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音楽で拡がる輪

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2006年8月 3日 (木)

Any Way/Michel Portal

Michel Portalは、以前に、「Blow Up / Galliano - Portal」のアルバムを紹介したことがあります。
ライブで観ると一見互いの間には、何もきめごとの無い即興の世界のようにみえて、実はかなり周到に計算づくめの世界なんだろうな、、って感じ。
演奏にヤンヤヤンヤで興奮する客席までも、想定の範囲なんだろうな、って、おもったりもしたへそ曲がりすずっくであった。
でも、誤解無く、、たとえ、なんであってもこに凄さ、、このデュオ、やはり聴いたときの興奮は今でもわすれらない。すげかった。。
そんなポルタルには、ちょいとアヴァンギャルドなバンドリーダーの顔もあって、、
個人的には、情緒たっぷりな後ろ髪ひかれ隊な世界から「ぶっとびたい時」に選び出してきます。
今日は、オラシオさんの影響で選盤したけど。。。まぁ、、タイムリーかも。。

おフランスのミュージシャン流「強面」(愛国心も芸術魂も強く楽器を熟知しており、枠にはめられるのが大嫌い、曖昧な言葉や音楽でその場を紛らわすことなんて、大きら~~い、ってかんじ、芯が通りまくり。。)でもある彼が選び出してくるメンバーはその時々に旬でかっこいい。自分の嗅覚に忠実。特におフランス系のメンバーは、肝いりかっこいいメンツです。
その彼が主催してるバンドは、言葉は悪いのですが決してアメリカに媚びを売らず、ジャズというカテゴリーにも縛られず、まさに「自由の女神」の精神!(ホントか?)
だけど、なぜかジャズのもつ魅力をたっぷり抱え込んだ、アルバムです。

六曲収納されてるのですが、当然ジャズスタンダードなど一曲もなく、一曲だけパーカッションやキーボードで参加してるMino Cineluの曲がはいってます。
参加メンバーも、なかなか豪華で、ポルタルが全曲参加は当然なのですが、曲によってメンバーが適材適所にいれかわり、まさにポルタル軍団怒濤の攻め体制。
攻撃は最大の防御なり。。スリルと緊張感が連続するアルバムです。
豪華なメンバーなのですが、ゲスト参加的なメンバー配置という感じではなく、ポルタルの曲のイメージ、アレンジに一番びびっど、くるメンバーを配膳する感じでしょうかねぇ。。

一曲目から解説不能なかっこよさ。全曲、無国籍つうか見事に美しくいろいろなものを取り込んでる作品がつづくのですが、、インアド出身のパーカッション奏者、Trilok Gurtu参加の3曲の中の一曲なのですが、民族色の濃い伝統的な音楽エッセンスと現代的なエレクトリックなサウンドが解け合った、面白いサウンドになっていて、マイダーリンNguyen Leも独自の個性で良い味付けになっております。
ほんと、5曲の中で、この曲が一番彼にあってる。
な~んとなく、不穏に響くポルタルのバスクラではじまるToccata。充分な間をもって、不気味に煽るTrilok Gurtu。う~ん、いきなりくるんですよねぇ!Didier Lockwood。ちょっとづつ、ちょっとづつ、、メンバー全員が互いの美味しいやばい部分を刺激しながら、きづくと総攻撃の体制です。後半再び舞い降りた怪鳥Didier Lockwoodのすさまじさには、たじろく事請け合い。
タイトル曲は、クールに洗練されたポルタルの持ち替えたソプラノサックスもフリーキィにうねってます。Marc Ducretがちょっと毒っけのある彼らしいギターを聴かせテクれっるんだけど、もっと、聴きたいかな~。

ちょっと、雰囲気の変わる2曲はMino Cineluが参加。一曲目はかれのヴォーカルもはいった脳天気な雰囲気の中にもシリアスな場面がかくし味。
次曲もカラフルな明るさを持ちながら、やっぱり、きづけばシリアスに凌ぎあうスリリングな展開。

最後は、Michel Portal、Kenny Wheeler、Yves Robertの三管にJenny Clark、Daniel Humair、そして、Andy Emlerというう、これぞ、ユーロ的ホーンアレンジの極地。ユニゾンでばっちりきめてても、すごく自由な大きな空間が広がる。
Kenny Wheelerのソロかっこよすぎ!
しかし、当然ながらこのアルバムの主役はポルタル。
バスクラの魅力はもちろんなのですが、確かな技術に裏付けられた表現力の豊かさ、鋭き突っ込み、反応、、インタープレイ、全体を把握する力、ホント、恐いもの知らずな発言を続けるだけあるよなぁ~、って感じです。

どんなアルバム?ってきかれたら、迷わず
「かっこいいアルバム」ってこたえます。ゾクゾクするぜぇ。

1. Sons Meles
2. Toccata
3. Any Way
4. Octaver
5. James
6. Intranquilo

Michel Portal、、他、沢山m(__)m

たぶん、Label Bleuの真髄かとぉ。(ホントか?)
あて、詳しい音楽的な事は、マイリンク先オラシオさまの記事をごらんください。
意味不明な私(T_T)の言ってることが、きちんとかかれております。はい。


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JAZZ( A Paris !)」カテゴリの記事

コメント

TITLE: 個人的大名盤!
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スピーカーのコーンも張り裂けんばかりの大音量で聴いてみたい!と思わせる、めちゃカッコいいアルバムですね。これもそんなに長くないトータルタイムだけど、密度の濃さが凄まじい作品ですよねえ!ボルテージ最高のラスト曲のエンディングまで一挙に駆け抜ける感じ。
ミノシネルのオクターヴァーは、曲想がマイルスのジャンピエールを思わせるんだなあ・・あれはミノ在籍中の曲だから、マイルス先生またやってくれたのかな(・・メンバーの曲いただきパターン)なんて想像もしちゃってる僕です。

TITLE: はい~。
SECRET: 0
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せきぐちさん

わぁ、反応ゼロかとおもってました。ありがとう。
そうだよねぇ、この辺の美味しいところは、せきぐちさんのほうがよくご存じなんですよね。
教えていただく身分でござる。m(__)m
駄文で、恥ずかしい。オラシオさんの文章で口直ししてください。

>密度の濃さが凄まじい作品ですよねえ!ボルテージ最高のラスト曲のエンディングまで一挙に駆け抜ける感じ。
そう。そういう意味では体感速度マッハでござる。。。
ええと、ロックウッドって、怪鳥、って感じしない?(意味不明ですかねぇ。。)

>ミノシネルのオクターヴァーは、曲想がマイルスのジャンピエールを思わせるんだなあ・・あれはミノ在籍中の曲だから、マイルス先生またやってくれたのかな(・・メンバーの曲いただきパターン)なんて想像もしちゃってる僕です。

げ、We Want Milesはもってないんですよ。マイルス、結構後ろまで、とびとびながらもってるんだけけど。。
そうなんだぁ。。どっかで、きけないかな。と、、探し回ったけど、不可能であった。不便なパソコンだ。。んじゃ、課題にしておきますです。

ミノさま、World Trio(ホウランド、ユーバンクスいるやつ)、ならもってるんだけど。。
久しぶりに、探し出して来よう。。。オクターバーにもユーバンクス兄弟でいるね。
とりあえず、オクターバーもう一度聴いてからね。

TITLE: ひゅーん
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はい、飛んで参りました、オラシオです。
しかし北欧系のアルバムについて書いていらっしゃる時はあれほどコメントがつくのに、フレンチジャズの横綱アルバムでこの状態、どうしてフレンチものは人気がないのでしょうか?
まあ確かに「ジャズ」って感じではないですが・・・。
ワールド・トリオは昔先輩に「こういうの好きなんじゃない?」って聴かせてもらったことをおぼえていますがそれっきり。
かなり良いという話ですね。
御記事拝見させていただきましたが意味不明なんて全然そんなことないですぜ!
いやほんと、このアルバムは「今、ジャズを聴く人のため」の紹介本などがあったら絶対入れなきゃね!という傑作ですよね。
と、色々用事が片付いたのでテンションが高いオラシオでした。
失礼します。

TITLE: きゅ~ん♪
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オラシオさん

と、意味は、、まったくありません。
オラシオさん最近、、芸風かわった?

>しかし北欧系のアルバムについて書いていらっしゃる時はあれほどコメントがつくのに、フレンチジャズの横綱アルバムでこの状態、どうしてフレンチものは人気がないのでしょうか?

ちゃうな。(きっぱり)
このブログが人気ないだけです。零細企業ですから。はい。


>まあ確かに「ジャズ」って感じではないですが・・・。
そうだね、プログレ好きな人とか、抵抗まったくないんでしょうね。
でも、即興とか、せめぎ合いとか、なんつうか、ものすごくスリリングで面白い。
毎日きいてるわけでないけど、わりと、よくかけますよ。
そういう、アルバムの一群がいくつかあって、無性に聴きたくなることがあります。

>ワールド・トリオは昔先輩に「こういうの好きなんじゃない?」って聴かせてもらったことをおぼえていますがそれっきり。
良い、悪いで言ったら、良い。と、、おもうけど。。
んじゃ、どんなもんよ、っていわれると、正直あまり個人的な愛着はないかも。。。
ホウランドからみなら、EXTENSIONSが一番よくききます。これ、すげぇ、面白い。
ユーバンクス弟、カムバ~~~~ック!(T_T)


>いやほんと、このアルバムは「今、ジャズを聴く人のため」の紹介本などがあったら絶対入れなきゃね!という傑作ですよね。

むむ・・傑作だとおもうんだけど、、
ま、人それぞれ何で、、、、
オラシオさんなら、説得力ありそうねぇ。。

>と、色々用事が片付いたのでテンションが高いオラシオでした。
いいな、テンションわけてください。

オラシオさんは、マイルスのジャンピエールって、聴いたことありそうですよね?
なんか、似てますかぁ?
なんか、聴いてみたくなってるんですが。。

TITLE: ジャン・ピエール
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このアルバムの「オクターヴァー」でミノが歌っているのは明らかに「ジャン・ピエール」です。
似ているのではなくて完全な引用だと思いますよ。
ペトちゃんも『プレイグラウンド』や『ライヴ』の中の「マイルス・デイヴィス・リックス」という曲で引用しています。
それだけマイルス好きには愛着のあるメロディってことじゃないでしょうか。
あまり深い意味もなくて、ポルタルとミノの軽いお遊びなんだろうなと私は受け取っています。
そう言えばポルタルの最近の作品(『ミネアポリス』とか)、まだ聴いてないんですよね~。
ちょうどポラジャズにはまり始めた頃出たので、そっちまでお金が回らないのです(泣)。
失礼します。

TITLE: きっと、、オラシオさんよねぇ。。
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お名前さん、、って。。

>このアルバムの「オクターヴァー」でミノが歌っているのは明らかに「ジャン・ピエール」です。

お、そうですか。ありがとうございました。
前3曲と雰囲気変わるけど、これはこれで好きだな。


>それだけマイルス好きには愛着のあるメロディってことじゃないでしょうか。

わ、そういわれたら、やっぱ、本家聴きたくなった。
う~~ん、、でも、ポルタルって、深い意味のないことしないいんじゃない?
ミノさまかなぁ?
ミノさまの遊び心に、ポルタル流返答。。?


>そう言えばポルタルの最近の作品(『ミネアポリス』とか)、まだ聴いてないんですよね~。
これも、いいっすよ。
彼のバンドのサウンドって、それぞれの個性が死ぬことなく、でも、一体化?してるきがするんです。
ミネアポリス聴いたときも、五本の縄をあざなってできた太い縄がうねってる感じがして興奮しました。
それぞれなんだけど、ちゃんと統合されてる?つうのかなぁ。。
うまい言葉がみつからん。。(-_-)

TITLE: はい、
SECRET: 0
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↑オラシオですorz....

私風に表現すると全員のプレイがあさっての方向を向きつつ音楽性の芯でつながっている、というかんじでしょうか。
余計解りにくいか(笑)。
失礼します。

TITLE: そうでも、、ない。。
SECRET: 0
PASS:
オラシオさん

>↑オラシオですorz....
地に這い、、うなだれる、、ほどの、、こともないかと。。


>私風に表現すると全員のプレイがあさっての方向を向きつつ音楽性の芯でつながっている、というかんじでしょうか。
>余計解りにくいか(笑)。

そうでも、、無い。。
ミネアポリス、誤解されそうですが全員で一緒にソロとってるんかよ!
って、かんじでござる。
そういうと、はちゃめちゃにきこえるでしょ?
でも、はちゃめちゃでは無い。バラバラでもない。。

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