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音楽で拡がる輪

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2006年8月

2006年8月30日 (水)

Gypsy Journey / Martin Taylor

スコットランド在住のギター名手マーティンテイラーって、どのくらの知名度があるのでしょう?
この人の名前みたとき、わぁ~、芸名?かな~、っておもったんですが、まさにギターを弾くために生まれてきたような名前ですよね?綴りちがうのかな?
日本ではあまり有名でないけど、すばらしいギターリストです。

日本で、あまり知名度が無い原因の一つは、引き出しがたくさんあって、活動が多方面にわたる事もあるかもしれないですね。
しかーーし、その一つ一つが、超一流ってやつ。(って、おもってます)
大きく4つ?くらいの流れがあって、
たぶん?一番有名なのが、、ジプシースィングジャズの後継者として、いわゆるジャンゴスタイルのアルバムをばんばん出してること。SPIRIT OF DJANGOて、路線。ヨーロッパはとても盛んなんですよね。

もう一つは、ソロギター、、の権威!
私は独りギターなんていうけど、一人でメロディ、ベース、コードなんでもかんでも同時にやって、、、、おまけにすばらしいインプロもなんなくこなす、彼はこの世界の超人なのです。ええと、何枚もソロアルバムだしてますが、基本的にどれも高水準。はずれ無し。で、ライブでもスタジオ録音と同じ事を簡単にこなします。
これねぇ。。半端じゃないんですよ。特に素人が聴いてると、ベースラインのしっかりしてるのはちょっと、驚きです。独りのはずなのに、ランニングベースがちゃんといるんだもん。
この辺、去年直接ライブをみてきたクリスさんのブログでも、ちょっと、かかれてます。

あと、まぁ、一般的なジャズギター、スムースギターとしての活躍。

最後は、ジャズってカテゴリー越えた、「各界の達人」との共演!
彼はギターを弾けば、どんな世界の達人たちにも信頼を得ることができるのです。
がぁ、、これが、、際者っぽいかんじにしてるかもしれませんねぇ。。

でもって、なんか、一般的なスタイルでのジャズギターでのアルバムが古い録音が多いせいか、、なんか、知名度ないのですよね。。

さて、本題。(前置きが長すぎますよね~~)
少しまえに、アーティチョークさんが、
WALTZ CLUB/DIDIER LOCKWOOD, MARCEL AZZOLA
泣く子もジェントルマンになる、エレガントなアルバムを教えてくれたのですが、その時、一緒に探し当てたのが今日のアルバムです。

Gypsy Journeyと、言うタイトルなので、随分前に検索で見つけたときにちゃんと確認してなかったのですが、、今回、よ~~く、眺めていたら、、どうも、ジプシースタイルのアルバムというより、ジャンゴラインハルトに原点をみながらも普通にジャズやってるらしいのですよねぇ。。。
え、、ギター、ベース、ピアノ、ってスタイルで。。。オーソドックスに、、
つうことで、通販してみましたぁ。。1500円ちょっと、、だったぜぇ。。(^_^)v

一曲目から、マーティンテイラーの魅力満載。
美しい音色、スムースなフレージング、うっとりすりる駆け抜けるギターテクニック。あぁ!嬉しい!
そして、ピアノとベースも知名度ないけど、大変素敵な演奏者でした。
アップテンポで、スリリングに攻めまくるとおもえば、、スローな展開では涙がでそうになるほど美しく甘く。。
二曲目のオリジナルのスローバラード「True」聴いたときは、コレ一曲で買ってよかったぁ、、っておもう。。次第。
ギターの演奏後にはいる、ピアノの演奏も凄く、、綺麗で。。
いろんな事を通り過ぎた、大人の、、今、、それが、、「True」。
って、かんじなのだなぁ。。甘く、、なぜか、、切ないのです。
ジプシースィング風ののアップテンポな曲や、スローな曲。。
そして、後半には再び自分のオリジナルもいれて、以前に共演のあるマンデリンの達人グリスマンのオリジナルをベースをかなりフィーチャーしてアグレシッブに弾きまくって哀愁ある曲ですばらしいテクニックを誇示してくれちゃいます。
最後は、ジャンゴ・ラインハルトの曲。洗練された、胸に迫る、、演奏でした。

そうねぇ。。マーティンテイラー好きな人は楽しめると、、おもうのですが。
彼がシングルトーンで16分音譜繰り出すのきいてるだけでも、楽しいです。
哀愁と優雅と洗練と、、そして、、スリリングなギターを堪能しよう!

1,Chez Fernand
2,True
3,Leticia
4,Nigloswing
5,Une Histoire Simple
6,My Vardo
7,Tipsy Gypsy
8,Hungaria
9,Manoir De Mes Reves

Martin Taylor (G)
Jermaine Landsberger (P)
Davide Petrocca (B)
Scottry Gottwald (Ds)

ええと、、
昨今、、私のまわりでは、「おめでた事」が続いてる。。
ウェッブ的には、、、結構。。。すげぇ。。事が。

小さな声で、、言ってしまおう。。
ええと、この度、私のブログ、、
週末の間に七万件こえましたぁ!!!
お・・おめでたいでしょ?


2006年8月28日 (月)

夏が、、終わる。。

日中は暑いけど、秋はすでにそこに来ていましたね。
昨日、夜歩いていたら(おかげで今日は整形外科に行きました)涼やかな風と一緒に虫の声があちこちからきこえていました。
夏の終わりは、陽の光りが斜めになる頃から感じ始めますよね。
何となく、寂しく、、郷愁を感じるのは私だけでないとおもいます。
夜は読書三昧で、大好きな夏樹、それから、今更ながら春樹、安部公房(再読)、、、などなど。。
今、待機中もいっぱいあるな。。仕入れてきましたぁ。ブックオフと古本市場で。(~_^);

しかーーし、週末は、「ジャズ批評」っを買ってきました。
オラシオさんとVENTO AZULさんの記事を読むためです。
オラシオさんのペイジは、「磨かれた世代のピアノ・トリオの名盤たち」
この限られたスペースに、ぎっちりと情報がつめられていて、オラシオさんの頭の中にはまだまだこの何倍もの情報がひしめき合ってることがよくわかる内容でした。
今後も期待してますね。
オラシオさんの情報からは、「The Time/Leszek Mozdze」を購入したいとおもいましたぁ。
だって、絶対文章中で、「すずっくさん、しっかり見てね」ってさけんでたもん。
つうか、、前におしえてもらって、すっかり忘れてた。(^_^);
ウィッシュリストが長すぎるのね。私は。。

The Time/Leszek Mozdzer
これ、ポーランドの孤高のピアニストのアルバムにラーシュダニエルソンがいるらしいのですが。。
オラシオさま、あちこち検索しましたが、私はここしか売ってる場所をさがせませんでした。
どうやって、、買いましょ。。。

と、まぬけな私は、VENTO AZULさんをお店の紹介ペイジのしかさがせなかったのです。
それでも、凄いなぁ、、後ろのペイジ、貸し切りだぁ。。って読んでいたのですが、、
今日、、ちゃんと、ペイジを開いたら、、今回VENTO AZULさんは、「ピアノトリオ最前線」のメインペイジで、ピアノトリオの紹介をなさっていましたぁ!
いつも、眺めてる文章がこうやって、活字になっているのは、、
なんだか、感慨ぶかいです。う~ん、凄いですね。
VENTO AZULさんがご紹介の中では、、
リンク先で、話題になっていたけど、予算の関係と前回と同じメンバーだったので、二の足ふんでたアルバム。。

For Heaven's Sake/Kevin Hays

やはり、これが、とても欲しくなりました。でも、入荷待ちだなぁ。。
そう、、お二方とも、、東京のジャズ喫茶でイヴェントもするですね。すげぇ~。
生オラシオ、生VENTO AZUL(早川さま)だぜぇ。。
オラシオさん、VENTO AZULさんとても、充実した内容でおもしろかったです。
ありがとうございました。

さて、ジャズ批評みてたら、一枚、、これまた、すっかり忘れていたアルバムおもいだしましたぁ。
ピアノ最前で、Uri Caineトリオのアルバム紹介があったのですが、、私、、トリオでなくて。。これが、、欲しいぃぞぉぉ。。おぉぉ。。

Things/Paolo Fresu & Uri Caine<

フレズは、前回、グエンリーとのアルバムまだ紹介してなかったなぁ。。
でも、これ、、欲しいっす。Uri Caine、、どうかなぁ、、キレちゃってる事はないような、、きがするんだけどなぁ。。



今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Mi Ritorni in Mente/Jesper Bodilsen Trio

随分前のアルバムの気がしてましたが、なぜか今回の最前線の中にありました。
これ、ピアノがStefano Bollaniなのですが、スタンダードが実にボラーニらしく解釈され表現されてるのです。
原曲を損なわず、、でも、ボラーニなのだな。ボラーニらしさが、あちことでてる。
これ、はじめて聴いたときボラーニって、自分が思ってるより、すげぇピアニストかもしれない、
ってまじめにおもいましたぁ。あれから、月日はたちましたぁ。。


2006年8月24日 (木)

Sem Voce/Joyce e Toninho Horta

「アントニオ、そっちで元気にやってることとおもいます。ヴィニシウスには会った?...........」
こんな言葉ではじまるジョイスの手紙がついた、ジョイスとトニーニョ・オルタのアントニオ・カルロス・ジョビン集です。
ジョビンが亡くなってすぐの1995年にニューヨクで録音された、日本盤です。
MPBの輝くスターである二人が、ブラジルの生んだ世界的音楽家ジョビンの死を悼んで録音にのぞんだ、究極のコラボレイト。

ジョイスがヴォーカル、オルタがギターで、(互いに2曲づつ、ギターとヴォーカルも)同じ歳、まるで母の子守歌のように慣れ親しんだジョビンの曲で、シンプルな構成ながらも、自由自在なやりとりで、まさにインプロゼイションの極地とでもいうような展開ばかり。
ボサノヴァ曲ではあるけど、ボサノヴァ集では無い、彼らにしかできないサウンドです。
ジョイスのすばらしい歌声もオルタの多彩なギターも、二人が広げた大きな空間をまるで大空を自由自在に飛び回る鳥のように、所狭しと自由に飛び回っている。
ジョビンの作り出した、極上の環境の中で踊り、舞う二人。。。
喜びや悲しみといった感情を薄絹のようにまといながらも、、
二人のまわりの空気が、軽くなって、どんどん、、宇宙にむけて拡がっていく。
天国のトムに手が届きそう。。な。。ほどに。

1曲目「Ela e Carioca」は、まさにリオっ子、ジョイスの為の曲。(リオデジャネイロっ子はカリオカとよばれるんだって)
いなり、全開のスキャトもギターとの会話もほんと非の打ち所がありません。
ホント、この二人、最強コンビです。
朗々と、ゆったりとブラジルの自然、川の流れを歌い上げる、「Correnteza」もすばらしい。
優しいギターの調べに誘われるように、歌い始める「Inutil Paisagem」もゆっくりと、、でも、思索的で好き。ギターも綺麗。
4曲目「Frevo de Orfeu」は、ジョイスもギターを弾き、オルタも唄う、まさにふたりのコラボレーション。ものすごく、楽しい!音楽って凄い!ギターが二本あるだけなんだよ!
この後、、3曲、愛の唄がつづきます。ちょっと、レイジーで哀愁のあるスローバラードLigiaはしっとりと、、ちょっと、茶目っ気のある感じの愛らしい「Vivo Sonhando」、そして、、恋心たっぷりのバラード「Dindi」。
ため息のでるような、、3曲。。特に、ジンジ、、好きだわ。ジョイスの歌声もオルタのギターも澄み切った水色。
いぇ~い、この演奏も好き♪「So Danco Samba」ぴったりと、息のあった、ふたりが、互いに共振してどんどんイメージが拡がっていく感じがたまりませんです。はい。次の「Outra Vez」も、ほんと、軽々とすいすいと泳ぐ感じでいいの。
10曲目が、タイトル曲です。邦題が「あなたなしで」。やっぱり、ここでは、あなたは、、トムでしょう?ねぇ?
再び、ヴォーカルのデュエット。とけあってラブソングそのものです。
次は、ジョイスもギターをとる。ギターで、交わす会話も、ジョイスのスキャットもなにもかも自在。
最後は、「彼女はカリオカ」別、、ヴァージョン。すこし、ゆったり、シンプル、オーソドックスな優しいかんじかな。静かに幕をとじましょう、って。

ジョイスは、歌詞やメロディを歌心たっぷりに唄うだけでなくて、全身で音楽を感じていて、スキャットと動作!と「テレパシー」で、オルタとの会話を楽しんでいく。オルタのギターはやっぱり、すばらしい!ブラボー!って、古い?ハーモニーはやはり天才っていうか、もって生まれたものなのでしょうねぇ。
ギターだけ聴いていても、まったく飽きることなく、次々と曲想やジョイスにぴったりと対応していくのです。
でも、ハーモニーがいいとか、リズムがいいとか、コードワークがどうとか、そういう事を超越しちゃった、すばらし「出来事」の連続、かなり高密度な演奏なのですが、そのいう事よりも、ひしひしと伝わって来るのは、静かで熱い彼らのトムへのふか~~い想いなのです。
ジョビンを深く愛した二人が、二人の共通語でつくりあげた世界。
誰にもマネのできない唯一の世界だとおもう。。なっ。

1,Ela e Carioca
2,Correnteza
3,Inutil Paisagem
4,Frevo de Orfeu
5,Ligia
6,Vivo Sonhando
7,Dindi
8,So Danco Samba
9,Outra Vez
10,Sem Voce
11,Este Seu Olhar / So em Teus Bracos
12,Estrada do Sol
13,Ela e Carioca - Take 2 -

Joyce (Vocal & Acoustic Gutar 4,12)
Toninho Horta (Acoustic Gutar & Vocal 4,11)

今日も暑かったですが、八月もすでに後半。(つうか、私的には締めがはいって、月末)
先日は、新サンマを美味しくいただきましたが、
なんと、、今日は秋鮭、だそうで、、はい。。ちと、、早くはありませんか?
そうえば、朝晩、虫の声がきこえます。
日中は庭のブナの木で、蝉が鳴いたりしますが、日が落ちるのも随分、、早くなりました。
あぁ、、秋になっていくのでしょうかぁ。。
黄昏れちゃうよなぁ。。
と、、近くのツタヤには、ジャズ批評は入荷しないって、わかりました。
どひゃ~、ほんとかよ。スイングジャーナルや、ジャズライフは見たことあったので、、
うむ~~、大丈夫だとおもったんだよなぁ。。
ちょっと、あわてる、、私。。
でおくれちゃった。オラシオさん、ごめんなさい。m(__)m
ま、いつも、こんなものでしょうかね?
紀伊国屋なら、、どうかしら?



2006年8月21日 (月)

Ariaの購入先。。などなどなど。。。

先日ブログで書いていた「Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta」の購入先を問い合わせたり、調べたりしたのですが。。。
まぁ、あまりパッとしないのですよねぇ。。(T_T)


1,「ObliqSound」のHPからの通販
2,「HMV」の通販のHP
3,「TOWER RECORDS」の通販のHP(国内盤の予約)
4,「楽天ブックス」からの通販(国内盤の予約)

でも、、まぁ、、しつこく乗せておきま~~す。

さて、もう一つの情報!
もうすぐ、ジャズ批評誌2006年9月号No.133が発売されま~~す。8/24だそうです。

ここには、リンク先のオラシオさんVENTO AZULさんの記事がのります!
「ピアノ・トリオvol.3」が特集だそうですから、どなたもお買い忘れのないように!(^_^)
楽しみですね♪


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。


Where is love?/Irene Kral
このアルバムかけると、ホットして、一緒に唄いたくなります。
もっと、沢山生きて、、、素敵なアルバム沢山つくってほしかったな。

Bare/Madeline Eastman
先日、rinnaさんが反応してくだっさったアルバム。
アイリーンより、ぐっと艶めかしい感じがするんだけど、やっぱり、胸にぐっとくるデュオです。

Forever You/Ulf Wakenius
そう、、静かな気持ちになれるのですが、、
タイトル曲とっても、、好き。。素朴な暖かな優しいメロディです。

その心は?
心の充電?ってかんじかしら?


2006年8月19日 (土)

From The Hot Afternoon/Paul Desmond

言いたくないけど、、毎日、、暑い。。暑い。。暑い。。暑い!!!!はふぅ。。
溶けて、無くなってしまいそうです。。
皆様におかれましては、、いかなるアルバムお聴きですか?ん?

最近、、なぜか私の友達の間で(って、二人なんだけど)、アルトサックスのPaul Desmondの話題があがってるのです。
で、好きなのね。。私、、この人。なんだか、いつもホットするんだもん。
この人の音色って、とても不思議で、夏は涼しげ、冬は暖か、、、
寂しいときは一緒に泣いてくれるし、楽しいときは一緒に微笑んでくれる、、
そんな、不思議なサックスなんだもん。
誰にもマネできない、ホント唯一な音色なんだけど、聴く側にも添ってくる不思議な音です。でも、決して媚びてるわけではない。
デスモンドも、いつも、何処でも、、デスモンド。。
なんだか、セピア色になる、郷愁、哀愁がたっぷりあって、、
どのアルバムでも、「おかえり~」って感じで、優しく包んでくれる。。。

いろんなものにも積極的に挑戦してるんだけど、時代の波にのってるだけじゃん、って、思われてる節?もあり、音色のせいでアグレッシヴなソロとかも結構無視されちゃってて、軟弱なサックス、ってレッテル「も」あるかもしれないけど、本当に誰にもマネできない、この人だけの世界なので、結構、、硬派のおじさまの心も鷲づかみって、事もあ~~る。ついでに言うとこの人の選ぶギターは私の好み。

デスモンドは、時代の波もあったあのでしょうが、ブラジルの音楽を取り上げてるアルバムが何枚かあります。
たぶん、、ブラジルの波といっても、当時は基本的にはカルロスジョビン、ジョアンジルベルトなどのボサノヴァが主流だったおもうのですが、デスモンドのこのアルバムは、10曲のうち、ミルトンナシメントの曲が6曲、エデュロボの関係する曲が4曲と、ブラジル音楽といっても、ボサノヴェ曲でなく、ブラジリアンポップスいわゆるMPBのスターの曲を主体にした、アルバムです。
ストリングスも入るし、ヴォーカルもはいる、曲目的にも、敬遠されそうなアルバムですね。

でも、ブラジルの音楽の持ってる、光りと影、サウタージ、、そういった要素と彼のサックスはよく合うのですよ。
そして、あのウエスにストリングスのアレンジつけたアルバム出させたプロデューサーの息がかかり、アレンジャーもドンセベスキーときたら。。
この「極情感」、、「大人感」、、暑い、、夏の夕暮れ時に、、コレを聴かずして。。。
何を聴くぅ、、、って、感じですね。
労働意欲とか、、勤労とか、、そういう、、言葉が死語になってしまう、、
溶けて、どっかにいっちまぇ、、って、、感じですか?
折角、国民生産あがってますが。。ま、この暑さでは、、ねぇ。。
頭も身体も、煮詰まりますよねぇ。。

だから、、
心を開いて、涼しい風を呼び入れてみましょう。。。
「こてこて」に固まってた、あなたの心が、、、
ふと「緩んで」、、とても肩の力がぬけちゃうこと間違いなし。。

ブラジルの名手達による曲なので、どの曲も素敵なのですが、そのすばらしいメロディを美しく歌い上げるデスモンドそして、そこからインスパイアされてでてくるメロディと、、知らずのうちに不思議の国に迷い込んじゃうこと請け合い~~♪

ゲスト参加で、エデゥロボと、ワンダジサーが参加してます。
エデゥロボが6,10、ギターとヴォーカルで。
ワンダジサーが4, 6, 10で、ヴォーカルで。
4曲目は、切々と女心を唄うワンダジサーの唄が、耳からはなれません。(泪)
それに応える、デスモンドは、、、女心キラーですよねぇ。。。
6曲目、ワンダジサーと、エデゥロボのサウタージ感たっぷりのハーモニーは心がふるえちゃいます。
もう、わぁぁぁ、って感じよ。はいはい。
8曲目の最後には、陽気にロリンズの有名フレーズを入れちゃうヤツがいたりして、本当にリラックスして楽しそう。
10曲目のアレンジ、、ものすごく都会的。誤解をされそうなのですが、アメリカ的。
だけど、センスよくはまる三人はきちんとブラジルの風を送ってきますね。
ここでも、スター二人の歌声が効果的に使われてまーーす。

と、、どれもお気に入りなのです。だって、みんなみんなサウタージたっぷりなんだもん。
そう、エデゥロボ参加してる曲以外に参加してるギターが、また、いい感じで、ブラジルしてますねぇ。
で、唄は英語なんですが、これがポル語だったら、、また、印象違うかもしれませんねぇ。真摯なブラジルファンには、英語で唄うブラジルものは嫌がられるようですが、、、ま、、ご勘弁を!
ベースにロンカーター、ドラム、パーカッションににアイアートモレイラが参加しておるのは皆様の予想どおりでございます。

さて、オリジナル盤はここでお終いですが、最近のcdでは、別テイクが六曲はいったものが主流です。実は、、これがおもしろ~~~い。
ここでの別テイクは、演奏が違う、といった楽しみの他にストリングスがかぶっていない演奏が聴ける、という、聴き比べの妙もあります。
確かに耳を傾けると、シンプルな演奏でも充分すばらしいのですが、これを聴いた後にセベスキーのストリングスを加えたヴァージョンを聴くと、、
彼の才能がよ~~~くわかります。でへへ、シンプル好きな私にもぉ。

労働放棄の一枚で、、ございます。

1. Outubro :: October
2. Gira Girou :: Round 'N' Round
3. Faithful Brother
4. To Say Goodbye
5. From The Hot Afternoon
6. Circles
7. Martha And Romao
8. Catavento
9. Canto Latino :: Latin Chant
10. Crystal Illusions
11. Gira Girou - (alternate take) :: Round 'N' Round - (alternate take)
12. Faithful Brother - (alternate take)
13. From The Hot Afternoon - (alternate take)
14. Catavento - (alternate take)
15. Canto Latino - (alternate take)
16. From The Hot Afternoon - (alternate take)

Paul Desmond (alto saxophone)
Edu Lobo (vocals, guitar)
Wanda De Sah (vocals)
Phil Bodner, George Marge (saxophone, clarinet, oboe)
Marky Markowitz, Marvin Stamm (trumpet, flugelhorn)
Paul Faulise (bass trombone)
Jimmy Buffington (French horn)
Stan Webb Jr. (flute, alto flute, percussion)
Don Hammond, Hubert Laws (flute, alto flute)
Patrick Rebillot (acoustic & electric piano)
Dorio Ferreira (guitar)
Ron Carter (bass)
Airto Moreira (drums, percussion)
その他、沢山。。M(__)M

しかし、ブラジル音楽は、、
胸に何かがあふれてくるような情感って言うのが沢山あって、、
本当にすばらしいわ。
陽が斜めになってまいりました。。
今、かけずに、、何時かける。。どうぞぉ。。m(__)m



2006年8月17日 (木)

時の過ぎゆくままにぃ?。。。だぜぇ。

「Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta 」何年もまったアルバムなので、ブログに書いてからもあまり他のアルバム聴く気になれなかった。
何時でも、なんでも、わりとそうなんだけど、どっぷりはまって、そこで自分自身もぐずぐずに溶け出しちゃうよう感情に浸るの好きな人なのです、、、

がぁ。。。
残念ながら、、?日本のお盆は、、そういう一種の「引きこもり」気分に容赦ない!
はふぅ。。抵抗?むなしく、、よっこらしょ、繭の中から、、引き出していただきました。。

墓参りだ、線香あげるだ、、お茶いれるだ、、なんだ、かんだ、、
と、清く正しい、田舎のお盆のノルマをこなすのみ!
で、何かが、、ぶち切れそうになっていたころ、、
妹夫婦から、朝一の電話があった。。

今、湯沢にいるから、、ちょっと遊びに来ない?
はふぅ、、同じ、新潟だって、、湯沢、、って遠いのですが。。
顔がみたくちゃ、、ここまで、、来~~い。。。。
むむ、、今日も親戚くるんだけどなぁ。。。

でも、、六日町は、、遠い昔に一年近く、、住んでいたのですねぇ。。(遠い目)

と、、気づいたときは、車にスピッツのせて、(犬じゃなくて、J-POPだよ~~ん)ハーフパンツに着替えて、日焼け止めぬりまくって、リポビタンD一気のみ!
ガッツで、待ち合わせの、八海山ロープウェイまで、ひとっ飛び。
新潟は、このところ、、フェーンで毎日暑いのです。はふぅ。。
しかーーーし、「八海山のロープウェイ」山頂駅は、すばらしいパノラマ!

晴れていれば、、ここは、遠く佐渡!そして、北アルプスまでみえる、すばらしいビューポイントなのです。
はい~~。
六日町に住んでいたときも、何度か来ました。。懐かしい!
それに、ちょっと、、涼しいしね。
絶好のパノラマみながら、、質素な「おにぎり」を、、ほおばる。。
うふ、米はもちろん魚沼コシヒカリ!
私的、最上級のグルメっす。

そして、、麓にある、故富岡惣一郎画伯の「トミオカホワイト美術館」に寄る。
ここは、以前、早春に友達の出演するジャズライブで何度かでかけた所。
毎年、一回とても楽しみだったのですがぁ、、
地震の後、そのイヴェントなくなっちゃったんだよねぇ~。
毎年、ここでしか、、あわない地元の人などもいたんだけどな。元気かな。
個人的、お祭り日だったのだが。。懐かしいわ!

時は過ぎても、作品は、そのまま、私を迎えてくれるぅ。
ここには、「諸行無常」って、言葉はないのだろうか。。
不思議だぁ。。って、当たり前か。。
ギャラリーの真ん中に、グランドピアノがぽつんと置かれていたのが、
なんだか、、哀愁あってよかったな。(なでなで、、して来ました!)

静寂は、雄弁である。。(きっぱり)

で、喫茶室で、コーヒーとショコラケーキを、、いただく。。
さっき、、食べたばかり?う~ん、、私は、コーヒーだけだったけどね。。
目に前には、八海山の絶景でした。
以前に来たときには、気づかなかった、、なぁ。
はふぅ。。本当に、感性の無いヤツで困る。。

半日、彼女達につきあって、私は再び、現実の世界へ、、、
線香の臭いも、、ま、いいかぁ、、




が、、次の日(昨日)は、大事なイヴェントあったのであった。。
はふぅ。。この、、暑いのに、、ビッグスワンで・・・
はい、かなり上のほうですが、、2得点、、しっかり、みてきました。
代理ででかけたのですが、ちゃんと、応援してきたぜぇ。。
オシムじゃっぱ~~ん。
暑さと熱さで、頭の中は、溶けてましたが。。。

帰り。。いっぱい、、歩いて、、途中で、やっと、車に拾ってもらいました。。

スタジアムには、、「汗」、、あるのみ。。。

とりあえず、、とりあえず。。私、、生きてます。(^_^);




今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Chaos/Bley,Castri,Oxley
冷徹な感じのキャストリの演奏と、、なぜか鉄工所サウンドオックスレイ?が好きなのさぁ。。
たまに、かける。もちろん、ブレイもぐ~~っど。
でも、朝はもう一つ、、似合わなかった。。夕暮れ時にしましょうね。

Images/Kenny Barron
このキムちゃんって、ドラムは女性だったと、、今日、、、気づいた。
このおねぇちゃん、結構いけてるんだよ。アルバムも斬新なものに挑戦するほうのバロンらしさが、いっぱいでてる好きなアルバムなのだ。。
ええと、ピアノ&ドラム&ベース&フルート&ヴァイヴ。うふふ。

Evans Remembered/Enrico Pieranunzi & Horns
随分前に、一度ブログに書いてみようって、おもったけど、なんか、途中で挫折したアルバム。いっぱい、、あるんだぜぇ、、そういうのぉ。(T_T)
ピエラヌンツェは、本当になんでも巧い、完璧だ、っておもうんだけど、
小さな声で、、たまに、、逃げ出したい気分になるときがある。。
でも、これは、、好き。少しだけ、、飼い慣らされてる、、ボッソ&ジュリアーニがいる、、そして、クラリネットのミラバッシの参加が、熱いけど、クールなサウンドに!熱いけど、むさ苦しくなくて彼らしいサウンドになってるのだ。。
冷房の効いた、、部屋で、からだを暖めるアルバムであると、、
今日、、気づくしだい。。

Dave Liebman Tolvan Big Band
マイダ~リン、ダニエルソンは、以前に紹介したように、リーブマンとアルバムを作っている。
その直接な出逢いが、このビッグバンドでの演奏らしい。。
リーブマンは、もろに、リーブマン。熱いよぉ。
ダニエルソンは、、若く、、青い、って思うのは、、
気のせいかなぁ。。写真のせいかなぁ。(若い!!)
なんか、悩みなどな~~く、突っ走ってる感じだぁ。
いけ、青春時代!

そして、今。。。。こんなアルバムかかってます
Desmond Blue/Paul Desmond
デスモンドって、大好きで、リーダー作は、、コンプリに近いほど、、
アルバムもってます。(たぶん、、コンプリがなんだか、、確かめた事ないのですが。。)
このストリングス入りのアルバムも、かけると、いつも、「心が緩む」アルバムです。
おかえり、、って、迎えてくれるのよね。。うん。

今日の最後の予定は。。
Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta
このアルバム、録音もなんつうか、とってもいい。
息づかいが伝わる、って、いうけど、、本当にそうなんだもん。
一日の終わりにかけるのも、、いいでしょう。。
でも、時間的に、、無理だなぁ~~。
では、、これは、、夢の中で。(^_^)



2006年8月11日 (金)

Aria / Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta

楽しみにしてた「Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta」が着きました。
2004年のイタリアでの録音です。リリースはニューヨクのレーベルでした。
聴いて、いっぺんでノックアウトされたのですが、あまりにすばらしい世界で、それを伝える「言葉」が探せず、どうして良いかわからない状態なのです。お手上げ状態。。
今回ほど自分の音楽的な無知と、文章の至らなさを痛感したことはありません。(T_T)
息が詰まるほど、入れ込んでしまい、その濃密な世界に心酔しているのに、沢山の人とこの世界を共感したいのに、それを全然上手く伝えられそうもないんですから。。

それでも、黙っていたら、このすばらしいアルバムを手にする人もほんのわずかかもしれなし、アルバムの存在すら知らないで、時が流れてしまうかも知れない。
マスメディアベースになんて、乗りそうもない。
大好きな演奏家二人の魂から発せられたエネルギーが海の泡になってしまうかもしれないから。。。
ギターとベースのデュオというどちらかというと特殊フォーマットなのですが、是非、既成の概念捨てて、一枚くらい、一度くらいこの深淵な世界を体感して欲しいなぁ、、って気持ちです。
いろんな形のジャズがあっても、、いいでしょう??ね?

前回より、ずっと、この二人でのデュオの作品を出して欲しかったのですが、ベボフェラも祖国では人気者だとおもいますが、ダラポルタは、ホント、いろんな場面で活躍してて、、、なかなか二人の影が重なることがなく、個人的にとっても心配してました。
行動範囲の違いから、二人の間に大きな溝ができちゃったのかもしれないなぁ。。なんて。。
が、、最初の一曲が終わった段階で、その心配は吹っ飛びました。
すごい!このぴったり寄り添う濃密な時の流れ。互いの信頼感がましてます。

内省的なつくりかもしれない。渋いとしか言いようのないつくりかも。
いぶし銀の輝きと、、独特の浮遊感と、引きずり込むような、、重み。。。
でも、それは内側に向かっているだけではなくて、演奏家の感情の発露がストレートに伝わってくる。
密度の濃い緊迫感のある演奏なのに、聴き手の心の中に静かに染みこんでくるものは、暖かさ、優しさ。。そして、、悲哀、、情熱、、
彼らの発する心情!心の襞!


地中海風な風が遠く哀愁誘う「Bagatelle」より、エキゾチックな感じは薄いきもしますが、マイナーで美しいメロディが沢山つづられていきます。
でも、決して美しいメロディを二人で奏で、甘く時を過ごすわけでなく、シリアスでビターなインプロゼイションは、ぴりりっとした緊張感を引き出し、絶妙なタイミングといい、年月を重ねて、築きあげてきた二人の心の交流は、一段と深くなっていました。私的には絶賛するのみ。
ものすごく複雑、高度な事をしていても、そこからみえてえくるものは、極シンプルなもの。
届けたいのは、目に見えるテクニックでなくて、すべてを通して伝わってくる感情、心。。。想い。。

特に、特に、、ダラポルタ、、全曲、本当にすばらしい!
高速パッセージ、正確なピッチ、1音1音がはっきりと、めりはりあるのに、スムースに自在に唄い続ける演奏のすべてに拍手でした。
あっけにとられるくらい、唖然とするくらい、すばらしいベースプレイです。
もちろん、ベボフェラもすばらしい。
美しい音色と、ハーモニー、空間。
どちらも甲乙つけがたく、絶対、この二人でなくてはできない世界。
でも、今回のポルタのテンションの高さは、尋常でないとおもう。。

その二人が、互いの役目を違えながら、、裏に表に、表に表に、、、
右に左に、、重なり、交わり、ほぐれ、、交わり。。。
距離をはかり、近づき、離れて、、一緒に登り、降りる、一緒に登る、、、
互いに感情を突き詰めて、、ともに天上に、、届くまで。。
金の鎖、銀の鎖、二つの鎖が揺れながら、絡みながら、、でも、生き物のように、、自由に。。
最初から最後まで、互いにテクニックも、音楽性も、感情も、互いに信頼しあい、
何にも縛れることなく、二人で自在に優雅に飛翔する。。。

9曲中ポルタ作が4曲、ベボフェラが3曲。
一曲がガーシュインの名曲、そしてカタルニヤ?の民謡が含まれてます。
(ベボフェラはフレズと一緒のサルデーニャ島の出身なのですが、この島の一部ではカタルーニャ語が使われてるところもあるそうです。)

ポルタのオリジナルから。同じフレーズを何度も繰り返し、心に響かせる。
互いの心の確認でも、とるような、、静かで優しい出逢いからはじまります。
懐かしい気分になるのは、私がこのアルバムをずっと待ち望んでたから?
2曲目のMatisse's Danceは、画家マティス(Henri Matisse)にインスパイヤされた、ポルタの曲。ベース屋さんらしく、特殊拍子になっていて、動きのある曲、焦燥感のあるリズムの中で、ビターでシリアスな雰囲気の中、突然はじけるポルタのベースソロは芸術に真摯に向かい合った、画家への賛同か、かなりシビアな演奏。
ベボフェラの曲は、やはり哀愁がたっぷり。一緒に決めるユニゾンフレーズもおなじみ効果なのですが、静かに交わされる会話の美しさ。
4曲目、フランスの詩人ボードレール(Charles Baudelaire)の詩にインスパイヤされた曲だそうで、これも、異国叙情がただよう、、浮遊感のあるベボフェラの曲。(この詩人、私の好きな作家福永が心酔していた人でもあって。。印象派の彼の作品をモチーフに、そこで使われてるキーワードをモチーフに書いた作品もあります。)
この切ないまでに美しいメロディは、静かに、、でも、切々と訴えかけるものが。。
5曲目、キャッチーな雰囲気を持つポルタの曲。まるで、映画のワンシーン、、焦燥感、喪失感があるような、、場面にでてきそうな、、印象的なメロディ。アルコも時折効果的に重なって、、感情を深く包み込むような、、雰囲気。
互いの感情にたたみかけるような、それでいて何処か、距離感もある、不思議な演奏。
唯一のスタンダード曲は、ガーシュインのMy Man's Gone Now。切ない曲ですよね。はじめは、訴えかけるギターと、それを受けるベース。感情的なものがより重なって、次々と引き出されていく、精神的な交流。。。
次は、ベボフェラの曲なのですが。素朴で、牧歌的な、、メロディ。
静かな、会話が、次第に饒舌に、雄弁に、互いの交流となって、一気に上り詰めるベースのすさまじさは、この優しいメロディから、ちょっと、想像つかないのですが、何かが彼の沸点をしげきしちゃったのでしょうねぇ。。
唄いまくる(実際唄ってしまってる、、たぶん、二人とも)ってますよねぇ。。
ベースもギターも、なぜか「超興奮状態」!一緒に私も!!
カタルニアの民謡。民謡の持つ、素朴で、愛らしいメロディ。丁寧にメロディをつづる、二人の歩みに暖かな気持ちになってきます。郷愁とでもいうのか、優しい気持ちになる。。
最後もポルタらしく、変則な感じのビターな曲。心の中の不安な部分に揺さぶりがかかり、、不思議なねじれを感じる、、
そう、、ねじれて、不安定になった心で、アルバムが閉じられるのです。
心地よい終演ではなくて、彼らから投げかけられた、「何か」をキャッチせざるをえない雰囲気で終わるのです。。う~ん、なんとなく、確信犯でありますよね。。

心向かい合った二人の間で交わされる演奏。
どんなあ人にも、、人にはいろいろな欲望が渦巻く。。。
綺麗ごとだけで生きてる人間なんて居ないのです。
でも、そういう事に少しでも真摯に向き合えるか、、、
それが、、大事なんですよね。。。

1 Corale
2 Matisse's Dance
3 57/37
4 Spleen
5 Amor Sacro Amor Profano
6 My Man's Gone Now
7 Ninna Nanna Per Lele
8 El Noy De La Mar
9 L'Uomo Degli Ombrelli

Bebo Ferra Classical and Acoustic Guitar
Paolino Dalla Porta Dauble Bass

こういうレベルのミュージシャンが、既存のアルバムをまねようなどすることはないと思うので、安易に表現しがたいのですが、、
ピーコック&タウナーの深淵な世界が好きな人や、、パット&ヘイデンのキャッチーで暖かな部分がぐっと来ちゃうひとには、放り投げられる心配は、、無いかと。。おもうのだが、、
演奏はかなりシリアスなので、BGMには、、ならないと、、おもうけど。。
「心のBGM」には、なるかもしれない。。

追伸&追記

本当は、試聴でなくて、、曲全部を聴いて貰いたいのですが、、
雰囲気だけ、、ってことで、、(T_T)
「ObliqSound」のHPで、聴ける。。。
(私、聴けないので、どうなてるか、、ちょっとわからないけど・・)
で、ここから。直接購入できます。結構、早く飛んできます。
日本からは、Ward Records というレーベルから、10/25に発売になるようです。
知ってしまったら、待てるものでは、、ありましぇん。。。
輸入盤なら、HMVの通販でも購入できるようです。(他にも見つけたら、追記します)

どうか、、どうか、、皆様も、、ご贔屓に。。M(__)M



2006年8月 8日 (火)

Blue In Green

戯言であ~る。。(^_^);
「Kind of Blue」は、すべてワンテイクで録音された、って神話がありましたが、二年くらい前に長靴屋さんに公然とでてたメイキング盤「Another Tracs of "Kind of Blue"」を聴いて私の中ではすっかり、その神話はうち消されました。。
でも、信じてる人はどうぞ、、そのままで。M(__)M
そういう気分にさせるアルバムだもんね。
小さな声で、、言ってしまうと。。
マイルスは、「がんがん」駄目だししておりましたぁ。。やっぱ、恐いっす。

と、、そんなことはどうでもよくて、、、
真っ暗な宇宙に浮かぶ、宝石のように青く輝く地球、、のようなアルバムは、そんな神話を作りたくなってしまうんだよなぁ、、って感じですよね。
そして、私の中では宇宙のオアシス的アルバムの中の、これまたオアシス的曲が、「Blue In Green」
エヴァンスが作ったこの曲は、その後インストで沢山の演奏家が取り上げています。

あなたはどんな演奏が好きですか?ん?


と、この曲、、歌詞をつけて歌ってる人たちもいますよね?
私に大好きなメレディスダンブロッシオは、「Echo of a Kiss 」で唄ってます。
このアルバム、「私的」クリスマスアルバムなのですが、5曲目が、「Blue In Green」。
例によって、控えめに切々と女性の心の内をつづった唄なのですが、、(泣けますよねぇ)
ふと、、、、以前にBeware Of Spring!のコメントでも書きましたが、ネット上でのある書き込みをおもいだしました。

以下、ご本人の確認とって、抜粋いたします。

-----
・・・・ちょっと、略・・・・m(__)m
調べた範囲では、"blue in green"というフレーズに慣用句としての特定の意味はないようです。文学的に前例があるという訳でもなさそうです(もちろんその可能性はゼロではありませんが)。なので、字義通りの意味はまさに「グリーンの中のブルー」です。英語的見地から言えることは、greenが「嫉妬」「青春・青二才」「お金(ドル紙幣の色から来た)」を意味することもある、ということだけです。僕はblueが色でなくて憂鬱という感情であれば、対応するgreenは嫉妬かなと考えましたが、「連想」のレベルにすぎません。「若者の苦労」かもしれないし、「札束に埋もれるほどの金持ちの憂鬱」かもしれません(笑)。たくさんの想像を生む、素晴らしく曖昧なタイトルの見本だと思います。(ちなみに作曲はマイルスかビル・エヴァンスか、はたまた共作かという議論があったようですが、今はビル・エヴァンスだったと認められているみたいですね)

そこで、マイルス以後のアーティストの解釈、すなわちBlue In Greenに後から付けられた歌詞を2つ見つけましたので、どれほど異なる解釈が可能か、という例になると思います。もっとも、既存の曲に歌詞を付けるのは解釈というよりも、そのアーティストの原曲に託した自己表現という意味合いの方が強いですが、解釈の参考にはなるでしょう。

まず、blueを憂鬱、greenを嫉妬とする例です。
-----
作詞:Meredith d'Ambrosio
歌手:Tierney Sutton
収録CD:Blue In Green (Telarc)

Hues of blues and greens
surround me
Knowing you have found another love
has turned my world to sorrow
Green with envy for another
Hearing shame in either one
to soar through life with you
Can't lose these hues
of blues and greens
-----
この歌詞は僕のつたない耳で聞き取ったものですので、間違いがあるかもしれません。"green with envy"はまさに慣用句で、「嫉妬で顔が青ざめる」という意味があります。恋人を他の人に取られてしまった女性の悲しみをこの曲に託したわけですね。

次は、blueを空の色、greenを海の色とした例。
-----
Sky And Sea (Blue In Green)
作詞兼歌手:Cassandra Wilson
収録CD:Traveling Miles (Blue Note)

Tossed between
the sky and sea,
we'll sail
until we find the harbor lights.
Our life is but a dream
of blue in green although it seems
the end draws nearer
with each passing day.
We'll always sail
this way until
we find our home.
-----
海の色は英語でもblueであり、greenとするのは一般的ではありません。だから解釈というより連想・インスピレーションといった方がいいかもしれません。人生を空と海の間に放り出された舟に例えて、でもきっといつか安住の地を見つけられるいう楽観を込めた歌詞です。

ね、同じタイトルの同じ曲でも色々解釈できるからおもしろい。きっと正解なんてないんですよ。そう思いませんか?
-------

ええとね、これは、リンクさきの「ジャズ&オーディオ通信」のjazzaudiofanさんが何年か前にネット上の「ある場所」に書き込んでいたものです。
昔から、知的でわかりやすい文章ですよね~。
こっそり、読んでいたのよ!印刷もしちゃっていたわ!(^_^);;
ご縁ですよね~♪
先日このアルバムを聴きながら、ふと、思い出したのでご本人に確認とって書き込みしちゃいました。m(__)m
そう、詩が先にあるわけでないから、曲からインスパイアされたいろんな歌詞ができていいわけですよね。
どちらも思索的な雰囲気が漂い、歌詞の向こうに、、マイルスの渋いミュートがきこえてきそうです。。

さ~て、あなたが、ヴォーカルになったとして、、どちらの歌詞で唄います?
それとも、、、あなただけのオリジナルをつくります?か??


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla Porta
びゅ~んと、飛ばしたデュオのアルバム。。。着いたっ!
前回の「Bagatelle」をあまりに聴きすぎてた為、ピントこないかもしれないなぁ、、って思ったのですが。。。
あぁ、やっぱり、このデュオは、私にとっては不滅ですわ。。。orz....涙。
痛すぎる、かっこよすぎる。。。orz....嬉。
今年の夏は、、これで、どうにか、、乗り切れるかも。。知れない。。。orz....祈


新潟はお祭りの真っ最中です。
今日は民謡流し。。明日は、、「花火」。。



2006年8月 3日 (木)

Any Way/Michel Portal

Michel Portalは、以前に、「Blow Up / Galliano - Portal」のアルバムを紹介したことがあります。
ライブで観ると一見互いの間には、何もきめごとの無い即興の世界のようにみえて、実はかなり周到に計算づくめの世界なんだろうな、、って感じ。
演奏にヤンヤヤンヤで興奮する客席までも、想定の範囲なんだろうな、って、おもったりもしたへそ曲がりすずっくであった。
でも、誤解無く、、たとえ、なんであってもこに凄さ、、このデュオ、やはり聴いたときの興奮は今でもわすれらない。すげかった。。
そんなポルタルには、ちょいとアヴァンギャルドなバンドリーダーの顔もあって、、
個人的には、情緒たっぷりな後ろ髪ひかれ隊な世界から「ぶっとびたい時」に選び出してきます。
今日は、オラシオさんの影響で選盤したけど。。。まぁ、、タイムリーかも。。

おフランスのミュージシャン流「強面」(愛国心も芸術魂も強く楽器を熟知しており、枠にはめられるのが大嫌い、曖昧な言葉や音楽でその場を紛らわすことなんて、大きら~~い、ってかんじ、芯が通りまくり。。)でもある彼が選び出してくるメンバーはその時々に旬でかっこいい。自分の嗅覚に忠実。特におフランス系のメンバーは、肝いりかっこいいメンツです。
その彼が主催してるバンドは、言葉は悪いのですが決してアメリカに媚びを売らず、ジャズというカテゴリーにも縛られず、まさに「自由の女神」の精神!(ホントか?)
だけど、なぜかジャズのもつ魅力をたっぷり抱え込んだ、アルバムです。

六曲収納されてるのですが、当然ジャズスタンダードなど一曲もなく、一曲だけパーカッションやキーボードで参加してるMino Cineluの曲がはいってます。
参加メンバーも、なかなか豪華で、ポルタルが全曲参加は当然なのですが、曲によってメンバーが適材適所にいれかわり、まさにポルタル軍団怒濤の攻め体制。
攻撃は最大の防御なり。。スリルと緊張感が連続するアルバムです。
豪華なメンバーなのですが、ゲスト参加的なメンバー配置という感じではなく、ポルタルの曲のイメージ、アレンジに一番びびっど、くるメンバーを配膳する感じでしょうかねぇ。。

一曲目から解説不能なかっこよさ。全曲、無国籍つうか見事に美しくいろいろなものを取り込んでる作品がつづくのですが、、インアド出身のパーカッション奏者、Trilok Gurtu参加の3曲の中の一曲なのですが、民族色の濃い伝統的な音楽エッセンスと現代的なエレクトリックなサウンドが解け合った、面白いサウンドになっていて、マイダーリンNguyen Leも独自の個性で良い味付けになっております。
ほんと、5曲の中で、この曲が一番彼にあってる。
な~んとなく、不穏に響くポルタルのバスクラではじまるToccata。充分な間をもって、不気味に煽るTrilok Gurtu。う~ん、いきなりくるんですよねぇ!Didier Lockwood。ちょっとづつ、ちょっとづつ、、メンバー全員が互いの美味しいやばい部分を刺激しながら、きづくと総攻撃の体制です。後半再び舞い降りた怪鳥Didier Lockwoodのすさまじさには、たじろく事請け合い。
タイトル曲は、クールに洗練されたポルタルの持ち替えたソプラノサックスもフリーキィにうねってます。Marc Ducretがちょっと毒っけのある彼らしいギターを聴かせテクれっるんだけど、もっと、聴きたいかな~。

ちょっと、雰囲気の変わる2曲はMino Cineluが参加。一曲目はかれのヴォーカルもはいった脳天気な雰囲気の中にもシリアスな場面がかくし味。
次曲もカラフルな明るさを持ちながら、やっぱり、きづけばシリアスに凌ぎあうスリリングな展開。

最後は、Michel Portal、Kenny Wheeler、Yves Robertの三管にJenny Clark、Daniel Humair、そして、Andy Emlerというう、これぞ、ユーロ的ホーンアレンジの極地。ユニゾンでばっちりきめてても、すごく自由な大きな空間が広がる。
Kenny Wheelerのソロかっこよすぎ!
しかし、当然ながらこのアルバムの主役はポルタル。
バスクラの魅力はもちろんなのですが、確かな技術に裏付けられた表現力の豊かさ、鋭き突っ込み、反応、、インタープレイ、全体を把握する力、ホント、恐いもの知らずな発言を続けるだけあるよなぁ~、って感じです。

どんなアルバム?ってきかれたら、迷わず
「かっこいいアルバム」ってこたえます。ゾクゾクするぜぇ。

1. Sons Meles
2. Toccata
3. Any Way
4. Octaver
5. James
6. Intranquilo

Michel Portal、、他、沢山m(__)m

たぶん、Label Bleuの真髄かとぉ。(ホントか?)
あて、詳しい音楽的な事は、マイリンク先オラシオさまの記事をごらんください。
意味不明な私(T_T)の言ってることが、きちんとかかれております。はい。


2006年8月 1日 (火)

人はどうして、、音楽を聴くのでしょう?

人はどうして、、音楽を聴くのでしょう?ん?
最近、、よく、自分に問いかけます。。。

気づくと、深海魚になっている自分がいます。。
落ち込むような原因もないんだけど。。
体調もう一つ。。でも、ファイトだぜぇ。
私的覚醒の一枚シリーズは、、役にたたのかったのか。。?
このまま人生の深淵なる闇に吸い込まれるのは、、困る。。
でで、、CD注文して楽しみにすることにしました。
と、、、新譜情報は、リンク先にまかせて、、たよりにしてるので、、
これは、「超個人的お楽しみ物件」です。
個人的にかなり、朗報なのだが。。。(^_^);

まずは、にでるほど(嘘)好きなジェレミーくん。。。
マイナーなレーベルに移動してましたが、ライブの新譜がでてました!
うむ~、次回作、、あるんだろうか。。ちょっと、心配。
「Live at the Bistro/Jeremy Davenport」>
空をとばしたのですが、、一ヶ月たっても送られてきません。。
そろそろ、、モンク、、英語でいったほうがいいよね。。
なんて、いえばいいの?かな?

次はラーシュダニエルソン絡みなのです。これ、ちょっと、ラッシュ!
ちょっと、どうしちゃったのさ、って感じです。嬉しい、悲鳴。はい。
4枚は、ACTがらみ。

まずは、リーダー作、これって、昨日しりましたぁ。。VENTO AZULさんのところで、、
「Melange Bleu/Lars Danielsson」
なんで、日本ラーシュダニエルソンファンクラブ会長(嘘!!)になんの連絡もないのかしら。。彼のHPにものってないのよ。

コリーダー的なもの
「Salzau Music on the Water Danielsson / Dell / Landgren」
「Wolfgang Haffner feat. Nils Landgren and Lars Danielsson」
「Pictures Of Me/Viktoria Tolstoy」
わぁ、、ACT4枚っす。わあぁ、、、心配!(^_^);じゃなくて、、楽しみ!

あと、去年でたのを見逃してた。Imogena Recordsからね。
「Rosewood/Rolf Jardemark」
このギターは、もう、ウエス大好き、って、スウェーデンのギターでござる。
一枚目のギターランド持ってるのですが、なんつうか、わかりやすいギターっす。
であるから、して、、ある意味、なぜにここにこのふたりが?ってきもするんだけど、まぁ、マイダーリンに関しては、、そんなこと関係ない。。。わ。
ガッツで、手に入れるのみ!
ところが、、これが、、手にはいらないのです。。。なぜか、、買えない。

そして、、、
マイダーリンの二人目、ベボフェラ!!名前書くだけで、、くらくら、、するぜぇ。
&フェヴァリットベーシスト!ダラポルタとのデュオの第2弾が、苦節五年ぶりにでました。待ってたよぉぉ。。ホント。。
「Aria/Bebo Ferra & Paolino Dalla POrta」
因みに前回は「Bagatelle」これは、私の心の友です。ハイ。。。このアルバムの依存症かも。

しかし、、前回はSplasc(h)、でござったが、、このレーベルも知らないなぁ。。新興レーベルですか??次、、あるかなぁ。。。心配。。
しかも、どうも、今回は日本版もでるそうです。。(なんで。日本ベボフェラファンクラブ会長(嘘)になんの連絡もないのかしら。。)
アコギ&ウッドベースの前回のデュオは、もう、誰がなんといおうと、私の宝ものなのだ。。。が。。
つうか、ほとんど、、無名なんですけどねぇ。。。ため息。。
と、、お誕生日まで待てない!(日本版のリリースは私のお誕生日なのです)つうことで、空を大きくとばしました。
はやく~~来い!!!
お願い、、お願いです、迷わずお家に届いてくださいませ。。M(__)M
お・ね・・が・・・い・・・・だっ。


今日、こんなアルバム聴いていましたぁ。

Continuation/Lars Danielsson
夏になると、アバークロンビーのギターをとっても聴きたくなる。
だって、水の中で揺れてるみたいなんだもん。
このアルバムは、大好きなHymnって、ダニエルソンの曲をアバクロが演奏してる。(ウルフも演奏してるよね)。そして、各所でダニエルソンのソロがかっこいいのです。
しかし、ヤンソントリオを脱退して、あの世界は何処で表現していくんだろう。。?



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