思うから、そちらを参照してもらったほうがいいと思います。検査すれば沢山でてくるとおもうもの。
こうやって、文章書くのも馬鹿みたいな気分になってるんだけど。。

朝一、、
大好きな
「American Dreams / Charlie Haden with Michael Brecker」
かけたら、2曲目のトラベルズで涙が滲んできてしまいました。
これ、美メロ好きなヘイデンのアルバムらしく名曲揃えなのです。
美しくエモーショナルな曲が多く、マイケルブレッカーも自作のバラード集「Nearness of You: The Ballad Book」以上に哀愁たっぷりな演奏が多く、、マイケルブレッカーの現在を堪能できるアルバムの一つでもあるのですけど。。。
あかの他人の死で、感情的になって、、ホント、駄目だったのです。。。
で、ガッツな演奏で、自分自身に気合い入れようと思って、

「Directions In Music (Celebrating Miles Davis & John Coltrane)
  / Herbie Hancock, Michael Brecker, and Roy Hargrove」

って、恐ろしく長いタイトルのアルバムで、マイクの狂気の世界をさまよってました。
ジャズ界の巨匠二人に捧げたライブアルバム。
こんなん面白くない、、なんて言わずに、ちゃんと聴け。(いつになく、強気)
ガンガン吹きまくって、互いに向かい合って、○ちがいみたいな音の嵐。。
素人には絶対真似のできない超絶の高圧的な世界ってのも、間違いなくジャズの魅力の一つです。。
聴衆と一体となって、、なんて、優しい世界ではないけど、メンバーそれぞれが持つ圧倒的な力をこれでもか、と、聴かせて、ねじ伏せるみたいな部分だって、私は喜んでひれ伏します。
親しみやすく、日常に入りやすい音楽も大好きだけど、非日常的、怒濤の世界も体の芯からしびれるものです。
アルバムはのっけから、それぞれの個性が爆発しながらも、統制のとれたエネルギッシュでクリエイティヴな音楽が飛び出してくるのですが、後半、ナイーマのマイケルブレッカーのソロはもの凄い自信に溢れていて次々にあふれ出てくる想像力豊かなフレーズはホント凄いのです。続く、トランジションもブライアンブレイドの素晴らしくドスの効いたドラムが作り出す高い緊張感の中、ハービー、ロイハとともに、爆裂する全開のマイケルブレッカーのテナー。。。。。
そう、2001年10月25日、マッセイホールは歓喜と畏敬の念の渦なのです。
たった、、五年前のことなのですよ。

再び、、アメリカンドリームスをトレイにのせ、今、「ビタースィート」という、甘く切ない曲を選択しました。遠くをみつめるような、、そんな穏やかで伸びやかな大きな彼の演奏は、、コルトレーンのような重い想いがかぶった音ではないけど、暖かな想いがたっぷりつまったうっとりする演奏です。
もの凄く、素敵なのだから。歌心たっぷりな、、良いテナーなのだから。。
メルドウのソロを挟んで、再び、彼にもどってくるとき、抑えていた感情が抑えきれなくなるように一瞬エモーショナルなソロになるけど、、、最後は、呟くようにそっと終わる。。絶品な吐息です。。。やはり、「Nearness of You: The Ballad Book」もかけなくちゃ。

沢山の賞をもらってる。グラミー賞も11回もとっているんだそうです。
あちこちゲストとして、吹きまくってるのはみなさんご存じのこと。
しかし、マイケル名義のリーダー作は意外と少なく、8作。
でも、そのメンバーと内容を見ると、自作ではその時に彼が考える最高の布陣をもとめる完璧主義の性格がうかがい知れるきがします。
でも、そのうっぷん?はらすように、いつでも?ほんと、なぜにここマイケルブレッカーが?って、アルバムにも、、居て、結構好きに吹きまくってます。
何時でも、どこでも、どこで吹いてもマイケルブレッカーの出来って、点数高いのですね。
あちこちに、いますよねぇ。。
私が持ってる、思わぬお気に入りっていうのは、
「My One And Only Love/Kimiko Kasai 」
彼女にすれば珍しく?全曲スタンダード。その中で5曲に参加して、絶妙なオブリガードなどつけてるジェントルテナーを披露。ときどき、、微妙にアウトしそうになるソロが大変お得な気分になる一枚なのです。マイワン、スワンダフル、ステラ、ラバカム、ラウンドミッドナイトって、凄い、、でしょ?
本当に、沢山の隠れ名演奏がありそうな人。。。
いったい、、何枚のアルバムに参加してるのでしょう。。

素直に、、ご冥福をお祈りします、って言葉、、出てこないのです。
ショーターだって、ウッズだって、、70歳すぎてももガンガン演奏してるのに。
嫌です、、絶対嫌です。。帰って来てください。
悪魔に魂売ってでもいいから、帰ってきてください。。。
そして、また進化して、違うナイーマ聴かせてください。
お願いします。帰ってきてください。
そこは、まだ、あなたの行く場所じゃない。
Return from Heaven....Michael..

追加情報です。

リンク先のSugarさんが、

「マネージャーのダリル・ピットによれば、遺作となるアルバム(タイトル未定)には、パット・メセニー、ハービー・ハンコック、ジャック・デジョネット、ブラッド・メルドーといったアーチストが、マイケル激励の為に参加しているという。「僅か3週間前に完成したばかり」であった。」
と、書かれていました。
え!遺作?!って驚いていたら、
ナリーさんや、oza。さんがHMVのこんなマイケルブレッカーの新譜の発売情報を書いていました。
楽しみです!って、素直に書けないのが辛いですよね。。。






2007年1月13日 (土)

Meltemi / Alboran Trio

地中海の大西洋側、スペインとモロッコの間、ジブラルダル海峡の近くにあるのがアルボラン海。そして、タイトルのメルテミはエーゲ海を北東から吹き荒れる夏の季節風の呼び名のようです。
そう、タイトルもバンドの名前も地中海周辺のイメージから発生してるイタリア人のメンバーによるアルバムだそうです。
ACTのHP見たとき、その名前からして、どことなく琴線触れまくりの予感はしてたのですが、いち早くきかれたアーティチョークさんと最中さんが絶賛だったのと、最中さんが「すずっくさんもばっちり、いちころだ」と仰るので仰せに従ってみましたぁ。

はい、簡単に恋に落ちましたぁ。(単純なやつだぜぇ)

来てすぐに、良いアルバムだな、って思ったのですが、こうやって、間をあけて聴くとヨーロッパ的ピアノトリオのセンスと個性的な匂いが面白いです。
北欧耽美系を聴きまくってた身体には、イタリア人って、良い意味でアバウトでいいなぁ、、って、おもいます。
親しみやすい、聞き覚えのあるメロディを並べながらも(一曲のぞいてピアニストのオリジナル)、そのお姿を常にクリアに押し出すだけでなくて、適度にアブストラクトなミストを発散させて、そこに世界中の人が憧れる美しき自然を持つ地中海のもつ哀愁、異国の文化同士が香りあう雑多感などが、つまった作品。

10曲、60分。ちょうど1時間の旅路は、詩情豊かな哀愁ある、でも、とても親しみやすい覚えやすい、キャッチーなメロディではじまります。
と、いきなり嵐の予感のようなアルコの重厚感を上手くつかったドラマティックな幕開け。インテンポになってからの、力強い躍動感、そして、民族音楽的な香り、叙情。ヨーロッパの火薬庫といわれるバルカン半島の空気は熱く、アフリカ大陸の原始的な鼓動も効果的に3人で混然とした文化の坩堝的な匂いの強い曲。ピアノが弦を抑えてリズムを弾く中、ベースがピカートでテーマをとっていく等、ピアノとベースの対等な意識がかなり強いトリオであることがよくわるし、単純にすごく印象的な曲、Balkan air。
嵐の予感は静かにおさまって、3曲目は、穏やかで少し陰りのある美旋律。透明感のある静かなピアノのタッチと力強いベースのソロ。彼の曲は本当に日本人的な琴線に触れまくる叙情と哀愁をもった美旋律だとおもう。次もめちゃくちゃ綺麗なメロディ。この辺が続くと今は沢山のヨーロッパの叙情派ピアノ&もどき、があるので、美しさゆえに何処かで聴いた風に思えてしまうのですが、自分の耳と頭をリセットして構えずにこの波に身体をまかせるととても心地よい作品なのではないでしょうか。。。

そして、5曲目。このトリオ独特の匂いににもなってる、アフリカのリズムがあらわれて、演奏はエモーショナルに。見えないえたいの知れない大きな力みたいなものが大きくかぶさってくるような恐怖感と畏敬の念みたいなものが同居する不思議な雰囲気。大陸的暗黒魔術の世界かも。(^_^);
ジャズピアノトリオの清く正しい演奏をきかせながら、船はタイトル曲Meltemiへ。
う~ん、力強いうねりと山谷越えるスリリングでアグレッシヴな展開は、同じACTに居る有名なピアニストにちょっとかぶるかも。まさに吹き荒れる夏の季節風に大揺れです。
が、、季節風がおさまれば、、そこにはふたたび優雅で哀愁のある地中海の風景がひろがるのです。
そして、旅の終わりは、明るく軽やかに、、帰港。
哀愁と叙情を、、お土産にたっぷりもって。。一時間の地中海クルーズはおわったのであったぁ。。

少し霧で対岸が霞んだりだったり、冒険的だったりする場面もあるのですが、
基本的には、ビルエヴァンスの流れをもった叙情豊かなピアニストと、力強さをもったベースが活躍する、ヨーロッパとアフリカの間にある地中海上の自由な空気に満ちたアルバムでした。
地中海行った事ないけどね♪

1 Nic's road
2 Balkan air
3 Pianissimo
4 Cinque Lunhissimi minute
5 Duende
6 Hoy es manana?
7 Ho sognato che mi amavi
8 Meltemi
9 Ninna nanna Nic
10 Theme from the movie "Pinocchio"

Paolo Paliaga (P)
Dino Contenti (B)
Gigi Biolcati (Ds)

私は、、単に耽美的、透明感、、寿叙情的って、ヨーロッパのピアノトリオらしい感覚のほかに、なつうか、、泥っぽさつうか、ざらっとした素材感?ていおうか、、香りでなくて匂い的、、なものが感じられました。
じぃぃ~~と、聴くと雑な感じも部分もあるかもしれないけど、一聴の価値はあるとおもいうんですけどねぇ。。
と、この方の美メロは、誤解されそうなんですが、TVのサスペンスタッチのドラマとかに使われそうな、、ちょっと、歌謡ちっくなメロディだったりもするのです。
って、マイナスイメージ?

さて、イタリア、、つうことで、しばらくイタリアにはまってみようか、、って、思ってます。以前に紹介した、イタリアのライブハウスでの、今をときめくイタリアのミュージシャン達のライブシリーズが怒濤の年末に来ました。
Palaexpoって、レーベルから出ているJazzitaliano Live2006/01~09の9枚で、しばらく、遊んでみようかと。
ブログに取り上げるかは、わかりませんが、興味の尽きないメンバーなので、時々ご報告するかもしれません。。
半年かかりそうね♪


2007年1月11日 (木)

The Time/Mozdzer Danielsson Fresco

Lars Danielssonが参加してるポーランドのピアノトリオがある、ってオラシオさんが教えてくれたアルバムです。
ジャズ批評の文章よんだときに、「すずっくさん、ちゃんと読んでますか?」って天の声がきこえたので、いろいろ、やってみました。
ポーランドのピアノがかなりスキルの高いのは最近身に染みているのですが、国民的個性も結構はっきりしてるので、正直、、私にはどうかな~、って感じでした。おまけに、ドラムでなくてパーカッションでした。これも、結構危険な胸騒ぎを覚える要因でもございました。。
が、、彼らのHPにちょっとだけ録音時の映像がのっていて、、なぜかやたらに楽しそうに演奏してるダニエルソンがうつっていた。(歌ってる??!!)、どうしても聴きたくなったのでーーす。で、、、やっと、手に入れたのがこのアルバム。。

文句もあるのですが(コピーコントロールだった事)、とにかく、その異様なまでに妖しく美しい彼らの世界に触れて、ダニエルソンがこのメンバーで既に新譜も録音した、っていうのが納得できました。
最初に聴いて、納得したことは、これはドラムで無くて正解、ってことです。ベースが近年ピアノトリオで、果たす役割は、リズム面はもちろん、他面にわたりどんどんと膨らんできてるとおもい、それを楽しんでいる私なのですが、ここでのダニエルソンの場合も、ピアノに絡んでいくもう一つのメロディを奏でる楽器としての役割が大きく、そんな空間にはドラムの持つかっちりとした安定感よりも多彩な色をもったフレキシブルなパーカッションのほうがもの凄く自然に溶け合っているからです。
しかも、音楽的感性が恐ろしくとぎすまされた二人の名手の作り出す空間は、オーロラの漂う夜空のように変化自在で美しい。そこに瞬間瞬く流れ星のように、これしかない、タイミングで音を解き放してくるのです。こいつはただもんではない。
聴けば聴くほど、この出逢いが奇蹟みたいな気持ちになっていくのでした。
なんだ、パーカッションか、って思った自分の浅さが恥ずかしいくらい、素晴らしい音楽空間が存在しました。音楽って、本当に不思議。。。

オラシオさん曰く、現代のキースジャレット(う~~ん、キースって現役だけど)、ピアノの天才レシェク・モジュジェル。私の耳には、ジャズピアノ、って感じはほとんどなく、この録音のあとにそのままクラシックのコンサートを開いても、拍手喝采をあびるだろう。。って、感じでした。そう、普段クラシックを聴かない私には、、クラシックのピアニストのようでした。美しく、透明感もあって、ショパンの香りもする。。で、お上手。
ジャズも含めた大きなグランドの上で、自分たちの音楽を造り上げています。
もともと、ダニエルソンもまったくの純ジャズ指向でもないですから、いろんな意味の垣根なくクリエイティヴな事に挑戦すことに違和感もなく、独自の世界を創造することを思いっ切りたのしんだのでしょうね。
まぁ、わからんけど(^_^);、できたアルバムは、特定のスタイル、ジャンルにこだわる人でなかったら、すごく楽しく聴けると思います。。
もの凄く美しいけど、耽美的な冷たさ、冷ややかさ、、だけでなくて、かなりエモーショナルなものを持っていて、聴く人の心を突き動かす「何か」があります。

選曲も少し驚いてしまいました。ダニエルソンの曲Astaが3ヴァージョン。Sufferingも正式にもボーナストラックでも演奏しており、13曲中5曲もすきなダニエルソンの曲が聴けちゃう。そして、モジュジェルの曲が5曲、3は、民族風の曲で八世紀の曲、8、9がよそ様の曲。しかし、ダニエルソン、リベラ・ミーであれだけ集中して演奏した曲の再演はどんな感じなのでしょう。。かぁ。

1曲目の冒頭、暗い洞窟の奥深く千年の旅からしたたり落ちた雫のように、澄んだ汚れの無い響きを持つ音のピアノが奏でる夢想的フレーズ。。遠くこだまするヴォイス。
ダニエルソンのゆったりと優美なテーマメロディとともに妖しく美しい空気が流れ込んできます。落ちた雫は輪となって波状に広がり、心の奥まで染みこむ。後半のピアノの濡れるような美しさ。この妖しさはリベラ・ミーのヴァージョンには無いもので、官能的とも言える。このリリカルな曲の持つ知らない面を見せてもらった気がしました。ヴォイスを含めて三者の重なりが大きな空間的な奥行きを生んでいます。感動、涙ものです。
2曲目のモジュジェルの曲は、忍び寄るような感情を抑えた静かな曲、つづく、Sortorelloは民族色の強い曲で、なんだか聴いたことある曲のきがしてたんだけど、東欧~スラブ系の舞踏曲か何かかとおもっていましたら、オラシオさん曰くイタリアの曲かもしれないとの事。躍動感ある覚えやすいメロディにのって、3人がステップ踏んでます。
モジュジェルの曲が2曲続きます。ここまでの彼の曲のイメージはここまで、「忍び寄る影」って感じなんですよね。表面下で静かに動く、流れる、そんな感じのメロディ。
そして、わぁ、二つ目のAsta!う~ん、柔らかで丸みのある音、アルコの響き。
そう、12曲目の三つ目のAstaと限りなく双子に近いAsta なのですが、3ヴァージョンお腹いっぱいになるほど、楽しみました。
7、11曲目のモジュジェルの曲は柔らかなタッチですが、多くの音を重ねた動きのある曲と演奏でした。その速いフレーズを弾くときに独特の個性がでてきます。

8はが、自ら死を選んだカート・コバーン率いるニルヴァーナの印象的な曲を陰影をつけながら格調高い不思議な曲へ昇華してます。
そして、9はコメダの曲。でたぁ、、ってかんじですぅ。ポーランドのジャズミュージシャンがこぞって尊敬、敬愛してるクシシュトフ・コメダの曲。漂う哀愁とロマンティシズムが、洗練されたピアニストによって演奏されます。感情が押し寄せる波のように盛り上がるのですが、決して荒さや情熱だけが先走ることなない演奏。ダニエルソンのソロも格好良かったなぁ。
10曲めのSufferingもダニエルソンの曲。彼自身アルコとピチカートの多重録音になってる。切なく、ドラマチックな展開のこの曲を早めのテンポで演奏しながらも、感情をしっかり込めた素敵な演奏。
このピアニスト、ダニエルソンが好きです。凄く、好き。絶対!!
だって、曲の把握の仕方が尋常じゃないもん。

さて、ボーナストラック。
イキナリ笑い声?!
げげ、やっぱり、あの「Suffering(苦難)」を明るく、肩組んで?歌ってる!
笑ってる!あのキメキメ、ユニゾる部分も、エラク、、たのしげ!
一緒に、歌いたかったよぉぉぉ。。。と、終演。

個人的には一曲目のAstaの演奏が全てをもの語ってると思うのです。
モジェジュルも、ダニエルソンも、フレスコも、、その芯には自分が生まれ育った国の音楽(トラッド、ポップス、、その他)がしっかりあって、そしてジャズ、クラシックなどの世界共通語と自然に融合させて自然にでてきた音楽世界が、「これ」なのだとおもいました。。。
めちゃくちゃ、綺麗でございました。

1. Asta
2. Incognitor
3. Sortorello
4. Tsunami
5. The Time
6. Asta II
7. Easy Money
8. Smells Like Teen Spirit
9. Svantetic
10. Suffering
11. Trip To Bexbach
12. Asta III
13. Suffering ( Bonus Track)


Leszek Mozdzer(P)
Lars Danielsson(B)
Zohar Fresco(Per)

オラシオさんにコメント入れたときに、「今度は、なんで、ポーランドなんだ」、って思った、っていったのですが、オラシオさんは「この辺は昔から交流があるから」、、と、仰ってくださったのですが、国の繋がり、交友ってことよりポーランドのピアノはやはり独特の雰囲気もってるからです。
ダニエルソンは、長い間演奏を続けていたヤンソンとのトリオから抜けています。
ヤンソンは、彼の聴きやすさを、勘違いしてるジャズファンは居るけど、ジャズピアニストしてかなりレベル高いとおもっています。私はアルバムを聴くたびに、完成度の高さに感心してしまうもの。
頭のいい人で、研究熱心な感じもあるのですが、そのメロディは親しみく、ポジティブな力もってます。その透明感や北欧独特の叙情的な空気と、スィング感をもっているし、インプロゼイションも素晴らしいので、もしも、ダニエルソンが北欧の似た同じようなタイプのピアニストと共演したら、、、
きっと、ありとあらゆる面で、、相手が見劣りするだろうなぁ。。って思ったりしてたので、こうやって、アルバムを聴くとダニエルソンがこのピアニストと既に二枚目のアルバムを作成した、って、、なんとなくわかるような気もします。

そう、同じような花は見比べてしまうけど、全く別の美しさを持った花なら見比べることも無く、それぞれの美しさに惹かれるでしょうから。


さ~~て、さてさて、、去年から少し、ダニエルソン関連にはまり過ぎましたぁ。
かなわぬ恋に身を焦がすように?!身も心も疲れてしまった感じで~~す。
私的感情過多が続きすぎましたぁ。。
既に2作目も手に入れてるのですが、しばらく間をあけることにしました。
このままでは、、とても、、身が持ちませんから。。。はい。



2007年1月 6日 (土)

2006年を、、ちょっと、、振り返る。。。(2)

2006年を、、ちょっと、、振り返る。。。
続きで、、ござる。。
すみません、昨日は公私で、、焦りまくってましたもので。。(-_-)

それから、アメリカ方面、ってのが、、(おそろしく、、アバウトなヤツですみません)





Beyond The Wall/Kenny Garrett
Emotionally Available/Eli Degibri
Concert in the Garden/Maria Schneider Orchestra
Day is Done / Brad Mehldau Trio

ここは、、もう、ひたすら面白かったのがケニーギャレット。へんなヤツだぁ。。
コルトレーンに一度ははまったことのある人なら、この人のコルトレーンへの傾倒と独創性が面白く楽しめるとおもうんだけど。
でも、意外にはまったメルドウも捨てがたいなぁ。。これ、ジャケットも大好きでした。
超、感動的なマリアさまも、、捨てがたい。あ、、、これって、、一昨年の作品かもね。
う~~ん、ホウランドの新譜が、、かなり好きだったり、、するんだけど、、ブログに書いてないし。。
ディジブリさまもたのしかったけど、、部門賞、、はねぇ。。。ケニーギャレットさまですかねぇ。。
今でも、あのチャイニーズメロディ頭をぐるぐるするもん。洗脳されたかも。


そして、クリスマスの新作はこの二枚で決まり。




Christmas With My Friends/Nils Landgren
Winter Wonderland/Emilie-Claire Barlow

これは、、兎に角、、長年の夢のかなった、、ニルスラングレンさまのアルバムに「部門賞」
今年は、エミリーちゃんのクリスマス以外のアルバム手にいれてみたいっす。


と、「特別枠ECM」なんで、特別かというと。。
新譜で、書いてるのがた~~~った、一枚、ボラーニだけなんだもん。
他は、一昨年からの持ち込み。。??





Suspended Night/Tomasz Stanko
Jumping The Creek/Charles Lloyd
Trio/Wasilewski/Kurkiewicz/Miskiewicz
Piano Solo/Stefano Bollani

ここは、レスポンスの遅さに自分であきれます。
ボラーニ以外は全部、一昨年とか、とか。。
スタンコもロイドも「新作」を手にいてれてるのに、今年後半、浸りっきりになったアルバムが多くて。。(^_^);
ここはねぇ。。そう、みんな甲乙つけがたい出来でござる。さすが、レインボースタジオの魔物はただものでない。
ここにあげた4枚は、みんな面白かったです。
レンボースタジオに住む魔物さまに万歳、って、、感じっす。

もっと、、番外編。。。
気にいってるけど、、ブログに上げられなかったヤツ、、ってのがある。
どんどん、、溜まってることは、、自覚してるのですが。。
その上で、新譜にも手出したり、、サミーでめろめろになったり(このサミーが誰か分かる人いるだろうかぁ。。。ヒントは、私はギター好き。。)わけわからん行動が多くてねぇ。。。ホント、、ただのリスナーって、気楽でいいっす。。よね~♪
あ、大好きなメレディスダンブロッシオの新譜もまだ、、聴いてないっす。

しかし、、、2006年の一年間も、、よ~~くながめれば、、
偶然とはいえ、、ダニエルソンにはじまって、ダニエルソンに終わった。
だめ押し、、しておこう!!



Libera Me/Lars Danielsson
Melange Bleu/Lars Danielsson

そして、他にもポーランドのMozdzerとの作品2品の他に、ACTレーベルから、、クリスマス含めて、4作、、IMOGENA盤などと、、かなり、堪能しました。
ヤンソントリオ等で新しい演奏がきけなかったけど、、、今年も楽しみにしています。
やっぱ、私の一等賞は2006年も☆Lars Danielsson☆でございます。。はい♪
今年も期待してるぜぇ。


さて、さて。。さて、、
今年もわくわくするような音楽を沢山ききたいですね~♪
ねっ!!


今日は「小寒」。
今年の新潟は雪が少ないのですが、暦にあわせてか?明日からお天気予報に雪マークついています。たしかに、、外出してきたのですが、、ちょっと、寒いっす。
明日は、もう、、七草ですねぇ。。
今年は、新聞にあった帆立粥を作ってみようかなぁ。。


追加
リンク先、「伴奏さん。(歌伴ジャズギター・レビュー)」
がみさんがブログを閉じられました。
短い間でしたが、リンクありがとうございました。m(__)m
ご本人のご希望なので、削除いたしました。
また、パワーアップして、ブログはじめたら、リンクしてね。


2007年1月 4日 (木)

2006年を、、ちょっと、、振り返る。。。(1)

年末年始にかけて、リンク先で、2006年のベスト盤の話題があがっています。
私の場合優柔不断な上に、、
おっかけ中心に入れ込んでるので、冷静な判断はまったくできましぇん。(え?期待してない?)
が、、私なりにブログにあげたアルバムで、、2006年を振り返ってみました。
その私が去年ダントツに入れ込んだのは下の二枚。




Aria / Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta
Melange Bleu/Lars Danielsson

誰が何と言っても、この二枚でござる。
まぁ、兎に角、二枚とも死ぬほど聴きました。。
そして、年末二枚と同じくらい入れ込んでいたのが、
The Time/Mozdzer/Danielsson/Fresco
本当は、これを紹介して、、一年を閉めようとおもったのですが、
まだ、、かけると聴きいっちゃって、、書けないのだ。
エラク、私的琴線触れまくりの一枚なのです。
まぁ、、いいや、ゆっくりいきます。。。


あとは、ブログにあげてるアルバムは基本的にみんなお気に入りなのですが、、
新譜を中心に?ピックアップしてみると、、

大好きなイタリア方面で気に入って聴いていたのが、




Line up/Mauro Negri
Easy/Pietro Condorelli
Urban Adventures/Emanuele Cisi
Takes On Pasolini/Farao,Vitous,Humair

ネグリのアルバムは、ネグリもよかったのですが、、もう、キャストリにつきますな。最高。コンドレッリ、シシ、、、この辺は、ずっと、、待ってましたぁ。。って感じだったのですが、、ファラオのアルバム、、これもねぇ。。ファラオも万歳なのですが、、やっぱ、ヴィトウスさまでしょう。。なんつうか、スケールのでかい、体もでかい。。。
でしゃばりじゃないの?って声もでるくらい、ベース、面白かった。
でも、「部門賞」は、好きなメンバー揃いまくってる、ネグリ盤。
キャストリさまに愛を♪来日、、してくだしゃいまし。。

北欧方面で気に入ってたのが、




Facing the Sun / Jacob Christoffersen Trio
Hands / Kasper Villaume
To The Little Radio/Helge Lien Trio

去年、、年明け最初に燃え上がったのが、、Jacob Christoffersen盤。
ベースがボデルセンなのでありました。。好きよ♪
そして、賛否両論がありましたが、Helge Lien Trioのバラード集は面白かったです。
これ、日本の企画盤らしいのですが、こういう企画ものならおもしろいっす。
そして、ここでの部門賞はKasper Villaume盤。激しい情熱楽しかったぁ。
とくに、クリスポッター、面白すぎる。そう、ポッターはリーダー作もいけてました。
そして、ブログにあげられなかったけど、ホウランドの
Critical Mass!これも最高でございました。これは、、そのうち、、。。
「部門賞」は、サックス馬鹿なポッター君が大活躍のキャスパー盤でございますね。


このブログに多いデュオね、、私の好きなデュオ盤お気に入りがねぇ、、




Arching/Olivier Antunes・Jesper Lundgaard
In Pursuit / Jesse Van Ruller & Bert Van Den Brink
Things/Paolo Fresu & Uri Caine
Metheny Mehldau/Pat Metheny Brad Mehldau

これはね、、デュオはベボフェラ&ポルタつうのが、、誰が文句言っても私のベストなので、それはもう、、抜きまして、、(^_^);;
でも、ここでの一番はジェシさまのデュオが一番想い出深い。
なんせ、このアルバム紹介したおかげで、、なんだか、本に自分の文章のったんだものね~。すげぇなぁ。。大変面白い半年でございました。
メルドー&メセニーはね、、もう、ちょっと、次元が違いすぎるのだもんねぇ。。
こんなもん、誰も真似できないっす。怪物同志の世界だよねぇ・・・
う~~ん、、悩んで、「部門賞」は、、やっぱ、ジェシにしようかな。。(^_^);
これだって、凄すぎるけど、、こっちは、、凡人にも理解が多少は、、可能。
メセニー&メルドウは、ウマイだけじゃどうしようも、、ないもん。
そして、フレズのストレートな情感も大変面白かったです。

それから、アメリカ方面、って、、、、、、ふぅ。。
また、、、、長く、、なってきたので、、続きは、、また、、明日?にします。
今年も、、ブログ、、My Secret Roomをご贔屓に。。。m(__)m

昨日ね。。着物着て、、挨拶にでかけましたぜぇ。。
久しぶりにお着物着たら。。後半、、着崩れちゃって。。
あぁ、、日本女性の美、、つうのも、、、長く険しい道のりっす。。



2007年1月 1日 (月)

2007年、、今年もよろしくお願いいたしますm(__)m

と、、今日はすでに1月4日です。
既に、仕事始めの方も沢山おられますよね。。
すみません、、挨拶から、、出遅れて。。

皆さまにおかれましては、、清く正しく三が日を過ごされましたでしょうか?
個人的には、、最中さんの「最中のお掃除日記」が無事に終了したようで、、
ホット、一安心。(大笑)
誤解ないように!ブログはつづいてます。
ほんと、最中奥様は、、妻の鏡でございます。(^_^)

今年の始めてのジャズ、、、、まだ聴いておりません。
まだ、、ゆっくり、、ジャズ聴ける状況でないのでありました。
と、、今年一年も、、一緒に音楽をを楽しんできましょうね♪
2007年も音楽三昧の、、予感がしております!




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